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またこういうニュース。 [アニメ]

自己破産の申請準備に入ったアニメ制作会社「マングローブ」

 注目の劇場版アニメ「虐殺器官」を製作していたアニメ制作会社のマングローブが9月29日までに営業を停止し、自己破産の申請準備に入ったというニュースは、アニメ業界に大きな衝撃を与えた。アニメファンにまでよく名前の知られた会社であったことに加え、オリジナル作も生み出し、近年も定期的に作品を世に送り出していたからだ。現在までのところ、裁判所から破産手続開始決定は出ていないが、一体何が起きたのか。関係者へ取材を進めると、業界が抱える課題が次々と浮き彫りになった。

【写真特集】マングローブ制作の「ギャングスタ」 ハードな描写も話題に

 ◇関係者一様に「なぜ?」

 マングローブは2002年設立。オリジナルアニメ「サムライチャンプルー」をはじめ、マンガ原作のアニメ「神のみぞ知るセカイ」「ギャングスタ」などを世に送り出したことで知られ、小林真一郎社長は「ガンダム」シリーズのサンライズで活躍した実績がある業界ではよく知られた会社。それだけに業界への衝撃は大きかった。民間の信用調査会社の帝国データバンクによると、負債総額は約3億5000万円以上という。

 同社によると、マングローブの年収入高は2013年度の約10億円から2014年度には約4億6000万円と1年で半減したといい、破産申請準備の引き金は、同業他社との競争にさらされて、資金繰りに苦しんだことだとされている。だが、多くのアニメ業界の関係者は一様に「なぜ?」と首をかしげる。

 ◇アニメーターの確保に苦心か?

 アニメ業界といえば、月収10万円のアニメーターの薄給が話題になるほど給料が低いうえ、正社員はなるべく抱えず、契約社員や外注に出すというのが一般的で、会社運営のコストは一般的に低い。マングローブは売り上げを落としたとはいえ、直近にはアニメも制作しており、その状況でどうして……となるわけだ。

 ある有力アニメ制作会社の関係者は、アニメ業界の現状として「アニメーターの確保が大変。今は作品数が多すぎて、1人が複数の作品を掛け持ちしている状況だ」と明かした。つまりアニメーターの確保で苦労していたのではと推測している。業界のアニメーター不足を解消するべく、新たに人を増やそうとしても、特殊な技術が必要な上に待遇面の弱さもあるため、厳しいのが現実だ。

◇工程管理に甘さか?

 アニメ制作を手掛ける別の関係者は、「工程管理に甘さがあったのでは。納期が遅れるとアニメーターの時間を使うからさらにコストがかさみ、他の仕事の玉突きになる」と指摘する。

 さらに作品制作への質のこだわりが“命取り”になることもあるという。「海外とは違い、日本のクリエーターは発言力が強いため、クリエーターの言うがままに凝り、予算をオーバーする『制作赤字』をやってしまうケースがある」と明かす。赤字は、アニメの制作費用を調達する複数の会社で組織する「製作委員会」から補てんされるケースもあるが、補てんはまれで、制作会社がかぶるのが普通だという。

 ◇放送済みのアニメにも影響か

 マングローブの自己破産申請準備が明らかになった直後の10月2日、同社が製作し、11月13日公開予定だった劇場版アニメ「虐殺器官」が、製作体制見直しのため公開日未定に予定が変更され、早速、余波を受けた形となった。だが、業界への影響はそれだけでなく、これまで制作されたアニメにも及ぶという。

 マングローブと仕事をした経験のある会社の社員は「どうしても(製作中の)『虐殺器官』に話が行きがちですが、放送済みのアニメにも影響すると思う。アニメのデータや原画なども差し押さえられるとすれば、ブルーレイ・ディスク(BD)やDVDの制作時にリテークができなくなるはず」と指摘する。そして「対岸の火事ではない。こういうことがあると、出資に慎重になる会社が出ると思う」と業界への影響を心配している。

 ◇DVD、BD依存の脆弱なビジネスモデル

 大ヒットアニメを生み出したアニメ制作会社は、そのアニメを繰り返して販売すれば、経営的に安定するが、大ヒット作を生み出せるのはほんの一握りの会社だ。「マングローブは、いくつものオリジナル作を出し、“ヒット作”はある。ただ“大ヒット”を生み出せなかったのも響いている」と話す声もある。

 つまり大ヒット作がないと厳しくなるビジネスモデルに問題がある……とも言える。特にアニメ業界は、DVDやBDを売るために、現在でも国内のコアファン向けに似たテイストの作品を作り続けている。海外と付き合いのあるアニメ関係者は、「海外から『日本は、世界に向けてアニメを売る気がない』と言われたことがある。残念ながら事実と言わざるを得ない」と指摘した上で、「いまだにDVDやBD販売の成功体験に引きずられ過ぎている。海外販売やネット配信など、新しいビジネスモデルを模索する時期に来ていると思う」としている。

 また別の関係者は「2014年にジブリの制作部門休止の発表を知った海外のアニメ関係者から『日本政府は何をやってるんだ?』と言われました。日本のアニメを好きになり、結果として日本に好意を持つ人を生み出している現実がある。だがアニメ業界は産業・経営面の弱さがあることを考えると、国から何らかの支援が必要なのかもしれません」と話している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151010-00000016-mantan-ent


ほんとこういう蟹工船体質は変わらないです。

政府もオリンピックでどんぶり勘定よろしく、
億単位の金を溝に捨てるのなら、
その一割でいいからアニメ業界に支援金として出してくれとほんといいたいです。

アニメ制作は慈善事業でもボランティアでもない、
それを生活にしてやってるんですよ。

日本が世界に誇る文化というのなら、
現場のこういう窮乏をほんとなんとかしてほしいです。

もう半世紀こんなかんじですよ。

なんとかしてくださいです。


ただ…


政府は金出すと口も出すからなあ。

またぞろくっだらない規制とか交換条件だされると、
ちょっと呑めないものもありますし…。

政府は人の努力やプロ根性という名のボランティア清新の上に、
平気で胡坐かくことしますからねえ。


メーカーもイベント入場券、
劇場公開時の物販、
さらには週替わり入場者特典の導入や、
特典付き限定前売り券の波状攻撃的販売等、
いろいろと策をひねってはいるものの、
現場とにかくあいもかわらずです。

はっきりいいます。

夢だけで飯をくっていくには限界も限度もあります。

古いですけど政府にいいたい。

現場の本音↓

「同情するなら金をくれ!」

なのです。

他のアジアの国にアニメが抜かれてもいいんでしょうかねえ。

なんかすでに日本のアニメが窮乏のため、
ガラパゴス化しているようなかんじがするんですけど。

携帯と同じ道をアニメもまた世界的に辿っていくんでしょうか。

なんだかなあ…です。


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桜と花粉とAnimeJapan 2015+コミケスペシャル6 [アニメ]

もう数日前の話ですがAnimeJapan 2015に行った。

途中桜がもう咲いていた。
いよいよ花見の季節です。

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AnimeJapan 2015、なんか大混雑というか、
入るのに一時間以上も蛇行行列で並ばなければならなかった。
もうお昼近い時間帯というのに凄いことだ。

横にいた人は

「こんなに並ばされるとは思わなかった。」

とかなり同僚らしい人と不平を漏らしていたし、
正直かなりイラついてる人もいた。

しかもライブイベントの入場券をもってる人の入場で、
若干スタッフの不手際ともいえるようなものがあった。

あれは並んでる人が可哀想だ。
もう少しなんとかならなかったのだろうか。

これに対して列の前で、
モロに不機嫌そうにスタッフに何か言ってる人もいたし、
その後も正直ちょっと荒れた光景を目にしてしまった。

これにはかなりダメダメの印象しかなかった。

事前に何の打ち合わせ等もなかったのだろうか。
不手際極まりないかんじが強くした。

また中でも、
「もう少し分かり易くしてよ」と、
ちょっと文句のひとつも言いたい所があったけど今回は我慢した。

スタッフもたいへんなのだから、
さじ加減の問題程度はお互い様ということです。

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それにしても中は例年以上の大混雑。

しかもステージイベントが終わると、どっと人が通路に増える。

もう満員電車並みの状況だ。

そろそろ西館を含めての展開というのを考慮した方がいいと思う。

これでは来年が思いやられる。

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いよいよ二期制作決定
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それにしても代アニのスペースがでかい。
お金持ちなんでしょうか。
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といった具合でとにかく大混雑で写真撮るのも嫌になってしまいました。

はっきりいってある意味コミケよりも混雑が酷い。

通路がかなり大きくとってあるのにこれではちょっとなあ…。

あと個人的にはフードコーナーが無いのが寂しい。

いっそのことフードとステージの半分を西に持っていくというのはどうなんだろう。

来年が今年以上に混雑したらもう事故が起きてもおかしくない。

あと今回は外国からのそれがあまりなかった。

このスペースじゃ無理といえばそれまでだが、
国際的に情報等を発信するならもう少しなんとかしないと。

あと地方のそれもやはり少なかったように感じられた。

そしてコスプレスペース。

なんか外から見てもすし詰めもいいとこ。

今回は天気がなんとかもったが、
両日とも雨だったらもうどうしようもなかっただろう。

それを思うと西館をほんとそろそろ考えた方がいいと思う。

経費はたいへんかもしれないけど、信用と信頼は金で買えませんから。


ところでこの日、意外なほど有明では花粉の症状が出なかった。

マスクも外していたしこれには正直大助かり。

いろいろみると「花粉がひじょうに多い」というサインが出てたので、
かなり覚悟していたのですが…。

ただ家に帰っていろいろと情報をみていたら、
有明や浦安、そして有明はあまり花粉が多くなかったという。

これには風向きもあるようですが、
どうもこのあたりは比較的花粉が少ない地域らしい。

例えば多摩や神奈川西部は杉林帯が近いし、
群馬や栃木の山沿いなどはさらに壮絶を極めている。

また海沿いでも江ノ島鎌倉付近だと、
海風でも南東方向からの風だと伊豆からの花粉がストレートに来るので、
けっこうたいへんな部分がある。

だけど有明や幕張あたりは山からも遠いし、
伊豆のそれは三浦半島にブロックされてるし、
そういう意味でけっこういい場所のようです。

これから天気のいい日は有明やお台場に来ようかなと、
ちょっと思ったりしています。

それにしても早くこのスギ花粉の季節、
とにかく終わってほしいです。

桜の季節とかぶっているのがなんともですが。


以上。


(追加)


この一週間後、千葉の幕張メッセでコミケスペシャル6があった。

前回は2010年。311の前だったとのこと。

前日設営直前の会場。

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当日の様子。いつものコミケと違い殺伐さが無くてちょっと新鮮でした。

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いつもと違う雰囲気のそれで〆です。
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2014年アメリカ版 「不思議の国のアリス」 [アニメ]

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これは新作アニメの設定ではない。

2014年の8月に発売されたアメリカ版「不思議の国のアリス」

「Alice's Adventures in Wonderland and Through the Looking Glass」

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の中にあるイラストの一部。

中の挿絵も

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という具合でかなり日本のアニメやコミックを彷彿とさせる、
はなはだ異色なものとなっている。


昨年夏からネットでもかなり話題になっており、
一時日本の書店から消えてい時期もあったとか。

このイラストを担当しているのはフィリピンの方で、
Kriss Sisonさんという方とのこと。

もっぱらリンク先のそれをみてもお分かりのような
http://www.amazon.co.jp/s/ref=dp_byline_sr_book_2?ie=UTF8&field-author=Kriss+Sison&search-alias=books-us&text=Kriss+Sison&sort=relevancerank
というかんじの作品を手掛けているらしい。


このミスマッチとも思える本ですが、
意外なほどいい相性をみせている。


洋書ということで中はすべて英語ですが、
本が15 x 3.3 x 20.8 cm ということでそこそこのサイズがあることと、
かなり大きな字でわかりやすく書いてあるので、
自分のような英語ダメ人間でも意外なほど読めるかんじがする。

そこそこイラストがあるし、
ペーパーバックということで、
ある意味今のお子様向きに手軽に読める本として書かれたのかも。


因みに内容は「不思議の国のアリス(Alice's Adventures in Wonderland)」だけでなく、
その続編「鏡の国のアリス(Through the Looking-Glass, and What Alice Found There)」も収録されています。
(※この原作を自分はしっかりと掌握していないのであれなのですが、原作に詳しい方によると多少端折っている部分もあるとか。ただ「完全新版」みたいなことが書かれているので、このあたりがなんともです。)


そのうち日本にも英語のテキスト、
もしくは和訳されて店頭に並ぶなんていうことがあるのかもしれませんし、
このキャラで「アリス」がリメイクされるかもしれません。


すでにこの本は「本」というカテゴリーでは有名ですので、
今回この絵柄から他のジャンルの方にも知ってもらおうと、
あえて「アニメ」と「コミック」でカテゴリー登録しましたが、
この本はもちろんコミックでもアニメでもありません。

念のため。

ふつうの文字媒体のイラスト付きの童話本です。

以上です。

尚今年(2015)は、
1865年11月26日に「不思議の国のアリス」が発行されてから、
ちょうど150年目にあたります。
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「進撃の巨人展」に行く。 [アニメ]

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http://www.kyojinten.jp/

今頃になって上野の「進撃の巨人」に行く。

なんとなく興味本位だけで行ってしまったので、
本来前売り券をローソンで買うところなのに当日券購入で行くことにした。

いきなり上野の森美術館がこうなってた。
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当日券売り場。当日券は一人一枚なので友人の分迄というのは不可。
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けっこう入るまで列ができている。
天気がよくてもこの寒さなので雨の日はたいへんだ。
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入り口付近。
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あまり並んでなかったせいか十分ちょっとで中へ入れた。
だけど混んでる時はこの倍以上は待たされるようだ。

外の列がメインだが、
そこが過ぎても今度は美術館入口の前、
そして二階のミニシアターの前と、
合計三度は待たされることになる。

なかなかたいへんです。

中に入ると二階へ行くことになる。
ここでミニシアターがある。
このため外でああいうふうに待つことになるが、その分一気に混まないという利点あり。

入り口付近と、その手前の待機場所スペース。
写真でみるほど暗くはありません。ただ中から聴こえる音が凄い。
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入口が開きます。
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で、このあと中へ入ります。
ここは撮影禁止なので写真はありませんが、
かなりドッカンドッカンと大きな音と腹に響く重低音がきます。

それにしてもMCやっていた人、けっこうがんばってたです。

上映が終わると展示場へ。これが二階から一階へと続きます。
全体的に照明は暗めです。

この後写真のみ一気に続けます。
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とにかく暗いし人は多いし、しかも人の流れには逆らえないので、
右肩上がりのクセがいつもよりひどくなってます。
しかもピントあわせる時間も無いのでかなり見切り発車でシャッター切ってます。

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これは展示場のスクリーンに映っていたものです。
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さらに続きます。
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ミカサのスカーフ
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50メートル級巨人の展示場。
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そろそろ出口に近いです。
ここは「進撃の巨人」がらみの展示物が主力です。
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売店は大混雑なのでパス。そのまま出口へ。再入場不可。

出口で音声ガイド(有料)を借りた人は返します。
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もうこの季節です。
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その隣にはこれ。
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というかんじです。

とにかく大混雑。一度みたらほとんど後には戻れません。
通路もところによりパンパンです。

外国からの方も家族連れでいらっしゃってました…って、
この作品を小さな子供と一緒にみれる家族に乾杯。


因みに録音録画等は禁止ですが写真のみは一部を除きほとんど可です。
(ただしフラッシュはダメ)
そのため滞留しちゃうんですけどね。

これで平日なんですから休日や冬休みはどうなるんでしょう。

あと大きな地震とかがあったときちょっと心配。


まあそれにしても「進撃の巨人」ってこんなに人気があるのかと、
分かってはいたものの、やはり驚いてしまいました。

個人的にはゴジラでこういう展示会もやってほしいなと、ちと羨望。


なんかとにかく混んでたので、
途中どこを写してたのか分からなくなってしまい写真の解説は無しです。

来月は展示を入れ替えてさらに続くので、まだまだ盛況は続きそう。

あと実写版の告知ポスターもキャラ別にズラリと並んでましたが、
人によって悲喜こもごもといった感じでした。

売店の所にありますのでご自分の目でご確認を。


以上です。


暗かったのでいつも以上にボケボケの写真ばかりになってしまいました。

すみません。


尚、隣の開場スペースの「360°体感シアター “哮こう”」は、
時間等の都合で行きませんでした。

こっちももちろん外に列ができてました。
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「【ろこどる】やってみた。」をみて「全国アニメ聖地サミット」に思ったこと。 [アニメ]

「普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。」
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http://www.tbs.co.jp/anime/locodol/

を最近まとめて見返した。

あいかわらず「野田ちゃん」がいい人だなあという印象はさておき、
この作品けっこういろいろと考えさせられるところがある。

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左が野田ちゃん。

つくりとしてはけっこう古典的というか素朴というか、
主人公成長アニメの王道みたいなつくりだけど、
この主人公たちのやっている【ろこどる】が、
話数を重ねるに従い次第に地域に根付き、
そして愛されていくことが、
そのまま本人たちの郷土への想いへと繋がり、
それらがごくごく自然に培われていくというそれは、
ちょっと「町おこし」本来の目的とも繋がっていくものがあり、
なかなか考えさせられるものがあった。

考えてみると【ろこどる】の本当の目的は、
地元の疲弊を防ぎ、そして繁栄させることが目的。

そのため市内ではケーブルテレビやイベントを中心に地元密着で活動し、
市外では町の良さと自分たちを売りにして地元への呼び込みを促す、
いわゆる広報活動による顧客づくりに力を入れている。

これがこの作品でもかなりよく描かれている。

また「ロコドルフェスタ」前夜祭でAWA2GiRLS(アワアワガールズ)が、
自分達のグッズが完売したのは良しとしても、

「物産品が売れ残ったら本末転倒」

という台詞はものすごく強く印象に残る一言となった。
これなど【ろこどる】本来の役目をうまく表現した一言でもあった気がする。

そしてこれらのことは、
現在アニメによって「聖地」となった各所におけるそれらにも、
あてはまるようにも感じられてしかたがなかった。

つまり【ろこどる】っていわゆる「聖地」と同じものなんだなあと。


それを思ったとき今度開催される、

全国アニメ聖地サミットin豊郷
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http://とよさみ.com/

というもののことがふと脳裏をよぎった。


主催のそれをみるとおそらく豊郷が中心となるのだろうが、
もちろんこれそのものはいいことなのは間違いないが、
これを開く最終目的って何だろうという気もじつはしている。

おそらく豊郷を軸にこれを機会に再度売り出そうとしているのかもしれないが、
ちゃんとこれらと連動しているものがあるんでしょうか?
と、いう疑問がじつは少しある。


正直、豊郷は大洗や鷲宮、または秩父や竹原とは違って、
その土地が舞台になったわけではない。

あくまで建物がモデルとなっただけであって、
このため豊郷の町そのものは別に聖地というわけではない。

そうなると豊郷を軸とした場合単体ではこれからのことを思うと、
いささかしょわせるものが重すぎるという気がする。

ならば埼玉県が秩父、飯能、川越、鷲宮、という、
ひとつの繋がりを結ぶことによってより持続力をもちながら、
一種の「聖地共和国」を形成していることを参考にし、
滋賀もそういう体制をつくる。

そういうような将来に向けての具体的な設計図を描いて、
今回のこのサミットを開催しているのかなということだ。

もちろんこればかりは当日蓋を開けてみなければわからない。

だけどこういう機会にせっかく豊郷を再び注目してもらい、
さらには出向いてくれる人たちをお迎えするのであれば、
この機会に豊郷、さらには他の滋賀県のアニメ聖地、
そして滋賀県そのものに対する「顧客」を連動してつくろうとするのは、
当然ではなかろうかと自分などは思ってしまうのですがどうでしょう。

特に豊郷のそばには彦根という、
全国に12しかない現存天守をもった彦根城を有した著名な市もある。

ここと連携するというのも本当は有りという気がするのですが、
じっさいこのあたりも今回はどうなのでしょう。

滋賀には「ちはやふる」や「中二病でも恋がしたい! 」がらみの聖地もあり、
これらともちゃんと今回連動しているのかな?とか。


とにかくこれらと連動することは、
豊郷はもちろん滋賀県全体への「顧客」づくりにも大きな力になると思われる。

「顧客」を拡大すればそれが「固定客」の増大にも繋がり、
そしてそれが地元を潤し、さらには県全体の体力強化にもつながる。

等々…

このあたりの動きを今回のサミット以降注目してみていきたいなということも含めて、
とにかく【ろこどる】をみていろいろとちと思ったものでした。


といったところで〆。
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「ビ―トたけしのTVタックル」、「ロリコン&暴力 アニメに規制は必要か?」をみて。 [アニメ]

ビデオに録っていたものを今頃みた。

で、その感想をひとつ。


まず最初にことわっておくけど、
自分は「表現の自由」と「表現の無秩序」は違う。

という立場をとっている。

だから規制に対しては何が何でも反対というわけではない。

むしろ「これはどうなのよ」と言いたくなるような作品も、
個人的には正直あるので、
ネタが無いのでエログロで面白くしましたみたいな作品は、
「もう放送すんなよ」といいたくなったことさえある。


だけど今回放送されたそれは、
アニメをみているとそれが即犯罪に繋がるとか、
現実不適応者や変質者になってしまうみたいな、
そういうことを強調することにより、
規制の賛否両陣営の対立を面白おかしくしようとする、
そんな番組づくりの意図が根底に見え隠れしてて、
正直真剣にこれを取り上げる雰囲気に、
最初から番組がなってないように感じられた。

番組内でたけしさんが
「プロレスブームのときは相手に大けがさせた」
みたいなことを言っていたけど、
確かによくは似た状況の話かもしれないが、
これは故意による過失みたいなもので、
最初から大けがさせようというものではない。

もしこのラインに沿って話が進めば、
この討論は面白い方向へ有意義に進んだかもしれないが、
悲しいかなこの番組は最初からこいつらは犯罪をするだろうという、
いわばオタクは犯罪予備軍で、
アニメはそのトリガーだというような扱いが前提としてあるので、
当然その方向には話は沿って行かない。

だから議論もかみ合わないし、
賛否どちらの側の人間も番組づくりの意図に沿ったような、
それこそ自分の土俵上での価値観の押し付け合いに終始し、
なぜそういう発想や考え方を形成しているのかという、
根本的な部分への抉り込みもまるで感じられなかった。


まあもともとみてくれの激しい討論を売りにしている番組だし、
今回のサブタイトルも、
「ロリコン&暴力 アニメに…」
という具合で、
今のアニメはロリコンと暴力だけで成り立っているという、
そういう前提で討議を進めようという意図があまりにもありありだ。

もっとはっきり言わせもらえば最初から「けしかける」ことが、
この番組の大前提にあったといっていい。

先にあげたサブタイトルで、
すでに番組製作者がけしかけのための、
発言の燃料とも対話の障壁ともいえるものをつくっており、
こういうところでシビアな話し合いなどしてくれるなよという、
とにかく面白おかしくやってくれという筋道ありきのため、
根本部での話の抉り込みなど、
所詮最初から無理という番組のつくりだったのだ。

だから当然製作者の思惑通り、
かみ合わない不毛な話し合いが延々と続くわけで、
見ていて「だから何がどうなんだよ」と、
思わず苦笑してしまうほどだった。

もし大真面目にやるのなら、
最初からアニメに規制をかけたかけないで、
「何が変わるか変わらないか」を、
まず互いに明確にあげなければ規制を論じる意味が無いだろう。


こういう奴がいるああいう奴がいるとか、
こういうことがおきたああいうことがおきたはいいから、
それが規制でどう変わるのか変わらないのか、
その根拠と裏付けは何なのかというところが大事なのであって、
お互いの感覚的なものやイメージ的なものなど、
このさいどうでもいいことなのだ。


だから途中からこちらもかなり流してみてしまった。


つまるところこの番組の感想としては、
まあ一般からみたオタクはこういうふうにみえるし、
こういうふうに扱うと面白くみえるんだろうなあというか、

「どうです。これがみなさんの期待通りのオタクですよ。」

という放送局のそれがとににかくよくわかる、
そういう意味では「よくできました」と言える、
そんなつくりだったということだけだろうか。


これなどは「ザ・コーヴ」における太地町の人たちの描き方と、
ほとんど同じだったといってもいいだろう。

ほんとそれだけの番組でした。

もっともこの番組はもともとバラエティなんですから、
NHKの日曜討論と同じスタンスでみることそのものが大間違いというもの。

ですからこれはこれでOKなのです。


ただもし今後規制とか条例が、
今回のこの番組のような感覚的なことのみで制定されるようだと、
正直こちらも笑ってはいられないものがある。

バラエティと法制化では話が違いすぎる。

そこのところだけはちと心配してしまいました。


だいたいアニメを規制するなら、
同じことを映画や文字媒体も対象にしなければおかしいというもの。

そこのあたりも未だ曖昧なのに、
アニメだけ規制なんて百年早いです。


まあ

「アニメを規制する私たちは良識派の一般市民です」

みたいなそういう顔していれば一般受けはいいし、
特定の組織からのまとまった見返りもらえるだろうということで、
そう装いたい気持ちは痛いほど分かりますが、
そういう人ほど裏では何をやっているのかなあと…

…おお、いけないいけない。

こういう感覚的な物言いや決めつけ前提がダメなんですよね。
自分で糾弾してて自分でやってしまいました。

反省します…。


最後話がとっちらかりましたが以上で〆です。


(追加)

だいたいアニメみて事件起こすなんていったら、
刑事ドラマや探偵ものをみて、
その犯人の手口を真似て犯罪を起こすということもありうるという、
そういう論法なわけであって、
それで法律つくったらTV番組の多くがかなりの規制をかけられてしまうだろう。

そういえば今から半世紀前、
黒澤明の「天国と地獄」の予告編を映画館でみたある男が、
短絡的に重大な犯罪を犯した事件があった。

世に言う「吉展ちゃん誘拐殺人事件」である。

このとき黒澤監督は
「本編をみればこんなことをする気にならなかっただろうに。」
と悔しさをにじませていたという。

だがそれにもかかわらず
この「天国と地獄」そのものが悪いみたいな、
当時風潮がおきたという。

今のアニメがそのときと同じ状況とは思わないが、
なんかそのまわりの雰囲気に流されていく、
また流されることによって自分が疎外されない、
まわりから村八分にされたり苛められたりしないという、
保身と「人並み」の地位を得るための行為のひとつとして、
ごくごく当たり前のように規制等が行われるようになったら、
半世紀前のそれとあまり変わりがないだろう。

なんかそんなこともバラエティとはいえ考えさせられてしまった。


あとオタクを自分より下のものと見下し、
自分はこいつらよりは「上の人間」なんだと、
そういう態度を平気でまき散らしている人がこの番組にいたのは驚きだった。

ああこの人自分に自信が無いから「下の人」をつくって優越感にひたり、
自分の劣等感を抑え込もうとしてるんだろうなあと、
そんなことも思ったりした。

ただこんなことしてたら、
自分の劣等感を日本中にまき散らしていると思われてしまうので、
この人プライドというものが無いのかなあと、
ちょっと考えさせられてしまったし、
そのみてくれはこの人からみたオタクと、
じつはあんまり変わらないということもこの人気づいてないんだろうなあと、
そんなことも思ったりしたものだった。

(これが自分を売らんかなという意図でした演技だったら、それはそれでたいしたものです。)


そういう意味ではこの番組、
人の弱さと相似点を浮き彫りにするということに関しては、
バラエティにしてはじつによく描けていたなということでは感心させられました。

〆です。
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「アニメ文章術」を読んで。 [アニメ]

氷川竜介氏の「アニメ文章術」増補改訂版を読んだ。


「アニメ…」とうたってはいるが、
ようするに「説得力のある書き方」入門だ。

いろいろ事細かに書かれていて、なかなかためになることが多かった。



じつは自分はあまり文章を書くのがうまくない。


かつてはレポート用紙に下書きをするも、
物凄い記号や書き直しの羅列で再構成するのに苦労したものだった。


で、そのとき使ったやり方で、
文章をフロックごとにどんどん書いていくとき、
かならず各々のブロック冒頭に接続詞をつけ、
再構成するときその接続詞をみながら、
全体の流れを決めていくというものがあった。

当時は組終わり次第その接続詞を消したり書き換えたりしていたが、
パソコンにうつようになってから、
なぜかこの接続詞を消したに修正したりすることを忘れるようになってしまった。

今回のこの本を読んでいて、
そのことを厳重注意されたようで、なんかばつが悪かった。


ただ同意できない所もあった。

それは氷川氏が指摘しているある言葉の使い方。

氏はそれを説得力を削ぐものとして断罪している。

だが…

…自分はあえて説得力を持たせないため、
氷川氏とは正反対の理由でこの言葉使いを多用している。


それは自分の姿勢として、
こちらの意見に縛られるな、
最後は自分自信でも考えましょうという、
読み手に考えさせるための手段として多用しているのだ。

氷川氏はこの言葉を自信の無さと言っているが、
自分はそうは思っていないし、
責任逃れのための常套手段とも思っていない。


読み手から考えさせる力を奪う、
考える姿勢を排除させるような物言いはしたくない、
そういう安直な行為には走ってほしくないという部分があるからだ。


そしてより大きな理由として、
自分は氷川氏のように熱くも親切でなければ温かくもない、
ある意味とても不親切で冷たい書き手であるということだろう。


じつは自分のような書き方は説得力にも欠けるし、
読んでいてつまらないし魅力も薄い。


おそらく読んでいて「食い足りない」と感じられるとしたら、
まさにこの部分よる所が大きいといえるだろう。

そういう意味では自分は金のとれる書き方はしないしできない。

逆に氷川氏は金のとれる書き方ができる人なのだ。

因みにこの言葉が何かはネタバレになるのでここではいいません。
氷川氏の本の中から直接探していただければ…と。


それにしてもいつも思うが、
自分と価値観の違う人の文を読むと、
ほんとうに自分がよくみえてくる。


自分と意見の違う音楽や本と接すると、
当然そこに「違和感」や「反発」といった、
自分とその対象物との間に一種の差異が生じる。

そしてその差異に自分そのものがいる。

さらにその差異の原因を追究し精査すると、
己の価値観がそこに浮き彫りとなり、
己自信の真の姿をみることができる。


そういう意味では自分と相対するものとの遭遇は、
自分を確認し棚卸するにはじつに好都合なのです。


自分と意見のあわないものを批判するのはけっこうだが、
それだけで終わるのはじつにもったいない。

その原因が何によるものかで、
自分の立ち位置やものの考え方のルーツを探るのも、
けっこうな愉しみなのです。


話がそれましたが、
氷川さんの今回の本はそんなことも読んでいて、
いろいろと考えさせ感じさせてくれました。


あとこれは自分だけの感覚かもしれませんが、
氷川さんは文量が非常にバランスがとれていて、
ひとつひとつの区分けも適量なのですが、
それでも何故かひじょうに読んでいて疲れてしまう。

それは無駄を省き流れをよくし、
全体の密度をあげて言いたいことを矢継ぎ早に展開していることからくるそれだろうが、
正直こちらの気を抜けるところというか一息つく場所が無い。

キリのいいところで読むのを止めればいいのですが、
面白いのでそれもできない。

読むも苦しい、読まぬも苦しいという、
かなりしんどい気持ちにさせられるところがある。

全体で七十ページ強で収めているので一気になんとか読めたが、
百ページ超えると絶命してしまうかもしれない。


きっと自分がもっと熱い人間ならば、
そんなこと感じず一気に読破できるのだろうが、
ここでも自分の冷たさをまたしても痛感させられた。


結論。

自分は冷たい人間です。


以上で〆。
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アニメの日はできないものか [アニメ]

再来年から8月11日を山の恵みに感謝する「山の日」と定め、新たな祝日にする改正祝日法が、23日の参議院本会議で、賛成多数で可決され、成立しました。

祝日法が改正されるのは平成17年以来で、8月に祝日ができるのは初めてです。
改正祝日法は、山の恵みに感謝し、豊かな自然を次の世代へ引き継ぐ機運を高めるため、8月11日を「山の日」と定め、新たな祝日にするとしています。
自民党や民主党など与野党9党が共同で国会に提出し、23日の参議院本会議で採決が行われた結果、賛成多数で可決され、成立しました。
8月に祝日ができるのは初めてで、年間の祝日は15日から16日に増えることになります。
祝日法が改正されるのは、昭和天皇の誕生日にあたる4月29日を「昭和の日」と名称を変え、5月4日を「みどりの日」と定めた平成17年以来のことです。
この法律は、再来年から施行されます。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140523/k10014669571000.html

まあ「海の日」があるから当然かという気もした。

あと祝日にはなっていないが、
4月6日は「城の日」となっている。

そう考えると「アニメの日」というのはできないものかと、
ふと考えてみた。

が、それはすぐにひとつの壁にぶつかった。

いつにするのかということだ。

「鉄腕アトム」の放送開始日も考えたが、
これは1月1日なので当然無理というものだろう。

で、「白蛇伝」や「桃太郎の海鷲」の公開日というのも考えたが、
今のご時世、
どちらを選んでも右の方や某国のクレームがでそうで、
どちらともベストとはいえない。

最終的には日本初の本格的アニメ映画を製作した、
下川凹天氏の誕生日、
5月2日がGWということもあり、いいのでは?と思ったものだった。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8B%E5%B7%9D%E5%87%B9%E5%A4%A9
(下川凹天)

じつは5月26日はそんな下川氏のご命日。
今年で没後41年となる。

日本に本格的なアニメが誕生して間もなく一世紀が経とうとしている。

あいかわらず現場はなかなか改善されていないようですが、
三年後にはとヴなっていますやら。

「アニメの日」もそうですか、このあたりも好転してほしいと願う次第。


1917年に下川氏に遅れる事数か月後に公開された寺内純一氏の
「塙凹内名刀之巻」
https://www.youtube.com/watch?v=nlC0_gh0FpE

ただ実際、日本最古の劇場作品が下川氏の作品なのかは、
確定し難い部分もあるとか。

これからの研究や発見を待ちたいところです。


1907年制作の、
現存している日本最古のアニメといわれている映像。
https://www.youtube.com/watch?v=i1bUwGkdBrU
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アニメ制作会社勤務だった20代男性の過労自殺認定 [アニメ]

東京都のアニメ制作会社「A-1 Pictures」に勤め、平成22年10月に20代で自殺した男性について、新宿労働基準監督署が過労によるうつ病が原因だったとして労災認定したことが18日、分かった。遺族側代理人の弁護士が明らかにした。認定は11日付。

 弁護士によると、男性は18年に正社員として入社。会社にタイムカードで労働時間を管理する仕組みはなかったが、通院した医療施設のカルテには「月600時間労働」などの記載があった。

 男性は人気アニメの「おおきく振りかぶって」「かんなぎ」などの制作進行を担当していた。

 新宿労基署は在職中にうつ病を発症し、その前の2~4カ月に少なくとも100時間を超える残業があったと認定した。男性は22年10月、東京都内の自宅アパートで死亡しているのが見つかった。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140418/dst14041818130008-n1.htm


もうこういうことが昭和の頃から延々と続いてるわけですよ。

人の犠牲に成り立たないと日本のアニメはやっていけないのかと、
正直愕然とするものがあります。

華やかな部分はより華やかになるのはいいとして、
こういう部分が改善されないと、
そのうち絶対日本のアニメはどこかで致命的なキズを負いますよ。

そのうち5分から10分くらいのアニメが主流になり、
しかも本数は以前と変わらないという、
そんなことにもなってしまうような気がします。

政府や都などが、アニメを日本の文化ととらえているのなら、
お題目だけでなくより環境を少しでもよくするように、
それこそ成り手が多くてたいへんというくらいに、
状況を改善していかないと企業努力だけではとても無理という気がします。

とにかく現場と販売と需要がおっそろしくアンバランスですよ、この業界。

早急になんとかしてほしいところですが…ダメなんだよいくら言っても。
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AnimeJapan 2014 二日目 [アニメ]

この日はのんびりと午後に来館。
行きも帰りもりんかい線が座れたことからみても、
二日目のこの時間は昨日よりはすいてました。

…というより適度に混んでたといった方がいいのかも。
イベントやセミナーがからんでない人は午後来場を来年以降お薦めします。

初日はこの正面から入館することがかなわなかったので、
このあたりをみるのはじつは今日が初。
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東館へ向かう通路の途中にもこういうものがありました。
一応BANDAIが提供。
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東館上の通路から下を。
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それぞれの入口前にはこのような大看板。
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すきなんですよ。これ。
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中に入る。今回は少しは写しやすかったです。
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キャラクターもいろいろと来てます。
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仕事相談所。
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本日のセミナーも大盛況。
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音ノ木坂学院
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館内案内図。あちこちにあります。
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ポニー・キャニオン。
よいしょするわけではないけど、
コミケ等にもいち早く出店した大手CDメーカー。
こういうメーカーの積極的な協力があのときあったからこそ、
今回のこういうイベントの開催が可能だったと自分は思っています。
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マチアソビ vol.12  こちらも5.3~5.5開催と、いよいよ近づいてきています。
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以上です。

今回はやっと正常な開催となりました。
できれば9月あたりにも開催されると本当は理想なのですが、
とにかくいい雰囲気で賑わっていました。

また再入場の件も多少改善されていてなによりでした。

来年が今回のようにまた盛況に開催されることを願って〆です。
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