膀胱鏡検査をした [いろいろ]
昨年の事だけどエコー検査で膀胱に怪しい影が出たので、急遽膀胱鏡検査をした。
膀胱鏡検査。
噂には聞いていたが、異口同音にとにかく「痛い!」というのが一致した意見だった。
それはそうだろう。出す事が目的の尿道に、無理矢理異物をねじ込んで前立腺より深い膀胱まで入れるのだから、痛い痛くないなど聞く方が野暮というもの。
特に昔は金属製のペンのような硬性鏡とよばれるものしかなかったようで、それはもうとんでもない痛みを伴ったようですが、今は軟性鏡とよばれる柔らかくより細いものが使用されているようです。
また今はゼリー状の麻酔を最初に入れるためかつてよりは痛くないということだった。
ただその「かつて」が規格外に痛いレベルなど、それと比較されてもあまり気休めにはならなかった。
で、この軟性鏡。よくみたらかつて鼻の奥の検査時に使用された軟性内視鏡とよく似ていることに気づいた。
鼻の検査時も確かスプレー式の麻酔のあとそれを鼻の中に入れていたので、それでようやく凡その感覚がつかめた気がした。ただしあれもそこそこ痛かったので少し滅入ってしまった。なにせ場所が場所ですから。
で、当日、すべて膀胱の中のものをトイレで空にしたあといよいよ検査。
別室で下着を脱ぎ、手術着に着替えて手術室に入いり椅子型の手術台に座る。白内障のそれと同じようなものといったところか。
そしてよく話に聞く女性がお産の時の分娩台に乗ったような姿、それこそ「これが無条件降伏」といいたいような格好になる。
その後カーテンで仕切られ上半身だけカーテンの中、あとは先生や看護師さんのいる外に出ているといった感じ。
そして「はじめます」といっていよいよはじまる。
最初にゼリー状の麻酔薬を入れる。
ここで今更気づいたけど、このゼリー状の麻酔薬を入れるときにはまだ何も麻酔とか効いてないということ。
しかもゼリー状というからとろみのある感覚なのかと思ったら、けっこうな圧を感じる勢いで注がれたので、これがけっこうこたえた。ただ刺激痛というより鈍痛に近いもので、飛び上がるような痛さではなかった。
ただけっこう苦しい感覚があり、じっさい内視鏡よりこっちの方が痛いという人も少なからずいるとのことだった。
で、それを尿道内にしばらく注いだ後内視鏡が入って来た。
正直麻酔が効いているのは分かったけどやはり無痛というわけにはいかない。
ただ鋭角的な痛みというより、無理矢理中に異物を押し込まれているという感じで、正直やや苦しいという感覚の方があった。むしろ鋭角的な痛みという意味では鼻の中への軟性内視鏡の方が個人的にはあったような気がする。
あと呼吸を整えリラックスすると尿道の緊張感が解け痛みが少なくなるらしく、けっこうこのことを事前に言われ、それを実践したことも痛みが予想より小さかった要因かもしれない。
その後、膀胱内に水を入れたりカメラの角度を変えたりといろいろやっていたけど、とにかく息が上がる。また痛みとも不快感ともつかない独特な感覚が次第に増してちょっとキツイかなあという気がしてきた頃に「まもなく終わります」という声が聞こえ、それでもうひと我慢、そして終了となった。
時間として十分前後だったと思う。ただ三十分にも一時間にも感じられる十分だったことは確か。
終了後、膀胱の中から垂れるゼリー状の麻酔薬に注意した後、別室で元の服に着替える。
検査結果はそれからしばらくして今度は診察室によばれて聞く。
幸い何の異常もなく心配なしとのお墨付きをもらって無事帰宅とあいなりました。
麻酔が切れた後の痛みや出血等もほとんど自分はありませんでした。
結論から言うと、
〇ゼリー状の麻酔を入れるときは意外とくるものがある。
〇膀胱鏡の痛さは予想とはかなり違う。
〇無痛ではないが我慢できない痛みということはなかった。
〇かわりに感覚的に苦しく感じるものはあった。
〇されど何度もやりたくはない。
というのが結論です。
しかし昔の硬性鏡でやってた頃の痛みってどんなものだったのだろう。
因みに自分が検査をしたのはコロナがかなり鎮静化していた時期。
診察から数日でできたのはそのためだろう。
今はなかなかそうはいかないのかもしれないので、早くまた鎮静化してほしいです。
膀胱鏡検査。
噂には聞いていたが、異口同音にとにかく「痛い!」というのが一致した意見だった。
それはそうだろう。出す事が目的の尿道に、無理矢理異物をねじ込んで前立腺より深い膀胱まで入れるのだから、痛い痛くないなど聞く方が野暮というもの。
特に昔は金属製のペンのような硬性鏡とよばれるものしかなかったようで、それはもうとんでもない痛みを伴ったようですが、今は軟性鏡とよばれる柔らかくより細いものが使用されているようです。
また今はゼリー状の麻酔を最初に入れるためかつてよりは痛くないということだった。
ただその「かつて」が規格外に痛いレベルなど、それと比較されてもあまり気休めにはならなかった。
で、この軟性鏡。よくみたらかつて鼻の奥の検査時に使用された軟性内視鏡とよく似ていることに気づいた。
鼻の検査時も確かスプレー式の麻酔のあとそれを鼻の中に入れていたので、それでようやく凡その感覚がつかめた気がした。ただしあれもそこそこ痛かったので少し滅入ってしまった。なにせ場所が場所ですから。
で、当日、すべて膀胱の中のものをトイレで空にしたあといよいよ検査。
別室で下着を脱ぎ、手術着に着替えて手術室に入いり椅子型の手術台に座る。白内障のそれと同じようなものといったところか。
そしてよく話に聞く女性がお産の時の分娩台に乗ったような姿、それこそ「これが無条件降伏」といいたいような格好になる。
その後カーテンで仕切られ上半身だけカーテンの中、あとは先生や看護師さんのいる外に出ているといった感じ。
そして「はじめます」といっていよいよはじまる。
最初にゼリー状の麻酔薬を入れる。
ここで今更気づいたけど、このゼリー状の麻酔薬を入れるときにはまだ何も麻酔とか効いてないということ。
しかもゼリー状というからとろみのある感覚なのかと思ったら、けっこうな圧を感じる勢いで注がれたので、これがけっこうこたえた。ただ刺激痛というより鈍痛に近いもので、飛び上がるような痛さではなかった。
ただけっこう苦しい感覚があり、じっさい内視鏡よりこっちの方が痛いという人も少なからずいるとのことだった。
で、それを尿道内にしばらく注いだ後内視鏡が入って来た。
正直麻酔が効いているのは分かったけどやはり無痛というわけにはいかない。
ただ鋭角的な痛みというより、無理矢理中に異物を押し込まれているという感じで、正直やや苦しいという感覚の方があった。むしろ鋭角的な痛みという意味では鼻の中への軟性内視鏡の方が個人的にはあったような気がする。
あと呼吸を整えリラックスすると尿道の緊張感が解け痛みが少なくなるらしく、けっこうこのことを事前に言われ、それを実践したことも痛みが予想より小さかった要因かもしれない。
その後、膀胱内に水を入れたりカメラの角度を変えたりといろいろやっていたけど、とにかく息が上がる。また痛みとも不快感ともつかない独特な感覚が次第に増してちょっとキツイかなあという気がしてきた頃に「まもなく終わります」という声が聞こえ、それでもうひと我慢、そして終了となった。
時間として十分前後だったと思う。ただ三十分にも一時間にも感じられる十分だったことは確か。
終了後、膀胱の中から垂れるゼリー状の麻酔薬に注意した後、別室で元の服に着替える。
検査結果はそれからしばらくして今度は診察室によばれて聞く。
幸い何の異常もなく心配なしとのお墨付きをもらって無事帰宅とあいなりました。
麻酔が切れた後の痛みや出血等もほとんど自分はありませんでした。
結論から言うと、
〇ゼリー状の麻酔を入れるときは意外とくるものがある。
〇膀胱鏡の痛さは予想とはかなり違う。
〇無痛ではないが我慢できない痛みということはなかった。
〇かわりに感覚的に苦しく感じるものはあった。
〇されど何度もやりたくはない。
というのが結論です。
しかし昔の硬性鏡でやってた頃の痛みってどんなものだったのだろう。
因みに自分が検査をしたのはコロナがかなり鎮静化していた時期。
診察から数日でできたのはそのためだろう。
今はなかなかそうはいかないのかもしれないので、早くまた鎮静化してほしいです。
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