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声優は死なない [声優]

なんか凄いタイトルですが、
これがじつは声優の本質なのかもしれない。

声優という仕事はたしかに現在では
いろいろと顔の露出とかも増え、
その各人の素顔が知られている方が多い。
いやほとんどといっていいと思う。

だがその声優が好きになる原因は
やはりアニメ、ラジオ、洋画等の吹き替えに他ならない。
特にアニメなどにおけるキャラクターへの気持ちが、
そのまま声優にも移行していった結果、
その声優のファンとなり、
そしてその人のやる役のファンにもなっていく、
といった具合にだいたいはなっていると思う。

だからその人が演じるキャラクターが
再放送も含めてTV等で放送され続けるか、
さらにはDVD等で繰り返し鑑賞されている間は、
その声優は常に[現役]なのだ。
例えその時点で現役ではなかったとしても…。

だから声優は絶対に死なない。
そのキャラクターの痕跡がこの世から消えないかぎり、
例えイメージとなっても生き続ける。

だがその逆もある。
つまり本人は現役であっても
そのキャラのでている作品が放送されない、
もしくは完全に忘れ去られてしまった場合、
声優は生きながらにして死んだ状態になってしまう。
いや、消えてしまったといった方がいいのかもしれない。

たしかこれは仕方ないことだろうけど、
正直これは残酷な状態といっていいと思う。

しかも消えている方の中にはどうしてこの人が?という方もけっこういる。
運がいまのところ少しだけ足りないということなのだろうけど、
なんか眠れる財宝てんこ盛り状態というかんじで、
なんとももったいないというか、残念というか…である。

もっとも今は消えているだけというのであれば
声優になるという自分の意志でこの世界に入っているのだから、
その積極的な姿勢がベースにあることを思うと、
いずれ機会があれば姿をあらわしてくれるはず。

それがどういうタイミングでくるかはわからないが、
まったく予期しないところでくる可能性があるし、
ときとしてはすでにこの世界からフェードアウトした人が、
いきなり声だけ帰ってくる場合もある。
(例えば「陸上防衛隊まおちゃん」の吉川由弥さん)

またその声のサンプルが残っていたため、
この世界に引き戻された人もいる。
(「クラッシャージョウ」の竹村拓さん)

ほんとうに一寸先が今も昔も読めない部分がある。
声優にせよ人生にせよ、
あたりまえだが一秒先はすべて未確定。
何がおきても不思議ではないし、
それだけに生きていれば可能性も無数にある。

しかも声優は死なない。

次のシーズン。今度は誰があらわれるのだろうか。

…すみません。今回はちょっとした思いの丈を書いてみました…。
〆です。


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