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「緊急避難所」と「避難所」は違う! [震災]

なさけないけど初めて知った。

「緊急避難所」

これは津波や火災等が起き緊急的に一時しのぎで批難する場所。


「避難所」

こちらはそういうことがようやく収まりその後避難しに行く場所。


これはNHKのニュースで放送され、
この部分が徹底されなかったため、
311の津波で亡くなられた方が少なからずいらっしゃったとのこと。

このため数年前から本格的に、
この二点をはっきりと区別するような指導や作業が行われているらしい。



さらに「緊急避難所」はその目的が各所ごとに違い、
津波用もあれば火災用もあるというので、
このあたりを事前に掌握していないとまずいという。

それとよくある

「広域避難場所」

は、多くの場合、

「大地震により発生した火災が多発し延焼拡大した場合、その輻射熱や煙から市民の生命・身体を守るために避難する場所」

ということなので、
津波と兼用されてるかどうかは、
やはり事前に知っておく必要があるだろう。

因みに上の「 」内の文面は横浜市のそれ。


ひとつ例をあげると鎌倉市は、


避難所(ミニ防災拠点)
(避難者収容施設)


津波来襲時の避難建物・避難空地
(津波の発生が予想され、緊急的な避難が必要となったときの一時的な避難施設。)


広域避難場所
(火災の延焼拡大による炎や煙などから一時的に身を守る空地)

とやはり三つに分かれている。

https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/sougoubousai/260821open-data2.html


因みに津波来襲時の避難建物・避難空地は下記のようになっている。

tt-k.jpg
※クリックし別画面に出たあとさらにクリックすると大きくなります。


このように目的用途によって各種避難所を使わないと、
避難所が避難所として機能しないこともある危険性があるので、
このあたりほんとに充分注意したいところです。


特に「避難所」は鎌倉市のそれをみると、

「状況により開設」

となっているので、
被害によっては無理な場所がでてくることを前提として決めてるので、
いきなり「避難所」に逃げるというのはやはりいろいろとあるようだ。


ただ広域火災のための「広域避難場所」でも、
「源氏山公園」のような高台だと津波にも大丈夫と思われるので、
その点については津波緊急避難としてもOKかもしれない。
(因みに源氏山頂上は海抜93m)


ちょっとめんどくさいかもしれないですが、
地震前にひとつ調べておくことをお勧めしたい。

このあたりはネットでもいろいろと調べられます。


備えあれば憂いなしです。
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阿伊沢萬

自分が言うのも何ですが、もう少しこういうことはTV等でちゃんと広めてほしいです。こんなんでもしものことになったら目も当てられないです。

剛力ラブさま、banpeiyuさま、nice! ありがとうございました。
by 阿伊沢萬 (2016-03-07 23:36) 

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