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アニメに描かれた311のその後。 [アニメ(2014放送開始)]

「Wake Up, Girls!」
http://wakeupgirls.jp/index.php

この第9話「 ここで生きる」で、気仙沼が描かれていた。

それまでは宮城県の仙台が中心にしての話だったが、
この仙台を中心にしたアイドルの話としては、
やはり避けて通ることのできないものだったのだろう。

それは311のこと。

ここで驚いたのは気仙沼のその今をみて、
メンバーや事務所の二人がちょっと言葉では言い表せない、
それこそ思い出したくない記憶を再び思い返しているような、
そういうなんともいえない表情をしているシーンがあった。

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自分などは311はすでに年に一度しか来ない日であり、
かなりそれらのことが記憶や記録となりつつあるのだが、
ここでは311はまだ現在進行形であり、
朝起きれば311がまだ多くの人の生活の上に、
いまだにのしかかっていることを実感させられていることに、
あたりまえだが強く思い知らされたものだった。

因みに自分はこうした深夜枠のTVアニメに、
311が描かれているのを観るのは初めてだった。

ひょっとしたら初めてのことかもしれないが、
もしそうだとすると、
三年経ったことでこれら311のことをアニメ化することができるような、
そんなある意味前向きな風が吹いてきているのかもしれません。

とはいえ、やはりアニメとはいえこういうシーンをあらためてみると、
やはり復興の道のりはまだまだ半ばにも遠く達していないという気がします。

そういえば自分の母方の実家があったところがじつは宮城県なのですが、
最近ぜんぜん訪ねていません。
そろそろ一度行った方がよいのかもしれません。

それにしても三年ですか。

「もお」なのか「まだ」なのか、
それとも未だ三年前から時間が止まっているのか、
それはその人それぞれかもしれませんが、
少なくともそれはまだ記録や記憶の中だけの話ではない。

今回のこの話はそれを改めて痛感させられました。
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不器用な人たち [アニメ(2014放送開始)]

最近の深夜アニメは、
とにかく不器用人たちが主役やヒロインを演じている。

いや最近というよりここもう何年もそういう状態が続いている。
それがハーレム状態を生んだり
ドラマ全体を動かすひとつの核のようになったりと、
そのパターンはいろいろですが、
今週はその中でも面白い話がいくつかありました。

ひとつは、
「中二病でも恋がしたい!戀」
http://www.anime-chu-2.com/
#7 すれ違いの…心模様(ヴォルケーノ・トライアングル)

この作品では人付き合いや恋愛に不器用なキャラが、
その「言語」「間」そして「意思の疎通」に中二病的行動や発言を使うという、
なんか笑っていいのか、哀愁を感じていいのか、
なんともいえない作品となっている。

そんな中で今回、小鳥遊六花と七宮智音の会話は、
さらになんともいえないものがあった。

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特にところどころ差し挟まれる中二病的なそれが、
なんともいえない心情をあらわしているが、
じつはこの不器用な二人のもっとも自分をストレートに出す瞬間が、
この中二病的言動だということを思うと、
こういう形の思いの丈の伝え方っていうのも有りなのかと、
なんとも不思議な一途さを感じさせられてしまいました

この作品の人気の一端が強く感じられる回でした。


つづいてもうひとつが、
「ゴールデンタイム」
http://golden-time.jp/
#19 ナイト・イン・パリ

ここは今週だけでなく、もう最初からいろいろとある種の「かけ違い」の連続だが、
観ていて、「これどこにおとしどころがあるの?」と心配になってしまう。

正直次々と微妙にすれ違いながら繋がっていくその人間関係は、
一応コメディという形をとっているが、
なんかどっかの昼メロのそれとじつは大差ないんじゃないかというくらい、
なかなかしんどいものになっている。

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友達の友達は皆友達…ではすまないだけにはたして。

昼メロにはまる人の気持ちが特に今週はよくわかる話でした。
(まだ未放送の地域が多いのであらすじ等はパス)

…しかしここまで積み重ねてはたしてどうする!


そして最後が
「凪のあすから」http://www.nagiasu.jp/
#20 ねむりひめ

これも5年という歳月を過ごしたものと、
その5年をパスしたものとのそれか今週かなり具体的になってきた。

というより話が動き出したという気がするし、
お互いの向いている方向も念押し的な形で、
かなり明確に描かれてきている。

それだけにこれもまた「おとしどころ」がむずかしく、
人数的には決して完全な大団円になりづらいため、
海と陸のそれぞれの世界のこれからや、
そして海へ行けるようになった者と海に戻れなくなったかもしれない者の話も含め、
とにかくいろいろな問題が山積し
なかなか先がみえてこない。

ただそれだけに来週が楽しみな作品のひとつとなっているのも確かです。

しかし…

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…あのラスト数秒での「うえ?」は笑った。

もう今までの深刻な話や人間模様も全部すっとっんで、
いきなり五年前ののどかな時期に針が戻ったような気がしてしまいました。

そういえばこの人第一話で網にひっかかって吊り上げられてたっけ…、
と最初のシーンが浮かんできたほどでした。

ここから再度ドラマが終わりのはじまりをスタートさせるという暗示でしょうか。

とにかく今週はいろいろと面白い話が多かったです。

以上で〆。
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1月放送開始のアニメ小雑感 [アニメ(2014放送開始)]

1月からはじまったアニメもそろそろ数話経過している。
正直もう観てないものもあるし、
まもなく観るのやめてしまうかもしれないものもあるけど、
そんな中いくつかの作品の感想をひとくさり。

いなり、こんこん、恋いろは。
http://inarikonkon.jp/
二期続けて御狐様だ。
そういえば最近同じ時期に、
珍しいキーワードや共通点をもったアニメがかちあうという、
そういうことがけっこうある。
今回も「ノブナガ」ものが二つ放送されている。
なんかのはやりなのだろうか。

さてこの話はみてると完全に魔法少女もののジャンルで、
でてくる神様もなんとも人間臭い神はかりだ。
面白いというよりのんびり観るには最適なものかもしれない。
桑島さんをはじめ、けっこうベテランの方たちが脇を固めているのもなかなかです。


ウィザード・バリスターズ~弁魔士セシル
http://wizardbarristers.com/
いかにも梅津さんの作品というかんじで、
ファンの方にはたまらないかもしれない。
いろんな要素がかなり詰め込まれているので、
正直ちょっと消化不良っぽく自分には感じるけど、
回が増えてくるとそのあたりもこなれてくるのかなというあたりを期待。


ウィッチクラフトワークス
http://www.witch-cw-anime.jp/
※公式サイト音量注意
観た瞬間「そど子だーっ!」と叫んでしまった作品。
わかってはいたけど井澤さんのそのまんま声にはもうそう叫ばすにはいられない。
ガルパンチームもかなり参加しているので、
さらにそういう雰囲気を感じてしまったのかもしれないが…しかし…。
申し訳ないけど個人的にはストーリーよりも、
井澤さんの存在の方が気になってしかたない作品です。
得難い声優さんです。ジブリとか使ってくれないかなあ。
かぐや姫みたいなのをやれとは言わないけど。


お姉ちゃんが来た
http://www.takeshobo.co.jp/sp/tv_oneechan/
「変わったお姉さん」、これもかちあってるキーワードだ。
ひとつは「未確認で進行形」、そしてもうひとつがこの作品。

最近はやりの放送時間が千秒に満たない作品のひとつ。
正直こういう短いのはあまりみないのだけど、
これだけはなんか妙にハマってしまうものがある。

ふつうこういう設定だとドロドロものなのだけど、
天然のボケと突っ込みの応酬を短時間にやるので、
短い間にたくさん打ち上げる地方の花火大会みたいで、
なんともいえない賑やかさとさっぱり感がある。

もっともこれで通常の三十分枠でやると飽きてしまうので、
「隣の関くん」同様、この尺が見事ハマったアニメといえるだろう。

それにしても小林ゆうさんの声。珍しくわからなかったなあ。


Z/X IGNITION
http://zxignition.tv/
今のところ、呑気な天使とその仲間たち、みたいな展開だけど、
このあといろいろとハードになっていくような感じになっている。
そういえばここに出演している沢城さんが今期はあまり目立っていない、
花澤さんが異常なほど今期出張っているだけに余計それを感じてしまう。

あとこの作品もそうだけど、けっこう今季はベテランの方たちが多く出演している。
なかなかいい傾向だけど誰のことを指しているかとなるといろいろと問題が生じてくるし、
特に自分はまだ若手と思われてる方もいるかもしれないので、
ここでは誰々の事云々というのは控えます。ご了承ください。


ディーふらぐ!
http://www.d-fragments.net/
そんな花澤がここでも出ているこの作品。
小西克幸さんの色合いのせいなのかもしれないが、
悪魔が出てこない「べるぜバブ」みたいな感じがして仕方がない。
設定は違えど配置されているキャラの傾向が似ているからなのかもしれない。
そのせいか最近タイトルみてても内容が思い出せない、
酷い時は観たはずの先週の話すら思い出せないことが最近多々ある。
ボケてしまったこともあるだろうけど、ちょっとそのあたりに何と言いますか…。


ノラガミ
http://noragami-anime.net/
※公式音量注意
これは神谷さんと梶さんという、
声の相性が最高の二人の共演というだけで見始めたのですが、
神谷さんはどうもこういう話し方をすると、
どうしても「アララギさん」が浮かんできてしまう。
ただもう一方の梶さんはあの作品には確か出ていなかったので、
梶さんと絡むとそういう要素が薄らぐのでそのあたりもまたうまくいっているように感じられた。
ストーリー的にはこれからと言う感じです。


他にもいろいろありますけど、
今回はこのあたりです。

二期もしくは三期ものはどれも好調、
2クール目に突入した昨年10月からの作品も概ねやはり好調のようです。

おそらくこういう昨年以前からの馴染みがある作品が今期多い為、
今期から真っ新にはじまったシリーズがなかなか強く印象に残りにくいのかもしれません。

さてそんな中でも佳境に入り始めたのが
凪のあすから
zz002.jpg
http://www.nagiasu.jp/
最初の1クールはちょっともたもたしている印象というか、
ややもったいぶったような運び方に些かピンと来なかったのですが、
「おふねひき」以降それまで寝かせていた部分が次々と立ち上がってきたこともあり、
かなり面白い展開になってきています。

正直今の所、「誰も死なない『あの花』」みたいな雰囲気になりつつありますが、
主要キャラの年齢関係が微妙なバランスになってきているのも、
なかなか考えられたものになっているようです。

「あの花」の「めんま」と「平和バスターズ」で提示されたひとつの事柄を、
いろいろな方向から新たに描いていこうとしている作品なのかもしれません。
このあたりは自分は設定など未読ですので、
もしすでにそういう事がどこかに乗っていたらごめんなさい。

こんなところで以上です。

あとどうでもいいことですが

「世界征服~謀略のズヴィズダー~」

のこの「ズヴィズダー」ってまさか「老人と子供のポルカ」がらみじゃないですよね。
だとしたらあまりにもマニアックで凄すぎるんですけど。
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