悠木碧さんについての雑感 [声優(ひと)]
悠木碧さんというと、
自分が知ったのは「紅」の九鳳院紫役。
当時16歳だったというけど、
この当時ですでに芸歴が十年超えていて、
来年(2016)は、
どうもデビュー20周年らしいとのこと。
完全に芸能界とともにその人生を生きてきた、
根っからのプロということだ。
現在でもネット等で、
子役時代のそれをみることができるけど、
みてると賑やかという印象とともに、
無意識で自分の立ち位置というか、
ポジションがどこにあるかをわかっているという、
けっこうまわりがみえているというか、
感じることのできる人という、
そんな印象がある。
でも紫のときはそういうことを知らないでみていたが、
正直
「がんばってる努力はかうけど下手」
という印象が最初にきた。
だけどなんというのだろう、
それでもなんか見ている方に、
演じている役を強く感じさせるというか、
とにかく惹きつける力を感じさせるものがあった。
これ以降悠木さんをよくテレビでみるようになったが、
まあとにかくどこでも一生懸命というか、
ひたすらつたなくとも、
とにかくストレートを全力で投げつつづける、
愚直なまでにいろいろな役を演じていた。
悠木さんは正直、声の色や質に特長が無い。
このため自分の武器は今は全力投球のみという、
そういうかんじでやっていのだろうか、
とにかくそんなかんじがしばらくはしていた。
で「GOSICK -ゴシック-」のヴィクトリカ役あたりからだろうか、
ちょっと陰影のついた演技が感じられ始めた。
たしかにいつまでもかつてのスタイルだと、
いくら悠木さんといえども、
けっこうしんどい状況になっていくのではないかという気がし、
ちょっと心配などもしたのですが、
「あれ、これはおもしろいことになるかも」
などとこのとき思ったりしたものでした。
その後「戦姫絶唱シンフォギア」の立花響役で、
聴いていてなんか息苦しい歌を歌いながらも、
元気で真っ直ぐなだけではない悠木さんが、
少しずつかんじられるようになっていきました。
ですがそんな徐々な変化が、
いきなり一足飛びで大きくなったのが
「ソードアート・オンラインⅡ」のユウキ役。
あれみて驚いたというか、
感心した人ってかなりいたと思うのですがどうでしょう。
自分の今までの特長を失わず、
それでいてああいう抑えて訴えこむ演技。
凄いというか、とにかく驚いてしまいました。
このあたりからでしょうか、
とにかく悠木さんはこういう感じの役も、
目立ってきたような気がしました。
たしかにその演技は共演もよくされている、
悠木さんが私淑している先輩声優の方に、
かなり影響を受けているというか、
そこから自分なりにうまくとりこんでいるという、
そういうふうにも感じられるけど、
これは真似ているというより、
今まで自分がやってきたストレート勝負を、
愚直なまでにここでも行っているという、
そんなかんじがしてしかたがない。
ある意味姿勢がブレてないということだろうけど、
それが20年も芸能界でやってこられた、
ひとつの要因なのかもしれません。
このままいけば悠木さんも安泰かなと思っていたけど、
このまえみた「オーバーロード」のクレマンティーヌ役。
たしかに凄くキレてはいたけど、
あの過剰なビブラートはどうなのかなあと。
正直あれだとなんか往年の林家彦六師匠の、
「ばあ~~~~かあ~~~~や~~~ろう~~~」
みたいで、
「これ笑うとこなのかなあ」
と正直過ぎたるはなんとかみたいな気がしたものでした。
※
悠木さんまさかこれ読まないよなあ。
読んだら倒れるだろうなあ…。
しかしこの役、
なんか「フルメタル・パニック! The Second Raid」の
夏玉蘭とキャラは正反対ながら、
ちょっと重なるものがあったのもなんかの縁なのかなあ。
まあただこういうところも、
これもまた悠木さんらしいのかなあと、
そんな気もしたりしたものでした。
ただこの方、
とにかくいろんな意味でバランス感覚の良い方なので、
そのあたりもうまく自分にあわせ取り込み、
今後も活躍していくことでしょう。
あと極端な大当たり役がなかったのも、
そういうナチュラルな変化をすることができた、
これまた要素なのかもしれません。
今後さらなる活躍を期待しましょうということで〆。
因みに自分は悠木さんの下の名前。
かなり長い期間読み間違えてました。
「みどり」
と思って信じて疑わなかったんですよね。
「紅」「紫」ときたらやっぱり「あお」だろうなあ。
なんで「みどり」にいっちゃったかなあ…。
うーん…申し訳ありません。
自分が知ったのは「紅」の九鳳院紫役。
当時16歳だったというけど、
この当時ですでに芸歴が十年超えていて、
来年(2016)は、
どうもデビュー20周年らしいとのこと。
完全に芸能界とともにその人生を生きてきた、
根っからのプロということだ。
現在でもネット等で、
子役時代のそれをみることができるけど、
みてると賑やかという印象とともに、
無意識で自分の立ち位置というか、
ポジションがどこにあるかをわかっているという、
けっこうまわりがみえているというか、
感じることのできる人という、
そんな印象がある。
でも紫のときはそういうことを知らないでみていたが、
正直
「がんばってる努力はかうけど下手」
という印象が最初にきた。
だけどなんというのだろう、
それでもなんか見ている方に、
演じている役を強く感じさせるというか、
とにかく惹きつける力を感じさせるものがあった。
これ以降悠木さんをよくテレビでみるようになったが、
まあとにかくどこでも一生懸命というか、
ひたすらつたなくとも、
とにかくストレートを全力で投げつつづける、
愚直なまでにいろいろな役を演じていた。
悠木さんは正直、声の色や質に特長が無い。
このため自分の武器は今は全力投球のみという、
そういうかんじでやっていのだろうか、
とにかくそんなかんじがしばらくはしていた。
で「GOSICK -ゴシック-」のヴィクトリカ役あたりからだろうか、
ちょっと陰影のついた演技が感じられ始めた。
たしかにいつまでもかつてのスタイルだと、
いくら悠木さんといえども、
けっこうしんどい状況になっていくのではないかという気がし、
ちょっと心配などもしたのですが、
「あれ、これはおもしろいことになるかも」
などとこのとき思ったりしたものでした。
その後「戦姫絶唱シンフォギア」の立花響役で、
聴いていてなんか息苦しい歌を歌いながらも、
元気で真っ直ぐなだけではない悠木さんが、
少しずつかんじられるようになっていきました。
ですがそんな徐々な変化が、
いきなり一足飛びで大きくなったのが
「ソードアート・オンラインⅡ」のユウキ役。
あれみて驚いたというか、
感心した人ってかなりいたと思うのですがどうでしょう。
自分の今までの特長を失わず、
それでいてああいう抑えて訴えこむ演技。
凄いというか、とにかく驚いてしまいました。
このあたりからでしょうか、
とにかく悠木さんはこういう感じの役も、
目立ってきたような気がしました。
たしかにその演技は共演もよくされている、
悠木さんが私淑している先輩声優の方に、
かなり影響を受けているというか、
そこから自分なりにうまくとりこんでいるという、
そういうふうにも感じられるけど、
これは真似ているというより、
今まで自分がやってきたストレート勝負を、
愚直なまでにここでも行っているという、
そんなかんじがしてしかたがない。
ある意味姿勢がブレてないということだろうけど、
それが20年も芸能界でやってこられた、
ひとつの要因なのかもしれません。
このままいけば悠木さんも安泰かなと思っていたけど、
このまえみた「オーバーロード」のクレマンティーヌ役。
たしかに凄くキレてはいたけど、
あの過剰なビブラートはどうなのかなあと。
正直あれだとなんか往年の林家彦六師匠の、
「ばあ~~~~かあ~~~~や~~~ろう~~~」
みたいで、
「これ笑うとこなのかなあ」
と正直過ぎたるはなんとかみたいな気がしたものでした。
※
悠木さんまさかこれ読まないよなあ。
読んだら倒れるだろうなあ…。
しかしこの役、
なんか「フルメタル・パニック! The Second Raid」の
夏玉蘭とキャラは正反対ながら、
ちょっと重なるものがあったのもなんかの縁なのかなあ。
まあただこういうところも、
これもまた悠木さんらしいのかなあと、
そんな気もしたりしたものでした。
ただこの方、
とにかくいろんな意味でバランス感覚の良い方なので、
そのあたりもうまく自分にあわせ取り込み、
今後も活躍していくことでしょう。
あと極端な大当たり役がなかったのも、
そういうナチュラルな変化をすることができた、
これまた要素なのかもしれません。
今後さらなる活躍を期待しましょうということで〆。
因みに自分は悠木さんの下の名前。
かなり長い期間読み間違えてました。
「みどり」
と思って信じて疑わなかったんですよね。
「紅」「紫」ときたらやっぱり「あお」だろうなあ。
なんで「みどり」にいっちゃったかなあ…。
うーん…申し訳ありません。
2015-09-04 00:44
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