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神奈川フィルハーモニー管弦楽団2014-2015シーズン新指揮者体制 [クラシック百物語]

神奈川フィルハーモニー管弦楽団は2014-2015シーズンから若手のホープ川瀬賢太郎を常任指揮者に、日本の名匠である小泉和裕を特別客演指揮者に迎えることを決定いたしました。常任指揮者、特別客演指揮者の当初任期はともに3年となります。両者の就任により、現在首席客演指揮者を務めているウィーン出身のサッシャ・ゲッツェルと共に強力な「トライアングル指揮者体制」を形成し、トップレベルの質の高い音楽作りを目指します。 -中略-

なお、川瀬賢太郎と神奈川フィルは、2014-2015シーズンのプログラム発表(9月予定)に併せて、記者会見を行う予定です。

http://www.kanaphil.or.jp/PressRelease/press_release_detail.php?id=1110

まあ先の音楽堂公演で決まりだったのでしょう。

練習時からいい状態をキープしていたとはいえ、
神奈川フィルも大きな決断を下したといえると思います。
おそらく小泉さんからはオケのトップにおけるノウハウを、
随時いろいろとアドバイスをもらえるシステムをつくったのでしょう。

なんかハイティンクとヨッフムの双頭体制を思わせますが、
そのコンセルトヘボウに24歳でトップに立ったのは、
かのメンゲルベルクだった。

川瀬さんをメンゲルベルクと比較する気は毛頭ないが、
決して29歳でオケのトップにたってもおかしくはない。

今、欧米でも1970年代以降生まれの指揮者が、
各オケのポジションに次々とついている。

今回の神奈川フィルのそれが欧米のように成功するか、
それとも一過性のあれになるかは今はわからないが、
とにかくここは長い目で見ていきたいところですが…。

任期は三年というものの、実質最初の一年半が勝負。
オケの現在の状況からみて、
それまでに成果と実績を出さないとオケ本体がアウトになってしまう。

川瀬さんにとってはいきなりの正念場だが、
とにかくここはぜひふんばってほしい。
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