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画面と演奏 [アニメと音楽]

かつて東宝で特撮を担当し「神様」といわれた故円谷英二監督が
特撮で表現するのがむつかしいのは「火と水」と言っていたことがある。
これと同じでアニメで一番むつかしいのが
じつは音楽を演奏しているシーンということができる。

アニメにおいて音楽というのはけっこう昔から重要で
オープニングやエンディングだけでなく
いろいろなシーンで忘れられない音楽がかかっていたことがある。
特にスペースオペラとして名をはせた「宇宙戦艦ヤマト」から
その傾向が強くなっていったような気がします。

だが…にもかかわらず
楽器を演奏するシーンはいつも駄目駄目。
つまり音楽と演奏シーンが常にあっていない
ピアノでもバイオリンでも
まるで別の曲を演奏しているがごとくあっていない。

機械的に弓や腕が右に入ったり左に入ったり
悪いことをゆうようですが
楽器を演奏するシーンでは
もうそこだけ観客を写すとか
何か代替画面にするとかして
最低でも手元をうつさないようにするとかしてほしい。
止め絵にしてもいいと思います。

たしかに無理すれば
例えばまたひきあいに出してしまい申し訳ないのですが
「涼宮ハルヒの憂鬱」での文化祭における軽音楽部のそれや
「NANA」におけるLIVEシーンなどは
細かい描写や光をうまく使用してのそれで
かなりうまく見せているので
できない話ではないのですが
それにこだわってしまうとかえってそこがういたり
他の制作行程にしわ寄せが来たりする可能性があるので
そこまでしなくてもいいから
せめてあわない画像だけは使用してほしくないという気が強くします。

気にならない人には気にならないかもしれないけど
なる人にとっては口と台詞が合わないくらい気になってしまう場合がある。
正直興ざめしてしまうことすらあるので
神経質と思われるかもしれないけど
とにかく今後はできれば一考を要してほしいです。

まあとるに足らない作品ならともかく
自分にとってけっこう好きな作品にこういうシーンが多いようで
それだけにさらにまた気になってしまうし
今回のように言葉が荒くなってしまうようです。

神経質なんでしょうかね。


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