SSブログ

最終回いろいろ [アニメ(2006放送開始)]

最終回については以前
http://blog.so-net.ne.jp/ORCH/2006-06-25
にその雑感を書きましたが
ここ数日また各作品の最終回が続いていますので
今回はそこでみた三作品から。

まず「無敵看板娘」

これはとにかくゲロに始まりゲロに終わるという
ひじょうに一環したまとまり?のある作品だった。
最初はどうなるのかとその行き過ぎたハイテンションにとまどったものの
すぐにその小気味よいテンポ
そして可憐な極悪キャラであり最強のメイドの一人でもある
神無月めぐみ
http://blog.so-net.ne.jp/ORCH/2006-09-06-1
も含めた多彩なメンバーによる最高にいいチームワークでとても愉しめるものになっていきました。
最終回はまさにその総決算。
登場人物ほぼ全員がみないい味だし捲くりで
しかもバランスよく自己主張したため
じつに後味爽やかな仕上がりとなっていました。
ヒロインもサブヒロインも最終回でゲロ吐き捲くったにもかかわらず…。

続いて「ゼロの使い魔」

ひとつの前の話でずいぶん盛り上がったものの
「このままじゃあと一話で終わるのか?」
というかんじだったのですが
かなり最後駆け足で詰め込みギリギリセーフといったかんじで
なんとか終わりにこぎつけていました。
「看板娘」が吐き捲くりなら
「使い魔」は巻き捲くりといったところでしょうか。
こちらもキャラ総登場となったものの
いちばんおいしいところをギーシュがもっていかれたのはちょっと意外でした。
こちらは積み残した部分はあるものの後味はまあまあで
「看板娘」同様第二期に期待をつなげるような終わり方だったと思います。

最後に「ARIA The NATURAL」

これは予想通りじつに綺麗にまとまった
しかも綺麗というか透明な余韻をもったもので
惜しむらくは放送日があと三ヶ月遅かったら言うこと無しといったところでしょうか。

キャラクターだけでなく
話の舞台となったところも最後に次々と美しく雪化粧された姿ででてきたりと
じつに細やかなところにまで気持ちを添えた出来で
どこにも肩の力の入っていない
だけど神経の細やかさは一瞬たりとも力を抜いていない
ある意味一生大事にしておきたいような余韻をもった
ほんとうに終わるのが惜しいと感じさせる最終回でした。

さて今回最終回を迎えている各作品はこの春から夏にかけてはじまった作品ということで
その後最終回がいろいろと続き
不憫なキャラがでた作品や
押し殺したような恐怖で終わった作品などいろいろありました。
まあこのあたりは賛否いろいろと分かれる部分があると思います。

ところで最近のU局は1~2クールで終わらせるものが多く
視聴率やDVDの売り上げやレンタルの成績
さらにはヒットさせてできれば第二期の制作につなげられれば、というためにも
今まで以上に最終回に力を入れた作品がかなり増えているようです。
(中には衛星系で放送された例外的に野垂れ死にした作品もありましたが…)
だからそれだけに印象の強いものがいろいろとあるのでしょう。

最終回というのはいつみても一抹の寂しさがどうしてもあります。
が、こればかりはいたしかたないもの。
その余韻をたのしみながら
終了後三ヶ月で早くも再会を果たすアニメもありますので
秋からはじまるアニメをこれからはたのしんでいきたいと思います。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0