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秋の新番組(2009年10月開始)雑感 [アニメ(2009放送開始)]

10月からはじまった新番組も一ヶ月がたった。
ということで恒例の雑感をひとつ。


「君に届け」

能登さんが不思議なはまり方をしている。
もともと能登さんはちょっと変わった環境におかれた役に異才を発揮するので
はまって当然なのかもしれない。
みてて続きが楽しみな作品。


「ささめきこと」

ひょっとすると今いちばんみてて面白い作品かもしれない。
第1話をみたときはドロドロの女性ものというかんじだったのですが
二話以降「みなみけ」+「ラブコン」みたいになってきて
悲喜こもごもの笑っちゃいけない喜劇みたいな様相を呈してきた。

どのキャラも精一杯頑張れば頑張るほど
さらに可笑しくなっていくのがたまらない。
悲喜劇ものの決定版というかんじの作品となっている。

主人公のすみちゃんが
青い花のふみちゃんと容姿が似ているのがまたなんといいますか。


「とある科学の超電磁砲」

これはすでにインデックスでキャラが紹介されきっているためスタートがきりやすく
しかもちゃんとそのスタートダッシュに成功している。
人気キャラを全面に出しただけでなく
新しいユニットもちゃんと機能しているのがいい。
新登場の声優も豊崎愛生さんと伊藤かな恵 さんという組み合わせで話題にも事欠かない。
OPのノリのよさと併せていまいちばん元気なアニメかもしれない。
それにしても上条さん、あんなにインデックスでかっこよかったでした?


「にゃんこい!」

なんといっても田中敦子さんのネコ役。
今ちょうどケーブル局で「攻殻」をやってるので余計気になってしかたがない。
「けんぷファー」の野村道子さんに匹敵する強力なキャスティングだ。
逆に福山さんのネコ役はおそろしく違和感がない。
福山さんはこういうタイプの役をもっとやっていってもいいような気がするのですが。


といったところが印象が強い作品となっています。

今期は不況のせいか旧作の再放送がじつに多い。
でもそれらがけっこうどれも面白いので
そんなにみている作品がトータル的には減っていない。

だけどこれだけ作品が減ってくると
質量膨大な現在の声優さん達がどうなってしまうのかじつに心配。
仕事にあぶれてしまう方続出という気がしてしかたがありません。

こうなってくるとだいたい行われるのが若手の大量投与。
で、中堅の実力はあるけどあまりファンがひっぱれない方達の出演激減。
結果デビューしたての若手といつも同じ顔ぶれの中堅による作品の増大。
そして少ないパイの中でのファンの奪い合い。
より業界の縮小と全体的にみてのファン離れへとなっていくという、
そういう危惧を感じてしまいます。

あとこういう不況下ですとかつてのハリウッドのように
人気のある作品の続編ばかりとなっていく可能性もありますが
そうなるとこれまたますます声優さんの固定化に拍車がかかってしまう恐れがあります。

ほんとうに心配です。

もし再放送と続編ばかりになってしまうと
新しい作品への開拓や冒険というものへの芽が摘まれてしまう危険性もあります。
これもまた困りもの。

夜明け前がいちばん暗いとはいいますが
はたして今は夜明け前なのでしょうか。

私はこの世に忘れられた。
私はこの世とともに多くの時間を費やしてきたが、
今やこの世では私の事を聞かなくなって久しい。
私は死んでしまったとこの世では思っているだろう。

などとは間違っても誰もなってほしくないものです。

なんとか早くいい時代になってほしいものです。

最後暗い話になってしまいました。以上で〆です。
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阿伊沢萬

「直chan」さま

だいぶ更新をなまけてました。
ちょっと肩を痛めたこともありますが、これからはもう少しはマメに更新していきたいと思います。

それにしても最後にも書きましたが、ちょっと袋小路にはまりそうなアニメ業界ですが、来年以降はより少しでも景気がよくなり、状況好転を期待したいところです。再放送が増えるのも悪くはないんですけどね。

nice! ありがとうございました。
by 阿伊沢萬 (2009-11-09 00:02) 

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