箱根登山鉄道に乗る [小さな旅(Japan small travel)]
というわけで今話題沸騰の箱根に行く。
じつは前回行った時、
箱根湯本から強羅へ行く電車が大混雑の乗車待ちの為乗車を断念。
結局箱根湯本だけ見て帰るということがあった。
今回はとにかくいろいろと話題になっているせいか、
おそらく空いてるだろうと思い好天ということもあり決行。
なんでこんな危ない時期にと思われるかもしれないが、
マグマ噴火の兆候があり尚且つ警戒レベルが3あたりになっているならともかく、
問題の大涌谷からもかなり離れていることもあり、
正直何の心配もしていなかった。
一部では噴火したら横浜まで火砕流がどうとかいってるが、
たしかに数万年前に今より倍近い高さのあった箱根の山が、
それだけの大噴火を起こして
今の低さになってしまっていることを思うと、
それは確かに有史以前にはそういうこともあったかもしれないが、
正直、再度横浜まで火砕流云々などという大噴火は、
今の高さや現在の箱根の状況を考えると、
ちょっとそこまでの破局噴火が、
今起きるとは到底考えにくいものがある。
ちなみに上で言う破局噴火があったのは今から5万年ほどまえ、
石器時代でクロマニヨン人がいた頃だとか。
とにかくそんなこと心配したってはじまらないので、
行ってきました。
電車は湯本までは前回同様の混み方でしたが、
湯本から強羅へ行く二両編成のそれは明らかに前回と違っていた。
ロープウェイが運行を休止しているため、
強羅にいっても最短で芦ノ湖には行けないということもあるかもしれないが、
二両編成の電車は混んではいないがほぼ満席だった。
ただし乗っている人で日本人は自分くらいだったかもしれない。
それくらいみなさん外国の方で、
特に中国か台湾から着たいる方たちが多かったように感じられた。
国内の人はニュース等で控えているのだろう。
やはり噴火のそれの影響はあった。
それは確かだった。
車外の景色。
湯本から強羅までは約40分。
単線、スイッチバック、信号場での待ち合わせ等もあるが、
とにかく傾斜が日本でいちばんきつい所を走っているため、
スピードもかなりゆっくりとしたものになっている。
そのためなのか、
途中の車内放送は観光のそれにもかなり時間を割いており、
そういう意味ではあまり飽きることはない。
ただ日本語のみのアナウンスなので、
外国からの人はちょっと可哀想な気がする。
強羅駅につく。
早雲山へ行くケーブルカーはすぐ横に隣接している。
自分はこのあと強羅公園へ行くので、
そのケーブルに沿って歩く。
途中駅の「公演下」。
そして強羅公園。
神山方面をみる。この山の右側の向こうに大涌谷がある。
公園を出てしばらく歩くが傾斜がきつい。
神山方面わみるとほんとに傾斜があるのがお分かりになると思う。
このあと時間が来たので引き返して強羅駅へ。
ケーブルカー。
ケーブルカーの大判写真。
帰りの電車は三両編成でした。ガラガラです。
途中駅の様子。電車のすれ違い待ち合わせのため停車時間が長いです。
これが箱根登山鉄道名物、折り返し形スイッチバック。
左の上に向かってる線路は今この電車が通ってきたところで、
右の下りに向かっているのがこれから行く方向です。
このようにして一度に急こう配が登れないので、
何度も進行方向を逆にして少しずつ登っていきます。
因みにこの場所に来ると電車を一度止め、
そのたびに運転手と車掌が持ち場を入れ替えるため、
車外にあるホームかそれに準ずる場所を通って前と後ろを行き来します。
たいへんです。
大平台駅は停車場とスイッチバックも兼ねています。
ここも停止や時間が長いので車両を降りてホームを撮影。
こことはまた別のスイッチバック。
やはり左が今通ってきた方で右がこれからのそれです。
尚、スイッチバックについては下記を参照ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF#.E6.97.A5.E6.9C.AC.E3.81.AE.E3.82.B9.E3.82.A4.E3.83.83.E3.83.81.E3.83.90.E3.83.83.E3.82.AF.E5.81.9C.E8.BB.8A.E5.A0.B4
(wiki)
こうして電車は湯本へ向かって降りていきます。
尚、写真を撮りそこなってしまいましたが、
塔ノ沢駅の上りホームの強羅方面に銭洗弁天があります。
湯本駅。
というかんじです。
行きは混んでいたので写真を自粛。
その分帰りにいろいろと撮影しました。
さていろいろといわれている箱根ですが、
じっさいこうして何事もなく箱根を満喫してしきました。
実際には強羅にいた時、
箱根で震度1以下の地震がそこそこ頻発していたようですが、
歩いていたのでそれらはまったく感じませんでした。
尚、強羅についたときとても硫黄くさかったですが、
これもいつものことらしく、
別に噴火云々とは関係ないそうです。
神山方面をみても煙などまったく見えませんでした。
ただ火口近くを飛んでいると思われるヘリの音が、
強羅にいる間ずっと聴こえていたのがちょっと気になりました。
このように今の所自分がここに来る前に聞いていた噂や風評の類のようなものは、
現地ではまったくその予兆も込みで感じられませんでした
それを思うと、
現地に住んでる方や観光を生業にしている方はほんとたいへんです。
もっともマグマがらみの噴火の危険がある場合は要注意という気もしました。
特に神山の向こうから大量の爆発的噴煙等があがった場合は、
風向きによっては強羅駅付近の急こう配を含む地形等を考えると、
少なからぬ被害がてるのではないかと危惧しています。
風評等にひっかきまわされる必要などありませんが、
細かい情報やその変化には充分気を使いましょう。
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/map_3.html
※気象庁の「火山活動の状況」のページる
今後箱根のそれがどう推移していくかは分かりませんが、
できるかぎり速やかに収束していくことを願うばかりです。
じつは前回行った時、
箱根湯本から強羅へ行く電車が大混雑の乗車待ちの為乗車を断念。
結局箱根湯本だけ見て帰るということがあった。
今回はとにかくいろいろと話題になっているせいか、
おそらく空いてるだろうと思い好天ということもあり決行。
なんでこんな危ない時期にと思われるかもしれないが、
マグマ噴火の兆候があり尚且つ警戒レベルが3あたりになっているならともかく、
問題の大涌谷からもかなり離れていることもあり、
正直何の心配もしていなかった。
一部では噴火したら横浜まで火砕流がどうとかいってるが、
たしかに数万年前に今より倍近い高さのあった箱根の山が、
それだけの大噴火を起こして
今の低さになってしまっていることを思うと、
それは確かに有史以前にはそういうこともあったかもしれないが、
正直、再度横浜まで火砕流云々などという大噴火は、
今の高さや現在の箱根の状況を考えると、
ちょっとそこまでの破局噴火が、
今起きるとは到底考えにくいものがある。
ちなみに上で言う破局噴火があったのは今から5万年ほどまえ、
石器時代でクロマニヨン人がいた頃だとか。
とにかくそんなこと心配したってはじまらないので、
行ってきました。
電車は湯本までは前回同様の混み方でしたが、
湯本から強羅へ行く二両編成のそれは明らかに前回と違っていた。
ロープウェイが運行を休止しているため、
強羅にいっても最短で芦ノ湖には行けないということもあるかもしれないが、
二両編成の電車は混んではいないがほぼ満席だった。
ただし乗っている人で日本人は自分くらいだったかもしれない。
それくらいみなさん外国の方で、
特に中国か台湾から着たいる方たちが多かったように感じられた。
国内の人はニュース等で控えているのだろう。
やはり噴火のそれの影響はあった。
それは確かだった。
車外の景色。
湯本から強羅までは約40分。
単線、スイッチバック、信号場での待ち合わせ等もあるが、
とにかく傾斜が日本でいちばんきつい所を走っているため、
スピードもかなりゆっくりとしたものになっている。
そのためなのか、
途中の車内放送は観光のそれにもかなり時間を割いており、
そういう意味ではあまり飽きることはない。
ただ日本語のみのアナウンスなので、
外国からの人はちょっと可哀想な気がする。
強羅駅につく。
早雲山へ行くケーブルカーはすぐ横に隣接している。
自分はこのあと強羅公園へ行くので、
そのケーブルに沿って歩く。
途中駅の「公演下」。
そして強羅公園。
神山方面をみる。この山の右側の向こうに大涌谷がある。
公園を出てしばらく歩くが傾斜がきつい。
神山方面わみるとほんとに傾斜があるのがお分かりになると思う。
このあと時間が来たので引き返して強羅駅へ。
ケーブルカー。
ケーブルカーの大判写真。
帰りの電車は三両編成でした。ガラガラです。
途中駅の様子。電車のすれ違い待ち合わせのため停車時間が長いです。
これが箱根登山鉄道名物、折り返し形スイッチバック。
左の上に向かってる線路は今この電車が通ってきたところで、
右の下りに向かっているのがこれから行く方向です。
このようにして一度に急こう配が登れないので、
何度も進行方向を逆にして少しずつ登っていきます。
因みにこの場所に来ると電車を一度止め、
そのたびに運転手と車掌が持ち場を入れ替えるため、
車外にあるホームかそれに準ずる場所を通って前と後ろを行き来します。
たいへんです。
大平台駅は停車場とスイッチバックも兼ねています。
ここも停止や時間が長いので車両を降りてホームを撮影。
こことはまた別のスイッチバック。
やはり左が今通ってきた方で右がこれからのそれです。
尚、スイッチバックについては下記を参照ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF#.E6.97.A5.E6.9C.AC.E3.81.AE.E3.82.B9.E3.82.A4.E3.83.83.E3.83.81.E3.83.90.E3.83.83.E3.82.AF.E5.81.9C.E8.BB.8A.E5.A0.B4
(wiki)
こうして電車は湯本へ向かって降りていきます。
尚、写真を撮りそこなってしまいましたが、
塔ノ沢駅の上りホームの強羅方面に銭洗弁天があります。
湯本駅。
というかんじです。
行きは混んでいたので写真を自粛。
その分帰りにいろいろと撮影しました。
さていろいろといわれている箱根ですが、
じっさいこうして何事もなく箱根を満喫してしきました。
実際には強羅にいた時、
箱根で震度1以下の地震がそこそこ頻発していたようですが、
歩いていたのでそれらはまったく感じませんでした。
尚、強羅についたときとても硫黄くさかったですが、
これもいつものことらしく、
別に噴火云々とは関係ないそうです。
神山方面をみても煙などまったく見えませんでした。
ただ火口近くを飛んでいると思われるヘリの音が、
強羅にいる間ずっと聴こえていたのがちょっと気になりました。
このように今の所自分がここに来る前に聞いていた噂や風評の類のようなものは、
現地ではまったくその予兆も込みで感じられませんでした
それを思うと、
現地に住んでる方や観光を生業にしている方はほんとたいへんです。
もっともマグマがらみの噴火の危険がある場合は要注意という気もしました。
特に神山の向こうから大量の爆発的噴煙等があがった場合は、
風向きによっては強羅駅付近の急こう配を含む地形等を考えると、
少なからぬ被害がてるのではないかと危惧しています。
風評等にひっかきまわされる必要などありませんが、
細かい情報やその変化には充分気を使いましょう。
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/map_3.html
※気象庁の「火山活動の状況」のページる
今後箱根のそれがどう推移していくかは分かりませんが、
できるかぎり速やかに収束していくことを願うばかりです。
この時期の箱根はほんとうはいい季節なんですけどね。木曽の御嶽が火山活動らしきものが活発になってから二週間ほどで爆発したことが、ちょうど今の箱根にも当てはまるのでひうなってしまったのでしょうが…。早く沈静化してほしいものです。
tochiさま、いつもnice! ありがとうございます。
by 阿伊沢萬 (2015-05-15 23:04)