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最終回をみた記憶が無い… [アニメ(2013放送開始)]

なんといっていいのだろう。
とにかくこの6月末にいろいろとアニメの最終回があったはずなのだが
最終回なのに最終回をみたという印象が無い作品が多かった。

二期に繋がるというものはともかく、
別にそういうこともないものや、
いきなり最後は配信というものがあったりとか、
とにかくなんとも盛り上がらないものばかりだった。

…というより、
最終回というものはもともとなく、
ただ単純に次回以降が無い第12話が放送された。

そんなかんじだったというところだろうか。
これからこういうものが、
特に1クールものでは増えてくるのかなあ…という、
そんなかんじの6月末でした。

ですがそんな中でも印象に残ったものが

翠星のガルガンティア
第13話 「翠の星の伝説」

見終わった後、

「これはSFじゃなくて人間の自立の話なんだ」

とひどく納得させられてしまった。

しかもチェインバーが、
じつは人間のことをじつによく理解し、
かつ最善の答えを導き出すところまで、
とにかくいろいろとつきつめ分析していたことが
ラストシーンでのコックピットを切り離し、
そして自らの最終決断に至る理由と「生きる」ことへの強いメッセージを、
レドに語り伝えていくことに繋がっていくのですが、
このあたりのそれはたしかにベタかもしれないけれど、
それだけに強い説得力のあるものだったという気がします。

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最後もいろいろな人間関係が見え隠れする、
なんとも微笑ましい〆でしたが、
それだけにもう1クールあったら、
さらに深みと厚みある、
より説得力のある作品になったような気がしたものでした。

しかしそれにしてもこのアニメのタイトル、
見終わってみるとむしろ、
「翠星のチェインバー」
の方がしっくりとしてしまうような気がしてしまった。

ガルガンティアの存在がいまひとつ大きく成りえなかったのは、
ひとえに1クールという尺の問題からだろう。

ちょっとそういう意味では
かつての「ブルーノア」を思い出してしまったが、
こちらの方が作品としてははるかに出来もよく感銘も深いので、
そのあたりはあくまでももっと凄くなるはずだったのに…、
という不満程度といっていいだろう。

とにかくそういうわけで今回は「ガルガンティア」が素晴らしかった、
というかんじでした。

ただできればこの作品、二期もちよっとみてみたいところです。
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