全日本プロレス遊行寺大会に行く [スポーツ]
【第44回藤沢市民まつり ~遊行寺でプロレスをするぞ!オイッ!!~】
というタイトルのそれに行く。
地元藤沢出身の全日本プロレスの諏訪魔選手による、
藤沢市民まつりの一環として行われた特別興行。
場所は遊行寺境内。
過去にも何度か行われています。
この本堂より前にある、
茶屋や宝物館の前にある広い場所を使って行われた。
公式サイトを参考にすると
以下のような進行となっています。
11:30 屋台村開始
第1部 ~発表会~
13:00 市民団体発表会(3団体予定)
第2部 ~プロレス~
14:00
第1試合 青柳優馬 VS 岡田佑介
藤沢警察署 防犯キャンペーン (ゲスト:青柳優馬)
第2試合 諏訪魔&江の島マン VS マッシモ& ダニー・ジョーンズ
サイン、写真撮影会
というもの。
自分はこの第二部から観に行きました。
着いたのは13:40頃。
昨年は雨で中止、
今年は以前に比べるとやや地味なカードなので、
ちょっと心配しましたがけっこう人が集まっていました。
来賓の方々の挨拶と、
諏訪魔選手からの挨拶ではじまりましたが、
諏訪魔選手は前日の王道トーナメントで優勝したこともあり、
優勝トロフィーをもってのそれとなりました。
そして14時から第一試合。
前日第一試合の六人タッグで、
直接勝敗にかかわった二人によるシングルマッチ。
岡田選手のけれんみの無いストレートなファイトもよかったですが、
驚いたのは青柳選手の成長ぶり。
試合をうまくコントロールしていたということもそうですが、
デビューしてまだ二年半ちょっとの21歳で、
ずいぶん試合運びが練れたというか旨い運びをするのに感心。
誰に強い影響を受けたかはわかりませんが、
やはり後ろから追ってきた人が出てきたことから、
それが成長のスピードを速めているのかも。
しかし二人とも最初見た時に比べると、
各段に身体ができあがってきている。
あと数年もすると、
この二人も全日本ジュニアの精鋭として、
この団体を支えていくんだろうなあという、
そんな未来がみえてくるような試合でした。
そういえば最後の逆エビ固め。
昔はボストンクラブといわれて、
その理由は決められた相手の足のそれが、
ボストン港名物の蟹のハサミに似ていたのが語源だとか。
じゃあなんでそれが日本で逆「えび」になったかは、
同じ甲殻類とはいえど、
ちょっと自分にもわからない。
しかしシンプルだけど、
きっちり決まると怖い技だとあらたて痛感させられた。
試合後一息つく青柳選手と遊行寺のみなさん。
遊行寺の八百年前の鐘楼を写したら、
小さく横に試合後の岡田選手が写っていました。
このあと途中から青柳選手を交えての、
警察署からの振り込め詐欺への注意喚起。
そしてメインの第二試合。
はじまる前には人がけっこういた本堂前もご覧のとおり。
みなプロレスをみるためそちらに向かわれたようです。
これもなかなかいい試合だったけど、
諏訪魔選手は昨日の激闘があったにもかかわらず、
フロント・スープレックス、ダブルチョップ、バックドロップと、
見ばえのいい得意技を次々と連発、
そして最後にはラストライド。
これがまた凄いほどきれいに決まって、
その瞬間の衝撃音が本堂近くにまで響いてきた。
あまりの説得力に、
観客からどよめきが上がったほどでした。
他の三選手も見せ場をいろいろつくって、
こちらもまた見応えのある楽しい試合でした。
試合終了後の様子。
ただとにかくまわりが混んでて、
自分は人混みに弱いので遠景が多くなってしまいました。
申し訳ないです。
この日の試合結果。
試合終了後の諏訪魔選手、じつにいい笑顔でした。
じつはこのときのまわりのみなさんもいい表情だったのですが、
やはりそのままは拙いのでこういう形になりました。
ちょっと残念です。
その後本堂前で記念撮影。
このときやはりベルトが欲しいということ、
かつて学生時代に遊行寺で修行をしたことがあるけど、
とにかく厳しい修行で尻を棒で叩かれたと話されてました。
その頃リングは岡田選手も一緒に撤収作業中。
因みに屋台のグッズはかなりよく売れたらしく、
目出度くも完売した品目もあったとか。
こうしてこの日の大会は終了。
お疲れ様でした。
かつて自分は全日本プロレスの武道館大会へ、
毎回のようによく通ったけど、
2002年2月を最後にご無沙汰になってしまった。
やはりノアとの分裂は小さくなかったということか。
ただノアも自分は観に行ってないので、
ようするにプロレスそのものに冷めてしまったといえる。
それが十年以上たってまた全日本プロレスをみるようになったのは、
その試合内容がいいというだけでなく、
人数こそ激減したけど、
ひじょうにいいメンバーが揃っていること。
若くていきのいい選手が伸びてきていること、
実力のある中堅ベテラン選手と
いろいろと核になる選手がしっかりいるということがある。
もちろんその中には今日試合をした青柳選手や岡田選手、
そしてこの日の主役だった諏訪魔選手がいる。
新日本やドラゴンゲートほど、
煌びやかじゃないし器用でも順応性があるわけでもないけど、
その愚直な試合はある意味安心してみていられるし、
他団体から来てくれている選手も実力者揃いということで、
かつての号か外国人選手が割拠していた頃の全日と重なるものがあり、
みていてわくわくするものがある。
とはいえ、それでもかつての全日本とは、
やはりその状況はかなり違う。
今はなかなか厳しいかもしれないけど、
これだけの選手が揃い、
いい試合をしているのだから、
あとはこれをどうより知ってもらうか。
そういう意味では今の全日本プロレスは、
アニメ聖地化する前の大洗や沼津みたいなものかもしれません。
地上波放送とかどこかで試しでいいからやってほしいなあ。
〆
というタイトルのそれに行く。
地元藤沢出身の全日本プロレスの諏訪魔選手による、
藤沢市民まつりの一環として行われた特別興行。
場所は遊行寺境内。
過去にも何度か行われています。
この本堂より前にある、
茶屋や宝物館の前にある広い場所を使って行われた。
公式サイトを参考にすると
以下のような進行となっています。
11:30 屋台村開始
第1部 ~発表会~
13:00 市民団体発表会(3団体予定)
第2部 ~プロレス~
14:00
第1試合 青柳優馬 VS 岡田佑介
藤沢警察署 防犯キャンペーン (ゲスト:青柳優馬)
第2試合 諏訪魔&江の島マン VS マッシモ& ダニー・ジョーンズ
サイン、写真撮影会
というもの。
自分はこの第二部から観に行きました。
着いたのは13:40頃。
昨年は雨で中止、
今年は以前に比べるとやや地味なカードなので、
ちょっと心配しましたがけっこう人が集まっていました。
来賓の方々の挨拶と、
諏訪魔選手からの挨拶ではじまりましたが、
諏訪魔選手は前日の王道トーナメントで優勝したこともあり、
優勝トロフィーをもってのそれとなりました。
そして14時から第一試合。
前日第一試合の六人タッグで、
直接勝敗にかかわった二人によるシングルマッチ。
岡田選手のけれんみの無いストレートなファイトもよかったですが、
驚いたのは青柳選手の成長ぶり。
試合をうまくコントロールしていたということもそうですが、
デビューしてまだ二年半ちょっとの21歳で、
ずいぶん試合運びが練れたというか旨い運びをするのに感心。
誰に強い影響を受けたかはわかりませんが、
やはり後ろから追ってきた人が出てきたことから、
それが成長のスピードを速めているのかも。
しかし二人とも最初見た時に比べると、
各段に身体ができあがってきている。
あと数年もすると、
この二人も全日本ジュニアの精鋭として、
この団体を支えていくんだろうなあという、
そんな未来がみえてくるような試合でした。
そういえば最後の逆エビ固め。
昔はボストンクラブといわれて、
その理由は決められた相手の足のそれが、
ボストン港名物の蟹のハサミに似ていたのが語源だとか。
じゃあなんでそれが日本で逆「えび」になったかは、
同じ甲殻類とはいえど、
ちょっと自分にもわからない。
しかしシンプルだけど、
きっちり決まると怖い技だとあらたて痛感させられた。
試合後一息つく青柳選手と遊行寺のみなさん。
遊行寺の八百年前の鐘楼を写したら、
小さく横に試合後の岡田選手が写っていました。
このあと途中から青柳選手を交えての、
警察署からの振り込め詐欺への注意喚起。
そしてメインの第二試合。
はじまる前には人がけっこういた本堂前もご覧のとおり。
みなプロレスをみるためそちらに向かわれたようです。
これもなかなかいい試合だったけど、
諏訪魔選手は昨日の激闘があったにもかかわらず、
フロント・スープレックス、ダブルチョップ、バックドロップと、
見ばえのいい得意技を次々と連発、
そして最後にはラストライド。
これがまた凄いほどきれいに決まって、
その瞬間の衝撃音が本堂近くにまで響いてきた。
あまりの説得力に、
観客からどよめきが上がったほどでした。
他の三選手も見せ場をいろいろつくって、
こちらもまた見応えのある楽しい試合でした。
試合終了後の様子。
ただとにかくまわりが混んでて、
自分は人混みに弱いので遠景が多くなってしまいました。
申し訳ないです。
この日の試合結果。
試合終了後の諏訪魔選手、じつにいい笑顔でした。
じつはこのときのまわりのみなさんもいい表情だったのですが、
やはりそのままは拙いのでこういう形になりました。
ちょっと残念です。
その後本堂前で記念撮影。
このときやはりベルトが欲しいということ、
かつて学生時代に遊行寺で修行をしたことがあるけど、
とにかく厳しい修行で尻を棒で叩かれたと話されてました。
その頃リングは岡田選手も一緒に撤収作業中。
因みに屋台のグッズはかなりよく売れたらしく、
目出度くも完売した品目もあったとか。
こうしてこの日の大会は終了。
お疲れ様でした。
かつて自分は全日本プロレスの武道館大会へ、
毎回のようによく通ったけど、
2002年2月を最後にご無沙汰になってしまった。
やはりノアとの分裂は小さくなかったということか。
ただノアも自分は観に行ってないので、
ようするにプロレスそのものに冷めてしまったといえる。
それが十年以上たってまた全日本プロレスをみるようになったのは、
その試合内容がいいというだけでなく、
人数こそ激減したけど、
ひじょうにいいメンバーが揃っていること。
若くていきのいい選手が伸びてきていること、
実力のある中堅ベテラン選手と
いろいろと核になる選手がしっかりいるということがある。
もちろんその中には今日試合をした青柳選手や岡田選手、
そしてこの日の主役だった諏訪魔選手がいる。
新日本やドラゴンゲートほど、
煌びやかじゃないし器用でも順応性があるわけでもないけど、
その愚直な試合はある意味安心してみていられるし、
他団体から来てくれている選手も実力者揃いということで、
かつての号か外国人選手が割拠していた頃の全日と重なるものがあり、
みていてわくわくするものがある。
とはいえ、それでもかつての全日本とは、
やはりその状況はかなり違う。
今はなかなか厳しいかもしれないけど、
これだけの選手が揃い、
いい試合をしているのだから、
あとはこれをどうより知ってもらうか。
そういう意味では今の全日本プロレスは、
アニメ聖地化する前の大洗や沼津みたいなものかもしれません。
地上波放送とかどこかで試しでいいからやってほしいなあ。
〆
soramoyouさま
プロレスと焼きそばは外でのそれはまた格別だと再認識した今日一日でもありました。
nice! ありがとうございました。
by 阿伊沢萬 (2017-09-25 01:19)