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神明塚古墳と興国寺城に行く。 [沼津~三の浦]

以前から行ってみたかった沼津にあるに史跡に行く。

ひとつは片浜駅近くの「神明塚古墳」。
もうひとつは原駅から歩いて30分程の所にある興国寺城。


最初はまず「神明坂古墳」から。

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沼津駅の隣の片浜駅から歩いて数分の所にある。

沼津にある高尾山古墳や長塚古墳と並ぶ、
大型の古墳とのこと。

古墳の上に神明宮が祀られていることから、
神明塚古墳とよばれているとのこと。

神明宮
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この神明宮は1616年頃にここに創建されたらしいが、
今の建物は1919年に建てられたとのこと。
10月17日が例祭。

お隣にある八幡宮。
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長さ54mということでかなり大きかったです。
しかし沼津は高尾山古墳といいここといい、
ほんとに大きな古墳が点在しています。


続いてさらに隣の原駅に移動し興国寺城へ。

バスもありますが、
ちょっと時間があわなかったので徒歩で行く。
だいたい30分程の行程。

途中にある浅間神社。
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しばらく行くと興国寺城通りにでる。
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ここを真っすぐ突き当りまで行ったところに興国寺城がある。

興国寺城手前にある弁天社。
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ようやく到着。興国寺城です。
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現地にあった興国寺城の図。
※グーグルマップより

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※同じくグーグルマップの3D地図より。

建造物は残念ながらありません。
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最寄りのバス停。原駅だけでなく沼津からも来れます。
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とにかく予想よりかなり巨大。
このあと本丸方面に向かう。
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本丸跡にあった穂見神社。
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このあと天守跡のある高台へ行く。
けっこう急。
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大空堀方面。
かなり深く行ったら帰ってこれなくなりそうなくらい。
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大空堀は今回パスして天守台へ。
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おそらく石垣などはほとんど組まず、
しっかりとした館のようなものが建っていたのではないだろうか。
そんなに広くはありません。

しかしここからみる風景は圧巻。
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海へ向かう大通りがほぼ正面に。
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とにかく見通しがいい。
今は木々が鬱蒼としているけど、
当時はもっとこのあたりさっぱりしていたのだろう。

後ろは大きな堀、
そして前方は見通しの良い、
攻め方には身の隠しようがない地形だけに、
守り易い城という気がした。

しかし高い土塁だし、
想像以上に規模の大きな城だ。

百年程の間に、
あちこちと領主が変わった城のようで、
最後は戦ではなく、
部下をかばう形で大将が出奔、
そのまま廃城になるという幕切れを迎える。

そしてそれから400年が経ちに今に至る。

今、ここをいろいろと整備しているらしいけど、
完成したらとてもいい感じになるような気がする。

この後帰路に着く前に沼津中央公園に。

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こんなかんじでした。


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沼津から西浦まで歩く [沼津~三の浦]

というわけで沼津駅から西浦まで歩く。

だいたい18キロ四時間ほどかけての散歩。

七時に沼津駅着。

今回は終盤山越えがあるので、
前半負担を軽くするため蛇松や沼津港を経由せず、
そのまま中央公園から狩野川を渡り、
一気に木負までの最短を行ったのち、
山越えをして西浦に入るかんじ。

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狩野川を渡る時こいのぼりがみえた。
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この時間はまだ凪いでいたせいかこんな状態。

連休初日ということで車もガンガン三の浦に行く。

痛車がみえはじめたのは八時過ぎくらいからか。

ちなみにラッピングタクシーは二年生の三台は各々みかけたが、
それ以外は全行程一度もみかけなかった。

県外にでも遠征しているのかも。

御用邸を過ぎたあたりで八時。
ほぼ予定通り。

この日は気温は上がったけど、
午後から少し曇ったことと、
涼しい風が吹いていたので心地よいものがあった。

口野放水路前あたりで九時。

木村土木さんの所の前を抜けて海沿いを歩く。
ここからの富士もじつはお気に入り。
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三の浦総合案内所より少し先からの富士。
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ここで十時を少し過ぎたあたりとなる。

木負の海のステージさん付近からの富士。
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赤崎の西寄りからみた富士。
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じつは赤灯台もみようと思ったのですが、
とにかく太公望ラッシュで釣りの迷惑になりそうなので今回は断念。
遠くからうかがうだけになってしまいました。

このあと、鮑玉白珠比咲名神社に向かう。

じつはこの山越えの道が
どういうものか心配していたのですが
しっかりとした農道だったので一安心。

足もけっこう残せました。

鮑玉白珠比咲名神社。
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思ったより大きな神社でちょっと驚きました。

それにしてもこの鮑玉白珠比咲名神社、
長井崎の西にある島の上の弁天社、
その長井崎を挟んで東にある弁天島頂上の社、
シーパラの南の丘の上にある長濱神社。

これらがほぼ直線上に位置してるのは偶然?
陽の上がる方角と関係があるのかも。

高尾山古墳と富士山や三島大社の旧位置との関係もひっかかるし、
このあたり調べるとなかなか面白いかも。

この山越え途中からの眺めも最高でした。
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このあと山を下るがここがたいへんな急坂。

雨などで濡れてたりすると危険極まりない。

こうして西浦に到着、
JA南駿西浦みかん支店前に午後11時着。

ほぼ四時間だけどここで当初の目的を思い出した。
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ここまで歩いての目的が山にあるみかん畑ウォーキングとか、
頭おかしいだろうと我ながら思いながらも、
初志貫徹でこのまま参加。

ここからの富士も絶景でした。
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途中浦の星女学院キッチンカーをみかける。
よくここまで登ってきたなあと感心しきり。

このあとアンケートに答え飲み物をもらった後下山。

このまま帰るのもあれなので、
らららサンビーチに向かう。

先の西浦みかん支店も混んでたけど、
ここもけっこう賑わってました。

ここもいい眺めです。
ベンチもあるのでのんびりできました。
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このあとさらに歩いて西浦小学校前の停留所付近にある、
歩道橋の上から一枚。
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ここまで18キロとはいうものの、
マラソンコースの半分もない、
沼津と往復してもマラソンより距離が短い…。

マラソンランナー凄すぎます。


近くの平沢バス停の時刻表をみると、
まもなく江梨から沼津行のバスが来る事がわかった。

ラッピングバスという事が時刻からみてわかったので、
ここでバスに乗ると即断。

そのままバスで沼津まで戻りました。
バスは所要時間一時間で運賃980円。

木負農協前、木負東口、長浜、
伊豆・三津シーパラダイス、あわしまマリンパーク、
そして沼津駅では、
とにかくこのバスは人気者でした。

今回はバスの前や後ろから撮るという、
そういう事をする人はいませんでした。

このあと歩きで沼津市街地もいろいろとまわる。

ネットでよくみかける「浜忠 上土町店」さんや、
「つじ写真館」「欧蘭陀館」さんも拝見。

特に時間的な事もあってか、
「欧蘭陀館」さんと「浜忠」さんは、
かなり混んでいるように見えました。
そういえば西浦の「やま弥」さんも混んでました。

しかもみてるとだいたいそれ関係で訪問されている方がほとんど、
やっぱりネット配信って効果あるなあ。

欧蘭陀館側の堤防上からの富士。
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因みにこの堤防は7mくらいあるようなので、
もしこのあたりで大きな揺れを感じたらまずは堤防の上に、
あとは出来る限り上流方向に行くのがベストかと。


なんかここに来てからこの一年で富士山を観た回数が、
過去自分が今まで富士山を見た回数よりもはるかに多い気がする。

それくらい沼津からはほんとうに富士山がよくみえます。
特に曇ってても見えるというのが凄い。

横浜ではあまりそんな経験があまりないんです。

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ここで渡し舟をみかける。

おそらく中央公園付近から、
沼津港側の船着き場に行くそれだろう。
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いつか乗りたい。

帰りに再度こいのぼりをみたら、
今度は風が潤沢に出ていて景気よく泳いでいました。
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このあと帰路につくけど、
駅も電車も大混雑。

特に三島と熱海は凄いのなんの。
熱海駅の改札付近は
ラッシュ時の新宿駅より混んでいたかも。

電車も軒並みラッシュ時に近いそれでした。


以上で〆です。
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沼津~木負まで再度歩く [沼津~三の浦]

というわけで好天に恵まれた沼津をまた歩く。

今回も沼津~木負だけど、
経由地として千本浜公園を選ぶ。

朝七時半過ぎに沼津到着。

その後蛇松街道を行くが、
そこそこまだ桜が残っていた。

またとにかく天気かよく富士山もよくみえる。
ただ気温が夏日一歩手前まで上がるというのがちと気がかり。


などと考えながらしばらく歩いて、
交差点と合流している川沿いに南下。

観音川を渡り松林を抜けてそのまま堤防上へ。

ここがなかなかの絶景でした。
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この後海岸まで降りてしばらく歩いた後、
再び堤防沿いを歩きその後狩野川沿いまで行き、
欧蘭陀館さん側の堤防上へ行く。
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ここからの眺めは自分のお気に入り。

横でこの富士山に手をあわせて祈られてる方がいた。
自分もつられて軽く富士山に会釈。

このとき朝の8時45分頃。

観ると欧蘭陀館さんの前がすでにできあがっていた。
ある方のお誕生会にはせ参じた方たちだろう。

その後港大橋へ行く。
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カヌーの練習をされている方がいた。
気候もよく絶好の練習日和だろう。

このあと414号沿いに内浦へ向かう。

このとき「Aqours」や「μ's」をペイントした、
アートな車がバンバン内浦方面に走って行った。

これが休日の沼津の今なのだろう。

途中、かなり気温が上がってきたので、
樋ノ口のファミリーマートでアイスを購入。



このあと静浦の獅子浜に到着。

ここに来るとやはりテンションがあがる。

「獅子浜北」停留所の近くのゴジラ山。
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勝手に自分がそうよんでるだけだけど、
ここをみるたびにゴジラの頭部がそこに見えてくるわ、
頭の中はゴジラのテーマが無限ループで鳴り響くわで、
とにかくモロにテンションが上がる。

鎌倉光明寺の高台や由比ガ浜商店街でも
似たような感覚になるけど、
昭和のゴジラはやはりまた違うものがあります。


この後江浦に入り多比に来たとき、
今まで気になっていた右側にみえている護岸に行く。

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ここがまた最高で、
釣りにもいいらしいけどここから見える淡島がまたいい。

因みにこの護岸は、
長さが約300m以上あるとのこと。

かなり大きなスペースもあるので、
次回の「Aqours」のイベントはここでやるのもありかも。

この後狩野川放水路を横に見ながら口野に入る。

このあたりでようやく富士がまたみえる。

数日前にみた絵のような富士にこのときなりかけていた。
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この後内浦に入るが、
ラッビングバスが横を通り過ぎていった。

前回もこのあたりで抜かれたような記憶がよみがえる。

三津郵便局前に来ていた「浦の星女学院 キッチンカー」は、
予想通りけっこう繁盛していたが、
その先にあったセブンイレブンのレジは、
買い物をする気が無くなるくらいの大行列になっていた。

今年のGWはかなり混みそうなので、
その時期に三の浦に行かれる人は、
このあたりの対策は今から立てた方がよろしいかと。


安田屋旅館前に着く。午前11時45分。
欧蘭陀館からちょうど三時間の道のり。

そして松濤館前。
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松濤館前のこのダイヤさんの看板。

好天時には津波襲来時に高台に逃げるための、
「津波避難路 内25」の方角をみていることが多い。

また松濤館そのものが「津波避難ビル」に指定されているので、
もしもの時この付近にいたらダイヤさんを思い出し、
その観ている方向や、
その看板のある松濤館そのものに即避難。

これ大事な事なので覚えておいてください。


さらにしばらく歩き長浜から富士をみる。

最近ここから富士を観るとなんか落ち着く。
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三の浦総合案内所入口。
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この翌日がお誕生日の方。

因みに自分が初めてここに来た昨年六月にも、
この人はここで出迎えてくれました。

そのときは別の方のお誕生日の告知がしてあったため、
最初この人の名前を間違って覚えてました。申し訳ない…。

この後「なんすん重須」で特製のジャムを購入。
前回なかなか美味しかったので。

ほんと沼津は食が豊富。


ここを出た直後別のラッピングバスに抜かれる。
今日はずいぶんあちこちでラッピングバスをみかける。

この後、木負の「海のステージ」へ。

忙しそうだったので中には入らず
以前もおじゃました海岸沿いのみ行く。
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富士山がこの日はハッキリ見えていた。
観るとそこの浅い水辺で、
多くの家族連れがなにかやっていたけど何だろう。

潮干狩り?

そこから少し行ったところに、
木負観光みかん園があるが、
そこの前に「木負農協」停留所がある。

このとき先ほど自分を抜いた、
二台目のラッピングバスが停まっていた。
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木負農協停留所にて。


木負行きだったので、
ここで折り返し沼津へ行くまでの、
発車待ちをしていたようです。

因みにここはバスがエンジン切ってる時は、
けっこう近い所からもバスを写す事が可能だし、
しかも人も少ないし車の通行も少ない。

そのおかげで、
ラッピングバスを心ゆくまで撮影できる場所のようです。

じっさい通常の運航時には絶体許されない距離や場所で、
ここぞとばかりに撮影している人もいました。


この後しばらくしてここから折り返す。

長浜城址の上り口が近くにある、
「城下橋」バス停まで来たところで、
そばにあるベンチでちょっと一休み。

じつに静かで風が心地よい。

ふと上の方をみるとなんとも不思議な雲がみえた。
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一瞬竜巻かと思ったけど、
積乱雲でもないところから発生するわけもないので、
さすがにそれは違うということでしばらくこれを見ていたら、
最初に自分を抜いたラッピングバスが江梨からやって来た。

なのでここでこれに乗車。

じつは最近ラッピングバスに乗ると、
外からのこのバスへの反応を見るのが楽しみ。

あいかわらずあちこちでファンにバシバシと、
外からも中からも撮影されていたけど、
今回もまた近くの車の中の女の子がこのバスに反応、
バスをみて喜びながら写真を撮っていた。

そういえばこの前も小学生が、
いろいろと反応していたけど、
地元ではAqoursはアイドルというより、
沼津発の歌って踊れる新手の「ゆるキャラ」という感じで、
かなりの部分認知しはじめているのかもしれない。

ただこれは作品もそうだけど、
地元の企業の人たちの努力に負うところが大きいし、
だからこそ地元目線的なものによって、
外からのファンへの対応だけでなく、
地元のファン育成にも一役かったのかもしれない。


このあたりはまたいろいろと専門の人が、
多角的に研究してくれることでしょう。


で、自分はそんなことを考えながら、
二瀬川の停留所で降りる。

また港大橋を渡り狩野川沿いを沼津駅に向かう。

途中再び欧蘭陀館さんの前を通る。


朝よりもさらに出来上がった状況で、
自分のすぐ横を、
翌日誕生日の方のラッピングタクシーが走って行った。

因みにこのラッピングタクシー、
かなり前に多くの方たちによって、
全日貸し切りとなっていたようです。

この時欧蘭陀館さんの側にある二つの神社にお参りする。

「新玉稲荷神社」と「川邊神社」がそれ。

「新玉稲荷神社」
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「川邊神社」
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ここにお参りして驚いたのは、
両神社ともしっかり例祭の日が決まっていること。

前者が8月13日、後者が5月16日。

こんな近い距離で例祭が決まっている社が二つあるとは、
あまり自分はみかけたことがない。

というより沼津から内浦にかけて、
かなり社が多い気がする。

そういえば水戸から大洗もそこそこ多かった。

農耕や漁業と神社がらみの信仰は、
いろいろと深く関わっているのかもしれない。

津波と神社の位置関係も気になるし、
いつか神社も巡りもやるかも。

ただその前に興国寺城も行かねば。


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沼津駅から海のステージまで歩いてみました。 [沼津~三の浦]

というわけで今回は沼津駅から海のステージまで、
距離にして約17キロ。

水浜線スタンプラリー全行程と同じくらいということなので、
蛇松緑道経由で、
あちこちの桜をみながら歩いてみました。

尚、今回歩いた距離同様文章もこれまた長いです。
ご了承ください。



朝一の東京から沼津までの数少ない直通列車に乗る。

しかしなぜ朝この二本だけ沼津に乗り入れしてるか、
この日その理由の一端がようやく分かった。

通勤通学の人の三島-沼津間が凄いのだ。

おそらくそれでいつもの三両編成ではお話にならないので、
東京からの10両編成を乗り入れさせ、
混雑の緩和をはかっているのだろう。

ただそのためか、
乗っている人が半端でないことと、
駅の通路や階段の関係からか、
この日はホーム混雑のため、
自分の乗ってる電車は三島駅出発が二分遅れた。

ホームでは「黄色い線の内側まで下がって」という、
そういうアナウンスが聞こえていたけど、
とてもそれは無理というくらいホームは人で溢れかえってた。

この時駅の別のホームにはラッピング列車も見えていて、
この温度差が不謹慎だけど妙に面白かった。


沼津に着いたがここでも乗降客で大混雑。

駅を出てそのまま蛇松緑道へ向かう。
学生さんも大勢そちらに向かう。

この日の蛇松緑道。
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すべてが桜並木ではないけど、
かなりポイントポイントに桜があるので、
印象に強く残るものがあります。

このあと港大橋を渡って三の浦へ。

今回はこの付近のどこのお店にも立ち寄りませんでした。

すみません。


しかしこの日の富士山はなんとも不思議で神秘的な雰囲気だった。
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熱い雲を背にしながら富士山そのものはほとんど雲がかかっておらず、
しかも地肌が少し見えてた雪化粧のためか、
なにか淡く冷たく光っているようにみえた。

帰宅後横浜からもうっすらとはみえていたけど、
さすがにこれに気づいた人は横浜では少なかったと思う。


大橋を渡りしばく歩いて玉江町交差点で右折、
その後御用邸前を通り静浦へ。

静浦の金刀比羅神社も桜が満開。
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獅子浜のゴジラ山
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「モスラ対ゴジラ(1964)」の聖地のひとつ。
この山みるたびにテンションが上がる。

近くの津島神社に一礼してそのまま江浦へ。
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江浦の住吉神社
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同じく照江寺
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途中にあった津波避難マウント。
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高さ12メートル。

このあたりに来る津波の予想高さが8メートル、
自分はここに一時的な波高も含めると、
10mのものが最低は来るのではと危惧しているけど、
それでもこの高さならなんとかなるかもと思った。


尚マウントは下からみるよりかなり上部は広いが、
収容人員は限られているので、
避難場所がここ一択という人が出てくることを思うと、
他の避難路の方が少しでも近ければ、
こちらはあえて使用しない方がいいのかも。

このあたり難しい。


口野の狩野川放水路。
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ここも見事な桜がある。
自分はここを口野放水路と書いてあるものをみた気がして、
ずっとそう思っていたけど、
正式には狩野川放水路というとのこと。

どうも自分はトンネル名と混同していたようです。

しかしなんか信濃川の大河内分水路をみてるようで、
ここも狩野川台風をはじめとして、
洪水による水害に苦しめられていたんだろうなあという、
そんな苦難の歴史を強く感じてしまった。

しばらく歩くと富士山がみえた。
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ほんとこの日の富士山はなんともいえない神秘的な雰囲気で、
どとこなく広重や北斎の絵に出てくるような、
そんな感じにも見える富士山でした。

淡島付近。淡島もいろいろと桜が散在しています。
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内浦の八坂神社。
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沼津から歩くといろいろと有名な名前の神社にあう。
支社かどうかは分からないけど何か得した気分。

このあと内浦に入る。

今回じつは桜を観る以外にふたつの大きな目的があった。

そののひとつである気多神社に行く。

気多神社。
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ビゴーが書いた「三津風景」のコピー。
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この場所がどうも気多神社前ではないかという話をうかがい、
今回訪ねてみた。

間違いなかった。
しかもここは以前ビゴーが絵を書いた来迎寺の階段を、
完全に降りきって右を向くとまさにこの角度だった。
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ビゴーはこの地がよほど気に入ってたのだろうか。

情報を寄せていただいた方に深謝。

このあとちょっと疑問に思い海沿いの道へ。

じつはこのときこの場所からだと、
富士山があまりハッキリみえないことに気づいた。

ビゴーがこのあと海沿いに北上し、
重寺の医源寺付近から、
今は無き大久保山越しに富士を書いたのは、
そんな理由からなのかもと、
このときなんとなくだが思った。

もしビゴーがこの時北上せず南下したら、
今の三の浦総合案内所付近からの富士の絵を残していたかも。

このあたりがちょっと残念だったし、
ビゴーにもそこからの風景をみせてあげたかった。

このあと一路木負方面へ桜を観ながら行く。

三津海水浴場から。
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三の浦総合案内所付近。
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とにかく各地桜が見ごろでした。

椎茸がたくさん。犬の名前になるのも無理からぬかも。
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このあと長井崎へ行く途中にある弁天島神社へ。
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ひじょうに階段が危ない。
狭いし角度がきついし不規則だしほんと危険。

ただしそれは初めの所だけで、
あとはそれほどでもない。

そういえば淡島神社の階段も、
違う意味で最初不規則かつきつかった。

何か理由があるのだろうか。

因みにここの高さは、
国土地理院のホームページの地図では、
階段を上りきると地図では13~18mというと、
そういう数値が出てくる。

ここに来る津波が、
沼津市のサイトでは9m近いものと予想されてるので、
窮余の避難場所としてここはひとつの選択肢かも。

ただそのためには階段をもっと整備補強しないと、
肝心の時階段が使用できないという最悪の事態も…。


このあと桜が綺麗だという中学校方面はパス。

理由は前も書いたけど、
特に学校が平常授業をしている時間となるとなおさらです。
やはりこのへんはどうしても気をつかう。

長井崎トンネル内。
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予想以上に長いけど意外と歩道の幅があり安心。

だが…

帰りのバスの中で、
このトンネルの歩道側でない部分を歩いてる人をみた。


うっかりかもしれないけど整備された歩道があるのだから、
せめてそっちを歩いてほしい。

ジョギングしてた人も歩道側の方を走ってたみたいだし…

…などと思ってたらこれが大間違いでした。

なんと細いながらも反対側にも歩道がありました。

柵とかないし幅も人ひとりがやっとみたいなので、
完全に見落としてしまってました。


本当に申し訳ありませんでした。


このあと海のステージに。うっかり全景を撮るの忘れてしまった。

ここまであちこち寄ったこともあり、
歩いてだいたい四時間半とのんびりペース。

気温も低く、
日差しも強く無かった為ほとんど疲れない。
絶好の散歩日和だった。


ところで海のステージのあるここの場所の沖に、
かつてスカンジナビア号という船舶を利用したホテルがあった。

この船をそのまま利用したホテルです。
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※写真はwikiより。

自分は小さい時に、
このスカンジナビア号に一度宿泊したことがある。

じつはここを訪ねたもうひとつの理由は、
そのスカンジナビア号のことを知りたかった事。

ここで当時のことを「海のステージ」の方にうかがう。

そこでいろいろと分かったことは、
やはり通路は狭かったということ。

「娯楽室」という部屋が船尾にあつた記憶があるが、
じつはこれは船首側にあって、
ビリヤード台やスロットがあったことや、
赤い絨毯が敷いてあり、
廊下から少し降りるような感じの所にあったこと、
また窓が丸窓だったことや、
朝食をとった所のホールの柱が独特だったことなど、
自分の記憶がいろいろとか確認や修正、
そして思い起こされた部分がありとても有難かったです。

本当に「海のステージ」の方には感謝です。

しかしここのアップルパイは温かくて美味しかった。


海のステージ付近からみた、
スカンジナビア号があったと思われるあたりの風景。
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以前の記憶とはあまり重ならない風景だけど、
なかなか素晴らしい場所と風景なだけに、
やはりスカンジナビア号がある時にもう一度来たかった。

残念です。


このあと外に出てちょっとあちこちみてたら、
木負東口バス停にラッピングバス二型が来た。

なので思わず乗車。

噂通り一型よりはるかに押し進められていて、
徹底的な完全無欠の外装&内装だった。
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内浦地区だけ車内アナウンスが違うようだけど、
どこで通常モードに戻ったかは確認しなかった。

このとき途中で大勢の下校するためバスを利用した、
小学生低学年のみなさんが乗車してきた。

このバスにどう反応するのか興味津々でみていたけど、
驚く程ふつうに接していた。

乗る前に「絵のバスが来た」という声が聞こえたり、
乗ってからも男女関係なく、
「誰が好き」とか、
それに対して「赤色の髪の子」とかいう声が聞こえ、
アニメのアイドルキャラというより、
沼津にあらわれた新手の人型の「ゆるキャラ」みたいな、
そんなかんじに受け取っているように感じられた。

そういえばバスをみている人も、
「苦笑」交じりで観ているという感じではなく、
もう日常の「沼津キャラ」というふうにみているようで、
将来的にアクアの次のグループが、
ラブライブシリーズの主役として登場しても、
アクアそのものはこの地域でうまく回せることができれば、
そこそこ息長く続いていくのではないかという、
そんな気がしたものでした。

とにかく愛されてますから、地元ではこの9人。


その後、二瀬川バス停で下車。700円。

ここから狩野川沿いに沼津駅まで歩く。

欧蘭陀館さん側の川邊神社
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市場町八幡神社付近
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中央公園にて。
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じつは市役所付近にも行く予定だったのですが、
橋を渡った直後に気づいたため、
なんかまた戻るのもめんどくさくなって、
今回パスしてしまいました。

しかし桜もそうですが、
沼津~内浦方面は、
途中いろいろとみるものが多く飽きが来ません。

ただ金櫻神社から木村土木さんの口野ソーコ付近までの、
だいたい500mくらいの所は、
歩道も無く死角になりそうな部分も多く、
車もそこそこのスピードやってくるので、
正直ここだけはちょっと歩き難い所があり、
しょっちゅうここを…とはいかないのが残念。

口野尾高から重寺までバスという、
そういう選択肢もありますが本数が…。

徒歩15分の所をバス30分待ちというのもどうかなあと。

これは韮山駅から歩いても同じなので、
このあたりちょっと悩みのタネです。


今回はここまで。

以上です。
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沼津とラブライブ!サンシャイン!! 、そして一部の暴走ファンに対しての雑感。 [沼津~三の浦]

三月終りの連休に沼津に行く。

沼津は今回は内浦へは行かず、
蛇松緑道から狩野川へ行く。


沼津港で今回「沼津バーガー」による。

ここで「深海魚バーガー」と「まぐろバーガー」を買う。

これがけっこうおいしかった。

特に深海魚はフィレオフィッシュによく似てはいたけど、
もう少しあっさりさっくりといったかんじだった。


このあと狩野川の堤防上の道へ行く。

じつは最近ここがけっこう気に入っている。


東南海の地震の時、
ここは津波の予想される高さより気持ち高く作られているが、
ここが避難場所となっているわけではない。

ただそれでもこれはかなりの高さだ。

そこから対岸をみると城のようなものがみえる。

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八幡神社というお社らしい。


かなり高い場所にありそうだけど、
これも過去の津波の教訓からだろうか。
いつか行ってみたい。

近くには津島神社もあるらしい。

しばらく歩くと下に降りられる所がある。

どうもここは渡し場らしい。

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これは「我入道の渡し舟」というものの船着き場で、
上流の沼津中央公園の「あゆみ橋」という船着き場から、
ここにくるらしい、

この手前が「沼津港」という船着き場で、
対岸に見えるのが「我入道」という船着き場とのこと。

詳細は以下のサイトへ。
http://www.city.numazu.shizuoka.jp/kankou/sisetu/ganyudo/

ここをしばらく歩くと、
最近「聖地」になっている「欧蘭陀館」方面に行く。

行くとすでに何人ものファンが写真を撮影していた。

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今回は中には入らなかったが、
じつはこの近くの土手からの眺めがなかなかなのです。

それがこれ。

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右に狩野川を臨み、
中央に富士山。

そしてそこへ向かいながらカープを描く土手のそれが、
とにかくみていて気持ちいい。

おそらくこの感覚は水戸から大洗に向かうとき、
水浜線跡のはまだから六反田に向かう入口のあの直線に、
どことなく似た感覚を覚えるからだろう。

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しかしそれにしても沼津駅から港大橋までの間は、
ほんとうにいろいろと賑やかだ。

沼津バーガーは土曜日とはいえ、
まだ十時前なのにけっこう繁盛していた。

新鮮館やそのまわりもかなりの混み方だし、
本当にここの食はとにかく豊富だ。

これは水戸や大洗も凌駕しているように感じられる。

このためだろうか、
大洗がすべての要素が混然一体としているのに対し、
こちらは、
沼津は「食べる」「遊ぶ」、
内浦は「観て歩く」
という感じに住み分けができているように感じられる。

もちろん内浦も「食べる」や「遊ぶ」もあるけど、
この二点に関してはかなり沼津の規模が大きい。

言い方を変えると
沼津が表玄関、内浦が奥座敷といったところだろうか。

とにかくなかなか聖地として面白い展開になってきています。


またここ沼津でちょっと気になったことに、
けっこう年齢層の低い所で
「ラブライブ!サンシャイン!! 」が広まっていること。

以前ラッピングバスを車の中から親子連れが見ていたことを話したけど。
それ以外にもけっこう小学生以下の層に、
いろいろと反応がでてきているようにみうけられる。

確かにキャラクターをみると、
三年の三人を除くと他の六人は中学生でも通りそうな雰囲気で、
あきらかにμ'sよりも年齢が低く見えるキャラが多い。

またμ'sが完成されたアイドルのようなのに対し、
Aqoursはいろんな意味でかなりとっちらかった個性の集団で、
μ'sのように個人でもユニットでも完成されたという感じがしない。

変な言い方だけどμ'sが「三人よれば文殊の知恵」なのに対し、
Aqoursは「三人よっても烏合の衆」みたいなところがあり、
逆にいえばひとつ先が読めない面白さがある。

どうも上であげたそのあたりが、
ラッピングタクシーやバス、さらには電車や各種告知物とあいまって、
ファミリー層に浸透している気配がある。

自分はこれを当初制作サイドの予想外の展開と思っていたけど、
どうもそうではないような気がしてきた。

というのも最近それを念頭にして再度本編を見直したら、
今までピンと来なかったところが、
かなりの部分でストンと収まったように感じられたからだ。


今年(2017)の10月に二期が始まるようだけど、
このあたりがどうなっていくのかかなり興味深いものがある。

この作品、作り方でかなり化けてしまうかもしれない。


ところで最後に、
どうも一部ファンがおかしな事をしているらしい。

正直言うと、
地元の了解もなくいろいろと勝手に押し付け的にやったり、
街の空気を読まない自分勝手な行動、
郷に入らば郷に従えを軽視もしくは無視する行為が、
ここにきてやや目につき始めているようだ。

これらの話が本当だとしたら、
こういう人たちが一部にいるのは本当に残念だ。


よく「ラブライバー」は常識や礼儀に欠けるという、
そういう話を聞くが、
自分に言わせればその言葉に甘えて増長し、
開き直っている人たちが一部にいるにすぎないという気がする。


だがたとえ一部でもそういうことをすれば、
それがすべてに渡って白い目でみられてしまう、

しかもちょっと考えればわかることだが、
それらの行為は他のファンにも迷惑をかけるだけでなく、
自分達の居場所もけっきょくは潰していることに他ならない。

これはがん細胞が繁殖することで、
宿主だけでなく自分さえ結局は死んでしまう、
いわゆる自殺細胞みたいなことをしているのと、
正直同じではないかとさえ思ってしまう。

酷いいいようだけどそうとしか思えないのだ。


ハッキリいってしまえば、
自由と無秩序の区別がつかないという、
そういうことにつきるのかもしれないけど、
このあたり子供じゃないのだから、
もう少し大人として行動してほしいし、
自分たちが沼津や内浦という場所を借りて、
「遊ばせてもらっている」という、
そういう感謝の気持ちを少しだけでもいいからもってほしい。

食事をするとき

「いただきます」

というそれと同じことだと思います。

決して金を落してやっているなどと、
傲慢な発想や行為などしてはならない。あたりまえだ。


とにかく「聖地」を大事にし、
そして
あまり作品やキャラ、
そして関係者を泣かせてほしくないです。

以上です。


あともちろんこれはこの作品に限ったことではないです。

他の作品の聖地でもたまに同じようなことをみかけるので、
対岸の火事などと決して思ってほしくないです。

こういう行為はそういう人達がバカにし蔑んでいる

一部「異常ラブライバー」と

なんらかわりは無いのですから。


あとこれもまた以前言いましたが、
最近「聖地」を観光としていろいろと立ち上がっているようですが、
こういう部分の注意喚起や、
地元の対応の仕方のマニュアルなどもこういう組織が率先して、
しっかとした対応や相談窓口を開設なりしていかないと、
そのうち「聖地」そのものが朽ち果てていくかもしれません。


目の前の美味しい話ばかりでなく。
こういう部分にもしっかり目を向け対応してほしいものです。

地元にまかせるのもいいですけど、
このままでは何のための「聖地観光」なのか、
ちょっと情けないです。



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蛇松緑道(沼津港線跡)を行く。 [沼津~三の浦]

沼津にかつてあった貨物専用線

「沼津港線」

その廃線跡の多くが現在、

「蛇松緑道」

という遊歩道となっている。

今回はそこを歩いてみた。


沼津港線はかつて蛇松線といわれ、
東海道本線を敷設するためにつくられた貨物線で
静岡県内最古の鉄道としても知られているとのこと。

その後沼津港への物資運搬等の貨物線、
清水港線として運用されるが、
1974年8月末に廃線になったという。


というわけで、
清水港線に継ぐ静岡の廃線だけど、
こちらもまた清水港線同様、
たいへん跡地がきれいに整備されている。

静岡県は鉄道の廃線の使い方がうまいが、
じつは横浜でも似たようなものが、
桜木町の近くから赤煉瓦倉庫方面に向かって、
さらには横浜港にも遊歩道やその他諸々として残されています。

これもそろそろまとめてみたいと思います。

というわけですが今回はとにかく沼津港線を利用した蛇松緑道へ。


沼津駅南口を出ですぐ右折し清水方向へ歩く、
かつてはこのもう少しJRよりを清水港線も走っており、
その後沼津通運本社倉庫の中を通るようにして、
162号の白銀町交差点付近まできていたようだ。

そして現在その後は蛇松緑道として遊歩道となっている。

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ここがその交差点付近の出発点。

途中「蛇松白銀歩道橋」を渡る。
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渡るとこういうものが設置されている。
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途中何か所か車道を横断することになる。
かつてはこれらの関係で接触事故が多かったという。
なんとなく分かる。
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しばらく歩くと桜並木がみえてくる。
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桜の季節はさぞ壮観だろう。ぜひまたこの時期に来てみたい。

このあたりから後方に富士山が見える。
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電線や樹木の関係で写真撮影にはあまり適していないが、
ふつうに観る分には最高の富士が堪能できる。

行きはともかく、
沼津駅への帰路は天気が良ければ富士山を見ながら帰れる。

歩いて30分程で少し大きめ公園の公園に出る。

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この木の向こうに公園が広がっている。

ここで沼津港線は二又に分かれる。
蛇松緑道は狩野川の港大橋方面に向かう。

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この写真でいうと直進する感じ。

その緑道を暫く歩くと終点に着く。
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そこには鉄道関係の物がいろいろと展示してある。
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そこから土手にあがると港大橋がみえる。
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その大橋上から富士が真正面に見える。壮観です。
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さてここで一度先ほどの公園まで戻ります。
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今度はこのやや右に向かって伸びている道へ行きます。

こちらはのちに作られた新線の跡地です。

こちらはなんと
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このように線路がしっかりと残されています。
一部には枕木もありました。

このあと線路は一路沼津港へ。
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つきあたりにはバス停があります。
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そしてこのあと線路はみかけませんでしたが、
廃線跡は一路、沼津みなと新鮮館の前へ。

そして終点の沼津港駅は今、沼津魚市場になっています。
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と、こんな感じです。

前線踏破し往復しても二時間半もあれば大丈夫かと。

清水港線が片道二時間近くかかったことを思うと、
その半分くらいというかんじでしょうか。

もし沼津駅から沼津港方面へ行かれる方は、
特に桜の季節など好天時には、
この蛇松緑道を通られて行くのも一興かと。

途中からは線路が港前の交差点近くまでエスコートしてくれます。

とにかくここはなかなかでした。

こうしてみると沼津から内浦まではいろいろとあります。

沼津駅から蛇松緑道、
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緑道途中の公園脇にある塞神社。ちょっとわかりにくいかも。
十月半ばにお祭りが行われます。
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そして沼津港、
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狩野川と港大橋、
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富士山、
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御用邸。
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この日はひな人形が御用邸では飾られていました。

獅子浜北付近のゴジラ山と津島神社
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江浦湾や口野放水路
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金櫻神社とそこからの眺望。
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淡島マリンパーク
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そして内浦のいろいろな見処と、
けっこういろいろと面白いものが点在しています。


もうしばらくはこのあたり定期的にうろうろしそうです。

以上で〆
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Aqoursはファミリー向き? [沼津~三の浦]

「以前沼津に行ってアクアのラッピングバスに乗って信号待ちをしていた時、隣に停まっていた車の中から、母親と女の子がバスを指さしながら笑顔で何か言っていた。それ以前にも内浦で子供たちが同バスをみながら楽しそうになんか言ってたが、アクアはひょっとしてμ'sに比べてファミリー向き?」

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ということをツィッターに投稿したところ以下のようなコメントが寄せられる形となつた。

「μ'sに比べてっていうよりもやっぱり我が街のキャラクターっていう認知度が進んでるんだと思います。あとラブライブというアニメは無印も含めて基本的に健全な作劇なので深夜アニメに拘らず子供に観せてる親御さんが多いのかな?」

「自分としては嬉しいですね。」

「μ'sはアキバでAqoursは沼津っていう立地も関係してると思うな
やっぱりアキバじゃ街の中にラッピングバスとかタクシーとか走らせられないし
その点沼津ならやりやすそうだしね、水族館とかもあるし」

「NHKで再放送するくらいなんで、健全性が高いのはお墨付きですね(^-^)
その続編ということで、お子さんと一緒に見てるファミリーも多いんじゃないでしょうか?
やっぱり地元が舞台で見慣れた風景が出てくるのはのは、嬉しいものですよ[わーい(嬉しい顔)]



これらのコメントで自分はいくつも気づかされる事になった。

ひとつは自分のそれは、
どこまでも観光者目線であり感覚であるということ。

そして地元は、
こちらの想像とはかなり違う形で波及しているということだった。


考えてみれば自分は沼津内浦には、
月一で行けば多いくらいの間隔で訪問してるけど、
地元の方は当たり前だけど毎日そこに住まわれている。

ラッピングバスやタクシーをみかけるのも、
自分なんかとは頻度の桁が違う。

またいろいろな場所でみかけるキャラクターのそれも、
地元の人にはほとんど日常風景と化している部分もある。


テレビの放送もSBSとBS11で行われ、
再放送もBS11でやはりされている。

本来深夜枠でやらなくてもいい作品なので、
リアルでみれなくても、
ビデオで録画していたことは充分考えられる


またこれと並行するかのように、
「ラブライブ」もNHKで全話放送されているので、
TVでみるそれはかなりあっただろうし、
小さな子供も親子でみていたことは充分ありうること。


ただ自分が不思議なのは、
本放送時よりもそれ以降の方が、
こういう一般層からの反応が顕著になっているように感じられたこと。


本放送の時はひょっとして地元の一般の方には、
正直あまり細かくは理解も意識もされていなかったのが、
放送がはじまりビジターが増えるに従って、
ようやく事のそれを理解しはじめたというのが、
ひよっとすると本当なのかもしれない。


なので本放送時盛り上がってたのは、
アニメファンを含むビジターや観光業の方たちが中心で、
むしろ今になって一般層に浸透してきているのでは?
という気がしてきたものでした。


しかもその浸透のしかたがオタクマニア系ではなく、
「プリキュア」みたいな感じのノリで、
ファミリー層を中心に拡がりをみせている。


だとするとこれは制作サイドも、
予想と違う展開になっているのかもしれませんし、
観光業の方たちも蒔いた種が違う形で芽を出してきたと、
少し違う感覚を今感じられているのかもしれません。

再度SBSかNHKで週末の午後あたりに再放送をすると、
その反応の真偽が確かめられるとは思いますが…。


ただこういう場合はたしてどう観光に反映されるのかが。
自分にはよくわからないし、
地元もけっこうこのあたりは手探り状態かもしれない。


千歌マークのみかん箱販売なんかは、
そういう意味でいい方向のそれかもしれないので、
やはり食関係で探っていくのはいいことなのかも。


考えてみればμ'sはただでさえひとりひとりの完成度が高いのに、
それがまたひとつになってもちゃんと大きくまとまっているという、
奇跡ともいえるような究極のアイドル完成型で、
しかも秋葉原という巨大な発信地に育まれたグループだった。

それに対してAqoursは地方都市の地元密着型の、
些かとっ散らかった個性派集団なので、
同じようにいくのは最初から無理というもの。

またμ'sと違って、
メンバーに生徒会長と理事長がいるため、
μ'sよりも独自になんでもできるし無茶もきくため、
良くも悪くも「枠」というものがあまりない。

ちょっと野放図な集団なのだ。

そういう意味では「ガルパン」の大洗女子に似ているし、
しかも大洗も会長が学園艦を取り仕切っているため、
こちらもなんでもできるし無茶もきくので、
Aqoursとしてはμ'sよりも共通点が多いかも。


また大らかなところで育ったせいか、
例え三年生が卒業しても、
「じゃあこれからはお盆と年末年始だけで」
とかいって地元繋がりということもあり、
延々と卒業しても趣味としてやっていきそうだし、
Aqoursという名前もどんどん学校内で引き継がれていくような、
そんな感じがしてしかたがない。


とにかくどこまでも何か日常の延長のような、
地元のそれを反映したかのようなAqoursだけに、
地元のファミリー層にも、
ゆっくりと浸透してきているのかもしれません。


ただそうなると今後いろいろと想定外の事がありそうで、
愉しみでもあり心配でもありという感じで、
これから先の制作スタッフや地元観光業の方たちの、
お手並み拝見というかんじになると思います。


Aqoursってちょっといろんな可能性をもったグループなのかも。



ところで最後にひとつお願い。

3月4日土曜日は、
国木田花丸さんの誕生日。
3月3日がひな祭りということもあり、
3月4日が文字通り花まつりになりそうな感じですが、
くれぐれも来迎寺さんで、
それがらみのことをしないようお願いします。


以前も申し上げましたが、
来迎寺さんはあくまでも地元の一寺院であって、
京都や鎌倉にある一般開放されたようなお寺ではありません。

単純なお参りは問題ないでしょうし、
撮影等は眺めを多少写す程度ならOKかもしれませんが、
あくまでも境内は私有地というスタンスをとられているので、
それ以上の行為は自粛されるようお願いいたします。


昨年このあたりの件で、
来迎寺さんが問題視される行為があったらしいので、
このあたりぜひご理解とご協力をお願いいたします。

自分もこあたりの勘違いがあったので、
現在深く反省しております。

自分が言うべきことではないのかもしれませんが、
重ねてよろしくお願いいたします。

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内浦の「聖地」についての続き。 [沼津~三の浦]

今の内浦が聖地としてどうこうというのはまだ判断が早すぎる。
大洗も最初はこうだった。
因みにJAなんすん重須店のビジターに対するそれは、
大洗でみかけるそれとよく似ている。
自分も内浦に来る度にかならず立ち寄る。
結局は続けられる顧客作りと話題と情報の発信。


因みに話題と情報というのはアニメ絡みということではなく、
街の以前からやっているイベント、
それも何気ないものでも日常の事でもOK。
大洗の情報をよくみてれば分かるけど、
すべてがアニメ絡みというわけではない。
つまりアニメも一般も、
ビジターを分けては考えていませんよという姿勢が大事。


大洗の成功はこういう全てを並列化してやったところが大きい。
あとはそこにどうラブライブをうまく添えるかというところ。
無理な焚きつけを最初からやっても無理。
誰にも負担がからない、
やってて自分も楽しめるというものがベスト。
そうすれば街全体にもそれが広がっていく。


ただしそれはすぐできるもんじゃない。
大洗のように観光の鉄壁のノウハウをもっていても数年がかりだった。
ただ常に横と多くの意見を交換するのは大事。
最初からあんこう祭りも13万人集まったわけじゃないし、
今でも平日はけっこう静か。
このあたりのメリハリもじつは重要。


それを思うと、
とにもかくにもこれからだと思う。
二期が発表されるとまたいろいろと出てくると思うけど、
今はどういう方向と姿勢でやっていくのかを、
内浦の特性を活かし意見をすいあげていろいろと考える時期だと思う。


あと今までの事を精査するとき、
うまくいかなかった事ばかり反省するんじゃなくて、
うまくいった事を

「なぜうまくできたのか」

を検証することもとても大事。
これができれば、
次はひとつ上のステップからはじめることができる。

(以上ツイッターでの発言を一部修正してここに再掲載)


ツイッターはどうしても字数制限があるので、
言葉足らずでいつも以上にぶっきらぼうになる。

なのでここではもう少しいろいろと付け足しで…。


内浦は以前も、
http://orch.blog.so-net.ne.jp/2017-01-12
書いた通り、
大洗よりもいろいろと縛りがある。

なので何から何までまねることは当然できないが、
だいたいそんなことしたら内浦のオリジナリティが無くなるし、
二流に出来損ないの「大洗」しかそこには生まれてこない。


そんなものは百害あって一利無しだし、
ビジターの誰もそんなことは望んでいない。

なのでいつもは普段着でやってて当然だしそれが理想。


「ラブライブ」を目当てに来た人には、
媚びるのではなく、
この「内浦」の良さを知ってもらうのがまず大事。

だからいろいろとした約束事を、
一般に広めるのが大事と言ったのです。


「ラブライブサンシャイン」は、
以前の「ラブライブ」と違って、
かなり地域密着型のストーリーとなっている。

そしてそこで描かれているのは、
まったく「普段着」の内浦だということを忘れてはいけない。


だからもし内浦を広めるとしたら、
そこの「売り」「特産品」「祭事」などという、
いつも扱っている、
もしくはいつも手掛けているものを、
まんべんなく広めていくことが大事。

そして問題はここからで、
ツイッターでも例にあげさせていただいた、
JAなんすん重須店のように、
普段のスタイルを崩さない、
だけどそこにうまく「ラブライブ」を添える、
そして会話の重視。

もちろん「ラブライブ」の事など、
そんなに細かく知る必要はない、
ただ話を聞くだけでもいいと思う。

ここでのなんとも穏やかな会話や、
人同士のやりとりは、
大洗でもみかけたアニメ抜きの通常モードのそれだった。

じつはこういうものが、
再訪問者を惹きつける力が強い。
大洗の成功例はじつはそういうものもかなりある。


アニメであれだけ内浦を売ってるのだから、
内浦も自分たちの今まで培ったものを、
よりハッキリと明確に打ち出せばいいのであって、
間違っても無理に媚びる必要は無い。


短期決戦型ならそれもありだけど、
正直ここではそれも必要はあまりないと思う。



正直言うと、
大洗に「ガルパン」本放送終了後の翌月末、
放送開始から七か月後に行ったとき、
大洗とガルパンのそれは、
なんかちょっと異質な感じがしていた。

なんというのかふつうの街にアニメが侵食してきたような、
そういう異質なものとの共存に、
311以降落ち込んでいたそれの浮沈を若干かけていたとはいえ、
なにか妙な違和感というか、
街からは決してガルパンを全面的には受け入れていない、
なんかそんな雰囲気が感じられた。


だがそれが訪問するうちに次第に和らいでいき、
気がつくといつのまにか、
大洗がガルパンをひとつのツールとして吞み込み、
完全にコントロールし共存していた。

ここまで放送開始からだいたい四年。

これを内浦に例えると2020年というから、
東京オリンピックの頃ということになる。


もっともガルパンは繋ぎにつないでの現在進行形なので、
「サンシャイン」がそのころどうなってるのかは分からないが、
それでも今の内浦は大洗のあのころとあんまり違わない。


もし違うとすると、
アニメのキャラの使い方を、
もう少し町全体で積極的に使ってもいいのかなと。

なんかそのあたりが大洗に比べると、
ちょっともったいないというか。


以前観光客用の「津波避難マップ」を配布用に作成して、
それにサンシャインのキャラを使うといったのは、
そういう意味もあるのです。


タクシーやバス、
それに電車も確かにいいけど、
そういう部分も有りじゃないのかなと。


あと積極的に受け入れをしたいところは、
もっとネットでガンガン発信した方がいい。

目につくのは、
沼津港の丸勘さんくらいなもので、
肝心の内浦のそれはあまりみえてこない。

なんか沼津だけが賑やかで、
肝心の内浦はかなり冷めてるんじゃないのかと、
それこそ三津シーとあわしまマリン以外は蚊帳の外的な、
ひょっとするともういいやという感じなのかなと、
そういうふうにさえ思われる時がある。


もちろん実際はそうではないと思うけど、
普段のスタイルを無理に崩す必要は無いが、
もう少しこのあたりはやってほしいかなあと。


なんか今の全日本プロレスやノアを見ているみたいで、
もったいないなあという気はする。

観光用はどんどん使って、
普段着の部分は無理して変える必要はないという、
そういう住み分けがキッチリできると、
地元もビジターも楽に、
そして潤滑にまわっていくとは思うのですが…。


というわけであくまでも横浜在住の余所者の戯言でした。



あと話は違うけど、
一度アクアのキャラも絡めて

「のっぽパン祭り」

とかやったら面白いかも。

過去にもあったようですけど、
ここでは限定のキャラを一人一人プリントしたものや種類を、
そのときだけ限定で発売したりとか。
過去に販売されたものを復活させてみるとか、
さらには他の特産品の食材も混ぜてみるとか。

そういうかんじでです。

けっこうこういうパン祭りとか食フェスって、
ひとつハマるとおもしろいんですよね。

大洗なんかこういうノリのものもけっこうありますし。


ネタのひとつということでもビジターに

「こういうのやったらおもしろいかなあ。」

みたいに聞くのもありかなと。


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「ラブライブ!サンシャイン!!」の聖地で困ったことが起き始めている。 [沼津~三の浦]

といっても一部ラブライバーが暴れているというわけではない。

じつは現地の「聖地」と呼ばれているところで、
そこを訪れる時点で困ったことが起きているということ。

自分は学校のような公共機関は、
さすがにかなりの部分で自粛されて然るべきだと思ってるし、
じっさい通っている生徒や先生からしてみると、
正直あまり「ありがたいこと」とは思っていないことは確かだろう。

(もちろん無断侵入などもっての他。逮捕されても文句はいえない。池田小の事件以来このあたり神経を尖らせている状況の所がじつは少なくないのが現状。)


ありがたいのは観光等を生業にしているところであって、
そうでないところは、
特に一般家庭は困惑している部分も多いのではないだろうか。


だが今問題なのはそこの部分ではなく、
そこがそういうふうにみえてない、
もしくは理解されてないことによる問題だ。

例えば「大川家」はここはふつうに人が住んでいる所なので、
ほんとうは中に入って撮影できる代物ではない。

こういうものは意外と全国各地にある。
重要文化財でも一般住居という例だ。

また「来迎寺」は本来あそこの境内は私有地なので、
これもまたお参り以外の立ち入りは原則✕。

確かに来迎寺の浄土宗は厳しさよりも、
民衆の中に溶け込んだより穏やかな宗派ではあるが、
それでも最低限のマナー等は必要。

自分もこのあたり少々誤解しており、
鎌倉のお寺のように気軽に入れる感覚でやってしまい、
あとで反省しきりとなってしまった。

じっさい昨年この件で問題が起きたらしく、
来迎寺さんも困惑されているようだ。


だがこれは訪ねたファンだけがダメというものでもない。

そもそもこういう所、
つまり各所のファンに対する受け入れ姿勢というものが、
観光協会等を仲立ちして、
ファンにちゃんと事前に伝えられているのかという事だ。

これが徹底されていないと、
今後もこういうことが後を絶たないし、
むしろより深刻な問題を、
無意識に呼び込んでしまう危険性もある。


大洗のように観光を生業とし、
砲弾を撃ち込まれたところが旅館やホテルで、
ロケ地も一般家屋の集中している地域が、
意図的といっていいくらいできるだけ外されているのは、
そういう部分への制作側の配慮と、
ファンへの受け入れへのそれができている、
聖地と観光協会の足並みが揃っているからだろう。

だけど大洗も最初からうまくいったわけではない、
このあたりのノウハウを大洗あたりにまだ聞いてないのであれぱ、
早急に聞きにいき行動をおこすべきだろう。


受け身ばかりでの受け入れは正直危険なのだ。


もっともこれは大洗をまねろということではない。

参考になる部分をどんどん取り入れろということであって、
真似をすることに力を注いでしまうと、
今度はこの三の浦全体の魅力の低下と、
個性の希薄化が置き、
聖地としてのそれまでもが褪せてしまう。

そこのとこは考え違いを絶対しないでほしいところ。


ただそういうことよりも、
観光協会かそれに準ずる公的機関が、
聖地の中を現地に確認した上で、

◎、原則撮影可立ち入りOK。
▲、条件付き撮影OK立ち入り不可。
✕、敷地外からの撮影のみOK立ち入り不可。

みたいに地図で明記しネットや紙面でファンに周知徹底してもらうことが、
とにかく早急にするべきことではないだろうか。

たしかにこれに近いものもみたような気がするが、
もう少し踏み込んで明記すべきなのかもしれない。


どうもアニメ聖地になると、
予想しがたいことばかりでたいへんかもしれないが、
いくつも聖地をみてきた人間からみてると、
起きてることはほぼ同じ。

そして問題となってることもほぼ同じだ。

「聖地巡礼」ブームでいろいろとした機関が立ち上がってるが、
こういうことへの統一見解や対策対応のマニュアル、
さらには相談窓口というのも、
これから制作や開設していくべきではないだろうか。

そうでもしないと困るのは現地とファンであって、
それは最悪不幸な結果を呼び起こしかねないものがあり、
聖地ブームそのものがそのため萎んでいくかもしれない。


煽り焚きつけるのも結構だが、
訪ねる側も受け入れる側も笑顔で気持ちよく、
そして長く顧みられる関係になるためには、
もう少しこのあたりをしっかりとすべきではないだろうか。

正直ちょっとお粗末な部分がときおり見え隠れしている。

沼津内浦のようにかなり頑張っていてもこれなのだから、
このあたりとにかくしっかりと、
経験者や専門家も含めて、
幅広い意見を取り入れながらマニュアル化してほしい。


最後はラブライブから離れてしまったけど、
大事なことなので言いたい砲台してしまいました。


「聖地」はテーマパークでもコミケ会場でもないので、
郷に入らば郷に従えということで、
それらをこちらが遵守すればいいことなのですが、
どう従うのかが分からなければもうどうしようもないので、
とにかくこのあたりをしっかりとやってほしいところです。

大事な事なので最後もう一度繰り返すように強調しました。


(追伸1)

あとラッピングバスの前で写真撮るなよなあ。
それ一部鉄道マニアの線路内立ち入りと同じくらいダメですから。


(追伸2)※これは別の所に書いたものと-ほぼ同文です。

それとこれはそれ以前の問題だけど、
自分たちはあくまでも、

「その場所を借りて楽しませてもらっている」

のであって、

「来てやってるんだ!」

という感謝の気持ちがごっそり欠落してるようなのは絶対ダメです。

せめて食事をする時「いただきます」というのと同じくらいの、
そういう最低限の感謝の気持ちは常に心掛けたいものです。


あいかわらず偉そうなことばかり言ってすみませんでした。


ただなあ、
これ書いて今のクラシックのコンサートでの、
ときおりみかける惨状をみると、
まだ「聖地」へのビジターの方がまともなんだよなあ。


どんだけ荒んでんだか、クラシックは。


(追伸3)

ここでも問題が起きてるのかあ…。
https://twitter.com/katabuchi_sunao/status/818431028855336961


以上で〆です。

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ビゴーの「三津 寺の境内から望む淡島」の現地に行く。 [沼津~三の浦]

というわけでこの日内浦に行く。

ただそれだけでは能が無いので、
その前に静岡県立美術館に行く予定を立てる。

だが朝その予定が変わった。

横浜からあまりにも富士山が見事にみえた。


このため急きょ三保の松原へ行くことにする。


小田原から新幹線。車中からも見事にみえている。
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静岡から清水に戻り、
そこからバスで現地へ。

自分はここに来るのはこれで三度目。

最初は数年前の9月、夏の富士。
二度目は今年5月、だけどこの時は大雨で…。
そして三度目が今回とあいなった。

三保松原へ続く全長約500mの木道「神の道」。

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そして海岸線に出るとこれが絶景でした。
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もうこのままずっとここにいたかったがそうもいかない。

再び清水に出てそこから沼津へ、
そしてバスで三津まで行く。

残念なことにこの間に富士に雲がかかる。

三津へつくとそこから来迎寺まで歩く。

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参道。

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山門。

この山門から振り返った風景それが
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そしてビゴーの絵
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ここでじつはいろいろなことに気づく。

じつはこの絵にありそうで無いものがいくつもあった。

これは現地に行ったからわかった部分が大きい。

おそらくいろいろとこの130年間に改装されたのだろう。

またおそらく震災の影響と思われるものもあった。
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この山門の前の敷石もそのあたりがいろいろと感じられる。


この後この絵と風景をいろいろとみるが、
ひとつ不思議なことに気づいた。

じつはこの絵、
下の方に門の一部が写っているが、
左右にあるはずの柱や、
上にあるはずの屋根などがここには書かれていない。

位置的には、
山門を一跨ぎしてすぐの所らしいがこれははたして…。

みると山門の屋根が新しいので、
これはひょっとして後からつくられたのかとも思ったが、
さすがにそれを即断するのは無理。

ほんとうは来迎寺の方に聞くのがいいのですが、
この日は年末の大掃除の最中のようなので、
このような野暮用でそれを邪魔するのも申し訳ないので、
今回は断念しました。


ただ門の所で中腰にかがむと、
屋根にかからず淡島の上に大きなスペースがつくれるので、
絵が縦長ということもあり、
おそらくこの狭いスぺ―スで中腰、
もしくは何かに腰かけて絵を書いていたと思われる。


ただそれを思うと、
130年前にビゴーがいたその場所に、
自分がまた立っているということが、
なんかとても不思議な感覚を覚えたものでした。


この後あてもなくプラプラと歩く。

この日はキャンドルナイトがあった。

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その海岸の様子。

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まだ明るかったですが暗くなったらさぞ美しかったことでしょう。

このとき近くで食べた「かに汁」がおいしかったです。200円。

内浦の夕暮れ
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朝から動きづくめでさすがに疲れたので、
夜が更ける前に帰途につきました。

こうしてビゴーの絵の描かれた現地に、
またひとつ行くことができました。

それにしてもビゴーはどこで宿泊したのでしょう。

まさか来迎寺に泊まった?


このあたりはまた機をみて調べてみたいと思います。

しかし来迎寺といい医源寺といい、
かなり高いところにあります。

というより、
三の浦にある神社仏閣の多くはかなり高いところにあります。

やはり津波等に備えていた、
先人たちの考えに基づくそれなのでしょう。


三の浦で大地震に遭遇したらすぐ高いところに避難。

特に横断歩道や停留所のある付近には、
ほとんど高台へ避難する道があるように感じられました。


ビゴーの絵は、
そんなかつての人たちの知恵の一端も描きだしているのかも。


来迎寺の帰途、参道を降りる途中に
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地震が来たら来迎寺へ!


最後に来迎寺の場所です。
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尚ここは拝観料をとって公開する寺院と違い、
地域に根付いた檀家さんとのそれに根付いたお寺ですので、
境内は私有地ということもあり、
参拝以外の行為は極力慎むまれますようご協力願います。
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