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「涼宮ハルヒの弦奏」DVD雑感 [涼宮ハルヒの雑感]

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というわけで「涼宮ハルヒの弦奏」DVDをみた。

けっこういろいろと面白いところがあった。
すでに演奏会そのものや
CDの雑感である程度書いているので
今回はDVDをみて気づいたことを少々。

今回の演奏会
やはりかなり管楽器の消耗が激しかったこと。
特にホルンはたいへんだったようで
ホルンが前半から頻繁に楽器をひっくりかえして
中にたまった唾を外に出しているのがみてとれる。

まず舞台横のPA。
これは本来マイク用のそれなのかもしれないのですが
ひょっとすると本番中オケの補正をやっていたのかもしれません。

というのもこのホールは1961年開館の年代物。
このため残響が現在のホールよりも少ないため
音の潤いが低下してしまうという欠点があります。

しかもホールが満員ということでさらにその傾向を増しているため
なおさらという気がします。

ただこのあたりはCDを聴いても
ホールで当日自分が聴いていた二階でも
そういうものにつきものの不自然感がなかったので
ここの部分は従来のクラシックコンサートとはかなり異質なものの
これはこれでOKと思いました。

続いてカメラワーク。
指揮者よりもオケのソロをUPしたり
舞台下から移動カメラで撮影したりというのは
あまりクラシックコンサートではみかけないもので
特に後者はまずふつうはクラシックコンサートではないものです。

これはカメラの移動音がうるさいという以上に
カメラ越し前列の方にかなり邪魔になったのではと
ちょっと心配になったものでした。

続いて平野さんとこのオーケストラのコンサートマスター。
最初の「でしょでしょ」のときの平野さん。
目が泳ぎ気味であきらかにかなり緊張している。
歌い出してもまだ緊張気味だが
ここでコンサートマスターが
少し大きめにリズムを体でとっている。
これが平野さんの目に入っていたかどうかわからないが
コンサートマスターが緊張している平野さんために
リズムにのれるように
そういう動きをしているようにみえた。

これに対して二曲目となった「LOST~」では
かなり緊張がとけたせいか
もうそういう素振りをみせてはいない。
そのかわり平野さんの調子がでてきたとき
バックアップとして体を大きく動かして
オーケストラ全体を平野さんのノリにあわせて引っ張ろうという
そういう部分がみえていた。
このとき何度もオーケストラ全体をみていたのも印象的だ。
このあたりきっちりと仕事をしているのはみていて嬉しい。

そして特典映像。

こちらはいろいろと面白いことがあった。
あまり書くと見たときの面白さが半減するのであれなのですが
いくつか書くと、

まずひとつに平野さんや茅原さんがやたら緊張していたけど
この原因のひとつにオーケストラの練習音がある。

じつはオーケストラのメンバーが
各々勝手に出している音が
けっこうなれないゲストを緊張させるという。
ようするに「いよいよ」感のようなものを煽るのだという。
以前このことをある人にいわれたことがあるけど
今回それをあらためて再確認させられたものでした。

あと神前さん。
「バート・バカラックの~」はないだろう。
正直みていたTVに頭から突っ込みそうになったものでした。

そして最後になぜあのような締まらない事がおきたか。
なるほど後でみかえすとたしかに白石さんの足が一瞬止まりかけていた。
こりゃ可愛そうだ。
というわけで事の顛末は本編を見てください。

ということで、とにかくなかなか面白い内容でした。
本編では登場シーンの少ない茅原さんは
メイキングにはそこそこ出ています。

因みにDVDはこのコンサートをほとんどノーカット収録しています。
CDではカットされたMCから
白石さんを一瞬地獄に突き落としたラストまで
とにかくドキュメントとしてもなかなか楽しめる内容となっています。

以上です。

それにしてもそんなにクラシックのコンサートと緊張するもんでしょうか?
まあもっとも、自分もアニメのイベントに行くと緊張するので
このあたりはお互い慣れなのでしょう。

〆です。
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