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4月アニメ新番組いろいろ雑感 [アニメ(2009放送開始)]

4月からはじまった新番組も二ヶ月たった。
ここでいろいろと感想を…。


◎けいおん

予想通り好評だしOPもEDもよく売れているとか。
キャラ的にも全員よくたっているしいいかんじになっている。
若手声優を中心にした布陣がうまくいっているようだ。
真田アサミさんの先生がまたいいところもっていってるのもたのしい。
みようによっては真田アサミと五人の小人たちになっているのがいいのかも。
(それにしても学園祭での先生、「わたしくっちゃう!」はないだろう)
その秋山澪(敬称略)がいじられ役として極端に一本立ちしてるのも大きい。
余談ですが学園祭での舞台上の照明等が
「ハルヒ」での学園祭のそれと酷似していたのがちと面白かった。


◎アスラクライン

どこまで真剣なのか笑っていいのか微妙な雰囲気が面白い。
特に操緒がカレーの中からでてくるシーンがたまらない。
おそらく日本のアニメ史上
カレーの中から上目遣いで登場したヒロインは操緒くらいだろう。
それを食ってたであろう他のメンバーもかなりの強者というべきか。
1クールで終了とのことですがちょっともったいない気がした。
声優陣はかなり多彩でユニークなのがおもしろかった。
こやまきみこさんの普通のの声をひさしぶりに聞いた気がした。


◎グイン・サーガ

放送中に原作者がお亡くなりになられてしまった。
心よりご冥福を申し上げます。
鉄人28号の横山光輝さんの時もそうだったけど
こういうのをみると作者死すとも作品死せずという気がする。
かなり硬い動きの作品となっているけど
それが独特の格調を醸し出しているのが面白い。


◎咲-Saki-

スポーツ感覚の麻雀アニメとなっているけどそれがじつにうまくいっている。
麻雀が分からない人にも楽しめる独特のスピード感と切れが売りになっている。
声優陣もアンサンブル的にじつに隙が無い。
他校のメンバーも個性的なので展開も面白そう。
「ヒカルの碁」の後半におきたことだけど
この作品でもたんなる麻雀アニメになった時点で失速する可能性が高い。
そういう意味でもキャラの魅力とストーリー展開を今後どこに軸を置くかで
これからのパワーに明暗がわかれそう。


◎シャングリ・ラ

内容が分厚すぎるせいか
妙に息苦しいくらい濃密な内容となっている。
面白い作品であることは認めるけど、
多様な世界観が果たして初見の人間にどこまで理解されているのか不安。
でも不思議と目が離せないのは原作の強さからか。
原作読まない主義の自分にはなんとも言えませんが。


◎神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS

神曲がたいへんそうだったという印象は今は無いけど
コーティカルテがでかいときと小さいときと
性格がかなり違うのがおもしろい。
だけど何で元に戻ったのがまたちっこくなったのかという
そういう説明が無いのが不親切な気がする。
まあ力使いすぎなのかもしれないけど、
そうなると…


◎タユタマ -Kiss on my Deity-

…のましろと同じになってしまうのだが…。
作品としては鵺がでてきてから
そのコミカル度にスピードが増してきた。
鵺の中川さんのここでの声が
どことなく百足ゲジゲジ系なのがまたいい。
力丸さんの声をローゼン以来ひさしぶりに聞いた気がする。
けっこうそれが嬉しかった。


◎07-GHOST

早くテイトの手錠とったれよと思ってて気になってしかたなかったが
最近ようやく取れたようでやっと安心して眠れるようになった。
三人のシスターの声が何気に豪華。
正統派の女性向アニメとしても期待大だけど
ちょっと展開が遅いような気が…。
これからなのでしょうか。
あとフラウたちが隙だらけすぎというのもちょっと…
助けに行くのもなんか遅いし…
ここの教会、とんでもないくらい死ぬほどデカくて広いのだろうか?


◎戦場のヴァルキュリア

これもいいキャラがてんこ盛りだけど、
その世界観からかやや窮屈な展開となっている。
これからひとつひとつ話しが進むにつれ
いろいろと多彩な展開になっていくような気がするので
これからを楽しみにしたいと思います。
大塚父子の共演というのがじつに嬉しい。


◎ティアーズ・トゥ・ティアラ
◎PandoraHearts

の二つは面白いけど
まだ序の部分みたいにみえて話しの本筋がみえてないので
感想は今回保留です。最後に


◎涼宮ハルヒの憂鬱(新)

新作「笹の葉」が早くも登場したけど
全部で十作ほどの新作が今後原作順に登場するという噂あり。
これからがたのしみです。
ところでここでひとつ感じたことに
「笹の葉」における声優さんなのですが
以前のハルヒ時に比べ余裕があるというか、
月日が経ったせいか演技に幅がでたというべきなのか、
とにかく以前よりも手馴れた感じの演技に聞こえました。
ただこのため安定はしているものの、
以前のキレと緊張感がきもち後退しているような感じを受けました。
これはこういう一種の「再会セッション」にはつきものでして、
全員が成熟したのと引き換えに得るものと失うものが生じることを
あらためて感じさせるものになったような気がします。
これには理由がいろいろと有ると思いますし
語ると長くなるので控えますので
改めていつか再度この件について書いてみたいと思います。

以上で〆です。
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2009年4月アニメ新番組感想いろいろ [アニメ(2009放送開始)]

そろそろ新番組の感想をということで。


◎アスラクライン

キャラ全員が暗いものを背後にもってるわりには、みんななにか気楽に自分を楽しんでいるところが面白い。そのせいか今のところいろいろな意味で賑やかな面が強くでているけど、この面子でシビアな展開になったらけっこう重い作品になるだろうなという感じ。
印象に残った台詞は、第二話(だったかな?)における、操緒のタイミングいいんだが悪いんだかわからない「死んでもらいます」のひとこと。


◎けいおん!

なんかたのしい音楽を通しての学園アニメで、「らきすた」からいい意味で毒を抜いたような感じの、ちょっとPOPなテンポがみていて心地いい。視覚的にはOP、音楽的にはEDがそれぞれ気に入ってます。


◎咲-Saki-

麻雀+学園=萌、という不思議な構図のアニメ。ここはとにかく声優の配置がものすごくいい。画面みなくて音声だけでもかなり楽しめる作品。釘宮さんの声があまり浮いて聞こえないのが珍しい。


◎Pandora Hearts

なんか「鋼錬」と「シャナ」とを合体させたような雰囲気の作品だけど、まだはっきりとはつかめていない。おちたりのぼったりとやや前半忙しい感じがしてるけど、それに慣れればまたちょっと違ったこの作品がみえてくるかも。


◎神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS

神曲ってむつかしいなあ…と痛感。


◎戦場のヴァルキュリア

NHKのアニメかと思ってしまった。「アリソンとリリア」みたいなタッチの作品で、けっこうのんびりとみれるのが嬉しい。(ストーリーはのんびりとはしてないけど)


◎Phantom~Requiem for the Phantom~

タヌキ顔の殺し屋少女が主役ということで、なんか「ノアール」のリメイクみたいにみえてしまった。慣れた語り口の作品だけど、今のところこれからの展開待ちといったところ。


それ以外に今のところは、

07-GHOST
シャングリ・ラ
タユタマ -Kiss on my Deity-
ティアーズ・トゥ・ティアラ
鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST
初恋限定。
ハヤテのごとく!!
涼宮ハルヒの憂鬱(新)


というところをみています。
今回、特大ののめり込み作品はないですけど、
気付いたらまた翌週もみていたという作品がけっこう多いです。

声優陣では戸松さんが昨年からの好調を持続。
その他では入野自由さん、伊藤静さん、白石涼子さん、
といったところを中心に珍しいくらい幅広く
しかもバランスのとれた配役の多い作品が揃っています。

ただそれでも意外な人が今回レギュラーに入っていなかったりと、
やはり作品に対して声優過多なのかなという気がするものの、
そのキャストをみていると
こんなに今声優さんって質量ともに豊富なんだと
ちょっとその層の厚さに感心してしまったものでした。

ですがなんという皮肉。
この質量ともに豊かな声優陣に応えるには
今の景気はあまりにも悪すぎます。
もう少し景気がよくなれば
もっとこの豊富な声優陣がより機能するのにと残念しきりです。

早く景気がよくなってほしいものです。

以上で〆。
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「咲-Saki- 」雑感 [アニメ(2009放送開始)]

さきS.jpg

咲-Saki- アニメスペシャルサイト
(公式サイト)

キャスト
宮永 咲/ 植田佳奈
原村 和 /小清水亜美
片岡優希 /釘宮理恵
竹井 久 /伊藤静
染谷まこ /白石涼子
須賀京太郎 /福山潤
龍門渕透華 /茅原実里
天江 衣 /福原香織
井上 純 /甲斐田裕子
沢村智紀 /仲井絵里香
国広 一 /清水愛
加治木ゆみ /小林ゆう
東横桃子/ 斎藤桃子
蒲原智美/ 桑谷夏子
妹尾佳織 /新谷良子
津山睦月 /七沢心
福路美穂子 /堀江由衣
池田華菜 /森永理科
吉留未晴 /神崎ちろ
深堀純代 /斎賀みつき
文堂星夏 /又吉愛

最初この絵をみたとき
豪華キャストの学園コメディかと思った。
だけどこの大人数、
一瞬女子アイスホッケー部の話とも思ったくらいだ。

だけど内容は学園+マージャン…

麻雀

…である。

アカギでもなければ銀さんでも長谷川さんでもない。
そのへんにいるようなごく普通の学園キャラが勢ぞろいして
ロンだのリーチだのやってるわけだ。
しかも主要キャラのひとりなんか
地球防衛のまおちゃんが高校生になったようなキャラだ。

日常的なアニメの萌えキャラが
日常的なゲームの麻雀をやっている。
そのせいか不自然なかんじはしないけど、
なんか妙に笑えるし妙にたのしい。

ときおり「ヒカルの碁」のパロディをおもわせるのも笑えるけど
とにかくこの不思議にたのしい麻雀ワールド。
ちょっと期待してみていきたいと思います。

それにしてもよくこれだけの声優陣が集まったものです。
まさか麻雀と聞いてこれだけの声優さんが一斉に手をあげたとしたら、
なんか毎回番組収録後徹夜組があらわれそうで怖い。

声優さんの睡眠不足もこれからちょっと心配なアニメです。
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2009年3月に終了したアニメ最終回の感想を書こうとしたのですが… [アニメ(2009放送開始)]

横浜の大桟橋に豪華客船「ドーン・プリンセス」を見に行った。
自分は横浜大桟橋に大型客船が入港するたびに、
ちょくちょく見に行っているのですが、
それは大きな船が好きだからというだけでなく、
その船のもつ長い船旅の香りが感じられるから、
というのが理由にあります。

何十日もかけて世界中をまわってくるこれらの船には
その壮麗ともいえる威容だけでなく、
長いとにかく長い旅をしてきたという力強さと、
そこからくるちょっとした長旅の疲れ。
そしてそれを癒すため一息ついている安堵感のようなものが
それこそひとつのドラマのような趣を漂わせながら
渾然一体となってそこに存在している。

それがまたたまらないものがあります。

それは自分がかつてみていたアニメにも言えるものがあります。

決まった時間に決まったチャンネルをあわせると
そこにはいつもの顔、いつもの声、そしていつものアニメがある。
これが一年も続くとそれは自分にとってかけがえのない
それこそ仲間意識のようなものさえ感じてしまう。
だからそのキャラクターが傷つき悲きはもちろん
笑顔で微笑みかけるなにげない仕草にも、
自分は強く感情移入をし
同じように喜び悲しみもしたものでした。
だから最終回では
その長年の親友もしくは同士との別れを惜しむだけでなく、
その疲れを労い、楽しませてくれたことに謝意を表し、
そしてその記憶を大事にしつづけたものでした。

ですが今の1クールアニメにはそこまで関係を深化できない。
たしかに面白い話はあるし、
魅力的なキャラクターも多数存在するが、
そこにかつてのような
自分の生活の一部となり感情を強く投影できるものがあるかとなると、
やはりそこまではどうしてもいかないものがある。

もっとも今の若い方の中には
こういうスパーンの作品に慣れてしまった方もいるだろうし、
次々と新しい作品やキャラとめぐり合っていくことに
より喜びや価値観をみいだしている方もいるので、
かならずしもそれらすべてに対して不満をもたれている方ばかりではないが、
自分はどうしてもかつてほど強く作品にのめりこむことができないでいる。

そして今回の三月に終了した作品の多くを
自分はそういう気持ちで見送ってしまった。

このため今回は正直恒例の最終回いろいろ感想みたいなものが書けないで、
新番組が始まるこの時期まできてしまった。

なにしろ一番印象に残った最終回が
久しぶりにみた再放送の「ヒカルの碁」のそれだったのですから
我ながらちと困ったものでした。

それ以外では「マりみて」が手馴れた感じで
釘宮さんのがんばりなどもありとてもいい感じだったことでしょうか。

ただ今回は自分のミスで
「黒執事」「夏目友人帖」の最終回を見逃したりしていましたし、
深夜以外の作品のそれもかなり見落としていたので、
すべてがいまいちだと言う気持ちも資格もありません。

それに最近ここ数年にやった1クールアニメの再放送をみていると
けっこういい作品があるなと感心したりすることがありますので、
そのあたりのことはもう少し長いスパーンでみていこうかなと、
より思うようになっています。

今期は最盛期に比べアニメの新番組数が減っていますが、
六月にはいくつものアニメの最終回をいろいろと書きたいし、
またそういう気もちにさせてくれる作品が
そういう中でも多く始まることをより期待したいところです。

以上で〆です。
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アニメ新番組放送雑感(2009/1月) [アニメ(2009放送開始)]

このblog恒例ともいえる
新番組開始一ヶ月の感想大会の時期なのですが
今期はじつはあまり感想が無いです。

去年から続いてる作品や
ケーブルでみている旧作の再放送の方が
面白いものが多い。

これじゃあいけないんだろうけど
そうなんだからしかたがない。

でも「あまり」というくらいですから
少しはあるということで
その少しの感想を。

まず「夏目友人帳」。
前シリーズより気持ちタッチがきついけど
その穏やかな空気は健在。
「ARIA」も「スケアクロウマン」も無いだけに
この雰囲気を大事にして続けてほしい。

つづいて「明日のよいち」
なんといいますか
「るろうに剣心」と「いなかっぺ大将」に
「セキレイ」を混ぜたような作品で、
なんか面白いけど、ちょっとどことなく緩いようなで、
本気にもならないけど無視もできないという、
なんとも不思議な感覚で今はみています。
なんか化けるという感じは今後もなさそうですが、
一応お付き合いだけは切らさずというところで。

そしてもうひとつが「RIDEBACK -ライドバック-」

RIDEBACK.jpg
http://www.rideback-anime.jp/rideback.html
(公式サイト)

これがいちばん1月開始ものでは個人的に面白い。

まず主人公の設定が面白い。
怪我をしてバレエの道を断念した
元天才少女バレリーナ。

だけどそのわりには
なんか常にそのボーとした雰囲気のためか
怪我の為バレエを断念した悲壮感のようなものを
あまり感じさせないのがまた面白い。
正直なんかこのままボーとしていた方が
この主人公いいんじゃないのかな?と
思ったりさせられてしまう。

ただときおりみせる行動や
ときおりみせる目つきや精悍な表情が
この先の緊迫した展開を予感させるので、
このままというわけにはいかないようです。

それにこの人が出会ったのがライドバックじゃなくて
もしデスノートだったら、
この人絶対キラになってるだろうし、
麻雀だったらあのアカギになっていることだろう。
それくらいかなり危険でキレたところがある。
このあたりが今後どう表現されるか、
ボーとしたそれと精悍なそれのギャップが大きい、
久しぶりにおもしろいヒロインが登場しているこの作品、
けっこう個人的にたのしんでます。

これまた12話ものということで
最後何の完結もしないまま終わることでしょうが、
それなりに鮮やかかつ潔くまとめてほしいところです。

それにしても月をバックにライドバックで飛ぶシーン。
あれどう見てもETのパロディでしょ。
でもなんとなくあれはあれで絵になってたんですよね。

やっぱあの構図考えたスピルバーグというかディズニーは偉大です。

といったところです。
以上で〆です。
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