内浦の「聖地」についての続き。 [沼津~三の浦]
今の内浦が聖地としてどうこうというのはまだ判断が早すぎる。
大洗も最初はこうだった。
因みにJAなんすん重須店のビジターに対するそれは、
大洗でみかけるそれとよく似ている。
自分も内浦に来る度にかならず立ち寄る。
結局は続けられる顧客作りと話題と情報の発信。
因みに話題と情報というのはアニメ絡みということではなく、
街の以前からやっているイベント、
それも何気ないものでも日常の事でもOK。
大洗の情報をよくみてれば分かるけど、
すべてがアニメ絡みというわけではない。
つまりアニメも一般も、
ビジターを分けては考えていませんよという姿勢が大事。
大洗の成功はこういう全てを並列化してやったところが大きい。
あとはそこにどうラブライブをうまく添えるかというところ。
無理な焚きつけを最初からやっても無理。
誰にも負担がからない、
やってて自分も楽しめるというものがベスト。
そうすれば街全体にもそれが広がっていく。
ただしそれはすぐできるもんじゃない。
大洗のように観光の鉄壁のノウハウをもっていても数年がかりだった。
ただ常に横と多くの意見を交換するのは大事。
最初からあんこう祭りも13万人集まったわけじゃないし、
今でも平日はけっこう静か。
このあたりのメリハリもじつは重要。
それを思うと、
とにもかくにもこれからだと思う。
二期が発表されるとまたいろいろと出てくると思うけど、
今はどういう方向と姿勢でやっていくのかを、
内浦の特性を活かし意見をすいあげていろいろと考える時期だと思う。
あと今までの事を精査するとき、
うまくいかなかった事ばかり反省するんじゃなくて、
うまくいった事を
「なぜうまくできたのか」
を検証することもとても大事。
これができれば、
次はひとつ上のステップからはじめることができる。
(以上ツイッターでの発言を一部修正してここに再掲載)
ツイッターはどうしても字数制限があるので、
言葉足らずでいつも以上にぶっきらぼうになる。
なのでここではもう少しいろいろと付け足しで…。
内浦は以前も、
http://orch.blog.so-net.ne.jp/2017-01-12
書いた通り、
大洗よりもいろいろと縛りがある。
なので何から何までまねることは当然できないが、
だいたいそんなことしたら内浦のオリジナリティが無くなるし、
二流に出来損ないの「大洗」しかそこには生まれてこない。
そんなものは百害あって一利無しだし、
ビジターの誰もそんなことは望んでいない。
なのでいつもは普段着でやってて当然だしそれが理想。
「ラブライブ」を目当てに来た人には、
媚びるのではなく、
この「内浦」の良さを知ってもらうのがまず大事。
だからいろいろとした約束事を、
一般に広めるのが大事と言ったのです。
「ラブライブサンシャイン」は、
以前の「ラブライブ」と違って、
かなり地域密着型のストーリーとなっている。
そしてそこで描かれているのは、
まったく「普段着」の内浦だということを忘れてはいけない。
だからもし内浦を広めるとしたら、
そこの「売り」「特産品」「祭事」などという、
いつも扱っている、
もしくはいつも手掛けているものを、
まんべんなく広めていくことが大事。
そして問題はここからで、
ツイッターでも例にあげさせていただいた、
JAなんすん重須店のように、
普段のスタイルを崩さない、
だけどそこにうまく「ラブライブ」を添える、
そして会話の重視。
もちろん「ラブライブ」の事など、
そんなに細かく知る必要はない、
ただ話を聞くだけでもいいと思う。
ここでのなんとも穏やかな会話や、
人同士のやりとりは、
大洗でもみかけたアニメ抜きの通常モードのそれだった。
じつはこういうものが、
再訪問者を惹きつける力が強い。
大洗の成功例はじつはそういうものもかなりある。
アニメであれだけ内浦を売ってるのだから、
内浦も自分たちの今まで培ったものを、
よりハッキリと明確に打ち出せばいいのであって、
間違っても無理に媚びる必要は無い。
短期決戦型ならそれもありだけど、
正直ここではそれも必要はあまりないと思う。
正直言うと、
大洗に「ガルパン」本放送終了後の翌月末、
放送開始から七か月後に行ったとき、
大洗とガルパンのそれは、
なんかちょっと異質な感じがしていた。
なんというのかふつうの街にアニメが侵食してきたような、
そういう異質なものとの共存に、
311以降落ち込んでいたそれの浮沈を若干かけていたとはいえ、
なにか妙な違和感というか、
街からは決してガルパンを全面的には受け入れていない、
なんかそんな雰囲気が感じられた。
だがそれが訪問するうちに次第に和らいでいき、
気がつくといつのまにか、
大洗がガルパンをひとつのツールとして吞み込み、
完全にコントロールし共存していた。
ここまで放送開始からだいたい四年。
これを内浦に例えると2020年というから、
東京オリンピックの頃ということになる。
もっともガルパンは繋ぎにつないでの現在進行形なので、
「サンシャイン」がそのころどうなってるのかは分からないが、
それでも今の内浦は大洗のあのころとあんまり違わない。
もし違うとすると、
アニメのキャラの使い方を、
もう少し町全体で積極的に使ってもいいのかなと。
なんかそのあたりが大洗に比べると、
ちょっともったいないというか。
以前観光客用の「津波避難マップ」を配布用に作成して、
それにサンシャインのキャラを使うといったのは、
そういう意味もあるのです。
タクシーやバス、
それに電車も確かにいいけど、
そういう部分も有りじゃないのかなと。
あと積極的に受け入れをしたいところは、
もっとネットでガンガン発信した方がいい。
目につくのは、
沼津港の丸勘さんくらいなもので、
肝心の内浦のそれはあまりみえてこない。
なんか沼津だけが賑やかで、
肝心の内浦はかなり冷めてるんじゃないのかと、
それこそ三津シーとあわしまマリン以外は蚊帳の外的な、
ひょっとするともういいやという感じなのかなと、
そういうふうにさえ思われる時がある。
もちろん実際はそうではないと思うけど、
普段のスタイルを無理に崩す必要は無いが、
もう少しこのあたりはやってほしいかなあと。
なんか今の全日本プロレスやノアを見ているみたいで、
もったいないなあという気はする。
観光用はどんどん使って、
普段着の部分は無理して変える必要はないという、
そういう住み分けがキッチリできると、
地元もビジターも楽に、
そして潤滑にまわっていくとは思うのですが…。
というわけであくまでも横浜在住の余所者の戯言でした。
あと話は違うけど、
一度アクアのキャラも絡めて
「のっぽパン祭り」
とかやったら面白いかも。
過去にもあったようですけど、
ここでは限定のキャラを一人一人プリントしたものや種類を、
そのときだけ限定で発売したりとか。
過去に販売されたものを復活させてみるとか、
さらには他の特産品の食材も混ぜてみるとか。
そういうかんじでです。
けっこうこういうパン祭りとか食フェスって、
ひとつハマるとおもしろいんですよね。
大洗なんかこういうノリのものもけっこうありますし。
ネタのひとつということでもビジターに
「こういうのやったらおもしろいかなあ。」
みたいに聞くのもありかなと。
大洗も最初はこうだった。
因みにJAなんすん重須店のビジターに対するそれは、
大洗でみかけるそれとよく似ている。
自分も内浦に来る度にかならず立ち寄る。
結局は続けられる顧客作りと話題と情報の発信。
因みに話題と情報というのはアニメ絡みということではなく、
街の以前からやっているイベント、
それも何気ないものでも日常の事でもOK。
大洗の情報をよくみてれば分かるけど、
すべてがアニメ絡みというわけではない。
つまりアニメも一般も、
ビジターを分けては考えていませんよという姿勢が大事。
大洗の成功はこういう全てを並列化してやったところが大きい。
あとはそこにどうラブライブをうまく添えるかというところ。
無理な焚きつけを最初からやっても無理。
誰にも負担がからない、
やってて自分も楽しめるというものがベスト。
そうすれば街全体にもそれが広がっていく。
ただしそれはすぐできるもんじゃない。
大洗のように観光の鉄壁のノウハウをもっていても数年がかりだった。
ただ常に横と多くの意見を交換するのは大事。
最初からあんこう祭りも13万人集まったわけじゃないし、
今でも平日はけっこう静か。
このあたりのメリハリもじつは重要。
それを思うと、
とにもかくにもこれからだと思う。
二期が発表されるとまたいろいろと出てくると思うけど、
今はどういう方向と姿勢でやっていくのかを、
内浦の特性を活かし意見をすいあげていろいろと考える時期だと思う。
あと今までの事を精査するとき、
うまくいかなかった事ばかり反省するんじゃなくて、
うまくいった事を
「なぜうまくできたのか」
を検証することもとても大事。
これができれば、
次はひとつ上のステップからはじめることができる。
(以上ツイッターでの発言を一部修正してここに再掲載)
ツイッターはどうしても字数制限があるので、
言葉足らずでいつも以上にぶっきらぼうになる。
なのでここではもう少しいろいろと付け足しで…。
内浦は以前も、
http://orch.blog.so-net.ne.jp/2017-01-12
書いた通り、
大洗よりもいろいろと縛りがある。
なので何から何までまねることは当然できないが、
だいたいそんなことしたら内浦のオリジナリティが無くなるし、
二流に出来損ないの「大洗」しかそこには生まれてこない。
そんなものは百害あって一利無しだし、
ビジターの誰もそんなことは望んでいない。
なのでいつもは普段着でやってて当然だしそれが理想。
「ラブライブ」を目当てに来た人には、
媚びるのではなく、
この「内浦」の良さを知ってもらうのがまず大事。
だからいろいろとした約束事を、
一般に広めるのが大事と言ったのです。
「ラブライブサンシャイン」は、
以前の「ラブライブ」と違って、
かなり地域密着型のストーリーとなっている。
そしてそこで描かれているのは、
まったく「普段着」の内浦だということを忘れてはいけない。
だからもし内浦を広めるとしたら、
そこの「売り」「特産品」「祭事」などという、
いつも扱っている、
もしくはいつも手掛けているものを、
まんべんなく広めていくことが大事。
そして問題はここからで、
ツイッターでも例にあげさせていただいた、
JAなんすん重須店のように、
普段のスタイルを崩さない、
だけどそこにうまく「ラブライブ」を添える、
そして会話の重視。
もちろん「ラブライブ」の事など、
そんなに細かく知る必要はない、
ただ話を聞くだけでもいいと思う。
ここでのなんとも穏やかな会話や、
人同士のやりとりは、
大洗でもみかけたアニメ抜きの通常モードのそれだった。
じつはこういうものが、
再訪問者を惹きつける力が強い。
大洗の成功例はじつはそういうものもかなりある。
アニメであれだけ内浦を売ってるのだから、
内浦も自分たちの今まで培ったものを、
よりハッキリと明確に打ち出せばいいのであって、
間違っても無理に媚びる必要は無い。
短期決戦型ならそれもありだけど、
正直ここではそれも必要はあまりないと思う。
正直言うと、
大洗に「ガルパン」本放送終了後の翌月末、
放送開始から七か月後に行ったとき、
大洗とガルパンのそれは、
なんかちょっと異質な感じがしていた。
なんというのかふつうの街にアニメが侵食してきたような、
そういう異質なものとの共存に、
311以降落ち込んでいたそれの浮沈を若干かけていたとはいえ、
なにか妙な違和感というか、
街からは決してガルパンを全面的には受け入れていない、
なんかそんな雰囲気が感じられた。
だがそれが訪問するうちに次第に和らいでいき、
気がつくといつのまにか、
大洗がガルパンをひとつのツールとして吞み込み、
完全にコントロールし共存していた。
ここまで放送開始からだいたい四年。
これを内浦に例えると2020年というから、
東京オリンピックの頃ということになる。
もっともガルパンは繋ぎにつないでの現在進行形なので、
「サンシャイン」がそのころどうなってるのかは分からないが、
それでも今の内浦は大洗のあのころとあんまり違わない。
もし違うとすると、
アニメのキャラの使い方を、
もう少し町全体で積極的に使ってもいいのかなと。
なんかそのあたりが大洗に比べると、
ちょっともったいないというか。
以前観光客用の「津波避難マップ」を配布用に作成して、
それにサンシャインのキャラを使うといったのは、
そういう意味もあるのです。
タクシーやバス、
それに電車も確かにいいけど、
そういう部分も有りじゃないのかなと。
あと積極的に受け入れをしたいところは、
もっとネットでガンガン発信した方がいい。
目につくのは、
沼津港の丸勘さんくらいなもので、
肝心の内浦のそれはあまりみえてこない。
なんか沼津だけが賑やかで、
肝心の内浦はかなり冷めてるんじゃないのかと、
それこそ三津シーとあわしまマリン以外は蚊帳の外的な、
ひょっとするともういいやという感じなのかなと、
そういうふうにさえ思われる時がある。
もちろん実際はそうではないと思うけど、
普段のスタイルを無理に崩す必要は無いが、
もう少しこのあたりはやってほしいかなあと。
なんか今の全日本プロレスやノアを見ているみたいで、
もったいないなあという気はする。
観光用はどんどん使って、
普段着の部分は無理して変える必要はないという、
そういう住み分けがキッチリできると、
地元もビジターも楽に、
そして潤滑にまわっていくとは思うのですが…。
というわけであくまでも横浜在住の余所者の戯言でした。
あと話は違うけど、
一度アクアのキャラも絡めて
「のっぽパン祭り」
とかやったら面白いかも。
過去にもあったようですけど、
ここでは限定のキャラを一人一人プリントしたものや種類を、
そのときだけ限定で発売したりとか。
過去に販売されたものを復活させてみるとか、
さらには他の特産品の食材も混ぜてみるとか。
そういうかんじでです。
けっこうこういうパン祭りとか食フェスって、
ひとつハマるとおもしろいんですよね。
大洗なんかこういうノリのものもけっこうありますし。
ネタのひとつということでもビジターに
「こういうのやったらおもしろいかなあ。」
みたいに聞くのもありかなと。
偉そうなこと言ってますが、ほんとうはこういうことを最近立ち上がってる聖地を扱っている組織なんかが、ちゃんと相談窓口とかノウハウを随時受け付けるような、そういうシステムがあれば、こんなこと言わなくてすむのですが…。になか足場を地道に固めようという、基本的な部分の意識の欠落がみえて、今後の聖地巡礼のいくすえにかなり不安を覚えます。
nandenkanden様、おひさしぶりです。nice! ありがとうございます。
by 阿伊沢萬 (2017-01-24 00:28)