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「涼宮ハルヒの消失」雑感 [涼宮ハルヒの雑感]

ようやくみにいきました。

長い作品なのでなかなか時間がとれなかったのですが
ようやくという感じです。

結論からいうと
二時間四十分という時間を
全然感じさせない出来でした。

それにしても160分というとちょっとしたオペラより長いし
TVアニメ6-7本分ある長さだが、
これがほんとうにあっという間だった。

こんなシーンなくてもいいのに、というシーンもなければ
急いで詰め込んだようなシーンもない。

またTVアニメが劇場版になったときの悪癖ともいえる
やりすぎ感や
大風呂敷を広げすぎた感もない。

じつにいつもの光景が
いつもより切れ目無く
ゆったりかつ静かに流れていくという
そんな感じの作品となっていました。

そのため「ここ」という時の動きが
じつにインパクトが十二分に伝わってくる。
そういう配分というか
寸法取りもじつに自然体でできあがっている。

これがこの長編を飽きさせなかった要因だろう。

内容的に長門とキョンが中央に置かれるため
当然茅原さんと杉田さんに負荷がかかる。
しかも途中杉田さんはじつに長いソロがある。

ここがもし砕けると作品が崩壊してしまう危険もあるところだったけど
ここを杉田さんはじつに蕩々とソロをとっていた。
これは特筆すべきことだと思う。

音楽は全体的にいつものBGM+サティの曲、
+オケものでだいたいは成り立っていたけど
動きのあるシーンでの曲のいくつかが
ちょっと「千と千尋」のBGMに似ていた。

そういえばあれも異世界での話だった。
何か意識するものでもあったのだろうか。

まあ上映中ということもあり
あれもこれもといろいろ書けないけど
とにかくよく出来ている作品だった。

またOPが「でしょでしょ」だったため
劇場でみているにもかかわらず
すぐに作品に溶け込めたのも嬉しかった。

自分は原作を読まない主義なので
原作との比較はできないけれど
とにかく自分はこの作品
とてもたのしめたし
少なくともこの日劇場でみていた多くの人は皆口々に
「おもしろかった」
「長門が可愛い」
「また見に来たい」
など、じつにいい印象を作品に持たれているようだった。

しかしそれにしても人がけっこう入ってたなあ。
公開されて二週間たち
しかも平日の昼過ぎからの上映だったのに
けっこう大きなホールが六割前後入っていたような。
これにはけっこう驚きました。

まあとにかくこれをみていると
まだまだハルヒは終わらないといいますか
また何かの形で新作が出来る日がくるんだろうなと思ったものでした。

最後に劇場で買ったパンフレットのキャラクターのところをみて一言。

「国木田」はどうした?

以上で〆です。

http://www.kyotoanimation.co.jp/haruhi/movie/
(公式サイト)
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