夏に聴くアルヴォ・ペルト

アルヴォ・ペルト。

今年77歳になる作曲家で、
ずいぶん以前だがその作品がかなり話題になったことがある。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%83%BB%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%83%88

シンプル、
とにかくおそろしくシンプル、
しかもその音楽はステンドグラスを通して差し込んでくるような明かりにも似、
耳を彼方の世界に傾けるような風のささやきにも聴こえる。

今年もこれから蒸し暑い夏を節電に心がけながら迎える。

そういうこの時期、
そのアルヴォ・ペルトの作品はこの季節に向いた曲が多いような気がする。

もし機会があればぜひ音質のよいＣＤやダウンロードで聴くことをお薦めしたい。
下にあげた曲はその中でも少し哀愁感のある曲が中心になっていますので、
秋に聴くにもいかもしれません。


http://www.youtube.com/watch?v=B8qg_0P9L6c&feature=fvst
(鏡の中の鏡)

http://www.youtube.com/watch?v=8as_BN5h5YQ&feature=related
(アリーナ)

http://www.youtube.com/watch?v=PzSlmWQuHFw
(Summa for Strings)

http://www.youtube.com/watch?v=YUcazplAc58&feature=related
(カントゥス―ベンジャミン・ブリテンの思い出に)

コメント 1

ペルトはほんとうにシンプルな曲が多いですが、聴き手のイマジネーションにこれほど強く語りかけてくる曲というのもなかなかないような気がします。ほんとうに最近自分もこのあたりをまたよく聴くようになりました。季節のせいかそれともじつは世相のせいかは正直わかりませんが…。

Dionysusroomさま、いつもnice!ありがとうございます。
by 阿伊沢萬 (2012-07-04 16:43)