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のだめ徒然草その9 [のだめ徒然草]

今回は夏のクラシック音楽祭。

日本でもいろいろと夏のクラシックの音楽祭がある。

草津国際音楽アカデミー&フェスティヴァル
http://kusa2.jp/

PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)
http://www.pmf.or.jp/

別府アルゲリッチ音楽祭
http://www.argerich-mf.jp/

武生国際音楽祭
http://www.necsoft.co.jp/takefu/j_index.html

などがありますが、他にもいろいろとあるようです。
…ようです。
正直あんまりこういうクラシック音楽祭に自分は縁がないというかなんといいますか。
ジャズフェスとかは行くんですけどね。
自分が行くクラシック音楽祭といったら
サマーミューザとかラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンくらいでしょうか。
もっともこれらは今回千秋たちが行った上記にあげたものとはまた違った音楽祭ですが、
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン
http://www.t-i-forum.co.jp/lfj/
は、かなり話題にもなっていますのでもしよろしければということで。

ところで今回演奏されたドヴォルザークの交響曲第5番。

たしかにマイナーだ。
ドヴォルザークの交響曲といえばまず9番「新世界より」が圧倒的に有名だが、
続いて交響曲第8番がよく演奏されるが
交響曲第7番となると頻度が8番より少なく
6番となるとさらにその傾向が強くなり
5番やそれ以前の曲となるとかつてはその録音すら探すのがたいへんなくらい、
とにかく演奏会でかかる頻度はじつに少ないものがありました。

ドヴォルザークの生前は交響曲は5番から9番までの5曲しか知られておらず
その後5番以前に作曲された1番から4番までがみつかり、
現在ではドヴォルザークは交響曲を9曲書いたことになっています。

そのせいか4番より前の曲が演奏されずらいのはわかるが
5番以降でも頻度に差がでたのはちよっと不思議な気がする。
因みに5曲しか知られてなかった時代は現在のように作曲された順番に番号がふられず
楽譜が出版された順番に番号がふられた。
このため現在では6番といわれたものが当時は1番。
同じように7番が2番、5番が3番、8番が4番、9番が5番、といわれていました。
交響曲第5番の作品番号をみると6番や7番よりも大きな番号になってるのはそのためです。

この曲の詳細については
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E7%AC%AC5%E7%95%AA_(%E3%83%89%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%82%AF)
(以上、ウィキペディア「Wikipedia」)
を参照していただくとして、
じつは自分はこの曲が大好きでけっこうしょっちゅう聴いている。
(個人的にはこの曲と交響曲第6番を特に近年よく聴いています。)

第一楽章冒頭のもうこれ以上ないというくらい穏やかな表情
第二楽章の夕暮れをおもわせるようなゆったりとした響き
そして後半二つの楽章の活発な表情などじつに活き活きとしたものがあり
たしかに多少不器用だったりやりすぎたりしている部分もありますが
いつ聴いても惹き付けられるものがあります。

現在はCDも輸入盤にせよ国内盤にせよ交響曲全集を含め
けっこういろいろと発売されているようなので
かつてのように聴くのに一苦労ということはないようです。

因みに自分が愛聴しているのは
http://blog.so-net.ne.jp/ORCH/2006-10-17
にも書いてあります
マルティン・トゥルノフスキー指揮バンベルク交響楽団による輸入盤。
(AUL-66002)

ただ手ごろな国内盤でいい演奏ということでしたら
ラファエル・クーベリック指揮ベルリンフィルによる
CD番号[UCCG-3943]というCDが1200円で発売されていますので
そちらもまたお薦めです。

この機会にこの演奏機会にあまり恵まれないこの交響曲。
そしてもしできれば続けて書かれた交響曲第6番ニ長調作品60もお聴きになってみてください。
じつに美しく味わい深い田園風景的詩情感を愉しむことができるとおもいます。
それにしても交響曲ってタイトルとかないと
やはり有名になりずらいものなのでしょうか。

尚、余談ですが
今秋の11月17日といいますからまだまだ先の話ではありますが
前述したトゥルノフスキーが群馬交響楽団を指揮してこの交響曲第5番を指揮します。
個人的には今からとても楽しみな演奏会です。


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