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「絶園のテンペスト」は悲劇で終わるのか? [アニメ(2013放送開始)]

最近いろいろとビックリする結末の作品をみていたせいか、
どうも「絶園のテンペスト」も気になってしかたがない。

「愛花が死んだ」

という大前提でこの話は動いているが、
なんか最後の最後で愛花が
「これはテンペスト、ハムレットではありませんよ。」
といいながら何かにあらわれてきそうな気が…。

というのも同じ復讐劇だけど、テンペストは悲劇じゃなくて和解がテーマ。
同じ復讐劇の場合でもハムレットは悲劇なので、
そのことを何度もしつこく作品中で強調指摘しているのが、
なんとなくちとひっかかります。

このため過去の話で何か伏線で見落としてないかとかいろいろ見返していますが、
今のところ気になるのは

羽村が愛花の顔を知っているのかどうかということや、
「はじまりの樹」「絶園の樹」に対して
何故自分が有効かということを知っていたかということ。

愛花の死ぬ前後の描写が無く、
そのあたりのことがあくまでも事後の状況でしか説明されていないこと。

もしこの作品にいろいろとシェイクスピアを混ぜているとしたら、
ここで「ロミオとジュリエット」を使ってくるという手がないだろうかということ。
あれも最後は悲劇の上ではあるが和解がテーマになっている。

また真広が妹殺しはよく口にするが親殺しを口にしないのは何故か?
親殺しはほんとうにあったのか?
真広はほんとうにその場にいなかったのか?

とかいろいろと?がでてきてしまう。
また愛花がいっしょに倒しましょうとボケたことを言っているが、
自分が犯人になる意外の手をこのときじつは考えついてたのではないか?

等々…。

たしかに愛花が亡くなったままの方が話は通しやすいが
ただこのままだと「どこでテンペストがからんでくるの?」という
この作品のタイトルそのものがひっかかってきてしまう。

罪を許し復讐をやめ和解することによりすべてを収めた「テンペスト」。

魔法によって島に流れ着いたところはたしかに「テンペスト」だが、
はたしてこのままストレートな展開ですすみ
名探偵愛花様の推理のまま事がすすんでいってしまうのか。

泣いても笑っても残り三話で最終回。

なんかいろんな意味でおもしろくなってまいりました。

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