高松~徳島へ行く [小さな旅(Japan small travel)]
三連休の最後10/14に四国に行った。
徳島であった「マチ★アソビ vol.11」に行くのが目的。
当初は10/12-10/14の三日間の予定でしたが、
季節の変わり目に体調を崩し急遽一日のみとなりました。
行きは寝台特急「ムーンライト瀬戸」で高松へ。
その後高松巡りをしたあと徳島へ移動の予定。
「ムーンライト瀬戸」はじつは過去何度か乗車しようと画策したものの、
なかなかうまく行かなかったのですが、
今回ようやくこの個室寝台特急に乗車することができました。
いくつかあるタイプの中のB寝台一人個室用ソロが今回の席種。
ひとつひとつがロックがかかるドアでしっかり分離されている。
通路が狭くてすれ違うのが一苦労。
中はカプセルホテルとほとんど変わらない広さ。
足元の左上にはそこそこの荷物がおけるスペースがあり、
入り口付近の階段あたりなら立てる高さがあるものの、
それ以外ではちょっと立てるほどの高さはなく、
自分のいた上にスペースが大きくある二階席でこれですから、
下に位置する一階席はおそらく立つことはかなわないだろう。
横浜を夜10時半近くに出発。
途中の駅では昼とは違う深夜ならでは光景がみられる。
じつに静かな雰囲気だ。
またこの「ムーンライト」は以前乗ったブルートレインと違い、
かなり静かで快適だ。
しかもときおりきかれる連結器の「ガッシャン」という、
かなりきつい衝撃音や揺れも無い。
ほんとうに過ごしやすくなったものだと感心しきり。
しかもこの二階席。
たしかに狭いけど大きく上方部に窓の視界が開かれていて、
そこからみえる夜空がまた格別だった。
特に深夜、岐阜から米原あたりを走っていた時、
外の灯りが極めて少なくなったこともあるだろうけど、
室内灯を消して上の方をみたらオリオン座がみえたのにはびっくりした。
しかも、おおいぬ座のシリウスやこいぬ座のプロキオンもみえ、
冬の大三角が車窓からみられたこのときはもうちょっと感激ものでした。
その後列車は岡山付近で日の出。車内放送も再開。
そして瀬戸大橋を渡っていった。朝日に映える瀬戸内もまた格別。
高松到着前に寝台横にあるラウンジへ。
ここもいい雰囲気でした。
こうして午前七時すぎに高松に到着。
まず前回行けなかった、玉藻公園に行く。
http://www.tamamokoen.com/
高松城跡を中心としたこの公園。
かつての名城をしのべる雰囲気のよい公園でした。
特に天守閣跡からの眺望はなかなかでした。
天守閣跡を別のところからみる。
艮櫓(うしとらやぐら)
このあと高松琴平電気鉄道(通称「琴電」)に乗るため、
公園近くにある高松築港駅へ。
ここから乗車し栗林公園駅まで行く。
栗林公園駅。ここから公園正面へ。
琴電は一度乗ってみたかったので満足。
ですが昨年食べ逃した「讃岐うどん」。
狙っていた某駅下にある有名店がなんとお休み。
まさか休日には休まないだろうという憶測が大外れ。
これで二年続けてうどんの食べ逃し。
はたしていつ食べることができることやらです。
栗林公園は昨年よりも時間をとったため、
じっくりみることができました。
しかも玉藻公園を寄ったため、
そこの入場券を持参したら二割引きという恩恵にもあずかりました。
※栗林公園サイト
http://ritsuringarden.jp/
公園正面をみる。
芙蓉峰から臨む
それにしてもこの公園、何度見ても大きいです。
日本三大公園に栗林公園を入れてしまう人の気持ちがよくわかります。
和船の船乗り場。
車いすの方用コースの案内板。
古里兵衛九重塔。
小普陀。
旧日暮亭。
桶樋滝。
爛柯石屋。
このあとJR栗林駅から徳島まで各駅停車でのんびり移動。
栗林駅から屋島をみる。
徳島は正午近くに到着。「マチ★アソビ vol.11」をいろいとみる。
昨年とだいたい同じ感想ですが今回のメイン目標は眉山。
前年にスズメバチが発生しため山に行けなかったこともあり、
今回こそはと再度山頂へ。
この眉山への登山道は何種類もあるとのことですが、
選んだのは昨年同様、ロープウェイ乗り場横からの登山道。
この先にある天神社横から。
某サイトによるとそのあと標高240メートル距離900メートル。
最初に石段が四百段ほどあり、あとは山道とのこと。
感覚的には江の島のエスカー乗り場から山頂まで階段を行ったあと、
そのまま鎌倉の六国峠や天園コースに突入するような感じかなと思っていたが、
これがとんでもない間違いだった。
最初の階段は予想通りで、だいたい十分ほどで登り切った。
そこそこきつい登りだったものの米子城登りよりはまだ楽だった。
ここで一般道に出るがその向こうに本格的な登山道がみえた。
そばに石標がありそこには、
「距離680メートル、徒歩20分」と書いてあった。
これをみたとき「傾斜はそれほどきつくないのかな?」と思ったが、
とんでもないことこのうえない山道だった。
傾斜云々よりとにかく山道の次にまた山道という登り一本で、
しかもバリエーションの違う山道が次々とあらわれる。
自分は平地ならある程度の距離はこなせるけど、
山道はじつはそんなに得手ではない。
特に自分は山道の場合、途中に挟まれている平坦地で息を整え、
そして途中から加速してその勢いで山道を登るというパターンなので、
その肝心の平坦地が無いことでまったく登るパターンがつかめない。
しかも階段というわけでもないので、
かつての金毘羅神社の奥社までの1368段よりもかなりきつい。
体調も万全ではないため息もあがるし足も重くなるしで、
途中何度も休みながらの道中となりました。
そしてどのへんまで来たかは不明ですが、
初めて自分の心が折れる音が聞こえ、ここでついにSTOP。
5分休み5分登りの繰り返しでいくことを決め休憩へ。
ロープウェイがすぐそばを通る。
こんなに近くでロープウエイの支柱をみるのも珍しい。
途中何人もの人たちに抜かれていきましたが、
正直これはもうしかたないということでとにかく一服。
これがよかったのか、これを二度繰り返したらようやくまた足が動き、
苦しみながらもようやく山頂付近の神社横にゴール。
出発してから45分かかっていましたが、
あの石標から35分はかかっている。
20分なんてとても無理!
だけど後で近くの警備の方に聞いた話によると、
このコースを自転車を担いで登り降りした人がいたとか。
凄い人がいるものだともうただただ驚いてしまいました。
山頂はじつに賑やかなことになっていました。
こちらは山頂のメインイベント会場。
カラオケ会場。
本来ここへはロープウェイで行くのがふつうで、
山登りはあまりよろしくないという。
降りるときに言われてもねえ…。
でもたしかに雨上がり後は絶対危ないことこの上なし。
ただ自分は高所恐怖症なのでロープウェイはあまり得手ではない。
このための山登りとなったのですが、
今後はちょっと一考を要すといったところでした。
このあといろいろまわったものの、
この山登りが想像以上にこたえて少し早く帰途につきました。
まあなんだか結局、「眉山登山」がメインになってしまいましたが、
来年以降行くとするとさらにいろいろと考えなければ…という、
そんな今回は道中となりました。
以上です。
徳島であった「マチ★アソビ vol.11」に行くのが目的。
当初は10/12-10/14の三日間の予定でしたが、
季節の変わり目に体調を崩し急遽一日のみとなりました。
行きは寝台特急「ムーンライト瀬戸」で高松へ。
その後高松巡りをしたあと徳島へ移動の予定。
「ムーンライト瀬戸」はじつは過去何度か乗車しようと画策したものの、
なかなかうまく行かなかったのですが、
今回ようやくこの個室寝台特急に乗車することができました。
いくつかあるタイプの中のB寝台一人個室用ソロが今回の席種。
ひとつひとつがロックがかかるドアでしっかり分離されている。
通路が狭くてすれ違うのが一苦労。
中はカプセルホテルとほとんど変わらない広さ。
足元の左上にはそこそこの荷物がおけるスペースがあり、
入り口付近の階段あたりなら立てる高さがあるものの、
それ以外ではちょっと立てるほどの高さはなく、
自分のいた上にスペースが大きくある二階席でこれですから、
下に位置する一階席はおそらく立つことはかなわないだろう。
横浜を夜10時半近くに出発。
途中の駅では昼とは違う深夜ならでは光景がみられる。
じつに静かな雰囲気だ。
またこの「ムーンライト」は以前乗ったブルートレインと違い、
かなり静かで快適だ。
しかもときおりきかれる連結器の「ガッシャン」という、
かなりきつい衝撃音や揺れも無い。
ほんとうに過ごしやすくなったものだと感心しきり。
しかもこの二階席。
たしかに狭いけど大きく上方部に窓の視界が開かれていて、
そこからみえる夜空がまた格別だった。
特に深夜、岐阜から米原あたりを走っていた時、
外の灯りが極めて少なくなったこともあるだろうけど、
室内灯を消して上の方をみたらオリオン座がみえたのにはびっくりした。
しかも、おおいぬ座のシリウスやこいぬ座のプロキオンもみえ、
冬の大三角が車窓からみられたこのときはもうちょっと感激ものでした。
その後列車は岡山付近で日の出。車内放送も再開。
そして瀬戸大橋を渡っていった。朝日に映える瀬戸内もまた格別。
高松到着前に寝台横にあるラウンジへ。
ここもいい雰囲気でした。
こうして午前七時すぎに高松に到着。
まず前回行けなかった、玉藻公園に行く。
http://www.tamamokoen.com/
高松城跡を中心としたこの公園。
かつての名城をしのべる雰囲気のよい公園でした。
特に天守閣跡からの眺望はなかなかでした。
天守閣跡を別のところからみる。
艮櫓(うしとらやぐら)
このあと高松琴平電気鉄道(通称「琴電」)に乗るため、
公園近くにある高松築港駅へ。
ここから乗車し栗林公園駅まで行く。
栗林公園駅。ここから公園正面へ。
琴電は一度乗ってみたかったので満足。
ですが昨年食べ逃した「讃岐うどん」。
狙っていた某駅下にある有名店がなんとお休み。
まさか休日には休まないだろうという憶測が大外れ。
これで二年続けてうどんの食べ逃し。
はたしていつ食べることができることやらです。
栗林公園は昨年よりも時間をとったため、
じっくりみることができました。
しかも玉藻公園を寄ったため、
そこの入場券を持参したら二割引きという恩恵にもあずかりました。
※栗林公園サイト
http://ritsuringarden.jp/
公園正面をみる。
芙蓉峰から臨む
それにしてもこの公園、何度見ても大きいです。
日本三大公園に栗林公園を入れてしまう人の気持ちがよくわかります。
和船の船乗り場。
車いすの方用コースの案内板。
古里兵衛九重塔。
小普陀。
旧日暮亭。
桶樋滝。
爛柯石屋。
このあとJR栗林駅から徳島まで各駅停車でのんびり移動。
栗林駅から屋島をみる。
徳島は正午近くに到着。「マチ★アソビ vol.11」をいろいとみる。
昨年とだいたい同じ感想ですが今回のメイン目標は眉山。
前年にスズメバチが発生しため山に行けなかったこともあり、
今回こそはと再度山頂へ。
この眉山への登山道は何種類もあるとのことですが、
選んだのは昨年同様、ロープウェイ乗り場横からの登山道。
この先にある天神社横から。
某サイトによるとそのあと標高240メートル距離900メートル。
最初に石段が四百段ほどあり、あとは山道とのこと。
感覚的には江の島のエスカー乗り場から山頂まで階段を行ったあと、
そのまま鎌倉の六国峠や天園コースに突入するような感じかなと思っていたが、
これがとんでもない間違いだった。
最初の階段は予想通りで、だいたい十分ほどで登り切った。
そこそこきつい登りだったものの米子城登りよりはまだ楽だった。
ここで一般道に出るがその向こうに本格的な登山道がみえた。
そばに石標がありそこには、
「距離680メートル、徒歩20分」と書いてあった。
これをみたとき「傾斜はそれほどきつくないのかな?」と思ったが、
とんでもないことこのうえない山道だった。
傾斜云々よりとにかく山道の次にまた山道という登り一本で、
しかもバリエーションの違う山道が次々とあらわれる。
自分は平地ならある程度の距離はこなせるけど、
山道はじつはそんなに得手ではない。
特に自分は山道の場合、途中に挟まれている平坦地で息を整え、
そして途中から加速してその勢いで山道を登るというパターンなので、
その肝心の平坦地が無いことでまったく登るパターンがつかめない。
しかも階段というわけでもないので、
かつての金毘羅神社の奥社までの1368段よりもかなりきつい。
体調も万全ではないため息もあがるし足も重くなるしで、
途中何度も休みながらの道中となりました。
そしてどのへんまで来たかは不明ですが、
初めて自分の心が折れる音が聞こえ、ここでついにSTOP。
5分休み5分登りの繰り返しでいくことを決め休憩へ。
ロープウェイがすぐそばを通る。
こんなに近くでロープウエイの支柱をみるのも珍しい。
途中何人もの人たちに抜かれていきましたが、
正直これはもうしかたないということでとにかく一服。
これがよかったのか、これを二度繰り返したらようやくまた足が動き、
苦しみながらもようやく山頂付近の神社横にゴール。
出発してから45分かかっていましたが、
あの石標から35分はかかっている。
20分なんてとても無理!
だけど後で近くの警備の方に聞いた話によると、
このコースを自転車を担いで登り降りした人がいたとか。
凄い人がいるものだともうただただ驚いてしまいました。
山頂はじつに賑やかなことになっていました。
こちらは山頂のメインイベント会場。
カラオケ会場。
本来ここへはロープウェイで行くのがふつうで、
山登りはあまりよろしくないという。
降りるときに言われてもねえ…。
でもたしかに雨上がり後は絶対危ないことこの上なし。
ただ自分は高所恐怖症なのでロープウェイはあまり得手ではない。
このための山登りとなったのですが、
今後はちょっと一考を要すといったところでした。
このあといろいろまわったものの、
この山登りが想像以上にこたえて少し早く帰途につきました。
まあなんだか結局、「眉山登山」がメインになってしまいましたが、
来年以降行くとするとさらにいろいろと考えなければ…という、
そんな今回は道中となりました。
以上です。
とにかくけっこう細部がザルな計画による道中だったことが身に染みた今回でした。makimakiさま、tochiさま、nice!ありがとうございます。
by 阿伊沢萬 (2013-10-21 22:50)
へえ、電車に乗って、朝ほかのところで起きるのは素敵ですね。写真がたくさんあって、映画を見たみたいな気持ちになりました。
by 安井美由紀 (2013-11-03 04:37)
安井美由紀 様
そうですね。寝台車や夜行バスで迎える現地の朝というのは独特な新鮮感が確かにあります。ただそれだけに今後はもっと余裕をもって予定をたてねばと反省しきりです。遅くなりましたがコメントありがとうございました。
by 阿伊沢萬 (2013-11-08 19:25)