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涼宮ハルヒの消失とサティの謎 [涼宮ハルヒの雑感]

最近公開された「ハルヒの消失」
そこでなぜサティを使用したかということについて
みなさんで考えてください
みたいなことがパンフにあった。

というわけでいろいろと考えてみた。

サティは19世紀後半から20世紀前半にかけての作曲家で
その活動時期はマーラーとかぶっている。

そうあのハルヒ第1期で使用された
あの千人の交響曲の作曲者だ。

じつはサティとマーラーに交流があったということは
あまり知られていない事実ですが
あるときサティはマーラーにひとつの手紙を託している。

それはサティが冗談半分に書いた内容ではあるが
次に大きな星が地球をよぎる時は
「この世界がすべて変わってしまうようなことが起きる」
というものだったという。

マーラーはサティが変人だということは知っていたが
神経質なマーラーはそれが気になってしかたがなかった。

このため1909年にハレー彗星があらわれたとき
マーラーは酷く狼狽し神経を病んだが
その治癒にあたったのがフロイトであり
そして初演されたのがあの千人の交響曲だった。

だがマーラーはその後持病が悪化し翌年に死去してしまった。

だがサティのマーラーに話した予言はその後次々と当たった。
第一次世界大戦の勃発やスペイン風邪の大流行が
それから数年後に次々と起きた。

だが話はこれだけではすまなかった。

もうひとつの話はドビュッシーとサティのこと。
サティのジムノペティを編曲したドビュッシーは
その二番だけを編曲しなかった。

これもサティの発言がからんでいたという。
「三つすべてを編曲したら天からの使徒が歴史を変えるだろう」
とドビュッシーがサティのジムノペティを編曲するとき
サティから言われた一言がそれだ。

ドビュッシーはこのためこの曲の一番と三番だけオーケストラ用に編曲した。
だがその後二番がどうしても気になったドビュッシーは
サティあの一言が気になってはいたが
どうしても二番の編曲のことが気になり
二番の編曲を後年病をおしてついに完成させた。
ドビュッシーはそのことをサティに連絡すると
サティは数日後彼の家に意外にも笑顔であらわれた。

体調のすぐれないドビュッシーの前に
サティは一部の新聞を置いた。
ドビュッシーはその下の方にある小さな記事をみて一瞬気を失いかけた。

それはポルトガルで起きた
ファティマにおける聖母奇跡の出現に関する記事だった。
ドビュッシーはすぐにそのスコアを破り捨てたが
この後ドビュッシーの病状は急速に悪化。
翌年の春に死去してしまった。

今回の「消失」では
その問題の第二番が編曲されている。
「天からの使徒が歴史を変える」

この天を宇宙と変えたら
サティを使用することがじつにふさわしいことではないだろうか。

しかもそこにはマーラーとフロイトもかかわっている。
「この世界がすべて変わってしまうようなことが起きる」
と。

とにかくそういう極めてマイナーなネタが
今回使用された理由だと自分は思います。


以上です。

4/1限定で〆

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上記のそれは2010年4月1日にエイプリルフール企画で書き込んだものです。
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サンフランシスコ人

2010年05月に劇場版涼宮ハルヒの消失をサンフランシスコ日本町で観ました...
by サンフランシスコ人 (2015-09-13 02:32) 

サンフランシスコ人

日本町の映画館でした..

http://www.newpeopleworld.com/cinema/
by サンフランシスコ人 (2015-11-07 08:50) 

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