ゴジラはどうみられていったのか。 [ゴジラ]
ということが急に気になった。
いろいろな証言とかあるけど、
いちばん分かり易いのは当時の予告編における、
その謳い文句だろう。
1954年の最初のゴジラでは、
https://www.youtube.com/watch?v=78YbGktcHe0
というかんじで、正直恐怖の対象だ。
ところが7年ぶりにしかも初のカラーで復活したゴジラは、
キングコングというスーパースターとの一戦ということと、
コメディ色の強い作風とプロレスブームにのった、
怪獣プロレスに徹したということでちと雰囲気が変わってきた。
https://www.youtube.com/watch?v=kEaoZ5A5mdI
ただ予告編そのものは、
まだコメディ云々ということはふせられていたのか、
そういう部分はまだ稀薄ではありました。
そしてその2年後の二作品、
ゴジラ生誕10年となるとこんなかんじでした。
https://www.youtube.com/watch?v=dClQguWXFe8
https://www.youtube.com/watch?v=rwKAyO8q3bw
なんかもう怖いという部分がかなり稀薄になってるというか、
悪いキャラかもしれないけれど、
強いから大好きという、
一時のスタン・ハンセンに対するそれと似たような感じになっていた。
しかしそれにしてもこの上の三枚中真ん中のもの。
尻尾をモスラに引っ張られてタマゴの上で、
バフン!となってるゴジラが妙に可愛い。
こういう部分もまた愛されるキャラになった要因なのだろう。
そして翌年にはとうとう
当時大人気だった「おそ松くん」のイヤミのポーズ、
「シェー」
をやっている。
このシーンは当時の漫画週刊誌の表紙にもなっていたし、
かなりのインパクトがあったようだ。
そしてゴジラはこの1965年の「怪獣大戦争」で、
この年の暮れに初公開されたガメラより、
一足早く子供の味方になっていくことになります。
これをゴジラの堕落と思う人もいるかもしれないが、
愛されるゴジラになっていった結果ということを思うと、
まあしかたないんじゃないのかなあ、
という気が今はしています。
はたして今度の「シン・ゴジラ」はどうか。
予告編も乞うご期待。
いろいろな証言とかあるけど、
いちばん分かり易いのは当時の予告編における、
その謳い文句だろう。
1954年の最初のゴジラでは、
https://www.youtube.com/watch?v=78YbGktcHe0
というかんじで、正直恐怖の対象だ。
ところが7年ぶりにしかも初のカラーで復活したゴジラは、
キングコングというスーパースターとの一戦ということと、
コメディ色の強い作風とプロレスブームにのった、
怪獣プロレスに徹したということでちと雰囲気が変わってきた。
https://www.youtube.com/watch?v=kEaoZ5A5mdI
ただ予告編そのものは、
まだコメディ云々ということはふせられていたのか、
そういう部分はまだ稀薄ではありました。
そしてその2年後の二作品、
ゴジラ生誕10年となるとこんなかんじでした。
https://www.youtube.com/watch?v=dClQguWXFe8
https://www.youtube.com/watch?v=rwKAyO8q3bw
なんかもう怖いという部分がかなり稀薄になってるというか、
悪いキャラかもしれないけれど、
強いから大好きという、
一時のスタン・ハンセンに対するそれと似たような感じになっていた。
しかしそれにしてもこの上の三枚中真ん中のもの。
尻尾をモスラに引っ張られてタマゴの上で、
バフン!となってるゴジラが妙に可愛い。
こういう部分もまた愛されるキャラになった要因なのだろう。
そして翌年にはとうとう
当時大人気だった「おそ松くん」のイヤミのポーズ、
「シェー」
をやっている。
このシーンは当時の漫画週刊誌の表紙にもなっていたし、
かなりのインパクトがあったようだ。
そしてゴジラはこの1965年の「怪獣大戦争」で、
この年の暮れに初公開されたガメラより、
一足早く子供の味方になっていくことになります。
これをゴジラの堕落と思う人もいるかもしれないが、
愛されるゴジラになっていった結果ということを思うと、
まあしかたないんじゃないのかなあ、
という気が今はしています。
はたして今度の「シン・ゴジラ」はどうか。
予告編も乞うご期待。
あと初期のゴジラや特撮をみてると、当時の街並みや雰囲気がとてもよく感じられます。半世紀の前の渋谷や松本、さらには横浜がカラーでみられるなんてちょっと嬉しいです。でも壊されちゃいますけど…。
makimakiさま、nice!ありがとうございます。
by 阿伊沢萬 (2015-10-09 01:06)