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「用心棒」の歩いた道へ再び行く。 [聖地巡礼(Seichi Junrei)]

2014年の12月にJR韮崎駅から歩いて30分程のところにある、
黒澤明監督作品「用心棒」のロケ地跡へ行った。

http://orch.blog.so-net.ne.jp/2014-12-10&pagename=nice

今回は二年半ぶりに再訪。

そしてもうひとつの場所も見に行った。

あいかわらずのどかだけど、
山々がとにかくすばらしい。

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茅ケ岳

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白根三山

富士山もうっすらと見えていたけど、
さすがに自分のボロ携では映らなかった。

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三十郎が歩いていった道。

ここには写っていませんが、
けっこうあいかわらず車の通りが激しいです。

この道から右手奥に見える白根三山。
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そしてこの道。
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これが映画ではここにあたります。
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映画に近い角度でこの道をみます。
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三十郎は棒の向いたこの道へ行きます。
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映画でも映っていた石塔。
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新しく作り直したのではという意見もあり、
再度そのあたりもみましたが、
土台と頂部は古そうなのですが、
真ん中部分が妙にスッキリして、
なおかつちょっと新しい感じがするので、
ひょっとすると真ん中の部分だけつくりなおしたのかも。

a-14.jpg
映画での石塔

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実際のそれを映画で見えていた方向から。


このあとこの場所を離れ別のものを探索。

そしてみつけました。

あの本間先生が走って逃げる桑畑の中の道。

a-05.jpg

これは本間先生の近くにみえる石碑?と、
右へ伸びている道が目印でした。

用心7.jpg
用心6.jpg

これがその石碑。
a-06.jpg

写真でみると小さくみえますが、
けっこうそこそこの大きさがあります。

このとき本間先生がすたこら逃げた方向へしばく歩き、
そして振り返って一枚。

a-07.jpg

この写真中央にある木の場所あたりが、
位置関係からいくと清兵衛の本陣があった所かと。

そうなるとこのあたり一帯に、
馬目宿が作られていたのだろうか。


因みにこのあたりは今はこんなかんじです。
a-15.jpg

ただこんな巨大な石が先の石碑の少し先にありました。
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位置的には映画に映っているはずなのですが、
当時はかなり草茫々だったため、
なんかシーンによっては、
うっすらとみえるようなみえないようなかんじで、
ちょっと何ともいえないかんじでした。


とにかくこんなかんじでした。

しかしほんと何もないところです。

だからこれだけまだいろいろと残っていたのかも。


例えば「天国と地獄」のロケ地は地元なのですが、
いろいろと開発等でかなり分からなくなりつつあります。

半世紀前の映画の遺構が、
これだけ残っているのはとても幸福なのかもしれません。

何とか末永くこの状態を維持してほしいものです。


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サンフランシスコ人

7/22 「用心棒」をサンフランシスコの近くで上映します....

http://www.bampfa.berkeley.edu/event/yojimbo-8
by サンフランシスコ人 (2017-06-11 03:29) 

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