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たまゆら~hitotose~ 第8話 「かわらない人かわりゆく時、なので」雑感 [アニメ(2011放送開始)]

この作品はときおり忘れた感覚のようなものを思い起こさせるところがある。

この話ではそれが一枚の写真にあらわれた。

001.jpg

これがなんか泣けた…というか、
つよく心の涙腺を刺激するものがあった。

こういうあけすけの感情表現。
こういうものが歳とってくるとほんとお粗末になってくる。

人間は年をとると目の水晶体が濁ってくるというが、
心や感性もそれに比例して濁ってくるようだ。
目は心の窓というが、
それはこういうこともさしているのかもしれない。

そういうものへの憧れと懐かしさなのだろうか。
それともストレートなものの接し方や考え方ができなくなった、
そういうことへの思いだしなのだろうか。

たった一枚の写真だがこれがとにかく心をうった。
そしてこれはこの話の中核でもあった。

いい話だった。

あとこのシーンも美しかった。

002.jpg
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<ルパン三世>16年ぶりに声優陣変更…その小雑感 [アニメ(2011放送開始)]

銭形警部や峰不二子、声優交代…「ルパン三世」

読売新聞 10月9日(日)19時11分配信

日本テレビは9日、人気アニメ「ルパン三世」の声優を一部交代すると発表した。

 新たに銭形警部役を山寺宏一さん、石川五ェ門役を浪川大輔さん、峰不二子役を沢城みゆきさんが演じる。ルパン三世役の栗田貫一さん、次元大介役の小林清志さんは変わらない。12月2日放送の「ルパン三世 血の刻印」から登場する。.

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111009-00000515-yom-ent


それにしても大きくやりましたねえ。
沢城さんがこういう伝統のあるビッグネームの作品のレギュラーはひょっとして初めてかな?

これはとにかく今までの刷り込みがありますから
やる方もとにかくたいへんなプレッシャーだと思います。
できれば以前のものとのギャップをほじくりかえすよりも、
とにかく新しい作品の門出を温かく見守りたいです。

それだけに新キャストの方々は自分なりの役作りに徹して、
いい演技をみせてほしいところですね。

PS:次元役はみつからなかったのでしょうか。難しいのかなあ。

(12/3追加)

で、放送をみた。
思わず唸ってしまった。

似てる似てないというよりも、
とにかくそのキャラの本質というか、
フィーリングをよく掴んだ人を選抜していたということに感心した。

まだ多少前任者の引力にひかれている部分もあるけど、
これからのそれがとにかく楽しみなものとなっていた。
次元役の小林さんもこの若返りに引っ張られて、
ちょっと若返ったようにすら感じられた。

これでルパンのこれからが一安心というかんじなのだが、
ひとつ気になったことは、
いつからルパンってこんなに残酷というかエグイ作品になったのだろうか。

久しぶりにみたこともあるけど、
これにはちょっとショックを受けた。
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秋のアニメ新番組いろいろ雑感。 [アニメ(2011放送開始)]

最近こういうのを書かなくなって久しい。
氷川さんの三年云々ではないけれど、
自分は三週間で思い出せないものすらでてきている。

たしかに年齢的なものもあるけど、
それだけではないような気がする。

とにもかくにも今秋はけっこうそうなる作品が少ない。
そのため久しぶりのこれとあいなった。

「ちはやふる」

なんかいい雰囲気の作品になってきている。
小学生編から高校生編になったが、
一気にストーリーが加速してきた気がする。
なかなか一筋縄ではいかない不思議な三角関係だけど、
これはとにかく面白い。
来春のかるた大会がどう影響を受けるのか、
またかるた絡みのイベントの動向なども楽しみだ。


「僕は友達が少ない」

ちょっとゲームネタにかたよりすぎている気がするけど、
やってることは爽やかにえげつない。
特に第五話はかなり笑えた。
某アニメの前川さんのようなキャラの登場。
某アニメのタイトルと酷似した台詞の登場。
そして某アニメの外見だけでなく声まで酷似したキャラの出現。
他のキャラからも「どっかでみたような」と言われる凄まじさだ。

zo.jpg

もう好き放題のやり放題だ。
それにしてもかつての竹達さんもそうだし、
今回の伊藤さんもそうだけど、
平野さんのつくった道というのかパターンというのか、
やっぱり大きいなあという気がした。
もちろんそれ以前にもそういうキャラはいただろうけど、
かなりの人が大なり小なり平野さんを想起させている段階で、
やはりこれは認めなければいけないという気がした。
ちょっと余談ですが…。

「ラストエグザイル」

こちらも安定した出来となっている。
特に旧作のキャラであるタチアナやアリスが登場し、
ストーリーが旧作ファンにさらにうったえかける出来となってきた。
ただタチアナやアリスがなぜ軍属に復帰してしまったのか、
これがクラウスやラヴィと袂を分かつ理由になったのかなという、
そんな気がしてしまった。

もっともアルヴィスもでてくるので
そのうちクラウスやラヴィもでてくるかもしれませんが
そのあたりはまだ不透明ということで。

ただちょっと意外だったのは
耳のいい聴音員ということでてっきりウィナと思っていたら、
眼鏡かけているしずいぶん陽気だし声も違うし、
なんか前より子供っぽくなっているので?と思っていたら名前まで違っていた。
la.jpg
前作の最終回で印象的な台詞があっただけに、
ちょっとこれは残念。

とにかくこちらはこれからなので
まだまだ目が離せない作品となっています。
あとディーオとタチアナやアリスの関係がちょっと気になってます。


あと新作ではないけれど「べるぜバブ」。

こちらも学園編から悪魔編に移行してきた。
他のキャラの立ち位置がこれからどう描かれるかみものだけど、
とうとうスフィアが全員揃い踏みとなった。
日本テレビは沢城さんのレギュラーを以前からそこそこ持ってるけど、
けっこう名のある声優さんをガンガン自局のアニメに取り込みはじめている。
これは局全体が声優をそろえることに力を入れている証拠だろう。
1月以降の日テレのアニメ新番組の声優などを注目してみると面白いかも。
日テレ学院の声優部門でも考えているのかな?

以上です。
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2011年10月アニメ新番組いろいろ。 [アニメ(2011放送開始)]

いろいろと新番組がはじまった。
正直に言ってもう忘れてしまったものや、
内容がごちゃごちゃになって、
どの作品だったか分からないものもある。

とにかくなんか似た作品が今回も多く、
数は増えたけどもいうところが正直なところだ。

そんな中でも印象に残ったものがいくつかあるので、
今回はそれらの中からいくつか雑感を書きます。

スーパーナチュラル:ザ・アニメーション

意外といっては失礼だがなかなか面白かった。
アメリカンコミック風の作り方も違和感が無かった。
ただスピード感がやや不足しているのが少し残念。

たまゆら~hitotose~

こういう癒し系の作品はいつもみてもいい。
全体のアンサンブルもいいし、
変にうるさくない雰囲気もまたいい。
葉月さんの声はこういう作品にはほんとによくあうと再認識。

ちはやふる

地味なものを扱ったという先入観があったけど、
なかなかこれも見ごたえがあった。
ちょっと「ヒカルの碁」を思わせるような雰囲気の、
まだ過去編のようなところはある作品ですが、
これからが愉しみな作品となっています。
「放浪息子」で注目された若手の声優、
瀬戸麻沙美さんが抜擢されているのも注目。

ベン・トー

ここまで小さいことをよくここまで大きくしたなと、
ある意味感心しきりの作品。
笑っていいのか呆れていいのかわからないけど、
変に癖になりそうな面白さがあるのが不思議。

僕は友達が少ない

そりゃ友達はいないわな、というメンバーによる、
久しぶりに手数の多い喋りによるギャグ作品の秀作。
ほんとに食えないというか、
とっかかりのない懲りない面々による
ただし素直にすべてが笑えないというところがミソ。

未来日記

以前みた「ぼくらの」を思わせるような感じだけど、
あれほど陰鬱な感じがなぜかしないのが不思議。
あまり救われない作品だと途中でやめるかも。

ラストエグザイル-銀翼のファム-

この秋最大の注目作でしたが、
みていて予想よりは遥かにいい出来で一安心。
ただし前作ほどの新鮮さや驚きはさすがに今回は無い。
以前声優のことでも触れたけど、
やはりそういう意味で手馴れた安定感のある作品となっている。
ただなんといってもあのインメルマンターンを、
しかもディーオがいきなり出したのはビックリ。
そのディーオはいまのところ、
前作のクラウスト仲良くなった最初の頃の性格のようなかんじとなっていて、
これがまたちょっとした謎を感じさせている。

またルスキニアやアラウダと髪の色が同じことなど、
今後の話の展開を占うキャラとなりそうです。
ただ相変わらず手を離して逆さまになって操縦するそれは、
昔のファンには懐かしさ満点かも。

前作のキャラの再登場がいろいろとカギになりそうなのは、
「SEED DESTINY」をちょっと思わせるところがあります。
天才&発言の根拠が乏しいクラウスの再登場なるか?
個人的にはこの作品がやはり一番の目玉です、


といった感じです。

今回感じたのは大手キー局によるアニメが強いということ。
そしてそれ以外のU系アニメはなんといいますか、
ますますアングラ的(という言い方が妥当かどうか?ですが)な、
そんな雰囲気が強くなっているといった感じがします。
以前はそんなにはっきりとしたものが感じられなかったのですが、
今秋のアニメには何かそれがハッキリしてきたという気がします。
これが一時的なものなのか、
それともこれからの流れになるかは要注目です。

以上で〆です。
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沢城みゆきさんの峰不二子 [アニメ(2011放送開始)]

今回のルパンの配役変更があちこちでいろいろと話題になっている。

特に沢城さんの峰不二子がいろいろと話題になっている。
自分的には山寺さんの銭形の方が、
ある意味「鬼太郎」の目玉の親父くらい作品のキーになっている役だけに、
その興味津々の度合いが高い。

だが沢城さんは歴代の最年少の峰不二子役ということもあり、
その実力は誰もが認めているが、
あの増山さんの後を埋められるのかという不安が大きいようだ。

だが今のファンはあまり知らないかもしれないけれど、
ルパンの第二シリーズがはじまり、
第一シリーズから五右衛門と不二子が変更になったとき、
けっこう不満の声があがっていた記憶がある。

特に二階堂さんから変わった増山さんの不二子に至っては、
当時、

「バカボンのママが不二子かよ。」

という声が少なからずあった。
じっさい増山さんの声はそんなに不二子もバカボンママも、
それほどの大差がなかったように自分も感じていた。

だけどさすがに今そういうことをぬかす人はいない。
これが慣れであり声優その人本来の実力の証明でもある。

沢城さんも最初はたいへんかもしれない。
まあまさか、

「ぷちこが不二子かよ。」

なんていうことにはならないとは思うが、
最初はいろいろとあるかもしれない。
でもこういう経験もいい糧となるのかな、という気がする。


個人的には沢城さんの不二子は声は多少違うけど、
初代の二階堂さんのそれに近いものになるのでは?と思ってます。

とにかく久しぶりに面白い話題という気がします。12/2は要注目です。

ただ個人的には次の不二子役は別の人を自分は予想していたのですが…、
制作サイドもかなり思い切ったことをしたものです。

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http://www.ntv.co.jp/kinro/lineup/20111202/


余談ですが、
今期沢城さんはこれ以外にも「HUNTER×HUNTER(2011) 」でクラピカ、
「ラストエグザイル-銀翼のファム- 」ではリリアーナ・イル・グラツィオーソ・メルロー・トゥランを
それぞれ演じている。
かつての名作のリメイク、続編、そして不二子といい、
このあたりの役がまわってくるところに沢城さんの安定感が買われているのでしょう。
たいしたものです。
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夏目友人帳 参「狐のとけい」雑感 [アニメ(2011放送開始)]

自分の好きなアニメに

「夏目友人帳」

というものがある。

現在は第三期が放送中ですが、
この作品にじつに心安らぐものがある。

特に第一期がその傾向が強く
第二期はそれに比べるとやや濃い目の作風が多く、
第三期はその間を話によって行ったり来たりという
そんな出来となっている。

そんな中で先日放送された
第八話「子狐のとけい」は秀逸な話だった。

人と獣と妖の時間は違うことや、
その中で各々の生き方のことなどが淡々と語られ、
そして別々の流れのものがかかわることが悲しみをよぶということが、
最後、神様と子狐と時計にああいう形で訪れるということ、
そしてその起きたことを延々と泣きながら夏目に話すその子狐の姿が、
何か生きているもののひとつの理のようなものを感じさせるような、
そんな趣を感じさせられ、
とても考えさせられてしまいました。

ただそれ以上に
子狐役をされた矢島さんの演技、
その夏目の前で泣きながら話すその姿に
こちらの目頭がとにかく熱くなってしまいました。

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アニメをみていて声優さんのそれで泣けたというのはほんと久しぶりでした。

別に泣かそう泣かそうという演技ではなく、
むしろそれとは正反対ともいえる
自然な何の飾り気も無い「泣き」だったのですが、
とにかくなんかもうたまらないものがありました。

この子狐の泣きが
じつは生きるものすべてに対してのひとつの無常感に対しての、
言いようのない悲しみの代弁なのかもしれませんが、
この矢島さんのそれはまさに理想のそれだったといえると思います。

この作品のこの話。
自分の今までみたアニメの中でも屈指の話になると思いますが、
矢島さんのそれも最高のもののひとつになると自分は思っています。

しかしこの演技は宮崎駿監督にみてほしかった。
ここでの矢島さんのそれはジブリの線に沿った演技だと思いましたし、
むしろジブリのそれに沿った上でも最高のもののひとつだったと思います。

やっぱり人間決めつけは駄目です。
何を自分は知らないのかもっとよく知っておかないと。

とにかく話といい演技といい、今年屈指の名作でした。

この話、ほんとみてよかったです。
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葵姉さん面白すぎ。 [アニメ(2011放送開始)]

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KA.jpg

http://www.ytv.co.jp/beelze/
(「べるぜバブ」TV公式サイト)


上の二人が同一人物というのがとにかく凄い。

今までいろいろとみてきたけど、
こんなに変なキャラクターも珍しい。

強くて笑えるという意味では
かつて神無月めぐみという
最凶のパン屋の娘がいたが、
こちらは最強の神社の娘といったところ。

だが男鹿とかんでしまっために
ある意味最狂のキャラクターに変貌してしまったきらいもある。

根が真面目ということと、
歴史&時代ものしか読んでなかっため、
かなり正義感が強く一途な面があるが、
それがかなり歪んだというか先鋭化してしまったことで、
こんなに笑えるキャラになってしまったというところ。

男鹿がほとんどそういうことに鈍感なため、
完全なひとり狂言状態というか、
鬼のような空回り状態にときおり陥っている。

以前は気に食わない奴とみていたまわりのヤンキーたちも、
今はその豹変ぶりを楽しんでいるかのようで、
そういう意味でおかしな形ではあるが、
烈怒帝瑠のときよりまわりの男性陣からかつてのような嫌悪感はもたれていない。

ただそのあまりの没入のしすぎに
大森寧々の眉間のしわが日に日に深くなり、
今では大事な娘をそんなところに嫁に出せるか的な
もはや葵姉さんの婆やみたいになりつつある。

個人的には
最近はもう何か出てきただけで笑いそうなキャラになってしまったけど、
正直違う作品に出ていれば
ここまで笑いをとるようなキャラにはならなかったかもしれない。

そういう意味では「とある」における、
上条さんに関わってしまった御坂美琴嬢に
ちょっと似たキャラといえるかもしれない。
身近に「お姉さま」とか「姉さん」とよぶ人もいる。

ただ美琴と違うところは、
手の込んだ変装をして
いろいろと事態をややこしくしたことだろうか。

ちなみに原作よりもアニメの方が
葵姉さんの登場数が多く、
しかもキャラのたち方が強いらしい。

そうなると「とある」のように、
そのうち葵姉さん中心のストーリーがつくられるか、
OVAが登場することがあるのかもしれない。

はじまって第三クール突入の現在。
はたして今後どうなりますことか。

ただもし葵シリーズができることがあったら、
(なんか大昔の「青いシリーズ」みたいな呼び名ですが…)
より笑えて暴走しまくる葵姉さんの姿をぜひみたいところです。

そのときはちょっとした葵祭りになっていることでしょう。

しかし葵姉さん。

あずさに「若くてかわいい」と言ったはいいけど、
かわいいはともかく、
年はあんたとひとつ違いでしょうが。
自分から老け込んでどうするの。

あと自分のことを
「強い女はおよびじゃないの?」
とか
「思わずまもってあげたくなる女じゃなきゃ駄目なの?」
とか…
なんかとんでもなくコンプレックスが暴走しているような。

ほんと面白すぎる人です。
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ベル坊と塀の中の懲りない面々 [アニメ(2011放送開始)]

ここまでみた「べるぜバブ」の正直な感想。

というかなんかベル坊と男鹿辰巳に関わると
ほぼ全員が巻き込まれてそれまでのペースが狂わされ、
そのまま右肩下がりの貧乏クジを引きまくったような、
そんなかんじになってしまっている。

これじゃあベル坊は貧乏神か疫病神で、
それこそ悪魔じゃくてじつは神様なのでは?
とさえ突っ込みを入れたくなるような展開だ。

それになんかそれをみてるとベル坊と男鹿が
かの「じゃりン子チエ」にでてくるテツのようにみえてしかたがない。
しかもテツと同じでみんな貧乏くじの引きまくりにもかかわらず、
なんかそれはそれでその現状を楽しんでいるという、
ちと不思議な人間関係を構築しているが、
そういうところもちょっとベル坊と男鹿はテツと似たものがある。

違うところはテツは鑑別所に入った経験はあるが、
ベル坊と男鹿はまだその経験が無いことくらいだろうか。

ただこういう状況下でも
ほとんど右肩下がりになっていない人がいる。
ひとりは飄々とした夏目慎太郎、
そしてもうひとりは女性版「槌谷揺」ともいえるような谷村千秋。

でもまあこの二人はほとんど例外みたいなもの。
とにかく悪魔が来たりて地獄墜ちとはこのことか状態だが、
多少雲行きが変わってきたせいか、
この後はそろそろ本格的に悪魔絡みとなるようなので、
「チエ」から「ドラゴンボールZ」の世界へと変わっていくのかも。

このあと全員どういうふうになっていくのか、
乞うご期待といったところでしょうか。

そしてベル坊と男鹿に関わった為
いちばんその人生を狂わされたのが葵姉さんこと邦枝葵。

最初はひとつ出る作品が違えば「風小次」や「るろ剣」に出てきそうな、
そんなかんじのキャラだったのですが…。
それだけにある意味いちばん不幸な人なのかなあ。

http://www.ytv.co.jp/beelze/
(TV公式サイト)
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「GOSICK -ゴシック-」最終回雑感。 [アニメ(2011放送開始)]

まあなんとかとにかく綺麗に終わったといいますか、
嫌な終わり方をしなくてすんだ、
というのが感想です。

一時かなり陰惨な雰囲気てんこ盛りで、
今年没後三十年を迎える
横溝正史作品のようなドロドロ展開必至にみえたのですが…。

ヴィクトリカが日本でもあいかわらず悪態をついてたのは、
人はそう簡単には変われません、といったところか。
ただあそこまでいったら日本編とかで
日本でのあいかわらずの悪態と推理の数々もみてみたいところ。

ただ個人的にはもんぺ姿のヴィクトリアをみれただけでもう満足。
長屋にシャンデリアは似合わない、
という鉄則をはじめて覆した記念すべきキャラとなったようです。

GV.png

しかしこれ、なんか雛見沢に親戚かなにかいそうな雰囲気ですね…
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「電波女と青春男」第12話雑感。 [アニメ(2011放送開始)]

これが最終回といえないところがなんとも…。

震災報道の影響で
本来最終回となる第13話が未放送となる事態とか。
このためなんともいえない終わり方でしたが、
話としてはいい収まり方の話でした。

ただみていてなんといいますか、
主役の声が同じ入野さんであるとか、
ヒロインが霊体や宇宙人(自称しかも過去形)だったりと
異色だったこともあるかもしれませんが、
「この花の名前を僕はまだ知らない」
とけっこう似た作品という気が途中からしてきました。

もちろん大筋はかなり違いますが、
その時期が最近か幼少期なのかの差はありますが
キャラ全員がどこかで負の要素を抱えていることがあります。
もっとも「電波」の方は「この花」と違って
「負の要素」に人の生き死にかかわっていないこともありますが、
かなりそれに対してうまくつきあっているといいますか、
うまくかわしているというふうにもかんじられます。

しかも全員が妙にドライといいますか、
己のスタイルを徹底的に貫いている。
しかも手数の多い喋りのため
言葉が作品の中を埋め尽くしている比率が妙に高くなったため、
さらにその傾向が高く感じられる。

とにかく妙にみてて
打たれ強くなりそうになるアニメだった。

そんなこのアニメ、
最大のキーはやはり入野さんだと思いました。
自分はけっこう入野さんの出ているアニメをみているが、
この人は自分という色づけよりも、
作品のありのままをどう提示するかということを
ひじょうに自然にできる人という印象を受けていたが、
今回は特にそれを痛感しました。

入野さんの役はどちらかというと「突っ込み」なのだが、
とにかくタイプの違うボケが
攻撃的かつ自分本位にバンバン飛んでくるそれを
とにかく徹底的に手数の多い「突っ込み」で迎撃しまくる。

これがふつうにやりまくると役の存在感が強くなり、
他の役を薄めてしまいかねないところがでてくるはずなのですが、
入野さんがやると役が強くならず他の役も薄まらないという、
そういうかんじに常になっていました。
しかもそれでいてちゃんとすべてのボケを的確に突っ込んだことで
話の流れも阻害されず終始スムーズだったのもよかったです。

これなどは先にあげた入野さんのスタイルが功を奏したといえるでしょう。

あと入野さんはこの役でも「この花」でも
衆人環視の中でけっこうこっ恥ずかしい、
しかも作品の要のひとつになる台詞を大きな声で喋るシーンがありましたが、
これもそれほど変に色づけされなかったため、
話の中で必要以上に浮き上がることもなかったことも、
これまた入野さんならではだったと思います。

ただしキーは入野さんかもしれませんが
目立ちまくってたのは
野中藍さんの爽やかな怪演が炸裂した
不惑のお姉さんだったと思います。

DO.png

最後の最後もこの人がしめていましたが、
本当の最終回第13話ではいったいどうはじけていたのか。
いずれ発売になる映像の特典ということなので、
それまでのこれは楽しみにとっておきたいと思います。

しかし主人公がとりまきの5人の女性陣から
各々ぜんぜん違う呼ばれ方をしているというのも珍しい。
「丹羽君」「まこ君」「転校生」「いとこ」「おまえ」
まあ、いろいろあります。
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