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「 TARI TARI」に神奈川県立音楽堂が! [アニメ(2012放送開始)]

「TARI TARI」の第二回「 焦ったり あがいたり」で最後の発表会の舞台に

神奈川県立音楽堂

が舞台として登場した。

http://www.kanagawa-ongakudo.com/

1954年に開館してすでに半世紀以上たつホールで
ホール内が木造づくりで通称「木のホール」といわれている。

ホールの公式サイトには案内として

「神奈川県立音楽堂は、1954年、公立施設としては日本で初めての本格的な音楽専用ホールとして開館しました。
 ロンドンのロイヤルフェスティバルホールをモデルに、最高の音響効果をあげるように設計されたホールは、開館当時『東洋一の響き』と絶賛され、その響きは今も国内はもちろん海外からも高い評価を受けています。ホールの壁面はすべて「木」で作られており、そのアコースティックな響きは50年を経た今でも人々に感動をあたえつづけています。
 また、地域に根ざした優れた公共施設として1998年に建設省より「公共建築百選」に選ばれ、加えて1999年には20世紀の重要な文化遺産である建築としてDOCOMOMO(ドコモモ)(近代運動にかかわる建物・環境形成の記録調査および保存のために設立された国際的組織)より「日本におけるモダン・ムーブメントの建築20選」に選ばれました。」

とあります。

また特に声楽では理想的な音響のひとつといわれており、
往年の大歌手、シュワルツコップが
「このホールでの演奏会がなければ日本では歌わない」
とさえ言わしめた伝説的ホールでもある。

実際自分も何十回もこのホールに行き、
かつてはあった見学会などでその裏をみせてもらったこともあるが、
このアニメはじつによくホールを詳細に描いていた。
P.A.WORKSはこういうところにじつに良心的なプロの仕事をする。
今回もそれに感心されられてしまった。

ただしアニメではかなり美化されているが、
実際にはけっこうローカルな雰囲気満点で、
優秀なスタッフが揃っているので
ベストを尽くして上質には保たれているが
アニメでのあれほどではない。

また外観もかなり素っ気が無いので
行ったらちょっとがっかりされるかも。

とはいえかつては横浜の中心ホールであり、
多くの歴史的演奏家による演奏会も開かれた
由緒ある横浜の名ホールである。

坂の上にあって行くのに体力が必要だったり
ホールが千人も入らないので
今は中心的とはいえないポジションではあるが、
それでもコンサートはよく開かれています。

それにしてもここで歌えたとは二人ともうらやましいかぎり。

ただ雨が降ってたので
行きのお客さんは坂道たいへんだなあと思ったり、
あのあたりは雨だと道が混雑するんだよなあと、
変なところに気がいったこの回の話でした。

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しかし明日から妙にホールを写真に撮る人があらわれたら、
ホールとしては???の世界でしょうね。

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※その翌日の昼頃の光景です。ちょっとボケててすみません。
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阿伊沢萬

とうとう地元が出たかというかんじです。音楽堂は公演以外はホール内に入れないのが残念ですが、この機会に夏休みだけでも一日くらい一般開放してもいいのでは?と思ったりしたものでした。xml_xslさま、nice! ありがとうございます。
by 阿伊沢萬 (2012-07-10 15:49) 

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