「あにげっちゅ 夏だ!ブラスだ!アニソンだ!」公開収録に行く。 [アニメと音楽]
生まれてはじめてラジオ番組の公開収録に行く。
じつはこの収録、
応募形式だったのですが、
当たりハガキが来ているのを知らず、
当日午前中にそれに気づくというドタバタ。
倍率五倍だったというので、
あやうく外れた方に不義理な事をするところでした。
ただ会場はやや後ろに座席が余裕が出ており、
こういう場合の歩留まりの難しさをあらためて感じました。
因みに番組名はこれ。
https://www4.nhk.or.jp/anigechu/
当初はMCが徳井青空さんで、
ゲストが足立梨花さんと東京ブラススタイルのみなさんだったはずなのですが、
最初からすでにこんな感じではじまったせいか、
徳井さんと足立さんがMC担当で、
東京ブラススタイル(以下「ブラスタ」と略)がゲストでメインみたいな、
なんかそんな感じのつくりと雰囲気になってました。
しかしお二人のコスはなかなか再現度の高いものでした。
最初は徳井さんのお二人のいろいろなお話の後、
ブラスタのみなさんをお呼びしてのミニライブとなりました。
ただこれがミニと呼ぶにはかなり本格的で、
ちょっとした夏のジャズフェスの1ステージ級のものがあり、
途中お二人のMCやブラスタメンバーの紹介、
そして徳井さんのSAXを絡めて、
だいたい一時間程あったような気がします。
演奏されたのは徳井さんと足立さんのリクエストも含めて、
確か5曲ほどだったような。
ただ聴いていて実際はその曲数以上の聴き応えで、
音といい舞台上のパフォーマンスといい、
かなり華やかで見せ場の多い舞台となりました。
ところでこの日舞台上のブラスタですが、
舞台後方にリズムセクションが、
左からキーボード、ドラムス、ベースと並んでいて、
ドラムの右足を軸に片方はキーボードの左手、
そしてもう片方にベースという、
低音がひとつのラインで後ろを支えるというもの。
そして前面にはホーンセクションが左側から、
テナーSAX、アルト&ソプラノSAX、TP×3、TB×2、
という具合にスタンディングで並んでいて、
正面にトランペットが三人、
その両サイドを二人のサックスと二人のトロンボーンが挟む形になっています。
つまり全体をみると、
センターのペット三人を両サイドと後方から包み込み、
ペットの輝かしい音が、
分厚い響きの中から飛び出して聴こえるような感じになっていました。
ただ舞台上でホーン七人はかなり動きが活発で、
目まぐるしく立ち位置が変わるため、
常時この配置の演奏というわけではありません。
このあたりの資格的な面白さはラジオでは伝わらないのが残念。
しかしペット三本というのはかなり華やか。
そういえば「三」という数は、
キリスト教の「三位一体」という言葉もあってか、
ひじょうに神聖な数と考えられていたらしく、
バッハの大作「ロ短調ミサ」も、
トランペットが三本使われていたことを何故か急に思い出してしまいました。
ところでブラスタのサウンドですが、
しっかりとしたアレンジの中で書くソロが割り当てられているといった、
そういうスタイルにこの日は見てて感じられ、
それを思うとサウンドとしてはジャズのビッグバンド、
それもベイシーのようなカンザスシティスタイルではなく、
グッドマンやミラー、
もしくはハーマンケントンといった、
白人系スイング、もしくはウエストコースト系のような、
そういう流れをサウンド的には組んでいるような感じがしました。
ペットやサックスのパドルみたいのもの織り込まれてましたし、
リズムセクションの各自のソロもちゃんとあったりと、
舞台上の動きはかつてのそれらとはもちろん違うものの、
曲はすべてアニメでもサウンド的にはとても懐かしいという気がしました。
ここでちよっと感じた事に、
かつてのグッドマン、ミラー、ハーマンケントン全盛の時は、
演奏時には各々当時リアルタイムの曲が多く、
それがまた勢いと輝かしさを、
後年よりも強く感じさせていたのですが、
今回のブラスタが同様になかなか強烈だったのは、
この日演奏された曲のほとんどが、
作曲年代は多少バラつきがあるものの、
未だにオールディーズではなく、
リアルタイムの名曲としての鮮度を持っていたことが、
それらに拍車をかけていたのでは?という気がしました。
などとそんなことを考えているうちにあっという間に御開きとなってしまいましたが、
収録はだいたい75分程。
あとはここでもUPしている写真を、
NHKらしいなかなかのやり方でいただいたりとで、
最終的には全体で100分程のそれとなりました。
しかしこの日の番組。
繰り返し言いますけど、
本来のレギュラーは徳井さんのみなのですが、
なんかどう見ても徳井さん&足立さんがレギュラーにみえてしかたなかったです。
この日だけのコンビではちともったいないかと。
終了後外に出るとやや涼しい雰囲気となってました。
因みにこの模様は7月29日(月)と翌週に、
同番組生放送時に紹介されるとのことです。
とにかくとても貴重な体験、
そして素晴らしいライブを堪能させていただきました。
以上で〆
じつはこの収録、
応募形式だったのですが、
当たりハガキが来ているのを知らず、
当日午前中にそれに気づくというドタバタ。
倍率五倍だったというので、
あやうく外れた方に不義理な事をするところでした。
ただ会場はやや後ろに座席が余裕が出ており、
こういう場合の歩留まりの難しさをあらためて感じました。
因みに番組名はこれ。
https://www4.nhk.or.jp/anigechu/
当初はMCが徳井青空さんで、
ゲストが足立梨花さんと東京ブラススタイルのみなさんだったはずなのですが、
最初からすでにこんな感じではじまったせいか、
徳井さんと足立さんがMC担当で、
東京ブラススタイル(以下「ブラスタ」と略)がゲストでメインみたいな、
なんかそんな感じのつくりと雰囲気になってました。
しかしお二人のコスはなかなか再現度の高いものでした。
最初は徳井さんのお二人のいろいろなお話の後、
ブラスタのみなさんをお呼びしてのミニライブとなりました。
ただこれがミニと呼ぶにはかなり本格的で、
ちょっとした夏のジャズフェスの1ステージ級のものがあり、
途中お二人のMCやブラスタメンバーの紹介、
そして徳井さんのSAXを絡めて、
だいたい一時間程あったような気がします。
演奏されたのは徳井さんと足立さんのリクエストも含めて、
確か5曲ほどだったような。
ただ聴いていて実際はその曲数以上の聴き応えで、
音といい舞台上のパフォーマンスといい、
かなり華やかで見せ場の多い舞台となりました。
ところでこの日舞台上のブラスタですが、
舞台後方にリズムセクションが、
左からキーボード、ドラムス、ベースと並んでいて、
ドラムの右足を軸に片方はキーボードの左手、
そしてもう片方にベースという、
低音がひとつのラインで後ろを支えるというもの。
そして前面にはホーンセクションが左側から、
テナーSAX、アルト&ソプラノSAX、TP×3、TB×2、
という具合にスタンディングで並んでいて、
正面にトランペットが三人、
その両サイドを二人のサックスと二人のトロンボーンが挟む形になっています。
つまり全体をみると、
センターのペット三人を両サイドと後方から包み込み、
ペットの輝かしい音が、
分厚い響きの中から飛び出して聴こえるような感じになっていました。
ただ舞台上でホーン七人はかなり動きが活発で、
目まぐるしく立ち位置が変わるため、
常時この配置の演奏というわけではありません。
このあたりの資格的な面白さはラジオでは伝わらないのが残念。
しかしペット三本というのはかなり華やか。
そういえば「三」という数は、
キリスト教の「三位一体」という言葉もあってか、
ひじょうに神聖な数と考えられていたらしく、
バッハの大作「ロ短調ミサ」も、
トランペットが三本使われていたことを何故か急に思い出してしまいました。
ところでブラスタのサウンドですが、
しっかりとしたアレンジの中で書くソロが割り当てられているといった、
そういうスタイルにこの日は見てて感じられ、
それを思うとサウンドとしてはジャズのビッグバンド、
それもベイシーのようなカンザスシティスタイルではなく、
グッドマンやミラー、
もしくはハーマンケントンといった、
白人系スイング、もしくはウエストコースト系のような、
そういう流れをサウンド的には組んでいるような感じがしました。
ペットやサックスのパドルみたいのもの織り込まれてましたし、
リズムセクションの各自のソロもちゃんとあったりと、
舞台上の動きはかつてのそれらとはもちろん違うものの、
曲はすべてアニメでもサウンド的にはとても懐かしいという気がしました。
ここでちよっと感じた事に、
かつてのグッドマン、ミラー、ハーマンケントン全盛の時は、
演奏時には各々当時リアルタイムの曲が多く、
それがまた勢いと輝かしさを、
後年よりも強く感じさせていたのですが、
今回のブラスタが同様になかなか強烈だったのは、
この日演奏された曲のほとんどが、
作曲年代は多少バラつきがあるものの、
未だにオールディーズではなく、
リアルタイムの名曲としての鮮度を持っていたことが、
それらに拍車をかけていたのでは?という気がしました。
などとそんなことを考えているうちにあっという間に御開きとなってしまいましたが、
収録はだいたい75分程。
あとはここでもUPしている写真を、
NHKらしいなかなかのやり方でいただいたりとで、
最終的には全体で100分程のそれとなりました。
しかしこの日の番組。
繰り返し言いますけど、
本来のレギュラーは徳井さんのみなのですが、
なんかどう見ても徳井さん&足立さんがレギュラーにみえてしかたなかったです。
この日だけのコンビではちともったいないかと。
終了後外に出るとやや涼しい雰囲気となってました。
因みにこの模様は7月29日(月)と翌週に、
同番組生放送時に紹介されるとのことです。
とにかくとても貴重な体験、
そして素晴らしいライブを堪能させていただきました。
以上で〆
はじドラ さま
正直言ってほとんどジャズフェスモードでした。このグループけっこう魅せますし聴かせます。ちょっとこれから注目です。
nice! ありがとうございました。
by 阿伊沢萬 (2019-07-23 22:20)