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水戸から大洗までのバスについて [大洗とその周辺 (oarai)]

自分が大洗に行くとき、
好天時に時間に余裕があるときはいつも水戸駅から歩くことにしている。

時間は北口から水浜線跡を通っても、
南口から備前堀を通って行っても、
だいたい涸沼橋まで寄り道をしなければ二時間半。

(因みに自分の歩行速度はだいたい時速五キロ前後)

ただ正直たまに途中まで来てダレるときもある。

水戸→大洗の行程は、
途中個人的に些か単調に感じられるところがあるので、
距離以上に長く歩いているような気持になってしまう。

そういうときはまだ使ったことはないけど、
バスで一部カットしたいと思ったことが少なからずある。

ここでいうバスとは、
茨大前営業所から水戸駅北口を通って国道51号を走り、
涸沼川を渡って大洗に入り、
エコス前を通って曲松から磯前神社前を通ってアクアワールド、
そしてその後海門橋を渡って那珂湊まで行くバスのこと。


大洗詣でのビジターはほとんど臨海線を使って大洗に行くため、
このバスを利用して行くという人はほとんどいないと思う。

確かに水戸駅入口~大洗駅入口まで乗ると、
時間もかかるし運賃も高いし、
それ以上に本数が少ないためあまり大勢が利用しているとはいえない。

大洗の中も走ってはいるが、
コースが多少重複する同じバスの海遊号の方がお徳用価格なので、
ここでもそれほど街中の移動に利用しているビジターはいない。

またこのバスも臨海線同様SuicaやPASMOが使えないので、
ここでもアドバンテージのようなものはない。


ただ自分のように水戸→大洗を早い時間に歩く人間には、
それほど疎遠な存在ではない。

自分は8時に水戸に着く電車を利用するが、
ここから水浜線跡経由で行こうが備前堀経由で行こうが、
歩いて一時間程で六反田付近の51号あたりに到達する。

じつはここを通る水戸から大洗方面に行くバス。

土日はこの九時頃からこのあたりを通りはじめるが、
普段は一時間に一本くらいしか来ないのですが、
この九時台のみ約二十分起きに水戸方面から三本走ってくる。

なので、六反田、稲荷第二公民館前、栗崎、という、
この六反田から栗崎の間にある三つの停留所のどこかで、
この三本のバスのうちどれかひとつに乗ることができる。

また運賃ですが、
六反田バス停から涸沼橋を渡ったところにある平戸橋バス停だと、
臨海線水戸~大洗と同じ330円で行けますし、
少し足を延ばして栗崎の停留所から乗ると290円とむしろ安い。

またこの栗崎からだと、
若見屋の交差点付近にある磯浜新道バス停まで330円で行けます。

このようにいろいろと歩いて、
水浜線跡や備前堀をみていく人にとっては、
通る時間によってはとにかくなかなか使えるバスです。

また「あんこう祭り」の日もそれほど混んでませんでしたし、
運が良ければガルパン仕様のラッピングバスにも乗ることができます。

因みに2019年のあんこう祭りの日は、
六反田を9時22分に通るバスがそれでした。


自分もいつか歩くのがかったるくなったら、
このバスを利用しようかと思っています。

以上で〆


しかしこのバス停。

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涸沼橋と橋には明記してあるけど、
このバス停の名前は平戸橋。

以前地元の方からもご指摘を受けていたけど、
地元では涸沼橋というのが一般的らしいとのこと。

未だ自分には謎の停留所です。
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ワールドカップと大洗。 [大洗とその周辺 (oarai)]

というわけで久しぶりに大洗に行く。

今回は当初は大洗に行くというより、
近場に用があったのでそのついでのはずだったのですが、
直前で二転三転して、けっきょくはいつもの大洗見物となりました。

ただいつもは朝について午後三時には帰路に着くのですが、
この日は午後三時にまず水戸に立ち寄る。

水戸東照宮の鳥居が治っていた。

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その後「水戸市平和記念館」に立ち寄る。

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http://www.city.mito.lg.jp/001373/heiwa/heiwa/p004960.html
※水戸市平和記念館の公式サイト。写真は公式サイトより。

ここで水戸の空襲時の話等、いろいろと貴重な話を伺う。

こじんまりとした内容だけど、
なかなか内容の濃いかんじがした。

一部に戦後の写真も飾られていたが、
その中には水浜線の在りし日の姿もあった。

その後大洗へ臨海線で移動。

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なめ屋旅館さんは取り壊され更地になっていた。
これも世の常なのかもしれないけど、かなり寂しい。

夕方の神磯の鳥居。
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この時間のここの雰囲気はなんとも厳かだった。
しかも海の色がとても澄んでいて清らか。
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自分が大洗に初めて来たのは2013年の4月だけど、
この時間帯には一度も来たことがなかったので、
この雰囲気は新鮮でした。

その後新装なった大洗シーサイドステーションへ。

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http://oarai-seaside.com/

全体をやや海よりのスペースに集中させたことで、
以前の散漫感がかなりなくなりました。

いろいろとキッチンカーも出てて、
なかなかにぎわってます。

もっともまだまだ課題は多そうですが、
今までよりは見通しのよいクリアな雰囲気となっています。

ただそのため、
マリンタワーに近い棟がすっかり空いているのが気がかりですが、
このあたりもこれからなんとかなっていくのでしょう。

そしてこの日のお宿へ向かう。
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肴屋本店さん。
http://sakanaya-honten.com/

一週間ほど前開いていたので急遽予約。
その数時間後には満員になってました。まさにタッチの差。

部屋は一階の玄関からみると左手奥の部屋。
トイレと風呂は別だけどトイレはすぐそばにあったので、
あまり部屋の外にあるという感覚がない。

しかもとても奇麗でした。

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着いたのがもう夜だったので布団が敷いてありました。

そばにはこんなスペースも。
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このあたりもコンパクトにまとまってます。

ちょっと個室寝台ぽい感覚があって、
個人的にはこういうお部屋けっこう好きです。

まいわいで買ったお菓子系。
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じつは普段こういうのはあまり買わないのですが、
この日はちょっと特別。

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まさか初めての肴屋さんでの宿泊日が、
そのままこの大一番の放送日と重なるとは…!

ということで徹夜観戦のお供にということで。

午後9時から、
イングランド vs パナマがNHKで放送されたが、
ちょっと疲れが出てうとうとしているうちに、
前半だけでイングランドが大量得点をしてまった。

グループリーグを勝ち上がっても、
ベルギーかこのイングランド相手ということを思うと、
なんかそれだけでちょっと滅入る。

そして0時。

日本戦試合開始だけど、もういきなり十分過ぎに失点。
この後なんとか追いつくけど、
後半嫌な時間にまた突き放される。

日露戦争の黄海海戦時、
一度先手を取られるとなかなか追いつけなかったという、
あの厳しい戦いとなんか被ってしまい、
東郷元帥の気持ちが分かる気がちょっとしたものでした。

そんな後半三十三分。

あの本田選手の得点が生まれた。

その瞬間、
他の部屋からも歓声のようなものが聞こえたり、
急に物音がいろいろ聞こえたりと、
けっこう同じようにこの試合を見ていた人がいたようです。

結局この試合は引き分け。

ただし辛抱強く追いつきながらの引き分けということで、
感覚的には「得点2」という感じすらしたほどで、
とにかくよくやったという感じのそれでした。

確かに勝てた試合にも見えますが、
負けてもおかしくない試合であったことも確かでして、
そういう意味では悪いなりに最善の結果という感じがしました。

ただこうなってくるとこのまま眠れるわけがない。


午前三時からの同じグループのもうひとつの試合、
ポーランド対コロンビアにそのまま突入。

「11人のコロンビアとやらないでよかった」

という試合を結局みせつけられてしまった。

それにしてもレヴァンドフスキ。

なんか1946年のMLBワールドシリーズでの、
ボストン・レッドソックスの一員として初出場した、
かの偉大なテッド・ウィリアムスが、
同年のレギュラーシーズンではMVPに選出され、
オールスターゲームでも記録づくめの大活躍をしたにもかかわらず、
このワールドシリーズでは打率わずかに二割、
しかもすべてシングルヒットのみという結果に終わり、
チームもカージナルスに敗れたため、
シリーズ終了後失意に沈んだそれと重なってしまった。


難しいものです。

午前五時過ぎ。

トイレに行くため部屋の外に出ると、
もう朝食の準備をお店の方がされていた。


この頃には外はすっかり明るくなっており、
庭先にあるお社も穏やかな表情を見せていた。


そのあと洗顔等をし、それからニュースをみる。

サッカー難民が続出したり、
サポーター同士の応援合戦が渋谷であったりと、
どこもほとんどサッカーのニュース、
そしてこれからしばらくは真夏日になるという天気予報。

午前八時半過ぎにチェックアウトをするため部屋を出る。

フロントで会計をすませるが、
そこで数時間前のサッカーの話をお店の方とする。

「おしかった」ということと、
「11人のコロンビアとやらなくてよかった」という、
そういう結論に達しました。


しかし何と言いますか、
せっかく有名な肴屋さんに泊まったのに、
泊まりに行ったのかサッカー見に行ったのか、
なんか正直わかんない感じになりましたが、
外を出ると雲一つない晴天。

サッカー日本代表のチームカラーそのものという感じで、
勝ちに近い感覚を持った試合を日本がしたということもあり、
とても気持ちよく肴屋さんを後にすることができました。

大洗から臨海線に乗り、
その後水戸で上野行の列車に乗ったらあっという間に落ちてしまい、
気づいたらなんともう三河島。

完落ちでした。

というわけで、
今回はいつもと違う大洗行でした。



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大洗海楽に行く。 [大洗とその周辺 (oarai)]

今回はいつもより少し遅めに水戸に着く。

この日は気温が上がって暖かくなるという話だったけど、
朝の6時すぎの品川駅はけっこう寒かった。

水戸駅には9時前に着いたけど、やはり思った程気温は上がっていなかった。

今回は備前掘り経由で最初は行く。
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ここを歩くとなんとも落ち着いた雰囲気がありとても和む。
そういう意味では沼津の蛇松緑道と似た感じかも。

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伊奈忠次の像。
このあたりの備前掘りは忠次の官位「備前守」に由来しているとのこと。

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備前堀三叉水門付近にて。

このあと水浜線跡と合流。

谷田駅跡付近の先で、
水戸空襲の時が車輛が避難した場所。

以前はもっと草茫々だったけど、
季節的な事もあったかもしれないけど、
かなり綺麗に整備されていた。
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以前よりかなり水浜線跡がしっかりと確認できた。

そこから少し歩いた水浜線跡から大洗方面を臨む。
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途中で梅の匂いが満喫できました。
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栗崎付近での境界杭。
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この後、水浜線跡から51号沿いを歩く。

道の宿 水戸ラドン温泉。
すでに廃墟となっているが、この朽ち果て方は心が痛む。

完全に撤去する資金が無いのだろう。
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大洗につく。

途中で陽が出た時はそこそこ暖かかったけど、
途中からけっこう雲が出てきたため予想よりは肌寒いものがありました。
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新しいボードもありました。
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海楽の会場ではこれもありました。
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大洗シーサイドステーションにて。
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あまり今までは人が行かなかった部分にも、
かなりいろいろと出店されていました。

こういう工夫は後々より大きなそれを生むと思います。
4月28日のグランドオープン以降がたのしみです。

歩行者天国にて。
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今回この歩行者天国、
声優さんたちがイベントをされていた時間だったせいか、
いつもよりあまり混雑をしていませんでした。

そのためかここでじつはここである事に気づいた。

今までは人が多すぎて気づかなかったのかもしれないけど、
意外な程いわゆるガルパンの普段イベントでみかける人たちより低年齢層、
それも中学生以下と思われる人たちがとても目についた。

しかも嬉々として戦車に乗っていたり、
ボコをみつけてそっちに寄っていったりしていた。

また家族連れもけっこうみかけ、
沼津程明確なそれではないにしても、
今まであまり大洗でこういうハッキリと、
しかも戦車やガルパンキャラに対してアクションを起こしていたのを、
これほどいろいろと短時間で見た記憶が無いので、
これらのそれはかなり印象に残った。

大洗の場合はラッピング電車はあるけど、
沼津のようにタクシーやバスがバンバン走ってるわけではない。

優っているのはキャラクターボードの数くらいだろうか。

なので定点観測とかしていないこともあって、
なかなかこういう明確なアクションを、
個人的にただ見る機会が無かっただけなのかもしれないけど、
とてもこれは印象に残った。

考えてみれば大洗にガルパンが降臨して以来、
今年でもう足掛け七年目となる。

なので中学生以下の方たちにとっては、
すでに小学低学年か、
もしくはもの心がついた年ごろには、
すでにこういうボードが店先に立ち並び、
年に数回は他所から見かけない人たちが大挙してあらわれ、
コスプレや戦車が街にあふれるという事が、
半ば茶飯事となり日常となっていたと思われる。

たしかに「あんこう踊り」や「ボコ」のように、
低年齢層向けのそれもあるにはあるけど、
やはり継続は力なのかなあと思ったりした。

もちろんみかけたこの層の人たちが、
すべて地元の人だったかどうかは分からないし、
そう決めつけるのは早計かもしれないけど、
このあたりはけっこう今後どう推移していくのか、
とても気になったものでした。

もし地元にもこういう形で根付いていくと、
町としてもとてもいい事だとは思いますので。

それと商店の方たちも年々積極的にこういうイベントに、
それこそ自分たちのスタイルで参加しているようで、
年々幅広くいろいろなものが目につくようになりました。

このあたりもまたガルパンによって、
大洗本来の良さがいろいろと引き出された結果なのかもしれません。


大洗駅駅舎横。
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なぜこれが構内ではなく外の駅舎横にあるのだろう。

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駅構内にて。

到着した大洗始発水戸行三両編成の先頭車両。
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まるで戦車の撃ち合いに巻き込まれたようだった。
なんか上手く塗り方を演出すると、
痛々しい物ではなく愉しいものになるような気がするのですが。

その後帰路へ。
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スカイツリー。観るのは好きなんですが、上るのは…。


以上です。

因みに今回で水戸→大洗全行程踏破を終了し、
今後は鉄道か一部区間のみバスに変更しようかと思ってます。

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大洗「あんこう祭り」2017に行く。 [大洗とその周辺 (oarai)]

というわけで11月19日に「あんこう祭り」に行く。


素晴らしいくらいの快晴でとにかく爽やかだった。


水戸駅には朝八時に到着。

水戸駅南口から大洗まで歩く。

コースは備前堀経由でマリンタワーまで最短の二時間半コース。
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今まで水浜線経由専門だったのでこのコースは新鮮だった。

まずとにかく備前堀が水戸市街地がとても整備されていて美しい。
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ここを歩けただけでも最高だった。

途中水浜線跡と並行して歩く。
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常澄図書館付近で一息入れたあと塩崎交差点を過ぎる。

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というのがでていたけど、
実際は午前10時現在昨年と違いまったく渋滞しておらず、

「今日ほんとうにあんこう祭りの日?」

というくらいの状況だった。


実際会場も機能していないブースもなく、
けっこういいかんじで混んでいた。

会場の写真等が無いのは、
今回はいろいろとじっくり見ていこうと思ったため。

ただこれはなかなかだったので思わず。

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だがこの日なんといっても最大の見ものだったのは、
Juggler Laby さんのジャグリング。
http://www.geocities.jp/laby_wintersun/
※公式サイト

旧大洗リゾートアウトレットをリニューアルした、
「大洗シーサイドステーション」の奥の広場?で、
11過ぎから一回目のパフォーマンスをしてたけど、
けっこうきつい日差しによる影と反射で、
意外とやり辛かったんじゃないかなあという状況にもかかわらず、
もうこれみれたただけで

「ありがとうございました」

という感じの素晴らしさで、
ガルパン声優さんのイベントと時間帯がモロ被りだったにもかかわらず、
最初は数名しかみていなかったのに、
その内容の素晴らしさからか、
後半はかなりの人が二階通路や中二階の階段からもみていて、
けっこうな盛況となっていた。

やっぱりプロのそれは違うなあと感心しまくってしまいました。


因みに今年も去年同様13万人だったというけど、
去年みたいな大混雑や渋滞はなく、
けっこうスッキリとしたバランスのいい混み方をしていた。

昨年のそれからいろいろと対応を練られたのだろう。

帰りは大洗から二両増結した四両編成に乗るけど、
それでもけっこうな混雑ぶり。

ただしその一本後のラッピング四両編成はスカスカと、
時間帯によってはけっこう混み方に差があったようです。

こんな感じで以上です。

ちょっと体調の関係でいろいろと食べられなかったのが心残りでした。


しかし今日の大洗は綺麗だったなあ。

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311大洗に行く [大洗とその周辺 (oarai)]

海楽を一週間後にひかえた大洗に行く。

まず偕楽園による。

選集よりさらに梅は満開で園内も混雑していましたが、
梅の匂いが心地よかったです。
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このあと水戸へ行き東照宮による。

駅から近いけどちょっと死角になっているようで、
駅からまるで見えない場所にある。
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そこには面白いものが展示してあった。
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このあと大洗へ行く。

今回は臨海線で行くが、
乗っているとけっこうやはり距離走ってるという実感を受ける。

大洗に着き、そのままアウトレットにいく。

ガルパンキャラリーは盛況だったけど、
311のこの日、
同じアウトレット内にある復興記念ギャラリーは閑散としていた。

ただそれ以上に悲しかったのは、
そこでの痛んでいた部分に手が入れられていないという状況。

これも今の大洗の姿なのか。

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中にあった展示物。
写真撮影については何も決まりがないので撮影しました。

こういうものはもっとしっかりとした状態で展示してほしい。

またこういう日は誰かこのスペースに係りの人がいてもいいのでは?
という気が強くした。

港をみていたら「さんふらわあふらの」が入港してきた。

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時間は午後二時より前。

六年前の今日も「さんふらわあふらの」が、
だいたい同じ時刻に入港している。

その後のことは以下のサイトに詳細が書かれています。
http://jafmate.jp/jmp/311/ibaraki/001.html

少し重い気持ちで磯前神社に向かう。


町はこの日午前中に避難訓練があったが、
この時間は不思議なくらい静かだった。

土曜日の昼下がりの、
観光にも力を入れている街にしては、
ガルパンファンを除くとかなり閑散とした印象を受ける。

311以降、
それ以前に比べるとビジターはかなり減り、
ガルパン特需で盛り返しはしたが、
一年を通すとまだ311以前のレベルには戻っていない。

常磐線が仙台方面まで全面開通しても、
はたしてどれだけさらに増えるのだろうか。

神社に行く途中には、
店を閉じたような旅館をいくつもみかけた。

海楽やあんこう祭での宿不足でのベースキャンプ開設の理由に、
こういうものも少しは影響しているのかもしれない。

磯前神社につく。

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今回は少し奥にある末社も訪ね、
ひとつひとつお参りをする。

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こうしてひととおりお参りをすると時間が2時45分になっていた。

すると遠くから放送の音声が聞こえてきた。
役場からだろうか。

内容は風が強くてハッキリとは聞き取れなかったが、

「2時46分になったら黙祷をお願いします。」

という内容だけは聞き取れた。


海が見える階段の近くまで行く。

そこからあらためて見た海はとても深い色にみえた。

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そして「黙祷」の声が聞こえた。

別にサイレンの音が鳴るわけでもなかった。

そのせいかまわりはとても静かで、
強かった風もこのときだけ穏やかに感じた。

自分はいつもは311のこの時間、
鎌倉の長谷寺で海に向かい黙祷をしているが、
鎌倉では時間と同時に各寺院から鐘をつく音が聞こえる。

それに比べると、
ほんとうに静かな311となった。

このときなんとなくだが、
鎌倉と大洗の311に対する感覚の違い、
そして津波に襲われた被災地のその感覚が、
ほんの少しだけわかるような気がした。


いつもは大洗に来るといろいろと愉しい気持ちになるが、
この日だけはひじょうに厳粛な気持にさせられたし、
311はまだ現在進行形だということを実感させられた。

大洗でこれなのだから、
より北の被害の大きなところではさらに厳しいことだろう。


自分は2011年の8月に花巻に行ったことがあるが、
東北の海沿いには行ったことがない。

いや、未だ行けないといった方がいいのもしれない。

この目で今の被災地をみたいという気はあるが、
そこには被災地はみせものではないという気持ちも働き、
どうしても踏ん切りがつかないものがある。

むずかしい。


途中「なめ屋旅館」さんの前を通る。


一度泊まりたかったけど、
自分は手のかかる宿泊人なので、
ちょっと躊躇しているうちに、
ここの女将さんがお亡くなりになられた。

いつもは開いていた窓や玄関も、
この日はすべて閉じられていた。

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一礼した後、大洗の駅に向かう。


いつも以上に大洗の街が静かに感じられた一日でした。
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大洗美術館に行く [大洗とその周辺 (oarai)]

久しぶりに水戸から大洗まで歩く。

天気がいいせいか歩みも進む。

水浜線の遺構の多くも健在だ。
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途中茨城百景のひとつにも選ばれている六地蔵寺に寄る。
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場所がちょっとわかりづらいけど、
とても落ち着いた雰囲気の所。


少し回り道したため大洗の磯前神社についたのは、
水戸を出てから3時間半。

あいかわらずここからの景色は絶品です。
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このあと前から気になっていた、
磯前神社の前にある
大洗美術館に行く。

「自然美『大洗の海景』300号の風景窓画」

が売りというのがとても気になっていた。

中へ入ると美術館というより、
ちょっとした品の言い旅館という趣で、
入館料を払うと中へ館の人に案内され、
海に面した部屋へ。

少し長細いそこそこの部屋には、
渋沢秀雄が描いたという、
明治の頃の、
まだ水戸が終点だった頃の常磐線の水彩画がいろいろとあった。


これはなかなか貴重なもので、
ちょっとビゴーの絵を思い出してしまった。
(絵の雰囲気は随分違いますが…)

そして何といっても素晴らしいのは、
窓を大きくとって額縁で飾った「風景窓画」。

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よく絵のような風景というけど、
まさにそれをここで実践したようなかんじ。


鳥居の真正面ということで、
初日の出の時はほぼこの窓と鳥居を結ぶ一直線から昇ってくるとか。

かなりの絶景だ。

しかも椅子や机もあるので、
のんびりと外を見ながら過ごすことができる。

コーヒーをサービスとして出してくれたけど、
この日は外がとても寒く、
また水戸から歩いてきたということもあるので、
じつにいい休憩もとれることとなった。


ただ大きな窓から外をみただけではないかと、
そう言われるかもしれないけど、
静かな室内で大きな額縁越しにみる大洗の海は、
いつもその外からみているそれとはいささか様相が違う。

いつもはあの現場の雰囲気に少し飲まれてしまう感じがするのに、
ここではそういうことがなく、
圧倒されながらも落ち着いてこの景色を愉しめるという、
いつもと違った感覚で見ることができるのが素晴らしい。

この時北から「さんふらわあ」が来るのが見えた。
そこで一枚。

ちょうど鳥居の上にあるかんじ。
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ここでふと思い立ち、
係りの人に礼を言って館を出る。

そして砂浜を出て鳥居の近くへ行くそして一枚。

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ちょうど「さんふらわあ」が鳥居の中に納まった。

初日の出をそう納められれば、
それにこしたことはないがこれもこれで満足。

時間は午後一時過ぎ。

この後「ケイさんの誕生会」の様子をすこしみて帰途につきました。

というわけで今回はこんなところです。

一度は泊まり込みで大洗をみてみたいものの、
いつも一人部屋はどこも満室の事が多く、
なかなかうまくいきません。

いつかは一泊か二泊してみたいところです。


因みに帰りはちと疲れたので、
贅沢して普通車のグリーン車で帰ってしまいました。

以前も言いましたが、
休日の乗車前にグリーン券を購入すると、
運賃は別ですが、
水戸から横浜まで、
後ろにさえ戻らなければ複数回乗り継ぎをしても、
780円でOKというお得状態。

つまり出発駅から51キロを超えると、
グリーン料金が固定されてもうそれ以上にはならないので、
距離が長くなればなるほどお得ということになるのだ。

例えば
14時に水戸発上野行の各駅に乗り、
終点上野で16時20分発の沼津行に乗って終点まで行っても、
グリーン料金に関しては、
二つの列車を使用しても、
全区間780円そのままということ。


上野東京ライン開業後、
ほんとこういう所はありがたい。

もっとも特急に乗ればいいのにと言われればそれまでですが。


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「あんこう祭、人気アニメで過去最多の来場者」を読んで。 [大洗とその周辺 (oarai)]

大洗町最大のイベント「大洗あんこう祭」の来場者が年々増えている。20回目の今年は過去最多の13万人が訪れて会場周辺の道路が混雑。町を舞台にした人気アニメとの連携が奏功した結果だ。ただ、想定を超える人の多さに、町が対策を検討し始めた。

 あんこうの旬の訪れを知らせるイベントで、今回は11月13日に開催。町によると、当日は早朝からメイン会場の「大洗マリンタワー」周辺で駐車場に入ろうとする車の列が発生。水戸駅では大洗駅に向かう列車のホームで入場制限があり、あふれた人の列が南口デッキまで伸びた。

 20キロ超のあんこうを職人がさばく「吊(つる)し切り」ではステージに近づくのも難しく、計2千食分を用意したあんこう汁は即完売。町が用意した約7千台分の駐車スペースは満車になり、周辺が渋滞した。町は翌日、「ご迷惑をおかけいたしました」とホームページで謝罪した。

 ログイン前の続き東日本大震災前は4万5千人程度だった来場者は、直後に約3万人に減少。2012年、町を舞台にしたアニメ「ガールズ&パンツァー」と連携し、増加に転じた。

 近くの商店街を歩行者天国にし、ガルパングッズを販売する企業からの出店も増えて、近くの商業施設が販売場に。車体にアニメのキャラクターなどをデザインした「痛車(いたしゃ)コンテスト」も始め、北海道や九州、香港などから来場があった。

 来場者確保に頭を悩ます祭りが多いなか、「うれしい悲鳴」とも言える悩み。町は混雑緩和策を検討している。シャトルバスを導入して駐車場を増やし、迂回(うかい)路の広報などにも力を入れたい考えだ。町商工観光課の深作和利課長は「ブームはいつか落ち着く。出来るだけ多くの人に地元の食や人とのふれあいを楽しんでほしい」と話している。(村田悟)

http://digital.asahi.com/articles/ASJCT5RZYJCTUJHB01H.html?_requesturl=articles%2FASJCT5RZYJCTUJHB01H.html&rm=378

この件はすでに、
http://orch.blog.so-net.ne.jp/2016-11-15
にそのときのレポートをしたけど、
正直うてる手は限られている。

会場内の整備は今回はおいといて、
道路や交通機関の改善について。


ひとつは大洗に入る道と出る道を一方通行にすること。

そして駐車場は満車になった場合、
どこかにかなり大きな臨時スペースをつくり、
それが会場から遠い場合は、
そこから市街地まで臨時便を出す。

それくらいしかないだろう。


あとは出来る出来ないを度外視した、
あくまでも考えのひとつとしてですが、

「横浜から大洗まで客船を借りる」

というもの。

ようするにかつてあった大洗熱海海上花火ツアーの、
大洗あんこう祭り版みたいなもの。

「にっぽん丸」だと五百名以上、
「飛鳥II」だと千人近い人に対応ができる。

ただ飛鳥の場合は、
はたして大洗に入れるのかという?もあるし、
今からチャーターも無理というもの。


あとは横浜・東京から水戸大洗ICまでの夜行バスの増便。

そして当然のごとく臨海鉄道の増結増便。

これくらいしかないだろう。


それと宿が満タンになったこともあるので、

さらに無茶な案としては、
大洗ターミナルをベース・キャンブにし、
なおかつ一晩だけ「さんふらわあ」も貸し切りにして、
そこを宿として提供するというのもあるかも。

もちろん有料。

しかもある程度車両にも対応できるので、
多少の融通もきく。


とにかく大洗だけではもうなんとも対応のしようがない。

来年が今年と同じになるかどうかはわからないけど、
こういう無茶な案も必要になってしまうかも。

因みに来年、私は水戸から大洗まで朝歩きます。

二時間半ならそんなにたいしことでもありませんし。


〆。
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大混雑の「大洗あんこう祭り2016」 [大洗とその周辺 (oarai)]

最初にお断りしますが、
今回写真がかなり少ないです。

それは現地が想像以上に混雑したここと、
あまり人の顔が写り込んでしまわないようにしたこと、
そして途中で携帯が断続的に不調をきたしたためです。

しかもその分文章が無駄に多いです。
そのあたりをご了承ください。

以下本文です。



昨年に続いて「あんこう祭り」に行く。

前回は昼前から雨は上がったものの、
曇天でうすら寒い中で行われたにもかかわらず、
劇場版公開が一週間をきっていたこともあり、
過去最高の11万人がやってきた。


そして迎えた今年。

劇場公開後初のあんこう祭りとはいえ、
すでに一年近くが経過していたこともあり、
今年も前年並みかなと最初は思っていたが、
新作の制作が発表され、
水島監督が初めての登壇予定とあいなってか、
状況が変わっていった。


それはかつていないほど、
大洗だけでなく近隣の宿泊施設までのきなみ満員となり、
異常な状況を呈していった。


このため当初は前年と違い好天ということもあり、
始発で自宅を出て大洗午前8時着、
そのまま大洗まで歩くということを考えていたが、
数日前から常磐線がらみの事故が続発していたこともあり、
大洗に泊まることとなった。


ただこれも二転三転し、
結局保険でとっていた「潮騒の湯」basecamp利用とあいなった。


夜の22::46分に大洗に臨海線で着く。

このまま三十分かけて「潮騒の湯」まで歩く。

かつて「神社巡り」で歩いたとこなのでとても懐かしい道のりだ。

途中驚くほど月が明るい。

二日後が68年ぶりの超スーパームーンということなのか、
それとも大洗の明かりが少ないからなのかはわからないが、
とにかく月が明るくみとれてしまうほどだった。


このあと到着して、
すぐに座りやすいソファが空いていたのでそこに陣取る。

畳や絨毯等、
足を延ばして寝れるところは早々うまっていたので、
こういうソファが空いていたのはまだ運がよかった。


けっこう乾燥しているのか、
お茶が飲み放題だったのでけっこうこれを利用。

チェックインは0時という話だったが、
多少遅れても受付はしていたようだ。

食事等は0時までオーダーを受け、
テレビをはじめとした照明の消灯は午前1時半。

完全消灯ではないので、
起きていてもそれほど問題ではない。

ほとんどの人がぐっすりと寝ていたが、
これはこれでなかなか壮観な光景だった。

自分は電車の中でかなり熟睡していたので、
あまり眠くならなかったため、
こっそりと「妖怪百物語」のDVDをみていた。

夜中の三時に大洗でみる百物語というのも、
なんだかこれはこれでおつなものでした。


このあと照明がいつついたかはあまり記憶にないけど、
6時ころから次第に外が明るくなりだす。

ここから見る夜明けも、
あいかわらず太陽がでかく見えて壮観でした。
2014年の初日の出を思い出す。

このときそばにいた人から、
前日大洗があまりの混雑のため、
なかなか夕食にありつけず、
二時間も歩き回ることになったという話を聞いた。

いったい今日はどうなってしまうのだろう。

因みにここはチェックアウトは7時までなら随時OKで、
早い人は午前5時には日の出をみるためと場所をとるため、
そそくさと出て行った。

自分はギリまでいて7時少し前にここを出る。

会場への送迎バスが6時からピストン運行していたが、
自分はいろいろとこのあと行くところがあるので、
歩いてここを出ていく。

それにしても終夜営業された「潮騒の宿」の皆さま、
ほんとうにご苦労様でした。深謝です。


このあと大洗駅に一度向かうが、
途中の大貫勘十堀通りが凄いことになっている。

7時ちょっとすぎなのに、もう大渋滞していた。
大洗駅も到着した列車から大量の人たちが出てきて、
かなりの状況を呈している。


去る7日に開通したばかりの、
大洗駅前から会場まで最短距離でいける、
ピッカピカの「きらめき通り」を次から次へと人がながれていく。

この日のために作った道ではないけど、
この日にこの道が間に合ってよかったと心底思った。
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因みにこの看板、
ガルパン新作で「タヌキさんチーム」が登場するという、
そういう粋な予告だろうと信じたい。


後で聞いたところ、
このあと臨海鉄道はとんでもない大混雑にみまわれ、
水戸駅で入場制限がかけられ、
その列が水戸駅の外100メートルも伸びてしまったとのこと。

臨海鉄道そのものも4両編成以上という、
普段の臨海線では考えられない車輛も走っていたとか。
それでこれとはもうとんでもない話だ。

また大洗での渋滞もすさまじく、
大貫勘十堀通りだけでなく、
ようこそ通りの車列は涸沼橋を超え、
少なくとも塩崎交差点付近まで一時伸びていたらしいとか。


大洗側もすでにかつてない大混雑を予想していて、
かなりの体制を事前にしいていたという。

臨海鉄道も前年乗り切れない人が出たということで、
いろいろ策をたててはいたものの、
ある程度は覚悟していただろうが結果は前述した通り。


大洗は完全に交通が「きらめき通り」以外すべてストップ。

公共の交通機関の利用を呼び掛けたものの、
その交通機関もバスはもちろん鉄道も飽和状態となり、
まさに「万策尽きた」状態となってしまった。

しかも会場も超満員。
歩行者天国も規模を拡大したもののこれまたかなりの混雑。

正直ひとあし早い冬コミ初日状態となってしまった。

ピーク時にはまったく機能しないブースもあったようだが、
会場にあったいくつかのブースは、
本来9時開場にもかかわらず、
すでに8時には来客に対応するため開けていたが、
それでもいくつもの大行列がすでに出来ていた。

朝の8時に、
すでに昨年の昼と同じような状況になっていたのだ。


このように多くの関係者が切れるカードはすべて切り、
もてる駒もすべて使ったが、
大洗の限界がみえたというそんな一日となってしまった。

もはやモーゼに頼んでも、
人と車の大洪水を止めるも捌くも不可能というところか。


来場者は13万という昨年より二万増しというけど、
ほんとにそんなのですんだのだろうかと、
今でもこの数字にいささか疑問をもつほど、
とにかくすさまじい状況だった。


あとこの人たちが最後どうここからはけたのかも、
とにかく気になってしかたがない。

二日がかりでためこまれた人たちが、
半日でどれだけ無事帰途につけたのか。

もちろんさらに一泊という方もいただろうけど、
そのあたりがちと気になった。

特にゲストの監督、声優さん、スタッフ、
そして後輩蝶野さんのその後がとにかく気になる。
恙なく帰路に着けてたらよいのですが…。

来年からは東京や横浜まで、
臨時フェリーを出さなければいけないかも。



話は少し戻りますが、
そんな心配もまだしてなかった8時前、
自分は水浜線大貫駅跡付近を目指していた。

このあたりが再開発でどうなったか確認したかったからです。

そしてそれはこんな感じでした。

途中まではいつもと同じ風景。
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だがいつもの道が切れ見慣れぬ光景へ。
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そうここでさきほどの「きらめき通り」と合流。
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そしてここがかつて大貫駅があった跡地、
手前の横に伸びる道がその前にあった道、
左端がかつて金子屋薬局があったところで、
左前方に伸びてる道が水浜線の走っていたあの道です。
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このあたり完全に遺構が消滅…と思っていたらなんと、
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あのカーブしているそれが残されていた。

これは望外ですし驚きでした。

とにかく一部とはいえ、
いつまでこのままなのかはわかりませんが、
遺構の名残があったことに感謝しています。


そのあと会場をちょっとみた後、
(8時すぎの様子がわかっているのはこのためです)
海辺を歩きそのまま磯前神社へ。
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そしてここで驚きの光景。

311以降崩れたままだった鳥居が治っていた。

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正直ここに来るたびにちょっといろいろと思うものがあったけど、
これをみてかなり救われた気になった、


この後いそいそと大洗の海をみる。

昨年あたりにできた場所。
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こんなものが横に。
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ちょっと荒れてはいたけど、
今日はいちだんと輝いてみえた。


そして会場に戻る。

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もはやちょっと入る気にならないというか、
11時でここまで膨れ上がったかという状態。


イベント終了まで長居したら、
はたして無事帰路につけるかどうか心配になり、
歩行者天国の痛車コンテストを覗いた後、
ガルパントークも聞かず、
泣く泣く12時過ぎの水戸行で帰路へ。

昨年は体調不良、
今年は大混雑による帰路不安ということで、
このあたりあまり自分は縁がないのかも。

それでもこの時間もかなり混んでいて、
しかも鹿島方面からの降車する人も多く、
なんかもう驚くしかなかったです。


正直大盛況は喜ばしいが、
これ以上の来場はもはや不可能かもしれない。

自分みたいにこれからは水戸から歩けとは、
さすがに簡単に言えるものではない。

対策を考えるとすれば、
ガルパンがらみを前日にもっていくか、
それとも二日間やるようにするか。

また横浜埠頭や竹島桟橋から、
「大洗あんこう祭り」ツアーのような
大洗行の客船を宿泊こみでどこかに出してもらうか。

または「さんふらわあ」に協力してもらい、
24時間宿泊と駐車の場所を提供してもらうか。
それとも石岡駅あたりから臨時バスを、
大洗の市街地に入る前までピストン運転するとか、
もしくは涸沼川にかかる橋やその通りを
初日の出以上にしっかりと行先を分けて規制するなど
禁じ手に近いことをしなければならないのかも。

ただし会場もここまでなってしまうと、
これらの人がある程度捌かれても、
入場そのものができなくなってしまうので、
ブースの再配置を含めて、
かなりの決断を迫られるものになってしまうかも。


次回以降に多くの課題も残したものの
なんとか大きな事故は無く今年も「あんこう祭り」は終了です。


今回のお祭りに関わったすべてのみなさま、

「ほんとうにおつかれさまでした。」

でも、ほんと今回はラッキーだったのかも。

このままだといつ大きな事故が起きても不思議ではない。
ほんと今後どうすればいいのだろう。



因みにこのイベントで発表された、
ガルパン最終章は六章に分かれ、
最初は2017年12月予定とか。

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ただ六章だてとはいえ、
最後の六章が、
ひょっとしたら前後編になる可能性もあるんじゃないのかなあと。
ちょっとこのあたり気になってます。

しかもどれくらいのペースで作ろうとしているのだろうか。
各章40分+αという「アンツィオ」サイズらしいので、
2020年の11月くらいまでに六章が公開できれば御の字といったところでしょうか。

このやり方だとTV二期をより縛りの無い、
総集編を途中に挟まないスタイルでやると考えた方がいいのかも。


それが終わると、
OVAで「リボンの騎士」かな。
最もそうなっても原作のままやるとはかぎりませんが…。


〆です。

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大洗の寂しい光景 [大洗とその周辺 (oarai)]

3月20日の大洗の「海楽フェスタ」は大賑わいだった。

臨海線は超満員で列車に乗れない人が続出。

海遊号は道の渋滞のため
水族館から駅まで一時間もかかり、
歩いた方が早かったというくらいの、
とにかくたいへんな人出となった。


なんかこれだけみてると、
いいことづくめという気がするが、
この日自分はいくつもそれとは真反対の光景を目にした。


すでに磯前神社の崩落した鳥居や、
願入寺の地震における社殿等の復旧がすすんでいない事など、
そこそこのものをすでに目にしていたが、
この二つもちょっと重いものを感じてしまった。


ひとつは水戸八景 巌船の夕照。

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期待していったらなんと展望がひらけていない。

もうなんか木々が茫々となっていて、
手入れ等がされていない。

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木の無い所もあるにはあるが、
展望の半分くらいのかんじだ。それが上の写真。

正直「これは…」と思ってしまった。

このため少し高い所に上ったがそこでようやく

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と見えるようになった。

だけどこれだと柵越しや、
設置されてる椅子に座ってしまうと何にも見えてこない。

行った時期が悪かったのかもしれないけれど、
正直これには失望してしまった。

水戸八景のひとつとして売りにするなら、
せめて木の剪定くらいはしてほしいという気がする。

まあ夕陽そのものがみえるそれには問題ないかもしれないけど、
なんかちょっとガッカリしたし寂しいものがあった。


そしてもうひとつは大洗リゾートアウトレット。

この大きなショッピングモールで、
今年3月で十周年となる。

「ここが何故?」

と思われる人がいるかもしれないが、
確かにマリンタワーに近い所はにぎわってるし、
この日もかなりの混雑と行列だった。


だがここからしばらく海浜公園の方に行くと、
どんどん人が減り始める。

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劇場版でも描かれていたこのあたりなど、
ほんと人がまばら。

ひょっとしてここに来る人が少ないので、
あえてここを舞台にしたシーンをつくったのかと思ったくらい、
それくらい静かだった。

平日はさらに閑散としてしまうのでは。

そしてこの光景。
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完全な空きスペース。

じっさいにはこの写真以外の場所にもあった。

音楽も静かで活気がほとんど感じられなかった。


あえてそうしている部分もあるかもしれないけど、
この空きをみるとかならずしも、
そうだとしたらあまり功を奏していない気がする。


たしかに横浜のある地下街も、
混んでる所と閑散とした所の差が激しいところがあるけど、
あそこの場合は交通の移動手段や、
各出口付近のビルの力関係が絡んでいるので、
しょうがない部分があるにはある。


だけどこちらはそういうものは無いので、
なぜこのようになっているのかよく分からない。

おそらく夏になると、
海浜公園側も人の出が増えるので、
若干良くはなるだろうけど、
だとしたらこの空きは何だということになる。


こういうのをみてしまうと、
ガルパンがらみはいいかもしれないけれど…、
という気がしてしまう。


今話題の大洗をもってしても、
このようにハッキリとした差、
恩恵を受ける受けないのそれがでてしまうのかと、
ちょっと何とも言えない気がしてしまった。


ただそうだとしても、
それを目で見て分かるようにするというのはやはりマズイ。

全部は無理としても、
一部空きを開放して多様な自販機を置いた休憩所にするとか、
観光案内所をつくるとか、
もしくは閑散とした場所の近くのどこかに、
水戸駅行きや
15時のフェリーの入港や18時のフェリーの出にあわせたもの、
さらには大洗駅行のバスを臨海線の水戸行の列車のダイヤにあわせて新設し、
新しくバス停を設けるとか、
人気テナントを呼ぶというより、
人の流れを変える仕組みを考えた方がいいような気がした。

とにかくみててこれも寂しい光景だった。


いっそのことガルパンかくれんぼを、
このアウトレットでも絵柄変えてやってみますか?

そういいたくなるくらいのものだった。



横浜の地下街とは違い、
いくらでもやれることがあるような部分はあるので、
このへんなんとかならないかなあという気がした。

いろいろと外から見えない問題があるにはあるんでしょうが…。

なんか、港、駅、アウトレット、…
みんなバラバラに分散してるようなかんじがして、
相互連携が弱すぎる気がするのですが…。

水族館と駅はともかく、
水族館と港やアウトレットとの連携も稀薄ですし…。



話は変わりますがこれとは別に、
ここで空きスペースの一部を使用して、
震災時の大洗の写真等を展示したスペースがあった。

311当時の大洗は直後のNHKの中継でも映されていた。

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たしかにこれも強烈な映像だったが、
このスペースのそれはさらに強いものだった。

簡素なつくりのスペースにある、、
そこに展示されてる写真の数々からみる大洗の当時のそれは、
想像以上に壮絶なものだった。

これはここに行ってそれをみないとわからないかもしれない。

それを思うとたった五年でよくここまでという気がする。


確かにこの町はガルパンで潤い復興してはいるが、
それはガルパンの力だけでなく、
この町本来の持つ力が呼び起された結果というのが正解だろう。


最近の劇場版で「ガルパンはいいぞ」と言う言葉がはやってますが、
そこには少なからず
「大洗はいいぞ」というのもじつは潜在的にあるからこそ、
あの映画がヒットし今の賑わいがあることを思うと、
先にあげたいくつかのそれも、
いずれこの町によって解決されていくだろうという気がする。


今はまだ寂しいところが散見されるが、
五年後にはそれが大きく変わっていることだろう。


この町はそれができるものがありますから。


ただガンバレとはあえていいません。


だってこの町はもう充分がんばり続けているのですから。
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あんこう祭りの日、大洗へ行く。 [大洗とその周辺 (oarai)]

11/15、「あんこう祭り」の日。
再び大洗へ。

天気は最悪で、朝からかなり強い雨が横浜では降っていた。
朝最新の天気予報では昼からあがるということらしいのですが…。

8時半水戸に到着も雨は依然そこそこ降っている。

雨の為ここから歩きではなく珍しく鹿島臨海鉄道で大洗へ。

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大洗駅に9時に到着。列車は満員だった。
駅もいろいろと置くようになった。
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こちらでは臨時のグッズ販売所。
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アンコウ祭り会場には駅から無料シャトルバスがでていた。
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自分はここから会場に行かず願入寺方面へバスで行く。
「海遊号」という全区間大人100円のバスに乗る。
バスの中、ちょっと面白いつくりです。
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バス中から一枚。この時点でもまだけっこう降ってます。
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願入寺最寄りのバス停「祝町」で下車。
9時40分頃。

するとなんと雨が止んでいた。ありがたい。

願入寺にお参りにきたご利益か?
それとも数日前の有賀神社と磯前神社?

とにかく雨は突如止んだ。
これであんこう祭りも一安心。

みるとここにも水浜線の廃線跡が道路として残っていた…
…と思っていたのですが、
じつはこれは自分のみた資料が違っていたようで跡地ではないと後で気づきました。
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これをみて、
同じく水浜線跡地の道路にできたハミングロードを思い出した。

この日の浜田幼稚園と浜田小学校による、
ハミングロードのマラソン大会は大丈夫だっただろうか、
こちらは朝八時からだったのでちょっと無理だったかもしれない。
ちょっと気になる。


願入寺。工事中のようです。
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このあと那珂川にかかる海門橋へ。
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橋の右横下に旧橋脚後らしきもの。
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那珂川河口。
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そのすぐ側に建つ、アクアワールド大洗水族館。
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観光バスが何台も来ていて盛況でした。時間が無いので中に入らず。

それにしてもここからの海の眺めはすばらしいです。
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このあと先の「海遊号」に乗り、あんこう祭り会場へ。

会場。
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献血もやってました。
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会場も満員御礼。会場写真はこの遠景のみです。
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近くの通りでは一部歩行者天国とし開放。
いろいろな車の展示(コンクール)等もしていました。
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あまり会場にいなかったのじつはちょっと体調が芳しくなかったため。
ただ会場の外に物凄いデカい声が聞こえたので、
あれが後で蝶野さんだということはわかりました。

蝶野さんって中学時代自分の近所にいたらしいんですよね。
面識は残念ながらありませんが、
なかなかやんちゃな学生時代を過ごしていたようです。

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https://www.youtube.com/watch?v=FqD_Bqydr8k
蝶野さんのCM。大使に就任されたようです。


このあと駅に戻る。
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まあ今年もほんと賑やかでした。

ただ2012年以降のこの賑やかさは、
ガルパンが現在進行形だったという部分がある。

はたして来年以降はどうか。

一時311の影響で3万人ほどに客足が減ったというこのお祭り。

ガルパンの影響で10万人ほどに拡大したもののはたして。

来年以降はここ数年の大洗のやってきたことが問われることになるかも。


以上です。


しっかし疲れた。

帰り珍しく水戸から品川まで特急で帰途へ。

乗車し座席に座った直後に熟睡。
目が覚めたらもう上野でした。

ここの特急、よく眠れます。
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