SSブログ
涼宮ハルヒの雑感 ブログトップ
- | 次の10件

涼宮ハルヒの憂鬱雑感の4 [涼宮ハルヒの雑感]

先週の話は先々週の話より前の話であり
今週はその先々週より後の話だった。
(長門も目がねかけてなかったし)
TV埼玉で今回は初見となったのですが
こう毎回みてる局が違うというのも素敵なものという気がする。

今回はEVAノリはなく
その代わり「金田一」+「コナン」ノリというかんじだが
このメンバーだとそのとおりというわけにはいかない。
初めて学園モノというかんじがした話だったが
それが夏休みというシチュエーションでかんじたというのだから
普段それを感じない学園シーンというのはいったいどういことなのだと
キョンではないが疑問のひとつやふたつ愚痴りたくなるところだ。

今回は豪華客演声優陣も目をひいたが
他のキャラがなんだかんだいいながら
ハルヒのペースに馴染んでしまってきているのがおもしろい。
百マイルの剛速球でも
毎日毎日ずっと見続けていたら
打ち返せなくても目が慣れてくるということに似ているのかもしれないが
なんとなくみんなハルヒのペースをたのしんでいる部分があるので
最初の頃のトビすぎた感覚というのはかなり薄くなった感がある。

だがそのかわりいろいろと不意打ち的なシーンがある。
キョン同様実名がわからない妹が
手さげの旅行カバンの中に納まっていたのには驚いた。
(あれで小学5年生10歳というのだからわからない…)
またいきなり麻雀大会がはじまったりとか
王様ゲームで長門が振り向いて「好き」といった方向にじつはキョンがいて
そのキョンがなんともいえない目つきをしていたのがまた笑えた。

それにしも来週は今回の後編ではなくさらに違う話になるとか。
これがどういう意図なのかはわからないが
ネット越しの視聴者をかなり意識し
多少知恵比べをしかけているようなふしがあるが
そういう意図でほんとうにやっているとしたらたいしたものだ。

だがそれがなんの得になるのかというとさっぱりわからないし
だからどうしたと言われればそれまでという気もする。
まあまだワンクール言ってないのだし
結果云々を言い出すのはあれかもしれないが
予定調和的な運びをしたがらないという
そういう制作サイドの気持ちはいたいほどわかる。

そうなると次週のことだが
ひょっとすると予告編では続きをやらず違う話を放送する…
…などといっておきながら
フタを開けたらやっぱり後編にあたる解決編だった…
…なんていう恐ろしいことだって充分ありうるわけで
じつにそういう意味では読みづらいつくりとなっている。

それとも解決編を次週のOP前にさらっと種明かしして
OP後予告どおり新しいストーリーに入るという可能性もある。
そういう意味では次週最初のシーンが多いに注目される…
…と個人的には考えています。

それにしても「長門有希」とという名前
演歌歌手の「長保有紀」さんの名前から来ているのでしょうか?
スタッフに演歌大好き人間がいらっしゃるのでしょうか?
これもどうでもいいことなのだがとても気になる!

というところで〆


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

涼宮ハルヒの憂鬱雑感の2 [涼宮ハルヒの雑感]

先々週が東京MX
先週がTVK
そして今週がチバTVとテレビ埼玉

そういう意味では便利な番組だが
いったいどれらいの方が見れない状況なのかとても不安だし
早く地上波あたりにおとしてほしいものだ。

今回の第5話はとにかくまるで声優の技量比較検討会みたいなものだった。
長門、朝比奈、古泉が
みんながみんな約3分50秒の間に多少キョンのブレイクは挟むものの →)…

※(長門はOP前の喋りも含む)
※(朝比奈の場合はキョンと二人きりになり自分のことを聞かれ
  雰囲気が微妙に変わってからのタイム)
※(古泉は完全に二人きりになってからのタイム)

…)→ ほとんど各人が各人独演会状態となってしまう、
言わば「ついてこれる人だけついてこい式一大状況説明大会」だった。
特に長門役の茅原実里さんのOP後からティーブレイクのまでの喋りが凄い!
これがLIVEだったらお茶飲んだところで会場から拍手喝さい間違いなしだろう。

ほとんどEVAノリなのだが
なんかそれを極限にまで誇張しバロってる雰囲気がなんとも面白い。
(…というかほんとうに大丈夫なのだろうか、ここまでやって)

それにしても今回はそれらを受けてのキョンがまた面白かった。
喋るだけ喋られた後に
「まるでわからん」とか「電波」よばわりとか
あれだけいろいろ喋られたことに対しての質問が相手の年齢だったりとか…

とにかくその目線が観ているこちらとほとんど同じということ。
それに
どこまで追い込まれても、絶対追い詰められない強さというか
本気で聞いていても、絶対完全には本気になっていないというか
世界が滅亡しても自分は絶対滅亡しないという
確たる根拠もないのに完全なまでにそう信じきっているという、
ある意味涼宮以上に強いキャラクターの本領を発揮している。

というより相手がどういう存在であろうと
自分は自分という意味では涼宮とおんなじタイプなのかもしれない。
ただ涼宮がひたすら押し捲る無類の攻撃型なのに対し
キョンはいくら打たれても文句は言うがまったく動じない鉄壁の防御型という違いはある。
涼宮にとってはそんなキョンの飄々とした無類の強さがたのもしいし惹かれる要因なのだろう。

今回はそんなことも垣間見れた回だったのですが
先週の先回りした話もなんとなくおぼろげながらくっついてきたし
(涼宮のツンデレの芽もみえましたし)
とにかくなかなかたのしめる、主要5人しか喋らない回でした。

この作品の雑感は今回で一応終わりとしますが
また何かあったら随時書いていきたいと思います。

…というより何か無い回の方が珍しいという展開ではあります。

一応 〆


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

涼宮ハルヒの憂鬱雑感 [涼宮ハルヒの雑感]

http://www.haruhi.tv/

以前自分は第三話から観たといったが
どうも放送は三回目だったようだが
本題としては第二回だったようだ。

そしてその次の週つまり今週は
肝心要の話をまるでかつてのドイツ軍のように
一度迂回戦術をとったかのごとく避け
前の話から数ヵ月たった後の話というものになっていた。
しかも先週の続きは来週というのだから、その噛み合わせにはもう言葉が無い…。

そのため正直ほとんどおいてけ掘り状態で
長門が呪文をとなえていたり眼鏡をかけていなかったり
そしてハルヒがなんとなくキョンと微妙な雰囲気になっていたり
朝比奈がコスプレづいていたり
いつの間にか新顔の部員に増えていたり
さらにはむつかしい状況用語や巨人や世界の滅亡が
ハルヒの不機嫌と関係ありとか
あっちの世界に行ってもどってきたりとか
しかもそれがかなり当人同士の間では当たり前のやりとりになっているとか

そういう説明はすべて今後の放送にまかせてしまったという
とにかくついてこれる人だけついてこいという
主人公同様わがまま一辺倒のつくり方であり
「ただの人間には興味ありません」
という宣言どおりの
まさに普通の感覚の人間そっちのけとなったつくりそのものになっている。
文字通り「わかれよ!」タイプの投げっぱなしアニメというところか。

ところでこうして二話分みた感想はというと
「EVA」「スレイヤーズ」「涼風」といったところをジャムった後
それらをパロディ化したらけっこう真面目な部分もできちゃった…
という感じの作品で、
いろんな面白いところを次々と放り込んでったら
いつの間にか完成!というノリも感じられた。

アニメとして出来上がるのが平等院の鳳凰堂なのか
それともバルセロナのガウディ建築のようなものになるのか
それは出来てのお楽しみといったところかもしれないが
それよりもまずはこの話というか流れにこちらがついて行かなければならない
先頭集団から遅れたらもうおいつけないもうヤバイ…
…というくらい危険な展開で進んでいるだけに
そっちの方が心配だ。

作品よりも自分の追撃能力の方を心配しなければならないなんて
ほんとわがままな作品だし、一筋縄ではいかないアニメである。

とにかくこの作品の真価はこれからかもしれない…

ことEDに関しての高評価は決定的なものがある。

とにかく動くは音楽にぴったり合ってるわで
動かないところがしっかり動いてない分
よけいその動きっぷりのよさと柔軟さが引き立っている。
典型的なかつてのアイドルダンス的な動きなのだが
あそこまで動かれると言う事無しだし
これまたじつはディズニーのパロディなのではないかと勘繰ってしまうほど
ほんとによく出来た、というか決まっているEDだ。
これのロングヴァージョンなんかつくってイヴェントで流したら
即大盛り上がり大会になること鉄板だろう。

とにかくまたまた勢いのあるアニメがはじまったものです。
しかしそれにしてもEVA以降
ほんとうに綾波型のキャラがあちこちにあらわれるようになった。
このアニメの長門有希などはほとんど綾波そのものだし
一人住まいという設定といい、制服さらには履いているソックスまでほとんど同じときている。
ここまで明け透けにやってしまうとむしろ潔いし観ていて嫌味がない。
むしろ笑ってしまうくらいだ。
(考えてみればキョンはシンジをハルヒはアスカを
 各々強か且つ徹頭徹尾直球勝負型にしたようなタイプにみえる。
 実際ハルヒは野球大会でも真っ直ぐのみ愚直なくらい投げ続けていたのだから
 これなどは自分自身のパロディだったのかもしれない。)

残念なのはこれだけの作品が地方U局のみの放送ということ。
できればぜひV局に時期をみておろしてほしいものです。
そうすればさらなるハルヒ大旋風が吹き荒れることとなるでしょう。

ただ 今はそれどころではありません。
とにかく話になんとかついていかないと…です。〆

PS
あとこのアニメではときどきBGMの使い方が話題になっている。
第四回放送分でもけっこうあったけど
自分は第三回におけるハルヒがコンピューターを強奪してしまうシーン
そのときの音楽がかのシカラムータ風のそれで
かなり驚いてしまったというか、そういうの有り?とすら思ってしまったほどでした。

BGMすら気がぬけない。ほんとうに侮れない作品です。


nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ
- | 次の10件 涼宮ハルヒの雑感 ブログトップ