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南西ドイツ放送交響楽団 [クラシック百物語]

すっかり忘れていたけど、
先月(2016年9月)シュトットガルトで、
南西ドイツ放送交響楽団の第一回演奏会が行われたという。



このニュースを聞いて

「?」

と思われた方も多いかもしれないが、
じつは今年の7月をもって、
「シュトゥットガルト放送交響楽団」
(Radio-Sinfonieorchester Stuttgart des SWR)
「南西ドイツ放送交響楽団  バーデン=バーデン・フライブルク」
(SWR Sinfonieorchester Baden-Baden und Freiburg)
この二つが合併
南西ドイツ放送交響楽団
「SWR Sinfonieorchester」
となった。

ようするに南西ドイツ放送の傘下のオケが、
ひとつになったということだ。

かつては三つあったというこの放送局のオケは、
これでついにひとつとなった。


かつてこのオケの合併に反対、
著名な指揮者を含む多くの反対署名が行われたが、
けっきょく経費削減のそれには勝てず、
こういうことになってしまったとか。


両オーケストラとも録音も多く、
また来日公演もしたことがあり、
おなじみのオケだっただげに、
この合併は正直ショックの方も多いだろう。


これにより音楽という面での文化が、
この地域にどう変化をもたらすかはわからないが、
未だ音楽監督が不在というのが、
今のこのオーケストラり現状を物語っているといっていいのかも。

第一回の演奏会はエトヴェシュ・ペーテルが指揮したらしいが、
彼が就任するのかというとどうなのだろう。

ステファヌ・ドヌーヴやフランソワ=ザヴィエー・ロトの、
どちらも続投しなかったのは正直いたいことだろう。


とにかく早くこのオーケストラの次の舵取りを決め、
再度この地域の主軸となってほしいところです。

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