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駅伝残酷物語 [スポーツ]

というかんじだった今日のプリンセス駅伝。

なんかみてられないシーンの連続で、
申し訳ないが途中でチャンネルを変えてしまった。

正直今のシステムだと、
運営委員の人たちも簡単には止められないし、
そばにチームのスタッフがいても、
監督やコーチとのそれがなければ、
本人が「やめる」という意思表示をハッキリ示さないかぎり、
そう簡単に止めることはできないだろう。

また本人も自分がやめたら他のみんなを道連れにしてしまうと、
それこそ意識が無くなるまで自分自身ではやめると言わないと思う。

正直これはとても危険だし、
取り返しのつかない事態がいつ起きてもおかしくない。

今回のこのシーンをみてて
「感動した」「泣けた」という人がけっこういるけど、
自分はとてもそんな気持ちにはなれなかった。

だいたい駅伝はアクシデントをみて感動したり泣いたりしたりとか、
そういう類のものではないと思う。

いくらなんでもそういうタイプの命がけのスポーツではないはず。

こんな残酷なシーンをこれからたびたび見せつけられたら、
正直もうとてもこれはスポーツとは呼べない。

レース途中で水の補給が可能になり
今回それをしたものの、
やはりダメだった選手もいたことを思うと、
試合の高速化や環境の変化等を考えると、
もう今までのそれではダメなのかも。

なのでルール変更をさらに再考してほしい。

例えば、今回のような事態になった場合、
運営委員がすぐにチームの監督コーチに伝達し、
「とめてください」という了承がでたらそこで止め、
そこから事前にリザーブしていた補欠の選手をそこに向かわせ、
そこの地点からたすきを受け取り続行して走らせる。
ただし中継地点が目の前の場合は、前の走者がそこまで行ってたすきを受け、
そこからスタートすることも可能といった具合に、

このようなある程度の緊急事態に備え、
救済措置等を考える必要があると思う。


そうしないと連帯責任だからといって無理をして、
選手生命的に取り返しのつかない事態が起きたり、
最悪の場合は一命にかかわる事態さえ起きかねない。


特に後者が起きてからではあまりにも遅すぎるし、
それはチームメイトやスタッフにも重く十字架として永く圧し掛かってしまいかねない。

そういうことを防ぐためにもぜひ一考を要してほしい。

ほんと、信じられないくらい悲惨で残酷な大会でした。


もうあんなシーンは絶対見たくない。

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今の全日本プロレスに一番不満なこと。 [スポーツ]

自分は全日本プロレスが好きだけど、
最近かなり盛り返し始めているこの団体に、
ひとつものすごく不満なことがある。


それは現在GAORAのベルトを持っている秋山選手に、
なぜ、ジェイク、野村、青柳、といった若手が、
その挑戦に名乗りをあげないのかということ。

こんなチャンスそうそうないし、
自分は当初この北海道ツアーの間に、
三人が次々と挑戦していくのかとおもったけど、
大森選手が名乗りをあげたくらいで、
まったくその動きさえみえなかった。

正直言うと、岩本選手や鈴木選手みたいに、
ジュニアの選手が挑戦したっていいだろう。

このあたりの壁を、
CCで鷹木選手がぶち壊し衝撃を与えていったのだから、
それに今続いてもバチが当たるとは思えない。

ただそれ以前に、
やはり最初にあげた三選手のそれがとにかく不満。

今この時期を逃すと、
こんな貴重かつ美味しいことはもうないだろう。

NOAHもようやく世代交代をする気が起きたようで、
4K(北宮、清宮、小峠、拳王)あたりが動いたけど、
全日本も宮原選手が三冠の常連になったからといって、
それにおんぶにだっこではやはりいけない。

秋山選手にもそうだし大森選手にもそうだけど、
この三人はそろそろこのあたりのクラスに本気で立ち向かわないと、
これからの全日本は正直心もとないという気がして仕方がない。

というより全日本のバトンを受け取るのをただ待つのではなく、
こっちからとにかく奪い取ろうという、
そういう気概を一刻も早く見せてほしい。

おそらく秋山選手は社長としても、
このあたりのことをかなり意識していると思う。

じっさい発言の端端にも感じられる。


紋別の勝者にぜひその場で誰でもいいから、
即その場で次期挑戦者に名乗りをあげてほしい。

場合によっては三人が同時に名乗りをあげて、
後日三人で三つ巴戦をやって決めたっていいだろう。


互いのことをけん制しあうのもけっこうですが、
まずやるべき事が目の前にはあるはず。

三人にはぜひ動いてほしいし、
この不満を早期に解消してほしいです。

もうこの三人にとって、
秋山選手はその背中を見つめるだけの存在ではないはずなのですが…。




余談

あとこれは希望ですが、
一度「六人タッグリーグ戦」を開催してほしい。
ただし三人の総体重を350キロ未満と限定して、
ひとりはジュニアを入れるような形にするというもの。

ある意味全日本色の強いものになると思うのですが…。
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MLB café TOKYOでのファン交流会について。 [スポーツ]

さる5月20日、
MLB café TOKYO恵比寿店で開催された、
「MLBファン交流会」に行った。

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じつは自分にとってMLBは、
1979年のシーズンで時計の針が止まっている。

理由はいろいろあるけど、
それ以降はピンポイントの話題や、
日米野球にたまに行くくらいで、
ほんとうに今の初心者の足元にも及ばないくらい情報に疎い。

なにしろ30球団がどこの地区にいるのかどころか、
すべて言うことすらままならない。

当然選手名など知ってるのは片手で足りてしまう。

で、その反面1979年以前となると俄然詳しくなる。

かつてはそれ以前Wシリーズの対戦カードをすべて言えたし、
当時の26球団の主力選手もほとんど知っていた。

また自分がMLBを見る以前の情報は、
ジョゼフ・ライクラー,の書いた著書、
「大リーグ黄金の30年」
「栄光のワールド・シリーズ」
等々は徹底的に読みつくし、そこから収集した。

1979年に日本で行われたMLBオールスター戦は、
7試合中5試合観に行った。


だがそれが今問題になっている。


それ以降もそのペースを守っていればいいけど、
自分はそこで綺麗に終わってしまった。

このため自分にとっての昨シーズンは、
1979年まで遡ってしまうという、
まさに「今浦島」状態そのものだ。


なので最近また少しだけMLBに興味を持ち始めた事もあり、
そういう人達の集まりに行っていろいろと話を聞きたいということで、
今回でかけていきました。

案の定自分はイチローネタ以外、
ほとんどついていけなかったけど、
なんかとても楽しい空間と時間だった。

ただ自分は専らいろんな人の話を今回は聞くということで、
いろんな人たちがグループこどに雑談をしているそれを、
近くからいろいろ聞いてることで充分満足したけど、
なかにはポツンとひとり話し相手の無い人が何人かいたのも事実で、
こちらから話しかければよかったかなと、
ちょっとそこのところは後悔しています。

こういう場所では後から来た新顔の人って、
なかなか入り込めないんですよね。どこでも。

その後自分は若いファンの方に話しかけられた。

かぶっていた四十年ものの帽子が目についたようだった。
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※これと同じ帽子で、自分のは1979年にMLBの許可を得て日本で制作されたもの。

そのときは古い話を少ししたけど、
パイレーツが好きなこの方は、
古い話もとてもよく知っていてちゃんと話についてきていた。

若い人でも昔の事をちゃんと勉強してるんだなあ、
このときはかなり感心してしまいました。

なのでお礼にこの日持ってきていたこの本をみせたら、
とても喜んで写真を撮っていました。
1979.jpg
いっそのことあげてもよかったかもと今になって思ったりしましたが…。

あとこの日はユニフォームを着ていた人が多かったけど、
自分はNHLはもってるけどMLBはまったく持っていない。

そのへんは少し肩身が狭かった。
まさかレッドウィングスやシャークスのユニフォームを着ていくわけには行かないし…。


その後抽選会があり、
自分はトロントのTシャツをもらった。

トロントというとジム・クランシーしか知らないという、
本当に情けない自分がもらっていいのかという気がしたけど、
ありがたく頂戴しました。


これから自分が再度MLBにのめるかどうかは分からないけど、
おかげで40年前に止まった針が少しだけ動き出したような気がしました。

MLB café TOKYO恵比寿店の皆様、ありがとうございました。
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全日本CCにおける石川-鷹木戦について。 [スポーツ]

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BS11で
「全日本プロレスイレブン 2018 チャンピオン・カーニバル1時間SP」
をみたのでこの機会に。


全日本プロレスの毎年恒例のチャンビォンカーニバル。

今回は他団体から、
丸藤、火野、鷹木、といった実力者が揃っていて、
そのメンバーが横浜の文体で発表されたとき、
会場がかなりどよめいていた。

一番どよめいたのは意外性ということもあり、
丸藤選手が断トツのそれだったけど、
火野選手と鷹木選手のそれもかなりのものがあった。

特に鷹木選手は全日本はしばらく上がっておらず、
ハッキリ言って疎遠になっていたので、
火野選手が最近よく上がっていたので当然といった雰囲気に対し、
こちらはちょっと意外という感じの反応だった。

ただそれは一瞬で、
かなりの人たちがすぐに好意的な反応へと変わっていった。

自分が鷹木選手を全日のリングで初めてみたのは、
2015年の1月3日だったと記憶している。

それまで鷹木選手の地元山梨での全日の試合で、
二試合ほど全日のリングに上がったことはあったけど、
後楽園ホールでは初めて。

このとき対峙した諏訪魔選手には、
正直全てに渡って圧倒されまくり、
鷹木選手本人も
「お前は顔じゃない」
といわれているような感じの内容だったと試合後発言している。

だが最後の最後で諏訪魔選手にパンピングボンバーをクリーンヒットさせ、
場外に落とし意地というか諏訪魔選手を振り向かせたそれは、
その後に続く期待感満点だった。

だがご存知のように鷹木選手はその後全日とはご無沙汰になってしまった。


そんな鷹木選手が久しぶりに、
しかも強豪揃いのCCに出るのだから期待するなという方が無理。

その後組み合わせと日程をみたとき、
とにかく一番強烈に惹きつけられたのが、
4月29日に予定されている石川修司選手との試合。

もう即チケット購入だ。


考えてみるとその対戦相手石川選手が全日に初登場したのも、
確かこの2015年1月3日の六人タッグだったと記憶している。

怪我で欠場者が出たための急遽参戦だったけど、
同じコーナーに立つ曙選手とまったく引けを取らないその体格に、
会場からどよめきが起きたものだった。

六人タッグということで大暴れとまではいかず本人も、
「やり足りない」
とコメントを残していた。

またこのとき対峙した秋山選手は、
「エルボーの使い方をもっとうまくすればよりよくなる」
というかんじの発言をし好感触をもったようだった。

その後石川選手は全日本に継続参戦するようになり、
三冠を戴冠したりと大活躍で、
全日本所属ではないものの、
まるで全日本の顔というくらいの存在感を示すこととなった。

それは往年のスタン・ハンセンのような立ち位置といっていいのかもしれない。

そしてそんな二人がシングルで対峙した。

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試合は稀に見る名勝負で、
かつての四天王対決を濃縮したような、
まさにノンストップ+ハイテンションな試合となった。

互いにやってる事はとにかくシンプルで、
石川選手は「受けきり潰す」、
鷹木選手は「攻め切り砕く」というかんじで、
「潰す」が早いか「砕く」が早いかというそういう感じの展開だった。

しかも互いにすかすことなく正面からいったのだから、
これほど外連味の無い白熱した試合は無い。

今は「地団駄を踏む」と表現しているようだけど、
かつては「重低音ストンピング攻撃」といわれた、
ホールの観客全体が足を踏み鳴らすそれが何度も起きた。

そして鷹木選手をして今までもっとも大きかったという、
「大シンゴコール」がホールに起きたのは、
鷹木選手が受けることでも攻めの姿勢を貫いていた事だろうか。

だが最後はMADE IN JAPANを返した石川選手が、
「潰す」ことから鷹木選手のしている「砕く」ことにシフトチェンジ。

ただしそれは鷹木選手の目が死なない限り勝負がつかないということで、
その目の光の基となっている「心」の部分を砕くという意味で。

頭突き、カミゴェ、ジャイアントスラムという、
最高にして最大のフルコースを最後石川選手は炸裂させ勝利した。

それは久しぶりというか、
初めてといっていいくらの「怖い」石川選手の姿だった。

試合終了後リング中央で互いに向き合い正座したあと深く一礼、
その後互いの健闘を称えるかのように抱き合うその姿は、
これがプロレスの神髄というくらいのものがった。

そしてその両選手に対し会場全体から大きな拍手と歓声が贈られた。


自分はこの試合をみてて終盤涙が出そうになった。

理由はいろいろとあるだろうけど、
とにかく思いの丈がすべて伝わってくるような、
それこそ二人の選手の生き様を見せつけられたような、
そういう感極まる内容だった。

試合後の二人のコメントも、
なにかとても清々しいものがあった。

すでにあれから三週間近く経つけど、
未だにあのときの感銘と感覚が強く残っている。

鷹木選手と石川選手には、
あのような素晴らしい試合をみせてもらい、
もう感謝の念しかない。

ただ残念なのは鷹木選手の次期全日登場が見えてない事。

確かにDGの主力選手だし、
あのときの試合もDGで培ったスピードと試合内容だった事を思うと、
しかたないことではある。

DGあっての鷹木選手ということを忘れてはいけない。
(本人に言わせればその逆かもしれないけど…)

だけどCCでの約一か月に渡る全日参戦は、
全日のヘビー級はもちろんだが、
ジュニアヘビーの選手にもTAJIRI選手や近藤修司選手並みに、
かなりの衝撃を与えている。

中島選手や岡田選手などその戦いぶりに、
かなり強くのめり込んでいたようにみえたし、
中島選手の29日の試合などそのあらわれだったのかもしれない

できればまた全日に参戦してほしいし、
可能なら吉田選手とタッグでも乗り込んで来てほしい。

とにかくいろんなことを思い、
そして期待を抱かせた石川-鷹木戦でした。


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女性が土俵に上がることについて。 [スポーツ]

兵庫県宝塚市で6日に開かれた大相撲春巡業で、中川智子市長が「女人禁制」とされている土俵でのあいさつを認められず、土俵下から「女性だからという理由で認められないのは悔しい。伝統を守りながらも、変えるべきものは変えていくべきではないか」と訴える一幕があった。

 中川市長は、昨年4月に同市で行われた春巡業でも土俵下からあいさつ。その際は疑問を持たずに受け入れたが、4日の京都府舞鶴市での巡業で多々見良三市長が土俵でのあいさつ中に倒れたことが報道され、「男性市長は土俵に上がっている」として、日本相撲協会側に5日、土俵上でのあいさつを要望。しかし、「伝統に配慮してほしい」として土俵下でのあいさつを求められたという。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20180406-OYT1T50112.html?from=ytop_main7


大相撲の女人禁制については、
かつては土俵上どころか、
見る事も禁止されていた時代があったらしいけど、
明治期に人気回復のためそれを撤廃したという、
神事の割には人間臭い理由で、
女性にそれを解放したという歴史があったとか。

それとこれとは違うかもしれないけど、
女性を土俵にあげる事は、
スポーツレベルではともかく、
大相撲という神事にかかわるものでは、
どうもそれはダメらしい。


ただ何故あげていけないのかというと、
その伝えられている理由があまりたいしたものではなく、
慣習に適当な理由をつけて伝統にしたような、
そんな感じがしてしまった。

ただだからといって、
じゃあすぐに取っ払えという気もしない。

というより自分はそれ以前に、
確かに土足ではないにせよ、
力士が裸足、
それ以外の協会の人たちも裸足か足袋を履いてる事を思うと、
力士や協会以外の人が土俵の上に上がる場合は、
能舞台でも一般の人があがる約束事としてあるように、
まず赤い絨毯を敷き、
そのうえですべての人たちが、
黒系か白の足袋をかならず履いて土俵に上がるよう、
そう義務づけるべきではないかと思ってる。

そしてその上で、
男女とも土俵に上がれるようにしたらいいと思う。

それでもダメなら、
どこかに参拝するとか、
行事に参加するという縛りをつくってもいいだろう。

とにかく霊峰富士でさえ今は女性も登山をしている。

公益財団法人を返上するならともかく、
そうでないのなら、
自分は前述した条件の上、
男女とも土俵に上がれるようにした方がいいと思う。

出雲大社や伊勢神宮も、
女性の参拝を禁止してはいない。

雰囲気やなんとなくだけというのは、
はたしてどうなんだろうという気はする。


ぜひ協会には力士も含めて一考を願いたい。
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三年ぶりに全日本プロレスの大会に行く。  [スポーツ]

2月3日横浜文体での全日本プロレスに行く。

全日.jpg

2015年の後楽園ホール以来、
全日の大会に行くのは三年ぶり。

その時の感想は、
http://orch.blog.so-net.ne.jp/2015-01-04
にあります。

カード↓


渕正信、金丸義信、ウルティモ・ドラゴン
VS
中島洋平、野村直矢、青柳優馬


青木篤志 VS 高尾蒼馬


◆GAORA TVチャンピオンシップ
KENSO VS 土方隆司


秋山準、大森隆男、SUSHI
VS
曙、入江茂弘、石川修司


諏訪魔、佐藤光留
VS
鷹木信悟、ゼウス


◆アジアタッグ選手権試合
宮原健斗、鈴木鼓太郎
VS
長井満也、南野タケシ


◆ジョー・ドーリング VS 潮崎豪

今みるとなんとも感慨深いものがあります。

因みにこの日は本来、青木篤志 vs 石井慧介 だったのが、
石井選手の欠場でカード変更、
急遽石川選手の参戦とあいなったけどこのとき石川選手が、

「やりたりない!」

と言っていたのが印象的でした。


そして今回のカードは、
http://www.all-japan.co.jp/match/2%e6%9c%883%e6%97%a5%ef%bc%88%e5%9c%9f%ef%bc%89%e6%a8%aa%e6%b5%9c%e6%96%87%e5%8c%96%e4%bd%93%e8%82%b2%e9%a4%a8%e5%a4%a7%e4%bc%9a%e7%b5%90%e6%9e%9c
にあるようなものになっていました。


試合はとにかくみてて個人的には前回より満足度が高かったです。

試合内容についてはいろいろと他所で書かれているので、
ここではそれ以外の事を。

会場に入ると選手が売り場に立っていたが、
ジョーがデカい!

この人をフォールする人がいるのがちと信じられない。

大森さんやジェイクさんも元気そうで何より。

TAJIRIさんが何気なくいてこれにもビックリ。

ただ温和そうな表情の中に強い目力を感じられて、
ああやっぱり凄い人だなあとつくづく思う。

じっさい試合も青木選手より目立っていましたし、
ある意味ドミネーターといったところか。

この人が全日ジュニアに与えている影響は、
こちらの想像以上に大きいのかも。


会場内に開始十分前に入った時は、
三割位しか人が入ってなかったので、
これはちょっと悲しいなあとおもったけど、
前半終了後には7割から8割近くはいっていたように見えたので、
これには一安心でした。

第一試合、
いちばん注目したのは岡田選手。

いきなり佐藤選手や鈴木選手に突っかかっていましたが、
岡田選手のこういう火のつきがいい動きが、
じつは今の全日の活況に繋がっているのではないかと、
個人的には思っています。

岡田選手は最初登場するとタッチして交代したあとは、
多少場外戦に若干加わったくらいで、
それ以外は他の選手の動きをリング下におりて、
くいいるようにみていました。

全力で戦い全力で吸収という、
今の岡田選手のそれがよく感じられそれでした。

そしていちばん注目したのは岡田選手の側を近藤選手が通った時。

岡田選手が近藤選手の事を凝視していたのに大注目。

それは鈴木選手や佐藤選手への敵視とは違い、

「これがあの近藤修司か。」

というそんな感じでのそれに見えた。

それが畏敬の念のそれだったのか、
それとも絶対この壁を越えて見せるという、
その気概のあらわれだったのかは分かりませんが、
とにかく今までにみたことのない表情をしていました。

今回はジュニアリーグで両選手同じブロックにいるので、
どういう試合を近藤選手にしかけていくのか、
このカードちょっと注目です。


休憩時間にチャンピオンカーニバルの選手発表。

火野選手の時もかなりどよめいたが、
鷹木選手の場合は、

「ついに来たか」

というかんじで歓迎ムードのどよめきだった。

だがもうひとつのブロックの最後の選手。

ほとんどの人が永田選手あたりを予想していところに、
ノアの丸藤選手がコールされた時のその凄いほどの驚きの声。

これはかつての全日武道館大会でもめったに聞けない、
かなり密度の濃いどよめきだった。

そのあとしばらく会場のざわつきは収まらず、
隣にいた人はスマホで即この事をツイートしていた。


後半では世界タッグの後、
休憩時間もファンとやりとりしていたゼウス選手が、
ボディガー選手と次期挑戦に名乗りをあげたところで午後八時。

自分はここで時間切れとなり帰宅したが、
その後自分の嫌いな乱入があったようで、
みなくて良かったというのが本音。

それにしてもメインの三冠戦に出た二人。

あまり楽しいものではなかっただろうし、
ちょっと水を差されたような気もするところもあり、
このあたりちょっと気の毒だし、
今後一考を要してほしいところ。


全体的には、
ひじょうにアットホームな雰囲気が、
前回よりもさらに増したという感じになっている。

このままより集客が増え、
将来地上波にも再度カムバックできるような事があれば、
よりいい方へと転がっていくと思う。

しかしいい感じ、特に選手も観客も雰囲気がいい。

2月から4月にかけてけっこう全日にとって、
話題性の高い、そして勝負のシリーズが続く。

ちょっと目が離せなくなってきました。


ただ乱入はもう勘弁ですけど。




余談。

世界タッグの試合中、
場外でYOSHITATSU選手の攻撃に対し、
諏訪魔選手がしかけた机を利用した強烈な一撃。

その衝撃音が凄かったことから、
まわりがどよめき「やべえ」という声があがった。

諏訪魔選手の「看板」である「暴走」が垣間見えた瞬間でした。

しかし諏訪魔選手の攻め。

けっこう音がデカいものが多い気がする。

これも案外ひとつの売りなのかも。


それとYOSHITATSU選手。

この半年で全日ファンのそれが大きく変わった。

最初はかなり否定的なものが多かったけど、
結果を出してきたこと、
そしてしっかりとプロレスをしている事が評価されたのだろう。

新日本は最近全く見てないけど、
最後の頃はかなり覇気がなかったという。

今のYOSHITATSU選手をみてるとちょっと考えられないくらい、
とても活き活きと試合もコメントもしている。

次に三冠戦に挑戦するときが楽しみですし、
CCで丸藤選手とやるのも大注目です。
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全日本プロレス遊行寺大会に行く [スポーツ]

【第44回藤沢市民まつり ~遊行寺でプロレスをするぞ!オイッ!!~】

というタイトルのそれに行く。

地元藤沢出身の全日本プロレスの諏訪魔選手による、
藤沢市民まつりの一環として行われた特別興行。

場所は遊行寺境内。
過去にも何度か行われています。

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この本堂より前にある、
茶屋や宝物館の前にある広い場所を使って行われた。

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公式サイトを参考にすると
以下のような進行となっています。


11:30 屋台村開始

第1部  ~発表会~

13:00 市民団体発表会(3団体予定)

第2部  ~プロレス~

14:00

第1試合 青柳優馬 VS 岡田佑介

藤沢警察署 防犯キャンペーン (ゲスト:青柳優馬)

第2試合 諏訪魔&江の島マン VS マッシモ& ダニー・ジョーンズ

サイン、写真撮影会

というもの。


自分はこの第二部から観に行きました。


着いたのは13:40頃。

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昨年は雨で中止、
今年は以前に比べるとやや地味なカードなので、
ちょっと心配しましたがけっこう人が集まっていました。

来賓の方々の挨拶と、
諏訪魔選手からの挨拶ではじまりましたが、
諏訪魔選手は前日の王道トーナメントで優勝したこともあり、
優勝トロフィーをもってのそれとなりました。

そして14時から第一試合。

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前日第一試合の六人タッグで、
直接勝敗にかかわった二人によるシングルマッチ。

岡田選手のけれんみの無いストレートなファイトもよかったですが、
驚いたのは青柳選手の成長ぶり。

試合をうまくコントロールしていたということもそうですが、
デビューしてまだ二年半ちょっとの21歳で、
ずいぶん試合運びが練れたというか旨い運びをするのに感心。

誰に強い影響を受けたかはわかりませんが、
やはり後ろから追ってきた人が出てきたことから、
それが成長のスピードを速めているのかも。

しかし二人とも最初見た時に比べると、
各段に身体ができあがってきている。

あと数年もすると、
この二人も全日本ジュニアの精鋭として、
この団体を支えていくんだろうなあという、
そんな未来がみえてくるような試合でした。

そういえば最後の逆エビ固め。
昔はボストンクラブといわれて、
その理由は決められた相手の足のそれが、
ボストン港名物の蟹のハサミに似ていたのが語源だとか。

じゃあなんでそれが日本で逆「えび」になったかは、
同じ甲殻類とはいえど、
ちょっと自分にもわからない。

しかしシンプルだけど、
きっちり決まると怖い技だとあらたて痛感させられた。

試合後一息つく青柳選手と遊行寺のみなさん。
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遊行寺の八百年前の鐘楼を写したら、
小さく横に試合後の岡田選手が写っていました。
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このあと途中から青柳選手を交えての、
警察署からの振り込め詐欺への注意喚起。
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そしてメインの第二試合。

はじまる前には人がけっこういた本堂前もご覧のとおり。
みなプロレスをみるためそちらに向かわれたようです。

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これもなかなかいい試合だったけど、
諏訪魔選手は昨日の激闘があったにもかかわらず、
フロント・スープレックス、ダブルチョップ、バックドロップと、
見ばえのいい得意技を次々と連発、
そして最後にはラストライド。

これがまた凄いほどきれいに決まって、
その瞬間の衝撃音が本堂近くにまで響いてきた。

あまりの説得力に、
観客からどよめきが上がったほどでした。

他の三選手も見せ場をいろいろつくって、
こちらもまた見応えのある楽しい試合でした。

試合終了後の様子。
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ただとにかくまわりが混んでて、
自分は人混みに弱いので遠景が多くなってしまいました。

申し訳ないです。

この日の試合結果。
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試合終了後の諏訪魔選手、じつにいい笑顔でした。

じつはこのときのまわりのみなさんもいい表情だったのですが、
やはりそのままは拙いのでこういう形になりました。
ちょっと残念です。
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その後本堂前で記念撮影。
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このときやはりベルトが欲しいということ、
かつて学生時代に遊行寺で修行をしたことがあるけど、
とにかく厳しい修行で尻を棒で叩かれたと話されてました。

その頃リングは岡田選手も一緒に撤収作業中。
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因みに屋台のグッズはかなりよく売れたらしく、
目出度くも完売した品目もあったとか。

こうしてこの日の大会は終了。

お疲れ様でした。


かつて自分は全日本プロレスの武道館大会へ、
毎回のようによく通ったけど、
2002年2月を最後にご無沙汰になってしまった。

やはりノアとの分裂は小さくなかったということか。

ただノアも自分は観に行ってないので、
ようするにプロレスそのものに冷めてしまったといえる。


それが十年以上たってまた全日本プロレスをみるようになったのは、
その試合内容がいいというだけでなく、
人数こそ激減したけど、
ひじょうにいいメンバーが揃っていること。
若くていきのいい選手が伸びてきていること、
実力のある中堅ベテラン選手と
いろいろと核になる選手がしっかりいるということがある。

もちろんその中には今日試合をした青柳選手や岡田選手、
そしてこの日の主役だった諏訪魔選手がいる。

新日本やドラゴンゲートほど、
煌びやかじゃないし器用でも順応性があるわけでもないけど、
その愚直な試合はある意味安心してみていられるし、
他団体から来てくれている選手も実力者揃いということで、
かつての号か外国人選手が割拠していた頃の全日と重なるものがあり、
みていてわくわくするものがある。

とはいえ、それでもかつての全日本とは、
やはりその状況はかなり違う。

今はなかなか厳しいかもしれないけど、
これだけの選手が揃い、
いい試合をしているのだから、
あとはこれをどうより知ってもらうか。

そういう意味では今の全日本プロレスは、
アニメ聖地化する前の大洗や沼津みたいなものかもしれません。

地上波放送とかどこかで試しでいいからやってほしいなあ。



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シカゴ・カブス [スポーツ]

シカゴ・カブスがワールド・チャンビオンになった。

じつに108年ぶりとのこと。

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108年前のカブスはかなりの強豪で、
球聖タイ・カップを擁するデトロイト・タイガースを
二年続けてワールド・シリーズで退け、
リーグはその連覇年の前年を含めて、
三年連続で優勝を勝ち取っている。

その後ワールド・チャンビオンはご無沙汰になるが、
それでもリーグ優勝は、
1910-1945まで7回を数えている。

だがそれからは、
優勝というものから遠ざかってしまた。

その間に、
アーニー・バンクス、ファーガソン・ジェンキンス、
リック・ラッシェル、デーブ・キングマン、
そしてあのサミー・ソーサが在籍していたが、
とにかく優勝とはまるで縁がなかった。

俗に「山羊の呪い」といわれているあれです。

かつて阪神タイガースがらみの替え歌で、

「阪神タイガースの優勝を知らない子供たち」

というのがあったけど、
カブスの場合リーグ優勝を知っているファンは、
少ないながらもいることはいるだろうけど、
前回ワールド・チャンピオン時を記憶している人は、
おそらくこの世にはいないのではなかろうか。


自分がメジャーをよくみていた時期でも、
すでに最後にワールド・チャンピオンになってから、
七十年以上経過していた。

当時は
ラッシェル、スーターという、
先発とリリーフの二枚看板、
そして内野にデヘスス、トリーヨ、
そしてのちに西武に移籍するスティーブ・オンティベロス。

主軸にはキングマン・マーサー、バックナーと、
そこそこ強力な布陣でナショナルリーグ東地区に陣取っていたが、
パーカー、スタージェル、マドロック、フォーリー、
そしてブライレベン、テカルビを擁するパイレーツや、
カールトン、マグロー、シュミット、ルジンスキー、
さらにはレッズから移籍してきたピート・ローズを擁した、
フィリーズの後塵を拝していた。


ただ強豪というイメージはあったので、
いつかは優勝するだろうと思っていたが、
あれから40年も経ってしまった。

特に2003年のスティーブ・バートマン事件は、
いろんな意味で救われない事件だったが、
それでもそこからさらに十年以上も優勝できなかったのは、
やはりとても意外だったし、
山羊の呪いはほんとうにあるのかもと、
正直ちょっとと怖いものすら感じてしまったものだった。


ただ今年は前年もあと一歩だったこともあり、
ひょっとしたらという気がちょっとだけあった。

その後ついにリーグ優勝、
そしてシカゴでの第5戦から、
大逆転の四連勝でついに108年ぶりのワールド・チャンピオンとなった。


これで山羊の呪いもとけたことだろうが、
もうひとり、
ある呪縛から解き放たれた人がいる。


そう、あのスティーブ・バートマン氏だ。

彼は今この歓喜の光景をどうみているだろう。


自分は今回の優勝でそれだけが心にひっかかっている。

ぜひ彼もこの件から解放されてほしい。


おそらくそこから、
カブスの新しい時代の一歩がはじまる気がするからです。



そうしないとまた100年優勝できないぞ…

…ということはもうないでしょう。


シカゴ・カブス、優勝おめでとう。

Chicago Cubs, congratulations.


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ピート・ローズの思い出 [スポーツ]

自分がいちばんMLBをよくみていたのは、
フジテレビがMLBを録画ではあるけど、
ワールドシリーズやオールスターゲームはもちろん、
レギュラーシーズンも毎週放送してくれていた頃だった。

特に1977年のワールドシリーズにおける、
レジー・ジャソンの一試合3ホーマーは強烈な印象として残ったものだった。

だけど当時のMLBは、
それにもかかわらずそんなに話題にはなっていなかった。

ベーブ・ルースの本塁打通算記録を破り日本でもニュースとなり、、
1974年には巨人の王選手とのホームラン競争のため来日してくれた、
あのハンク・アーロンが1976年に引退していたため、
彼のように一般にまで知られるような選手がいなかったからだ。

ノーラン・ライアンやルー・ブロックという、
偉大な選手もいたけどやはりアーロンほどの知名度はなかった。


ピート・ローズもそうだった。

当時ローズは「チャーリー・ハッスル(Charlie Hustle)」とよばれ、
安打製造機としてヒットを打ちまくっただけでなく、
その全力プレーでチームを鼓舞しファンを魅了し熱狂させた。

特に彼がヒットを打ち一塁をまわり二塁に向かいそうになると、
球場全体にどよめきが走った。

それは彼のトレードマークである、
ヘルメットを飛ばして二塁に飛び込むヘッドスライディングは、
迫力と美しさを兼ね備えた芸術品だったからだ。

1970年代後半は首位打者になることもなく、
また最多安打もほとんど記録することはなかったけど、
それでも78年には44試合連続ヒットや、
通算三千本を達成するなどして、
全米では最高のスーパースターのひとりだった。

また安打製造機というがパンチ力もかなりあり、
あの独特のクラウチングスタイルから、
一試合三ホーマーをやったこともある。

にもかかわらす、
ローズの日本での知名度は今一つだった。

もっともそれは78年の夏頃までのこと。

この年のオフに、
「ビッグレッドマシーンがやって来る」
みたいなかんじのそれで次第に一般にも注目されはじめ、
来日前にはスーパースターの地力を見事に発揮し、
じゅうぶんなほどの話題をふりまいていた。

(シーバー、ベンチ、フォスターというスーパースターも来日してましたが)

当時のレッズ来日の宣伝ポスターが、
ローズがメインということがさらにそれをプラスしていたと思います。

このときのことは以前ここにも書いてます。
http://orch.blog.so-net.ne.jp/2007-11-06

このときのローズはとにかく全力。

日米野球にあまり興味がなく来日しなかったり、
しても片手間にやる選手が多かった時代に、
(それでも充分対応できるくらい当時の日本のレベルは高くなかった)
彼はとにかく人一倍日本で全力でプレーしてくれていた。

このため他の選手にもそれが波及していった。


そして翌79年にもMLBのオールスターチームの一人として再来日、
今度はユニフォームがフィリーズに変わっていたが、
外野守備でもあいかわらずの全力プレーで、
少し緩んでいたMLBチームの雰囲気を一気に高めてくれていた。

またオフもイベントに参加しサインや写真撮影も応じていたし、
さらには広島の日本シリーズをみに来場、
アメリカとぜんぜん違うその雰囲気をじつに楽しそうに堪能していった。


当時MLBからみれば、
はるかに格下にみえていた日本野球なのに、
彼だけはそんなことおかまいなしに、
自らのベストプレーを全力で見せてくれていった。

37才から38才にかけてというから、
当時の日本の感覚では引退がささやかれてもおかしくない年齢だったが、
ほんとうにそんなことを微塵も感じさせないプレーの連続だった。

(79年は途中で少し怪我をしてしまいましたが…)

そこに自分はMLBのスター選手としての、
プライドをみせてもらったような気がしたものでした。


あれ以来自分にとってピート・ローズは、
憧れの選手というだけでは片づけられない、
ちよっと特別な存在の選手となっている。

その後不祥事で球界から永久追放を受けていてもです。


そんな彼が最近イチローの記録で大人気ないコメントを出していると、
そういう報道がつたわっている。


ローズはプライドの塊のような人だし、
ちょっと朝青龍のようなやんちゃな所もあるので、
下手なインタビューをしたらああいう答え方をされるのは、
火をみるより明らかだった。

特に日本のインタビューは、
はたして彼へのリスペクトが充分あったかどうかすら疑問だったので、
さらにつれない返事がそこで発信されていたのかもしれない。


たしかにローズの現役時代の日本野球はそうだったし、
今でも日本の選手がなんでMLBにやってくるのかという、
その理由の根底を考えていけば、
ローズの発言もあながち大間違いとはいえないものがある。


だが他の選手からみれば異例とも思えるほどの、
日本での彼の全力プレーをみていた自分としては、
それらの発言意外にも、
何かイチローの今回の記録や日本の野球のことに、
思うことがあるような気がしてならない。


だけどとにかく今はこういう否定的とも大人気ないともいえる内容のみが、
こちらには伝わってきているのが現状だ。

ぜひ彼の本音というか、
まだ語っていないことを感情的な部分を一度取り払った状況で、
しっかりと聞いてみたいものです。


再来年(2018)は彼が選手として初来日して40年。

それまでに誰か彼をリスペクトしてくれてるい人が、
ちゃんと話を聞いてくれないかなあ。
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バトミントンの桃田選手の今後のことについて。 [スポーツ]

過去の違法な賭博行為で、リオデジャネイロ五輪出場が絶望的となったバドミントン男子シングルス世界ランク2位の桃田賢斗(21)が8日、12年ロンドン五輪代表の田児賢一(26=ともにNTT東日本)とともに都内で謝罪会見を行った。桃田は反省の言葉を口にしながらも、現実を受け止められない様子で「この先どうなるか分からない」とぼうぜん。桃田を違法カジノ店に誘った田児は「桃田は日本の宝、もう1度チャンスを」と涙で懇願した。

 表情を変えず、淡々とした口ぶり。1時間10分の会見中、桃田はぼんやりとしていた。違法な賭博行為が明るみに出てから2日。帰国時の茶髪を黒に染め直し、黒いスーツで会見に臨んだ。まだ現実を受け止めきれていなかった。

 桃田 本当に今は自分でもこの先どうなるか分からなくて、4年後なんか全く見えず、今は、してしまったことへの反省や申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 目前に迫ったリオ五輪も、4年後の東京五輪も見えない状況。「今はバドミントンが充実していて集中している中で、意識していなかったところからこうなってしまって…」。どうして? という複雑な思いが透けて見えた。

 14年8月、世界選手権で訪れたデンマークで賭博を初めて経験した。同10月、先輩の田児に誘われたのをきっかけに今回問題となっている錦糸町のカジノ店に通い始めるように。1度に数万から10万、計6度で約50万円負けた。

 桃田 いけないこととは分かっていた。でも、入ってはいけない所に入る好奇心、楽しんでいる自分もいた。スリル感だったり、そういう気持ちから感覚がおかしくなって。日本のカジノに行ってもそんなに(思わなかった)。感覚がおかしくなってきたのかなと。

 14年末、全日本選手権決勝で敗れ「自分の中で何かが変わった」。15年1月からは一切ギャンブルをやらず、バドミントンに打ち込んだ。賭博のことは誰にも言わず隠してきた。遅すぎるが取り沙汰されて初めて、事態の重さに気付いた。

 桃田 社会人として、自分で気付いて正しい行動をいけないはずなのに、自分を止められない弱さがあったかなと思います。

 反省する気持ちとは裏腹、言葉は軽く響いた。

 淡々とした桃田とは対照的に、田児は頬を伝う涙を何度もぬぐいながら繰り返し、訴えた。

 田児 自分は2度とバドミントンができなくなってもいい。桃田のような日本のバドミントンにとっても、わが社にとっても宝物のような選手を自分のとった行動でこのような事態にしてしまった。自分の立場でこういうことをいうのはおかしいですが、桃田にもう1度チャンスを与えてやってください。お願いします。

 テレビカメラ12台。彼らの謝罪の様子が生中継で全国に流れる。バドミントン新旧エースの名は、最悪の形で広まった。【高場泉穂】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160409-00000047-nksports-spo


正直弁解の余地が無いし、
特に田児選手は他にも誘うわ金額はデカいわで、
かなり大きなペナルティを科されても仕方がない気がするけど、
桃田選手の方はどうなのかなあという気はする。

先輩からの誘いで断り辛かった面もあっただろうし、
社会的な意味での恥は充分かいてるような気がする。


なのでこれはあくまでも個人的なあれなのですが、
向こう一年は強化選手から外し、
ボランティア活動に今後一年間で300時間奉仕することと、
リオのオリンピックにどうしても行きたいなら念書を書かせた後、
全額自己負担で行かせるというもの。

つまり滞在費も交通費も食費もすべて自己負担とういうこと。
また通訳が必要なら、
それにかかる全費用ももちろん自己負担。

これが北京とか近場なら効果はあまりないけど、
今回ブラジルのリオですから、
いろんな意味で額は半端ではないと思う。

練習したければその時間の使用料等も負担するというもので、
とにかく協会も国も会社も一切お金を出さないということ。


正直お金のありだかみ、
稼ぐことのたいへんさというもの、
そして使った金額の価値というものを痛感してもらうのなら、
単純に謹慎や反省よりも、
はるかにこたえるし実感できるし、
今後同じような過ちを起こさない劇薬になるのではないだろうか。

もちろんそれでも再犯したら永久に資格停止は当然という前提で。

50万って正直そこそこの金額だ。

これを実感してもらわないと正直何もはじまらないし、
そういうお金を違法なカジノを開くような人たちに渡したということを、
しっかりと反省してもらうにもこういうことも必要なのではないだろうか。


もちろんメダルとっても賞金などでないし、
帰路も当然金メダリストだろうとなかろうと自腹というもの。

まだ21才という年齢なので、
今回のオリンピックをみあわせろというのも筋かもしれないが、
21才だから早いうちに実感させて叩くという手もある。


しかも帰ってきてからもボランティアの義務が待ってるし、
強化選手でもないので練習等も今までのように優遇されない。


黙って自宅謹慎よりも、
人の目に晒され反省しながら日々を過ごし、
お金の価値と大切さを身を以て痛感させるというのも正直有りだと思う。


自分は今回の事に限らず、
なんでもかんでも自宅謹慎とか資格停止という、
剥奪や科刑で処理することより、
もっと身に染みて分からせるということの方が、
本人にとっても社会にとってもいいような気がする。


もちろん程度問題もあるので、
ものによってはそれでは無理ということもあるけど、
人の生き死にや生活に影響が出ない場合は、
こういうやり方もケースによっては一考してほしいと思っている。


ただこれは覚せい剤に対しての考え方とも似ているので、
プライドを根こそぎもっていくところもあり、
ある意味謹慎よりもキツいしえげつないやり方かもしれませんが。


(4/10追加)

日本バドミントン協会は10日、東京都内で緊急理事会を開き、違法カジノ店で賭博行為をした男子のエース、桃田賢斗選手の日本代表の強化指定を外し、無期限の試合出場停止処分を科した。桃田選手のリオデジャネイロ五輪出場はなくなった。

http://this.kiji.is/91771449935988214?c=49769094296027144

で、結局いちばん安直で事なかれ主義の結論になりましたとさ。

感情的に決めたとしかみえないよなあ。

ダメだなあ日本は。甘い!
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