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声優さんたちの大震災 [震災]

以前自分は声優さんのブログいろいろを拝見していた。
別に書き込むことはしないけれど
そこから情報とかいろいろと収集をしていた。

で今回また久しぶりにいろいろのブログをみてまわった。
それはあの震災の当日
みなさんがどうその日と向き合ったかという、
それを知りたかったのと、
そこからこういう大災害に対しての
何かの心構えや教訓がないものかということを
知りたいこともあったからだ。

まず当日、ほんとうにいろいろな状況で、
みなさん震災に直面していということに、
声優のたいへんさをあらためて知った。

これから仕事場に行こうとした方。
仕事場で地震にあわれた方。
仕事場からちょうど帰ってきた方。
オフで家にいたかた。
オフで近くに出かけていた方。
イベントの打ち合わせをしていた方。 
海外にいた方。
今まさに離陸する飛行機に乗られていた方。
仕事の移動中に電車にとじこめられた方。
車の移動中にあわれた方。
これから稽古場へ向かう方。
公演直前という方。

とにかくひとつの職業で
平日の午後三時前にこれだけいろいろな局面にあう職業など
そんなにはないと自分は思う。

またその後の対応もいろいろで、
歩いて帰った方、
帰宅難民となり各所で泊まった方、
知人のところに泊めてもらった方、
そして自転車を購入し帰宅した方と、
これまたみなさん苦労しきっていたようだった。

それぞれのブログには当日自分はどうだったか、
親族知り合いは大丈夫だったか、
テレビのニュースに心を痛めたこと、
そして
「みなさん大丈夫ですか?自分は大丈夫。」
というものだった。

ただ誰のそれをみても
キーボードを打ち込んでいるとき、
個人差はあれどかなり動揺していることがよみとれた。

なんとかリラックスさせようと面白いことを書いている方、
いつもと同じことをできるだけ書き平静を装っている方、
そして率直に続く余震等に不安を感じている方と…。

だがそれでもみなさんかなり毅然としていた。

冷静をよびかける人、
節電をよびかける人、
チェーンメールに対して憤りを感じている方、

とにかく自分達が情報源となり
少しでもよい方向へ行くようにしていこうという、
「みられている側」を強く意識し
それを最大限に活かしてのそれが目についた。

だがその反面、
自分たちに何ができるのかということを、
そのテレビでの圧倒的な津波の破壊映像をみるにつけ
祈ることと希望しか発信できない自分達に、
一抹の焦燥感と無力感を感じている方もいたことはたしかだった。

ただ何かをとにかくしたいというその気持ちだけは、
そこからも強く伝わってきた。
声優さんも自分たちなりに
311のその日からいろいろな状況に直面しつつ、
行動し悩みそして発言していたのだ。

中にはほんとうにこちらも考えさせられることもあった。
あと「ああそうなのか」ということもあった。
その中のひとつが履物のこと。

女性声優の方はときにはヒールなと履いて仕事場に入ることもあるが、
たしかにこれでは長時間歩くことは無理だ。
しかももし今度関東に震源地が近い大地震がおきたら、
これはかなりしんどい事態になるだろう。

因みに自分は立ち仕事が多いこともあるが
以前ちょっとした事故で踵(かかと)がずれたことから、
それの痛みの再発も防ぐこともあって
少し大きめの革靴を履き
その中にスニーカー用の中敷を入れている。
これをしておくとみかけは革靴だけど、
何時間歩いても足の裏に何の痛みも来ないのだ。
自分が革靴のまま四時間かけて自宅に戻れたのは、
こういうことがあったからだ。

声優さんは自分などよりもふだんから身体を鍛えているから、
何時間歩いても体力的には問題無いかもしれないけれど、
もしヒールを履いて仕事にいくのなら、
なにかに備えてもう一足、
長距離歩行が可能な靴かグッズを常備しておくべきだろう。
また男性でも革靴等使用されている方は
上の自分のそれを参考されることをお勧めしたい。

とにかく今回声優さんのブログをみていろいろと感じことがあった。
Twitterをみたらさらにいろいろとあったかもしれないが、
とにかく上述したように
みなさん自分から何とかしたいという気持ちで、
いろいろと発信されていたし、
そのためにはいかなる努力も惜しまないという姿勢だった。

この姿勢には自分も深く感心させられたものでした。
自分のブログなどはどちらかというと、
文句を言うことの方が多かったような気がする。
「おちついて」とか「節電をしよう」とか、
そういうことを言っていなかったことに今更ながら気づきました。

声優さんの中には
貴重な電力を使って自分のところを読んでもらっているという感謝や、
節電のため更新を決まった曜日で週三回にしますというものもあった。
自分なんかよりよっぽどまわりを考えている。
もう見習わなくてはいけないと反省しきりです。

とにかく声優さんのブログを読んでいて
教えられることばかりでした。

最後にひとつとても心に残ったことばがあった。

それは

「大丈夫です。きっと。人間はそんなに弱くない。」

自分もそれを信じましょう。
そしてそれを必ず乗り越えられることを。

あと不謹慎な余談ですし、
本人はそれどころじゃなかったことは百も承知ですが、

やっばり少佐の「すみません!降ります!!」」は聞きたかったなあ。
その車両に「攻殻」のファンがいたら
百年の疲れも全部ふっとんだことでしょう。
まあただ、ついてるんだかついてないんだかそれはわかりませんが…。
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