ありんす 「きらきら ~Himeji ver.~」 [アニメ(2007放送開始)]
最近のアニメはけっこうエンディングも見逃せないものが多いし
場合によってはオープニングを食ってしまう場合もある。
「涼宮」大ヒットのひとつにはエンディングの「ハレ晴レユカイ」の大ブレイクがあるし
最近の「まなび」はエンディングがときおり最終回のようなノリになっていて
かならずしもテーマがかかるわけではないので
これまた最後まで目が離せない。
そのため以前はけっこうエンディングがはじまると
あっさり違うところにチャンネルを動かしていたのだが
今はそれができない。
考えてみるとこういう最終回でもないのにエンディングが工夫されたものとして
「エアマスター」のエンディングがある。
長拳の長戸が突然あらわれたときにはさすがに驚いたが
最終回の崎山香織は驚きはしないがびっくりはした。
こういうこともあってか今はとにかく
最終回でもないのにけっこうエンディングも真面目にみてしまうのだが
そんな中でなかなか秀逸なのが「ひまわりっ!!」
「ひまわりっ!」のときはじつはあまり観ていなかったのですが
なぜか「ひまわりっ!!」になってから急に観続けている。
そんな「ひまわりっ!!」もじつはエンディングが凝っている。
じつは曲もタイトルも同じだが毎週これをキャラソンにしてしまっている。
つまり毎回歌手を変えているのだが
第一話こそオリジナルとしてeufoniusが歌っていたが
第二話から登場声優さんが日替わりで登場しエンディングを歌っている。
「きらきら ~Shikimi ver.~」平野綾さん。
「きらきら ~Himawari ver.~」松本華奈さん。
と続いてきた。
ここまではまあふつうだったのだが
#4 「攻めるも守るも紙一重」では主役が番組1の超個性派
"ありんす゛ヒメジだったこともありまあおそらくエンディングは今回
吉田真弓さんかな?と思っていた。
吉田真弓さん
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E7%94%B0%E7%9C%9F%E5%BC%93_%28%E5%A3%B0%E5%84%AA%29
(以上ウィキペディア(Wikipedia)より)
はじつは申し訳ないがあんまり記憶に残っていない。
あまり観ていない作品がけっこうかぶっているのでそうなのかもしれないけど
ヒメジ以外じつは記憶にないのだ。
で、この日のエンディングになったのですが
歌っていたのは吉田さんではなかった。
いや、厳密に言えば吉田さんなのですが
そこで歌ってたのは正真正銘の「ありんす」だった。
今までいろいろキャラソンの類を聴いてきたけど
ここまでモロなものというのはなかなかでっくわす機会がない!
というくらいこれは秀逸だった。
とにかくあの「ありんす」が歌っている、
画面には映っていないが
誰がどう聴こうと「ありんす」が歌っている姿しか浮かんでこないくらい
とにかくこれは強烈だった。
歌が「ありんす」ならこうしか歌えないだろうという歌い方が
じつに完璧に歌われている。
一聴すると音痴(失礼!)に聴こえるかもしれないけれど
ポイントポイントで音程をしっかりとっているので歌として崩れていないし
リズムもしっかりとれている。
節回しが妙に演歌チックになっているところも
これまたどこか「ありんす」の喋り方の節回しとかぶっていて
じつになんとも微笑ましい。
これは21世紀の「アラレちゃん音頭」か!
とにかく久しぶりに強烈なものを観せ(聴かせ)てもらいました。
それにしてもこれCDで今のところ出る予定ないんですね。
ちょっとガッカリ。できればCD化してほしいものです。
ただ、かといってこれを毎日聴くというのも
なんかそれもまたちと違うだろというかんじであれですが…。
遅まきながら吉田真弓さんにこれからちょっと注目です。
http://www.starchild.co.jp/special/himawari2/
(「ひまわりっ!!」公式サイト)
だけどこの歌、
歌詞がどうであれ、なんか歌詞にはまったくでてこないのですが
ぜんぶ「ありんす」という歌詞で埋め尽くされていたような印象しか残りません。
これがけっきょくいちばん凄かったのかなあ…と。
(追加)
因みに3/10にイベントがある。
http://www.starchild.co.jp/special/himawari2/contents/news.html
ひょっとすると生であの名唱?が聴けるかもしれない。
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