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『妖怪ウォッチ』が『スター・ウォーズ』超え! ファン愕然、の記事について。 [アニメ]

21日、興行通信社による週末観客動員数ランキングが発表され、土日2日間(19、20日)で97万4,557万人を動員した映画『妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』が1位に輝いた。その一方、18日公開の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』はまさかの2位という結果になり、映画ファンを中心に波紋を呼んでいる。

 19日に公開された映画『妖怪ウォッチ』は、公開前の時点で特典付きの前売り券が約102万5,000枚売れており、土日2日間の興行収入も約10億6,000万円を記録。2014年公開の映画1作目『妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』も観客動員数約700万人、興行収入約78億円のメガヒットを記録した同作だが、未だ衰えない人気ぶりを見せた。

 その一方で、10年ぶりのシリーズ最新作とファンの期待を集めていた『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は、公開3日間で観客動員104万4,330万人、興行収入興収16億1,934万円を突破。週末オープニングの興行収入だけで言うと、日本歴代興行収入トップの『千と千尋の神隠し』を抜く快挙で、今後の展開次第では、14年に最終興行収入254億7,000万円を記録した『アナと雪の女王』超えが期待される。

 だが、その中で2作の上映スクリーン数を比べてみると、『妖怪ウォッチ』は全国434スクリーンで、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は全国958スクリーン(字幕480/吹替え478)。『妖怪ウォッチ』は『スター・ウォーズ』の半分以下のスクリーン数、しかも3D・4D・IMAXの上映もなしという中で、まさかの“スター・ウォーズ越え”をしてみせたのだ。

 アメリカとカナダでは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の週末オープニングの興行収入が歴代最高となる推定2億3,800ドル(約288億円)を記録する中、日本で起きたこの驚くべき事態に、当然ネットでは「SW、妖怪に負けたなんてショックだわ」「世界でSW祭りなのに日本は妖怪かよ」「全部妖怪のせいだ」「日本はアニメ強すぎ」といった声が多数上がっている。

「前々から業界内では、もしかすると『妖怪ウォッチ』が興行収入なり、観客動員数なりで『スター・ウォーズ』を抜くかもしれないとささやかれていましたが、まさか本当にそうなるとは……。この事態は、劇場版『ラブライブ!The School Idol Movie』(15年6月13日公開)が6月20、21日の週末観客動員ランキングで、20日公開の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を上回り、2週連続で1位になったことを思い出す映画ファンも多いようで、『マッドマックスの悪夢再来…』と愕然とする声が見られますね」(映画ライター)

 日本でのアニメ人気の高さを再確認させられることとなったが、『スター・ウォーズ』の今後の伸びにも注目したいところだ。

http://www.excite.co.jp/News/anime_hobby/20151222/Otapol_201512_post_4580.html


随分否定的な物言いにみえたけど、
実際どういう気持ちがこれを書いた人の奥底にあるかは不明だ。


ただ正直自分はそんなに驚かない。

これがガルパンが抜いたんなら仰天だけど、
「妖怪」の場合はちと状況が違う。

「ラブライブ」や「ガルパン」はある意味マニアやアニメファン向きだけど、
「妖怪」は一般のお子様層をかなり巻き込んでるので、
同じアニメでもジブリやドラえもんあたりと感覚は似てると思う。

それに「妖怪」の場合、
観る層がこども中心となると、
当然その保護者として親もついていくことになる。

つまり子供+大人の二人もしくは三人で一組というパターンが多い。

そうなるとSWのように大人一人一組が主流のパターンよりも、
入場者数も料金も少し状況が変わってきてしまうのだ。

もちろん常にSWも満員、「妖怪」も満員という状況が続けば、
今度はひとりひとりの単価が高いSWの方が上を行くのだが、
じっさいはそうではなかったようだ。

だからこれはある程度予想されたことと言っていいのかもしれない。

ただそれ以上に、
「妖怪」を企画した人たちが、
今の市場動向をじつによく掌握していたということが第一で、
むしろその企画と営業努力を賞賛すべきだと思う。

SWが負けたのを嘆いたり悪夢だと言うのではなく、
「妖怪」を仕掛けてきた方が一枚も二枚も、
地の利を生かした上で上手だったということだ。

まさにホームの強さをみせたといっていいだろう。


むしろ嘆くとしたら、
こういうことができるのがアニメばかりであって、
邦画にそういうものが見当たらないということや、
SWなら「妖怪」にも勝つだろうと、
どこかに油断があった配給元の方ではないだろうか。


ただそうであったにせよ、
横浜でもSWの初日から土日かけて、
意外なほど空席があったのでちょっと驚いていた部分はあった。

やはりルーカスではないSWということで、
一部様子見というのもあったのかもしれません。


とにかくまだどちらも始まったばかりなので、
最終的な結果はまだまだ下駄をはくまでわからない。


クリスマスイブ前後から正月三が日にかけて、
はたして横綱SWの逆襲なるかどうか。

ちょっとこれは見ものになりそうです。
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コメント 1

阿伊沢萬

ほんとうは「妖怪」の快挙を誉める方が先であって、SWのそれを嘆くというのはおかしいんですよ。特にSWは世界的に記録的な大成功となってるようなのでなおさらです。なんかなんでもかんでも世界基準に即してないとおかしいというのは、正直合点がいきません。別に日本の価値観が世界から孤立してるというわけでもあるまいしです。それともアニメが洋画や邦画より興行成績がいいということが「恥」とでもいうのでしょうか。なんか変です、こういう風潮。

nandenkandenさま、dougakunenさま、shingekiさま、モグラたたきさま、mentaikoさま、コミックンさま、mangaharaさま、剛力ラブさま。

nice!ありがとうございました。
by 阿伊沢萬 (2015-12-24 23:03) 

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