世界動物園水族館協会とイルカ追い込みに一言

すでに以前からニュースになっているもので、
世界動物園水族館協会（ＷＡＺＡ）が、
日本のイルカ追い込み漁からイルカを得るということを、
水族館が続けた場合組織から除名するという、
そういうニュースだ。


別にこれはああそうですかという事しか、
自分にはじつは無いのですが、
ひとつだけ疑問。

ところで世界動物園水族館協会は現地を視察しましたか？

ということ。

以前もこの問題に似たもので、
ケネディ駐日大使が駐日にもかかわらず現地を視察しないという、
些か大使としての姿勢に疑問を持たれかねない発言をしたことがあった。
http://orch.blog.so-net.ne.jp/2014-01-22


日本は別にどこかの軍事国家でもなければ独裁国家でもない。

それを思えば結論出す前に当然視察したと思われたのだが、
なんか現地に視察団を派遣したという記事がなかなかでてこない。

これはどういうことなのだろうか。

もし現地を一度も視察しないで、
そのへんのオフィスでネットサーフィンしたり、
正体不明の動物愛護団体を自称する人たちのメールやサイトをみたりと、
ただそれだけで今回のそれを下したとしたら、
この組織相当いい加減な組織だなあという気がする。


ただ自分は以前のケネディ大使の時も言ったのですが、
現地も自分に否が無いというのなら、
大使にせよ世界動物園水族館協会にせよ、
現地に招待して言いたいことを言い、
すべて見せて腹を割って話あいをするべきであって、
それをやってないでああだれこうだれ言うのは、
これもまたどうなのよという気がする。

そういえばあれからケネディ大使が太地町へ行ったという話もない。

これじゃあ町の姿勢もダメダメだ。

もしケネディ大使を招聘し腹をすべて割って話していたら、
今回の件も大使がコメント等で後押ししてくれたかもしれない。


ほんとそういうところの思慮が驚くほど欠けている。
情けないにもほどがあるだろう。

町単位でダメなら県や国に後押ししてもらって、
抗議ではなく招待するのが筋というもの。

アメリカ大使館に直接行くと言う手もあるだろう。

なんかみててお互いがお互いを知らなさすぎるというか、
意固地になっているようにみえててじつに歯がゆいものがある。

というかお互い努力もベストも尽くしていない。

これは民族紛争でも宗教戦争でもないんだから、
やるべきことをやれば打開策はいくらでもあるはずだ。

なんか一時は太地町へ行って、
様子見でもしようかと思ってたけど、
こんな姿勢じゃ行ってもしょうもないということで、
現在は無期延期状態です。


とにかく責任ある役職のものは言うだけ言うなら現地行け。
現地も濡れ衣晴らしたいなら相手を積極的に招聘しろ。

ということです。
それができないというのは、
大使も団体も現地が無法地帯や紛争地域と同じ危険地域と思っている。
そして現地も大使や国際団体はシーシェパードと同列と考えているという、
どちらも相手にひじょうに失礼極まりない態度とはいえないでしょうか。


以上です。

とにかくあまりにも呆れはてて〆。