蛇松緑道(沼津港線跡)を行く。 [沼津~三の浦]
沼津にかつてあった貨物専用線
「沼津港線」
その廃線跡の多くが現在、
「蛇松緑道」
という遊歩道となっている。
今回はそこを歩いてみた。
沼津港線はかつて蛇松線といわれ、
東海道本線を敷設するためにつくられた貨物線で
静岡県内最古の鉄道としても知られているとのこと。
その後沼津港への物資運搬等の貨物線、
清水港線として運用されるが、
1974年8月末に廃線になったという。
というわけで、
清水港線に継ぐ静岡の廃線だけど、
こちらもまた清水港線同様、
たいへん跡地がきれいに整備されている。
静岡県は鉄道の廃線の使い方がうまいが、
じつは横浜でも似たようなものが、
桜木町の近くから赤煉瓦倉庫方面に向かって、
さらには横浜港にも遊歩道やその他諸々として残されています。
これもそろそろまとめてみたいと思います。
というわけですが今回はとにかく沼津港線を利用した蛇松緑道へ。
沼津駅南口を出ですぐ右折し清水方向へ歩く、
かつてはこのもう少しJRよりを清水港線も走っており、
その後沼津通運本社倉庫の中を通るようにして、
162号の白銀町交差点付近まできていたようだ。
そして現在その後は蛇松緑道として遊歩道となっている。
ここがその交差点付近の出発点。
途中「蛇松白銀歩道橋」を渡る。
渡るとこういうものが設置されている。
途中何か所か車道を横断することになる。
かつてはこれらの関係で接触事故が多かったという。
なんとなく分かる。
しばらく歩くと桜並木がみえてくる。
桜の季節はさぞ壮観だろう。ぜひまたこの時期に来てみたい。
このあたりから後方に富士山が見える。
電線や樹木の関係で写真撮影にはあまり適していないが、
ふつうに観る分には最高の富士が堪能できる。
行きはともかく、
沼津駅への帰路は天気が良ければ富士山を見ながら帰れる。
歩いて30分程で少し大きめ公園の公園に出る。
この木の向こうに公園が広がっている。
ここで沼津港線は二又に分かれる。
蛇松緑道は狩野川の港大橋方面に向かう。
この写真でいうと直進する感じ。
その緑道を暫く歩くと終点に着く。
そこには鉄道関係の物がいろいろと展示してある。
そこから土手にあがると港大橋がみえる。
その大橋上から富士が真正面に見える。壮観です。
さてここで一度先ほどの公園まで戻ります。
今度はこのやや右に向かって伸びている道へ行きます。
こちらはのちに作られた新線の跡地です。
こちらはなんと
このように線路がしっかりと残されています。
一部には枕木もありました。
このあと線路は一路沼津港へ。
つきあたりにはバス停があります。
そしてこのあと線路はみかけませんでしたが、
廃線跡は一路、沼津みなと新鮮館の前へ。
そして終点の沼津港駅は今、沼津魚市場になっています。
と、こんな感じです。
前線踏破し往復しても二時間半もあれば大丈夫かと。
清水港線が片道二時間近くかかったことを思うと、
その半分くらいというかんじでしょうか。
もし沼津駅から沼津港方面へ行かれる方は、
特に桜の季節など好天時には、
この蛇松緑道を通られて行くのも一興かと。
途中からは線路が港前の交差点近くまでエスコートしてくれます。
とにかくここはなかなかでした。
こうしてみると沼津から内浦まではいろいろとあります。
沼津駅から蛇松緑道、
緑道途中の公園脇にある塞神社。ちょっとわかりにくいかも。
十月半ばにお祭りが行われます。
そして沼津港、
狩野川と港大橋、
富士山、
御用邸。
この日はひな人形が御用邸では飾られていました。
獅子浜北付近のゴジラ山と津島神社
江浦湾や口野放水路
金櫻神社とそこからの眺望。
淡島マリンパーク
そして内浦のいろいろな見処と、
けっこういろいろと面白いものが点在しています。
もうしばらくはこのあたり定期的にうろうろしそうです。
以上で〆
「沼津港線」
その廃線跡の多くが現在、
「蛇松緑道」
という遊歩道となっている。
今回はそこを歩いてみた。
沼津港線はかつて蛇松線といわれ、
東海道本線を敷設するためにつくられた貨物線で
静岡県内最古の鉄道としても知られているとのこと。
その後沼津港への物資運搬等の貨物線、
清水港線として運用されるが、
1974年8月末に廃線になったという。
というわけで、
清水港線に継ぐ静岡の廃線だけど、
こちらもまた清水港線同様、
たいへん跡地がきれいに整備されている。
静岡県は鉄道の廃線の使い方がうまいが、
じつは横浜でも似たようなものが、
桜木町の近くから赤煉瓦倉庫方面に向かって、
さらには横浜港にも遊歩道やその他諸々として残されています。
これもそろそろまとめてみたいと思います。
というわけですが今回はとにかく沼津港線を利用した蛇松緑道へ。
沼津駅南口を出ですぐ右折し清水方向へ歩く、
かつてはこのもう少しJRよりを清水港線も走っており、
その後沼津通運本社倉庫の中を通るようにして、
162号の白銀町交差点付近まできていたようだ。
そして現在その後は蛇松緑道として遊歩道となっている。
ここがその交差点付近の出発点。
途中「蛇松白銀歩道橋」を渡る。
渡るとこういうものが設置されている。
途中何か所か車道を横断することになる。
かつてはこれらの関係で接触事故が多かったという。
なんとなく分かる。
しばらく歩くと桜並木がみえてくる。
桜の季節はさぞ壮観だろう。ぜひまたこの時期に来てみたい。
このあたりから後方に富士山が見える。
電線や樹木の関係で写真撮影にはあまり適していないが、
ふつうに観る分には最高の富士が堪能できる。
行きはともかく、
沼津駅への帰路は天気が良ければ富士山を見ながら帰れる。
歩いて30分程で少し大きめ公園の公園に出る。
この木の向こうに公園が広がっている。
ここで沼津港線は二又に分かれる。
蛇松緑道は狩野川の港大橋方面に向かう。
この写真でいうと直進する感じ。
その緑道を暫く歩くと終点に着く。
そこには鉄道関係の物がいろいろと展示してある。
そこから土手にあがると港大橋がみえる。
その大橋上から富士が真正面に見える。壮観です。
さてここで一度先ほどの公園まで戻ります。
今度はこのやや右に向かって伸びている道へ行きます。
こちらはのちに作られた新線の跡地です。
こちらはなんと
このように線路がしっかりと残されています。
一部には枕木もありました。
このあと線路は一路沼津港へ。
つきあたりにはバス停があります。
そしてこのあと線路はみかけませんでしたが、
廃線跡は一路、沼津みなと新鮮館の前へ。
そして終点の沼津港駅は今、沼津魚市場になっています。
と、こんな感じです。
前線踏破し往復しても二時間半もあれば大丈夫かと。
清水港線が片道二時間近くかかったことを思うと、
その半分くらいというかんじでしょうか。
もし沼津駅から沼津港方面へ行かれる方は、
特に桜の季節など好天時には、
この蛇松緑道を通られて行くのも一興かと。
途中からは線路が港前の交差点近くまでエスコートしてくれます。
とにかくここはなかなかでした。
こうしてみると沼津から内浦まではいろいろとあります。
沼津駅から蛇松緑道、
緑道途中の公園脇にある塞神社。ちょっとわかりにくいかも。
十月半ばにお祭りが行われます。
そして沼津港、
狩野川と港大橋、
富士山、
御用邸。
この日はひな人形が御用邸では飾られていました。
獅子浜北付近のゴジラ山と津島神社
江浦湾や口野放水路
金櫻神社とそこからの眺望。
淡島マリンパーク
そして内浦のいろいろな見処と、
けっこういろいろと面白いものが点在しています。
もうしばらくはこのあたり定期的にうろうろしそうです。
以上で〆
沼津~内浦にかけてとにかくいろいろとあります。自分はアニメの聖地に行くと、いろいろと他に何かないかと、いつもいろいろと散策してしまう癖があるのでこうなってしまうのかも。蛇松緑道はもっと知られていいと思いますが、ちょっとその入口が目につきにくいのかも。
banpeiyu様、nandenkanden様、みな様、コミックン様、nice! ありがとうございます。
by 阿伊沢萬 (2017-02-20 19:30)