SSブログ

太田淑子さん [声優(ひと)]

太田淑子さんというと
自分にとって声優を意識した最初期の方だったといってもいい。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E7%94%B0%E6%B7%91%E5%AD%90
「太田淑子」(ウィキペディア(Wikipedia)

印象に残っているのは
リボンの騎士のサファイア姫役。
ひみつのアッコちゃん(1969)のアッコちゃん役。
ジャングル大帝のレオ役。
タイムボカンの丹平役。
ヤッターマンのヤッターマン1号役。
といったところですが、他にもいろいろな作品でその声は耳にしていました。

太田さんの声はとにかく特長があり
ちょっとハスキーな声なのですが
とにかく◎に超元気印な少年もしくは少女キャラ、
特に少年をやらせたら
「わんばく」とか「やんちゃ」
そして少女役をやらせたら
「おてんば」
というそれがここまでピッタリ出来る人は
ひょっとして現在に至るまで他には野沢雅子さんくらしかいないのではないか、
というくらいのものがありました。

ただ太田さんの声。
これは自分だけの勝ってな印象なのですが
どこか当時の昭和四十年代~五十年代の持っていた子供達の雰囲気、
まだテレビゲームや携帯どころかビデオなんかが登場する前の、
どこの家の子供も近くの神社で三角ベースをやったり、
女の子は女の子でゴムだんやったり、
さらには鬼ごっこ、かくれんぼなどをして
それこそ「カラスがなくからかーえろ」みたいな雰囲気を
ものすごく強く感じてしまうものがあります。

どうしてそうなのかはわかりませんが、
現在ほどなにごともめんどくさくなるまえの、
物事がストレートでしかも子供たちがみな元気にとびはねていた、
そして外で小さな発見にみんなでわくわくした時代の雰囲気に、
太田さんのそのくったくのないストレートで超元気印、
何事にもポジティブで聞いていていつの間にかこちらまで元気になってしまうその声が、
その時代にじつによくマッチしていたのかもしれませんし、
その時代の子供達にとって自分達の夢を投影できる声だったのかもしれません。

その後の太田さんの声はこれまた元気印のネコ
じゃりん子チエのアントニオ・ジュニア役でもたのしく聞かせていただきましたし、
平成に入っても元気にご活躍されているようです。

今映画「ALWAYS 三丁目の夕日」やその続編が話題になっていますが、
自分にとっては太田さんは
声優版ひとりALWAYS
といったかんじなのかもしれません。
でもほんと子供のときこの人の声聞くと
とにかく自分のまわりは「冒険がいっぱい」みたいな夢を感じました。

今の声優さんにも
今のこの時代にあった
そういう雰囲気をもった方がひとりでも多く出ていらっしゃると
またこの時代ももっと元気になるのかな?と
ちょっとおもったりした次第。
(もちろん今誰もいないというわけではありません)
いい時代だったなということを思い出としてつくってくれる声優さん。
いいですよね。

〆です。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0