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「艦これ」第五話をみて。 [アニメ(2015放送開始)]

正直ようやくやるべきことをやった回というかんじになった。

というより方向性が最後までぶれなかったというべきか。


話としてはなんか大昔の野球アニメであったような、
そんなよくある話の展開だったけど、
けっこうこういうノリを求めている人が多かったのでは?
というかんじのつくりでもあり、
とても安心して楽しむことができた。


これもともとゲームなのだから、
やった人それぞれにストーリーがある話なので、
変に史実とからませたり必要以上にゲームを意識するより、
むしろそういうこと度外視して、
キャラの性格設定のみを尊重して、
まったく新しい異次元ワールドでやった方が、
つくってる方も肩の力を抜いてのびのびとやれたのではないのかなあと、
今回の話はそんなことも感じさせられた。


しかしそれにしてもすごいチームだ。

戦力的にも破壊力満点だけど、
キャラ的にもかつてのニューヨークヤンキースも真っ青というくらい、
超個性派というのがこれでもかと集まった。

KC6.jpg

実力はあるけどそれが活かしきれてない強者5人と、
実力は無いけど理論と度胸はあるという賢者1人と、
よくあるパターンではあるけど、
この人選をした制作サイドの人はひじょうにいい仕事をしたという気がする。


これでこの後どういう展開になっていくのかは分からないけど、
少なくともいままでのような散漫な印象はずいぶん薄らぐことになった。


それにしても次々と演習でボコボコやられていくシーンは、
なんか「ハルヒ」の「射手座」の話を思い出してしまった。

これで北上あたりがとてつもない演算能力をもっていれば、
それを元にして吹雪が作戦をたてるという、
ひとつのパターンを軸にいろいろとできるのだろうけど、
はたしてそのような事まで考えているかどうか。


あと声優がこれまたユニークな組み合わせとなったが、
特に東山さんのそれはどう聞いても「きんいろ」の九条カレンだし、
井口さんのそれはときおり「ガルパン」の冷泉さんになってしまったりと、
なんか他のアニメを観ているようなおかしな気持ちになってしまった。

もっとも東山さんのそれはもうこの役が来ればカレン風にしかならないので、
製作者におそらく九条カレンのファンでもいるのだろう。
金剛の身振りもどこかカレン風だし。

(…と思ったら「きんいろ」のアニメと「艦これ」のゲームはほぼ同時期の作品なのでそれはないということでここは訂正。)

KC0.jpg
KC1.jpg
※九条カレン(上)と金剛(下)。

他のチームもけっこう面白い組み合わせになっているようで、
三話あたりからこういう方向でいろいろなチームの日常を次々とやっていき、
最後数話でひとつの話をやるという展開でもよかったよなあと、
ちょっといまさらの感想をひとつ。


ただこの作品。

ひょっとして劇場版や二期もある程度予定しているのではという気もするので、
できればそのときはこのあたりのことをぜひ一考してもらえればと願うばかり。

今回の5話はそういうことをいろいろと感じさせてくれましたし、
ようやく「艦これ」がなんで人気あるのかその要因が少しわかったような気がしました。


しかし、いままでに流したものが少し大きすぎるような…。


以上で〆。


余談ですが、ちと吹雪が「SHIROBAKO」の宮森あおいとかぶった回でもありました。

あとこの人は
kkz1.jpg
このあとこの番組で押されるキャラのひとりになるかも。

で、あまり評判のよくないこの人。
kkz2.jpg
北上を身体はって常に守るのでけっこうボロボロになってるのをみると、
性格はともかく根はいい人なんだろうなという気はする。
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