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ワールドシリーズと大打者の縁 [スポーツ]

最近はそうでもないかもしれないが
一時記録に残る大打者の多くが
その現役時の初期はともかく
中期から晩期にかけて
ワールドシリーズと縁遠くなる人が多く見受けられた。

ルースやゲーリックのように
ヤンキースみたいな常勝軍団にいるのならともかく
そうでない選手の多くがとにかくそうみえた。

タイ・カップはタイガース時代にリーグ優勝を経験しているが
それは第一次大戦より前のこと。
スタン・ミュージアルやテッド・ウィリアムスは
1946年のワールドシリーズがともに最後で
その後十年以上の現役生活でついにシリーズと縁がなかった。

ハンク・アーロンも70年代まで現役だったが
シリーズに出たのは50年代の二回のみ。
ルー・ブロックは1979年まで現役だったが、
最後のシリーズ出場は60年代だった。

もっとも例外もある。
ウイリー・メイズのように最後の年にメッツに在籍していたおかげで
ワールドシリーズに出場することができた選手もいる。
ピート・ローズやスタージェル、クレメンテイも例外になるだろう。

だけどなぜかやはり
選手生活後半にシリーズと縁が薄くなる
大選手がなんとなく多いような気がする。

そういえばイチローもすでに三十半ば。
イチローがシリーズに出たのは
オリックス時代の90年代後半の二回のみ。
アメリカに行ってからはまったく疎遠となっている。

はたしてイチローが今後シリーズに出れるかどうかは不明だけど、
今年(2008)100敗したマリナースをみていると、
なんか暗澹たるものがある。

ただMLBではないが
NHLでワールドシリーズにあたるスタンレーカップ。
それに無縁だったスーパーゴーリー、ハシェックが、
三十代半ばにしてようやくカップを手にした例もあるとおり、
決してそうとはかぎらないものがある。

ただしハシェックもそして前述したメイズも
チームを移籍しての出場だ。
マリナース残留を決めたイチローには
ちょっとその分むつかしいものがある。

二十一世紀のベースボールにおいて
十九世紀の偉大な選手に光をあてることなったイチロー。

はたして自らがシリーズの歴史に名を刻み
光をあびることができるだうか。
シーズン後半にいつも調子をあげるイチローのこと、
三十代後半のこれからに期待したい…、
…というよりチームがなあ…。
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