2クールで爆発した「ソードアート・オンライン」! [アニメ(2012放送開始)]
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10月から始まったアニメも最終回目前ということで、
どれもが佳境に入っている。
そんな中で7月から放送している「ソードアート・オンライン」が、
尋常ではない盛り上がりをみせている。
ただこのアニメ、
正直7月からはじまった「アインクラッド」編では、
設定のせいか息苦しい部分が伝わることが中盤まで多く、
面白いが気持ち的にしっくりしないものを感じていた。
ところが10月から突入した「フェアリィ・ダンス」編になると、
突然そういうものから解放され、
今まで抑制されていた分を一気に吐き出しているような、
そんなかんじの雰囲気に変わっていった。
しかもそこに制作者のノリというか、
最初の1クールでためたエネルギーと慣れによる勢いみたいなものもあらわれて、
ひじょうに燃焼度の高い話の連続となっている。
これは兄以上に熱血だけど一途な妹の登場というのが、
より話を運びやすくしているところがあるようだし、
敵役が「アインクラッド」編よりも単純な設定であることが、
主人公をはじめとした登場人物のやることを
分かりやすく整理させてしまっているところもあるようだ。
それらがすべてうまく潤滑して熱気をはらんだ隙の無い展開になっているのだろう。
特に第23話「絆」はそのあたりがフルに機能しているようで、
みていてあっという間に一話終わってしまうかんじになっている。
この作品もあと二話で最終回を迎えてしまうが、
これをみているとやはり2クールあると違うものができるなあと、
そうあらためて感じさせられてしまう。
そういえば1クール全盛の深夜帯だが、
少し前から分割方式というものも含めて、
2クールものが増えてきているような気がする。
やはり1クールで軌道にのってきたキャラや設定が、
2クールになると、より動かしやすくなるのだろう。
今後だからといって2クール全盛になるとは思わないが、
この寸法がひとつの目安になるような気が今後なんとなくする。
やはりそろそろじっくりおつきあいをしたいアニメが
深夜帯でももう少しほしいという気がする。
来年2013年ははたしてどういう傾向になるのだろう。
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